レディース異世界満喫禄

日の丸

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気合が入ってる!!

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暫くして出かけていた子供達が帰ってきた。


「レンお姉ちゃんお帰り!!」


皆嬉しそうに言ってくれる、良かったよ『なんだレンお姉ちゃん居たんだ?』なんて言われなくて!

言われたらあたし泣いてたよ!!


「皆ただいま!今日は新しい仲間が出来たので紹介します!!コハクです!!」


「クゥ!」


もう怯えることもなくみんなの前に進む出るコハク、おお!気合が入ってる!!


「「「可愛い!!」」」


皆大歓迎のようでよかった!


「今日は家にいるから皆で遊ぶといい」


「わーい!!」


アニマルズと一緒にリビングに移動して戯れ始める子供たちを見ながらのんびりと過ごす午後・・・・・・ああ!そうだ!!あたしはこういうのを求めていたんだよ!!

いつの間にかシンとエルスさんが居なくなってるけどまあ何かの報告があるんだろうと思い気にしないことに。


「あ!そうだ!!今日の晩御飯!猪の丸焼きにするよ!!」


せっかく美味しい料理を覚えてきたんだ、皆に食べてもらわないとね!ならば・・・・・彼も呼ばないと!


「テレス、モンドを夕飯に招待したいんだけど、モンドに新しいレシピを教えると言っておいて、そうすれば来るはずだべ」


「畏まりました、今から行ってきます、アストレイ様はどうしましょう?」


「うーん悪いけどアストレイにもお願い、あたしが外に出るのはまずいからね」


あたしは護衛でアルセムに行ってることになってるので、今外を歩いて知り合いに見られるのはまずいのだ。


「では行ってまいります」


いつの間にか戻ってきているエルスさんとシンに夕飯の事を告げてその用意を始めるようにお願いする。

用意するのは庭で食べられるようテーブルと椅子を出して貰ったりすることだ。


「ただいま戻りました」


テレスが戻ってきた・・・・・・・フィーナを連れて。


「お姉さま!!お久しぶりです!!」


抱き付いてくるフィーナの頭を撫でながらテレスに視線を向ける。


「アストレイ様は夕方に伺うとのことです、モンドさんは店を副料理長に任せてすぐに来ると、フィーナさんは【銀狼の寝床】でティータイムをしていて聞きつけられましたのでご一緒されました」


【銀狼の寝床】に居たんだ、まあフィーナはあたしが転移魔法を使えることを知ってるから別に構わないけどね。


「久しぶりフィーナ、明日にはまた戻るから会えて嬉しいよ」


「はい!!私もです!」


それからフィーナと共に椅子に座って話をしているとモンドがやって来た。


「久しぶりだなレン、新しいレシピがあるって事らしいが?」


「きたね!一緒にやりながら教えるよ、それと後で書いたものも渡すから」


モンドと一緒に庭に出て丸焼きを始めるために【アイテムボックス】から猪を二匹出す。


「っとその前に!蒼天、幻術で外からあたしを見えないようにして」


外から丸見えなのであたしの姿は隠してもらう。


「クワッ」


「ありがとう、モンドはじめるから一緒にやるよ」


「わかった」


モンドと一緒に下処理を終わらせて焼けばいい状態まで終わらせる。


「丸焼きは他の肉でもできるから色々考えてみて、鳥でも豚でもね」


「なるほどね」


後はアストレイが来てから焼くことにしてモンドにはアルセムで買った猪の燻製肉を渡しておく。


「これは猪の燻製だよ、珍しいから大量に買っておいた!これでうまいものが作れるか考えてくれないかな?」




新しい料理を増やすためにモンドにも頑張ってもらわないとね!!
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