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思わずタメ口を聞きそうになったよ!!
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「失礼します」
ハンナさんと話をしていたらさっきギルドカードを持ってきた男が入っって来てハンナさんに耳打ちして退室して行く。
「レン今から来客が来るのだけれど、あなたも同席して欲しいんだけど」
「ん?何で?」
この国に来てまだ三日目だからそんなに知り合いは居ないよ?だから同席する意味が分かんない。
「オーシャンズデッドに関する事だから」
「なるほど、分かったべさ」
納得したけど何の話かな?めんどくさい話だったら嫌だなぁ・・・・
「失礼する」
入ってきたのは見覚えのある禿げ頭・・・・・違った!日に焼けた頭を丸めた海の似合う男・・・・・・・ウォルム王だった。
何でこのおっさ・・・・・・この国の王様が此処に来るのさ!!
「久しいなハンナ、同じ王都に住んでいるのに会うのは半年ぶりくらいか?」
「ですわね、王も元気そうで何よりですわ」
「よせ、そんな畏まらなくていい」
なんか二人は気心の知れた知り合いらしい。
「今日はこの子がいますから」
その言葉であたしの存在に気が付いた王様があたしを見て驚く。
「おぬしはメイシェルの使者ではないか?」
「どうも」
何を言っていいか分かんないから取り敢えず頭を下げておく。
「え?使者?レン貴女使者としてここに来たの?」
「違うよあたしがウォルムに用があったんだ、それを知ったケインがついでに資料を持って行ってくれって事で頼まれたんだ」
「・・・・・・・ケインって?」
「メイシェル王国の王様」
沈黙が執務室を支配し・・・・・・・王様が声をかける事によってその言葉沈黙が破られる。
「メイシェル王と知り合いなのか?」
「友達だ・・・・・・友達です」
ヤバかった!思わずタメ口を聞きそうになったよ!!
「ふむ・・・・お主名は何という?」
「レンです」
「ならばレンよ俺に対して丁重な態度はとらなくてよい、普通に接することを許す」
は?いきなり何を言い出すのこの人?
「メイシェル王の友という事は信頼するに値する者だ、ならば俺も信頼してもいいと思ってな」
王様の言葉にハンナさんもニコニコして頷いている。
「分かったべさ、これからよろしく?」
「うむ」
そのやり取りの後王様が椅子に座った所で王様がハンナさんに視線を向け話はじめる。
「先触れを出したが此処に来たのはオーシャンズデッドの事だ、あれが此処に卸されたそうだな?王家が買い取りたいんだが?」
あのサメ関連の交渉みたいだけどあたしが居る意味あるなかな?なさそうなんだけど!
「実はもう売り先は決まっているのよ、耳がいい商人たちにね、あの巨体だから複数のお客に、だけどね」
「むぅ」
とても残念そうに唸る王様。
「オーシャンズデッドを狩ってき討伐者を紹介してくれないか?ダメもとで頼んでみる」
「いいわよ・・・で?レンどうする?」
ハンナさんこうなる事を読んであたしを此処に残したのか!
「ん?何故レンに聞く?」
不思議そうな顔でハンナさんに尋ねて「レンが狩ってきたの」とハンナさんの言葉でその顔のまま固まる。
・・・・・・・面白い!!
「王様・・・・一つ聞くけど何でオーシャンズデッドを欲しがるの?」
好奇心?それとも王族の見栄の為?他のなにか?どれかな?
「オーシャンズデッドを見ててみたいのもあるが、城内の皆に振舞ってやりたいのだ、よく働いてくれているのでな、長い歴史の中でオーシャンズデッドを食べた物はおらん、だから皆で歴史に残る初の【オーシャンズデッドの肉を食べた者】となり名を残したいと思ってな」
・・・・・・意外な返事に顔がにやける、この王様も気に入った。
「いいよ何処に出せばいい?城?此処の倉庫?」
「「は?」」
「まだオーシャンズデッドが【アイテムボックス】にあるから売るよ」
「「は?」」
あたしは一匹しか獲ってこなかったとは言っていないよ?
