161 / 1,656
ドンマイ酔っ払い!!
しおりを挟む
『巫女様酔っぱらい蹴り蹴り事件』の後、被害者を放置して酒場に戻りアルナーに落ち着いてもらう為ブレイクタイムをすることに。
・・・・・・・・あれ?アルナーのおかげであたしが落ち着いてしまったよ?あの酔っぱらいを殴り殺してもいいかもって思ってたのに・・・・・・・あれだね!自分の代わりに誰かが怒るる所を見ると落ち着いちゃうって奴だ!!・・・・・・・・・嬉しくねぇ!!
「しっかしアルナーってかなり強かったんだね」
酔っぱらいを蹴ってるところを見ていてそれを感じた。
「巫女に選ばれる前は実家で鍛えてたからね」
「実家?」
「うん家がね武闘家の家系なのよ、巫女ってね教会関係者から神々が選ぶのが普通なんだけど稀に全然関係ない所から選ばれる場合があるのよ、それが私って訳」
なるほど神の気まぐれで選ばれたって・・・・・・・あのムキマッチョ・・・・面白そうだからって理由で選んでそうなんだけど!!
・・・・・・・・・アルナーよ強く生きろよ!!
「三年前に選ばれて王都の教会に迎え入れられたんだけど、教会関係者の中には面白くない人もいてね、もうメンドクサイったらありゃしない!!」
・・・・・・うゎぁ!!ドロドロしてそうな内部事情!!ストレスもたまってそうだね!
・・・・・・・・・・ん?もしかしてさっきの酔っぱらいでストレス発散も兼ねていたの?・・・・・・・・ドンマイ酔っ払い!!
「って訳で心の癒しが欲しいからコハクを私に頂戴!」
「ダメです!!コハクはあたしの仲間ですからあげません!」
ある意味同情するけど、それとは話が別だ!
「チッ!」
巫女様が舌打ちしましたよ!
「まあ冗談はここまでで、アルナー、あんたは強いけどさっきのはどうかと思うんだ」
「え?酔っぱらいを蹴りまくった事?」
「あれはよくやった!!それじゃなくその後っていうか全体かな?あんたが蹴りまくっている間にアンタ狙撃されてたんだよ?」
「え?そうなの?」
「うんあたしが【四方結界】で守ったのよ、その後犯人捕まえて戻ってもまだやってて」
本来なら【スカーレット】【ムーンライト】が周りを守っているか皆で宿に移動していないといけないはずの案件になっているはずなのだ。
「それなのに戦いに集中してて動いてないとか・・・・・アルナー、貴方狙われているって自覚しな」
「・・・・・・・ごめんなさい」
「必ずあたし達があんたを守る・・・・けどあんたの協力も必要なんだよ」
「うん」
「まあ固い話しはここまでで、聞きたいんだけどアルナーって足技主体なの?さっきは蹴り技しか使ってなかったけど?」
「足技主体って訳じゃないんだけど私は好んで足技を使うの、女性は男性よりも腕力が落ちるでしょう?足技ならそこがカバー出来るから」
「確かに」
うちの爺さんに叩き込まれたのは打撃、投げ、関節技がほとんどで蹴り技があまりない、それと向こうの輝夜のメンバーも打撃系を学んでいる者が多く、唯一足技があるのが空手だけだった。
なので少し足技の情報がほしいかな?と思ったのだ。
「気になるの?教えてあげようか?」
「いいの?」
「別にいいよ?守られてる御礼ってことで」
手札は多くても困らないっていうか、この世界では多い方がいいからね!
「お願い」
「レンの時間があるときに声をかけて、教えるから」
「ありがとう」
皆で宿に戻り、あたしは騎士達のテント地に向かう。
「フォートさん差し入れだべ」
「ありがとうございます、レン殿」
「さっきの刺客達から話は聞けた?」
「まだですね明日の朝までには聞き取れると思います」
「そうなんだ、あまり無理はしないでね」
「わかってます、まだ旅は続きますからね」
話の後宿の戻り、お風呂に入ってギンガ達と共に眠る。
出来れば明日は平和でありますように。
・・・・・・・・あれ?アルナーのおかげであたしが落ち着いてしまったよ?あの酔っぱらいを殴り殺してもいいかもって思ってたのに・・・・・・・あれだね!自分の代わりに誰かが怒るる所を見ると落ち着いちゃうって奴だ!!・・・・・・・・・嬉しくねぇ!!
