レディース異世界満喫禄

飲みに行こう！！

しばらく待って出てきたのは予想外の料理。


「クリームパスタ？」


この世界でパスタってバジルと塩で作ったスープパスタしかないはずだったんだけど、メイシェル以外では普通に多種類のパスタがあるっぽい、これはかなり楽しみだ！

あともう一品、肉料理を頼んだんだけど、これ鶏肉を使ったコンフィだよ、名前は違うだろうけどね。

じゃあこの国の料理ってフランス料理みたいな感じなのかな？まあほとんどフランス料理なんて知らないけどね！知っているのは妹が作ってくれた数品だけですがね！


「うっま！！」


クリームパスタが美味い！！え？この美味しさで何でお客さんがいないの？ここに入って30分は経つけどお客は誰も入って来てないよ？

と思いながらコンフィを一口・・・・・これもうまい！！皮がパリパリ！でも肉は柔らかい！！

まじうま！こんな美味いなら！！


「すいません！この肉１０人前追加で！！！！」


ギンガたちにも好評だからどんどん頼むよ！！


「ふー！美味しかった！」


この店は当たりの店だ！この店を選んでよかったよ！！



「すいませんお勘定おねがいしまーす」


奥から店主が出てきて会計を済ませる、そして店を出る前にっと。


「とても美味しかったです、また来ます」


「・・・・・ありがとう」


強面に見送られて店を出てメインストリートに戻る。



「皆もう少し歩くよ」


取り合えす一月過ごすのだメインストリートの把握くらいはしていきたい。

メインストリートを歩いて行き表通りの店はほとんど見たので宿に戻ることにしたんだけど、またも巫女様御一行を見送った。

今度の巫女様は赤髪のショートカットの13歳くらいの女の子、子供が選ばれることもあるんだねびっくりしたよ。



巫女さんを見送った後【聖者の宿】に帰ることにした。

明日は朝市を見に行くつもりである、珍しいい食材があるといいな！

宿に入った所でウルザ達【ムーンライト】の面々とばったり。



「こんにちわウルザ、どっかに出かけるの？」


「こんにちわレンちゃん、レンちゃんたちを待ってたのよ」


「ん？あたしを？」


「そう！飲みに行こう！場所は見つけておいたわ！肉料理が美味しい店らしいよ？」


「行く！」


思わず即答してしまったよ、肉料理ならギンガ達も喜ぶだろうから行きたいね。

あたしはギンガ達やミズキ達を見て一応確認しておく、行きたくないかもしれないしね。


「皆いいかな？かってに決めちゃったけど」


「「「もちろんでございます」」」


「「ガウ！！」」　「クワッ」　「クゥッ」


良かった皆ＯＫしてくれて！さあ！！飲みに行こう！！


「ウルザ行こうか」


「今日は思いっきり飲みましょう！護衛の時は飲めなかったからね！」


そう言えば【スカーレット】【ムーンライト】の皆、旅中では誰も飲んでなかったね、流石Ａランカー、徹底してるんだ！



「そうだね！思いっきり騒ぐべ！！」



ウルザに案内してもらった酒場で肉料理を大量に頼み、そして飲み始める。



「それじゃあ無事にアルセムに着いたって事で！！カンパーイ！！」


ウルザの掛け声で飲み会が始まった。


「「「「「「カンパーイ」」」」」」」


お酒も美味しいし肉料理もとても美味しかった！ギンガ達が大喜びしていたよ！！とても楽しい夜でした。


・・・・・・次の日二日酔いで【メガヒール】を使う事になったけど後悔はないよ！！