ハンナさんと話をしていたらさっきギルドカードを持ってきた男が入っって来てハンナさんに耳打ちして退室して行く。
「レン今から来客が来るのだけれど、あなたも同席して欲しいんだけど」
「ん?何で?」
この国に来てまだ三日目だからそんなに知り合いは居ないよ?だから同席する意味が分かんない。
「オーシャンズデッドに関する事だから」
「なるほど、分かったべさ」
納得したけど何の話かな?めんどくさい話だったら嫌だなぁ・・・・
「失礼する」
入ってきたのは見覚えのある禿げ頭・・・・・違った!日に焼けた頭を丸めた海の似合う男・・・・・・・ウォルム王だった。
何でこのおっさ・・・・・・この国の王様が此処に来るのさ!!
「久しいなハンナ、同じ王都に住んでいるのに会うのは半年ぶりくらいか?」
「ですわね、王も元気そうで何よりですわ」
「よせ、そんな畏まらなくていい」
なんか二人は気心の知れた知り合いらしい。
「今日はこの子がいますから」
その言葉であたしの存在に気が付いた王様があたしを見て驚く。
「おぬしはメイシェルの使者ではないか?」
「どうも」
何を言っていいか分かんないから取り敢えず頭を下げておく。
「え?使者?レン貴女使者としてここに来たの?」
「違うよあたしがウォルムに用があったんだ、それを知ったケインがついでに資料を持って行ってくれって事で頼まれたんだ」
「・・・・・・・ケインって?」
「メイシェル王国の王様」
沈黙が執務室を支配し・・・・・・・王様が声をかける事によってその言葉沈黙が破られる。
「メイシェル王と知り合いなのか?」
「友達だ・・・・・・友達です」
ヤバかった!思わずタメ口を聞きそうになったよ!!
「ふむ・・・・お主名は何という?」
「レンです」
「ならばレンよ俺に対して丁重な態度はとらなくてよい、普通に接することを許す」
は?いきなり何を言い出すのこの人?
「メイシェル王の友という事は信頼するに値する者だ、ならば俺も信頼してもいいと思ってな」
王様の言葉にハンナさんもニコニコして頷いている。
「分かったべさ、これからよろしく?」
「うむ」
そのやり取りの後王様が椅子に座った所で王様がハンナさんに視線を向け話はじめる。
「先触れを出したが此処に来たのはオーシャンズデッドの事だ、あれが此処に卸されたそうだな?王家が買い取りたいんだが?」
あのサメ関連の交渉みたいだけどあたしが居る意味あるなかな?なさそうなんだけど!
「実はもう売り先は決まっているのよ、耳がいい商人たちにね、あの巨体だから複数のお客に、だけどね」
「むぅ」
とても残念そうに唸る王様。
「オーシャンズデッドを狩ってき討伐者を紹介してくれないか?ダメもとで頼んでみる」
「いいわよ・・・で?レンどうする?」
ハンナさんこうなる事を読んであたしを此処に残したのか!
「ん?何故レンに聞く?」
不思議そうな顔でハンナさんに尋ねて「レンが狩ってきたの」とハンナさんの言葉でその顔のまま固まる。
・・・・・・・面白い!!
「王様・・・・一つ聞くけど何でオーシャンズデッドを欲しがるの?」
好奇心?それとも王族の見栄の為?他のなにか?どれかな?
「オーシャンズデッドを見ててみたいのもあるが、城内の皆に振舞ってやりたいのだ、よく働いてくれているのでな、長い歴史の中でオーシャンズデッドを食べた物はおらん、だから皆で歴史に残る初の【オーシャンズデッドの肉を食べた者】となり名を残したいと思ってな」
・・・・・・意外な返事に顔がにやける、この王様も気に入った。
「いいよ何処に出せばいい?城?此処の倉庫?」
「「は?」」
「まだオーシャンズデッドが【アイテムボックス】にあるから売るよ」
「「は?」」
あたしは一匹しか獲ってこなかったとは言っていないよ?
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