「しっかしアルナーってかなり強かったんだね」
酔っぱらいを蹴ってるところを見ていてそれを感じた。
「巫女に選ばれる前は実家で鍛えてたからね」
「実家?」
「うん家がね武闘家の家系なのよ、巫女ってね教会関係者から神々が選ぶのが普通なんだけど稀に全然関係ない所から選ばれる場合があるのよ、それが私って訳」
なるほど神の気まぐれで選ばれたって・・・・・・・あのムキマッチョ・・・・面白そうだからって理由で選んでそうなんだけど!!
・・・・・・・・・アルナーよ強く生きろよ!!
「三年前に選ばれて王都の教会に迎え入れられたんだけど、教会関係者の中には面白くない人もいてね、もうメンドクサイったらありゃしない!!」
・・・・・・うゎぁ!!ドロドロしてそうな内部事情!!ストレスもたまってそうだね!
・・・・・・・・・・ん?もしかしてさっきの酔っぱらいでストレス発散も兼ねていたの?・・・・・・・・ドンマイ酔っ払い!!
「って訳で心の癒しが欲しいからコハクを私に頂戴!」
「ダメです!!コハクはあたしの仲間ですからあげません!」
ある意味同情するけど、それとは話が別だ!
「チッ!」
巫女様が舌打ちしましたよ!
「まあ冗談はここまでで、アルナー、あんたは強いけどさっきのはどうかと思うんだ」
「え?酔っぱらいを蹴りまくった事?」
「あれはよくやった!!それじゃなくその後っていうか全体かな?あんたが蹴りまくっている間にアンタ狙撃されてたんだよ?」
「え?そうなの?」
「うんあたしが【四方結界】で守ったのよ、その後犯人捕まえて戻ってもまだやってて」
本来なら【スカーレット】【ムーンライト】が周りを守っているか皆で宿に移動していないといけないはずの案件になっているはずなのだ。
「それなのに戦いに集中してて動いてないとか・・・・・アルナー、貴方狙われているって自覚しな」
「・・・・・・・ごめんなさい」
「必ずあたし達があんたを守る・・・・けどあんたの協力も必要なんだよ」
「うん」
「まあ固い話しはここまでで、聞きたいんだけどアルナーって足技主体なの?さっきは蹴り技しか使ってなかったけど?」
「足技主体って訳じゃないんだけど私は好んで足技を使うの、女性は男性よりも腕力が落ちるでしょう?足技ならそこがカバー出来るから」
「確かに」
うちの爺さんに叩き込まれたのは打撃、投げ、関節技がほとんどで蹴り技があまりない、それと向こうの輝夜のメンバーも打撃系を学んでいる者が多く、唯一足技があるのが空手だけだった。
なので少し足技の情報がほしいかな?と思ったのだ。
「気になるの?教えてあげようか?」
「いいの?」
「別にいいよ?守られてる御礼ってことで」
手札は多くても困らないっていうか、この世界では多い方がいいからね!
「お願い」
「レンの時間があるときに声をかけて、教えるから」
「ありがとう」
皆で宿に戻り、あたしは騎士達のテント地に向かう。
「フォートさん差し入れだべ」
「ありがとうございます、レン殿」
「さっきの刺客達から話は聞けた?」
「まだですね明日の朝までには聞き取れると思います」
「そうなんだ、あまり無理はしないでね」
「わかってます、まだ旅は続きますからね」
話の後宿の戻り、お風呂に入ってギンガ達と共に眠る。
出来れば明日は平和でありますように。
142
お気に入りに追加
1,279
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
またね。次ね。今度ね。聞き飽きました。お断りです。
朝山みどり
ファンタジー
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。
婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。
だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。
リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行った。
「なろう」「カクヨム」に投稿しています。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる