546 / 1,656
だから正直に言ってやる!!
しおりを挟む
「って事で王都に戻る」
三人のツッコミに納得できないので文句を言った後、『王都に戻る宣言』をしたらハイラルが溜息をつきながら首を振る。
「転移魔法で王都に向かったらどうだ?簡単につくだろう?」
「確かに簡単につくんだけど転移先に問題があるんだよ、安全に転移するにはだれも居ない所がいいんだけどそんな所は知らないし、宿の部屋はもう引き払ったから使えないし・・だから歩いて行くしかないんだよ」
こんな事になるんだったら【レインプトス王国】の王都に拠点となる家を買っておくべきだったかな?
まあもう後の祭りだべさ・・・・・・仕方ないから頑張って歩くさ!!
「ならこの砦にある馬車を使え馬もつれていけ」
「ありがとう助かるよ」
どうやら歩くていくのは回避することが出来そうだ。
「何この仰々しい面子は?」
あたし達が馬車に揺られながら王都について入場門に向かうと門番が騒ぎ出し、詰所にいるであろう兵士が全部出てきて左右に分かれて並んで敬礼をし直立不動になりあたし達を見ている。
「何があったのさ?なんか嫌な予感がする」
そう思って入場門に向かうと奥の方からレイオスさんをが出て来た。
「お帰りなさいレン殿」
「ただいまレイオスさん、で?これは何事だ?」
両脇に控えている兵士達を見てレイオスさんに聞きく。
「軍部全てにガイアスの砦攻略の正確な情報が開示されたのですよ、ですから彼等は貴女に敬意を示しているのですよ」
「・・・・・・・・・いらねぇ」
あたしはそんな事の為に首を突っ込んだんじゃないからね!敬意とかいらないよ!!
「レイオスさん、デュナスさんに会いたいんだけど会えるかな?」
「それはちょうどいいですな、私が此処に居たのは貴女を待っていたのです、デュナス様が貴女と会いたいとおっしゃっていまして」
「わかった会おう」
デュナスさんと話をしてライを警備から外してもらわないといけないからね!!
「そこの君、私達はゆっくりと行くから殿下で面会をする旨を伝えてくれないか?」
「はっ!!」
レイオスさんに言われた兵士が敬礼をして奥に走って行く。
「ではレン殿こちらで用意した馬車で移動してくださいますか?」
「わかったべ」
なんかえらく豪華な馬車が用意されていてそれに乗って城に行く。
城に着きレイオスさんとがない廊下を歩く。
「ねえ前に案内されて場所と違くない?」
前に通った廊下とは違う気がするんだよね。
「ええ違う部屋での面会となりますからな」
「あたしは前の部屋でいいんだけど?」
「まあこれに関しては殿下の都合ですからな!はっはっは!!」
まあそうだよね!いきなり会いたいって言ったのはあたしだしね!!
連れていかれた場所は・・・・・・50人は入る大きな部屋。
そしてその部屋の中に30人の身なりのいい人たち・・・多分貴族が30人、それが部屋の両脇に控え、中央にデュナスさん、エミットさん、エリオムさん、吟遊チャラ男が中央であたしを見ている
これは・・・・・・・もしかしてケインが言ってた事が現実になるって事か?やべえ!!
「良く帰ってきたレンよ、今回お主の活躍により被害を最小限に抑えることが出来た感謝している、私達はそなたの働きに報いるために何がいいのかを考え、答えを出した・・・・・・・・我が名、デュナス・エス・レインプトスの名においてそなたに伯爵の位を叙爵する」
ああああ!!やっぱりケインの言うとおりになったよ!!
でもあたしはそんなのはいらないんだよ!!だから正直に言ってやる!!
「断る!!」
そんなメンドクサイのはいらないよ!!
三人のツッコミに納得できないので文句を言った後、『王都に戻る宣言』をしたらハイラルが溜息をつきながら首を振る。
「転移魔法で王都に向かったらどうだ?簡単につくだろう?」
「確かに簡単につくんだけど転移先に問題があるんだよ、安全に転移するにはだれも居ない所がいいんだけどそんな所は知らないし、宿の部屋はもう引き払ったから使えないし・・だから歩いて行くしかないんだよ」
こんな事になるんだったら【レインプトス王国】の王都に拠点となる家を買っておくべきだったかな?
まあもう後の祭りだべさ・・・・・・仕方ないから頑張って歩くさ!!
「ならこの砦にある馬車を使え馬もつれていけ」
「ありがとう助かるよ」
どうやら歩くていくのは回避することが出来そうだ。
「何この仰々しい面子は?」
あたし達が馬車に揺られながら王都について入場門に向かうと門番が騒ぎ出し、詰所にいるであろう兵士が全部出てきて左右に分かれて並んで敬礼をし直立不動になりあたし達を見ている。
「何があったのさ?なんか嫌な予感がする」
そう思って入場門に向かうと奥の方からレイオスさんをが出て来た。
「お帰りなさいレン殿」
「ただいまレイオスさん、で?これは何事だ?」
両脇に控えている兵士達を見てレイオスさんに聞きく。
「軍部全てにガイアスの砦攻略の正確な情報が開示されたのですよ、ですから彼等は貴女に敬意を示しているのですよ」
「・・・・・・・・・いらねぇ」
あたしはそんな事の為に首を突っ込んだんじゃないからね!敬意とかいらないよ!!
