レディース異世界満喫禄

日の丸

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絶賛迷子中なんですよ!!

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視線が黒く染まって直ぐに【エリアサーチ】と【鑑定】を使い確認したら魔物はおらず、いた場所だけ変わっていた。



「やっぱりあの感覚は【転移】の感覚だったんだ」



いつも使ってる【転移魔法】と同じ感覚だったからもしかしたらとは思ったんだよね。

あ!出口発見!!でも今から【転移魔法】で【大地の最奥】の50階まで戻る?・・・・・無理だ、【大地の最奥】は洞窟型のダンジョンで何処も見た目が同じだった、【転移魔法】は行きたい場所を思い浮かべねばい使えないので多分無理、試練の門も見た目どこも同じだから、下手をすればウォルムの【闇の世界】とかに行く可能性もある。



「一度外に出て場所の確認だね」



もしかしたら【大地の最奥】の近くかもしれないし、アズエルか王都付近かも知れない、まあ【転移魔法】があるから気が楽だね!!

外に出ると周りは木々に覆われた森の中で、かなり太い木が多い樹齢100年は超えてそうな感じだ。



「ふむ・・・・・・・・」



あたしは左手を上に向けて太い木の上の方に【ヴィリーナ】を飛ばし枝に糸を絡めあたしの体を引き上げる。

外国映画のクモ男を思い出させる動きだね!!太い枝の上に乗り辺りを見渡し絶句・・・・知ってる景色じゃなかったからだ・・・・・あ!街を発見!・・・・ん?



「チッ!!」



あたしはその街に向かい【ワープ】を使った。







「引くな!!ここで踏ん張れ!守護隊が引いたらもう後がない!!」



「「「「おう!!」」」



街に向かって魔物の大群が突然やって来た、辺境の森に住む魔物が活性化する【大災害】だ。

直ぐに街に居る討伐者と俺達守護隊が防衛に当たったが終わりがが見えない!!



「魔法行きます!!巻き込まれないように!!」



討伐者が魔法を放ち魔物を削るがその分が上乗せされるかのように増えていく。



「隊長!俺らも行きましょう!」



副官であるジェイドが槍を握りながら進言してきたが、指揮する奴がここを離れてしまっては防衛線の維持が出来ない。



「駄目だ!!貴様は此処で防衛隊の指揮をしろ!!お前の方が指揮能力は高い!俺と・・・・トーガ、セムリス、バルタ!一緒に来い!間引くぞ!!」



俺は相棒の長剣を手に戦っている討伐者の下に駆け寄る。



「参戦する!!」



ゴブリンやオーク、それにオーガ・・・・・おいおいゴブリンキングとオークキングじゃねえか・・・・・まずいなこれは、ぎりぎり持ってたのに前線待たないぞ?



「【サウザンドブレイブ】」



その言葉と共に炎の大剣が魔物の群れを蹂躙した。









間に合った!!木の上で見えた景色、それは大量の魔物が街に押し寄せて行くところだった。

だからこの近くまで【ワープ】を使い近いた所で【サウザンドブレイブ】を使い魔物を倒した。



「けど・・・またまだ居るね」



しかも【サウザンドブレイブ】を受けてゴブリンキングは倒せたけどオークキングは運よく生き残ってるみたいだ。



「そこの人たち下がりな!!今から広域魔法を使うよ!!」



その言葉を聞いて下がる討伐者を見た後もう一度【サウザンドブレイブ】を放ちその後【ヴィリーナ】を使い敵を切り刻む。

10分くらい戦闘をしたころやっと魔物の群れの勢いが止まった。



「最後だ!!!【サウザンドブレイブ】」





魔物を焼き尽くした後にホット一息、そのあとにさっきまで戦っていた討伐者の中でリーダー的な人がいたのでその人の下に歩いて行く。



「助かった、貴女が居なければ俺達はどうなっていたか分からないくらいヤバかった」



「間に合ってよかったよ」



にこやかに礼を言ってきた30代の180㎝はある身長と中々なイケメンだった。



「俺はこの街【クライシア】の守護隊、隊長のハザック・ロアだ、街を代表して礼を言う、ありがとう」



「あたしはレン、討伐者だよ・・・・・・・一つ質問していい?」



「なんだ?何でも答えるぞ?」



「ここ何処?」



「は?」



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