レディース異世界満喫禄

日の丸

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宣言だ!!

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アンデュー・ティネスを探していて倒れていた敵に聞いてみたら本人だった。



「思わず殴っちまったが探し人だったから良しとするか」



ダナムとアリーヌよ、何でそこで深いため息をつくのさ?結果オーライでいいじゃん!!



「良し!これであたし達の目的は達成した、今からこいつを引きずって外に出よう」



あたしは白目をむいて泡を吹いてるアンデュー・ティネスを見下ろしながらこれからの事を皆に話す。

今あたし達がいる階は4階、この砦は4階建てで最上階にいる事になる、外をに出て見渡して見るとうちの部隊が後ろ手に縛られてる兵を一か所に集めてるのが見えた。



「どうやら外も終わったみたいだね」



後は捕らわれた人たちをを助けに行ったミズキ達がどうなったかが気になるけど、たぶん大丈夫。

ミズキもかなりの使い手だからあの子に匹敵するほどの敵は牢付近にはいないと思う、いるとしたら外にいる連中の中にいると思う。

さて今からやらなきゃいけない事が一つある、それは・・・・・・宣言だ!!



「皆!!頭取ったどー――――――!!」



思いっきり外に居る皆に聞こえるように叫ぶ。

あたしの声を聴いてあたしのいる所を探し、姿を見つけた後あたしの部隊の皆が各々に喜びにさけぶ。



「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおお」」」」」」」」」」



此処にこの砦の攻略戦はあたし達の勝利に終わった。







それからガイアスの砦は別の意味で戦場となった。

捕らえた兵の処遇、連れてこられた村人達の待遇、【グリフォン】に関する証拠集めなどと多岐にわたりやることが沢山あった・・・・・・・・・ハイラル、ダナム、ウオーラル、レイオスさんがね!!

あたし達は用意されたかなり広い部屋でのんびりと過ごしている、カンヌとその妹フローリアと一緒に。



「レンありがとうね、貴女とミズキのおかげでフローリアを無事に助けることが出来たわ」



カンヌとミズキは牢へと行く途中で兵士達と戦う事になったがミズキのお陰で苦戦することなく助けることが出来た。

それを聞いてホッとひたのは内緒だ。



「皆無事でよかったよ、それであんた等はこれからどうするつもりだい?【クレス村】に戻るかい?」



「それは・・・・・」



【クレス村】は襲われてひどい状態だって話だったから戻るとしてもかなり大変な思いをする事になると思う。

でもそれはこの国で暮らすって事にしても同じだ、貴族共の反乱、それに巻き込まれた市民達、デュナスさんが頑張って立て直すにしてもかなりの時間が掛かると思う。



「なあカンヌ、アンタあたしのホーム・・・メイシェル王国に来ないか?」



知り合ったからには放ったままにするって事はしたく無い、アズエルならば治安もいいし仕事もあると思う。



「メイシェル王国?この国を出ろって事?」



「それも選択肢としてはありって事だべ、暫くこの国は荒れる、メイシェル王国は国のトップがしっかりしてるから治安もいい、あたしのホームアズエルは暮らしやすいよ」



「少し考えさせて」



「ゆっくりと二人で考えな、時間はたっぷりあるから」



躊躇うのもわかる、今まで暮らして来た村や国を離れろと言われているんだ躊躇いや不安があるのもわかる。

あたし達がのんびりとティータイムを楽しんでるとノック音がして対応したライがレイオスさんを連れて戻って来た。



「レン殿、お話があります」



「ん?なに?ってレイオスさんも座りなよ、ミズキお茶を」



椅子に座りお茶が用意された所でレイオスさんfが話を始める。



「部隊をこのまま残して一度王都に帰りたいと考えています」



詳しい事を報告するために王都に戻るらしい。



「残る面子は?」



「1000人の兵士はこのままでウオーラル殿、ハイラル殿、ダナム殿は残ってもらいます、レン殿は私と共に王都へと戻って頂きたいのですが」



「あいよ・・・って言うかもうあたしお役御免なんじゃないのかな?もうこの砦は落としたんだし」



「それに関しては私からは何とも言えません、デュナス様から聞いてください」



えーー!!あたしこの国の兵士じゃないからもう戦わないよ?十分働いたと思うんだよね!!

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