「レイオスさん、デュナスさんに会いたいんだけど会えるかな?」
「それはちょうどいいですな、私が此処に居たのは貴女を待っていたのです、デュナス様が貴女と会いたいとおっしゃっていまして」
「わかった会おう」
デュナスさんと話をしてライを警備から外してもらわないといけないからね!!
「そこの君、私達はゆっくりと行くから殿下で面会をする旨を伝えてくれないか?」
「はっ!!」
レイオスさんに言われた兵士が敬礼をして奥に走って行く。
「ではレン殿こちらで用意した馬車で移動してくださいますか?」
「わかったべ」
なんかえらく豪華な馬車が用意されていてそれに乗って城に行く。
城に着きレイオスさんとがない廊下を歩く。
「ねえ前に案内されて場所と違くない?」
前に通った廊下とは違う気がするんだよね。
「ええ違う部屋での面会となりますからな」
「あたしは前の部屋でいいんだけど?」
「まあこれに関しては殿下の都合ですからな!はっはっは!!」
まあそうだよね!いきなり会いたいって言ったのはあたしだしね!!
連れていかれた場所は・・・・・・50人は入る大きな部屋。
そしてその部屋の中に30人の身なりのいい人たち・・・多分貴族が30人、それが部屋の両脇に控え、中央にデュナスさん、エミットさん、エリオムさん、吟遊チャラ男が中央であたしを見ている
これは・・・・・・・もしかしてケインが言ってた事が現実になるって事か?やべえ!!
「良く帰ってきたレンよ、今回お主の活躍により被害を最小限に抑えることが出来た感謝している、私達はそなたの働きに報いるために何がいいのかを考え、答えを出した・・・・・・・・我が名、デュナス・エス・レインプトスの名においてそなたに伯爵の位を叙爵する」
ああああ!!やっぱりケインの言うとおりになったよ!!
でもあたしはそんなのはいらないんだよ!!だから正直に言ってやる!!
「断る!!」
そんなメンドクサイのはいらないよ!!
112
お気に入りに追加
1,270
あなたにおすすめの小説
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
婚約破棄されたので暗殺される前に国を出ます。
なつめ猫
ファンタジー
公爵家令嬢のアリーシャは、我儘で傲慢な妹のアンネに婚約者であるカイル王太子を寝取られ学院卒業パーティの席で婚約破棄されてしまう。
そして失意の内に王都を去ったアリーシャは行方不明になってしまう。
そんなアリーシャをラッセル王国は、総力を挙げて捜索するが何の成果も得られずに頓挫してしまうのであった。
彼女――、アリーシャには王国の重鎮しか知らない才能があった。
それは、世界でも稀な大魔導士と、世界で唯一の聖女としての力が備わっていた事であった。
【完結】婚約破棄されて修道院へ送られたので、今後は自分のために頑張ります!
猫石
ファンタジー
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
前世は婚約者に浮気された挙げ句、殺された子爵令嬢です。ところでお父様、私の顔に見覚えはございませんか?
柚木崎 史乃
ファンタジー
子爵令嬢マージョリー・フローレスは、婚約者である公爵令息ギュスターヴ・クロフォードに婚約破棄を告げられた。
理由は、彼がマージョリーよりも愛する相手を見つけたからだという。
「ならば、仕方がない」と諦めて身を引こうとした矢先。マージョリーは突然、何者かの手によって階段から突き落とされ死んでしまう。
だが、マージョリーは今際の際に見てしまった。
ニヤリとほくそ笑むギュスターヴが、自分に『真実』を告げてその場から立ち去るところを。
マージョリーは、心に誓った。「必ず、生まれ変わってこの無念を晴らしてやる」と。
そして、気づけばマージョリーはクロフォード公爵家の長女アメリアとして転生していたのだった。
「今世は復讐のためだけに生きよう」と決心していたアメリアだったが、ひょんなことから居場所を見つけてしまう。
──もう二度と、自分に幸せなんて訪れないと思っていたのに。
その一方で、アメリアは成長するにつれて自分の顔が段々と前世の自分に近づいてきていることに気づかされる。
けれど、それには思いも寄らない理由があって……?
信頼していた相手に裏切られ殺された令嬢は今世で人の温かさや愛情を知り、過去と決別するために奔走する──。
※本作品は商業化され、小説配信アプリ「Read2N」にて連載配信されております。そのため、配信されているものとは内容が異なるのでご了承下さい。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる