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楽しませてあげましょう!!
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【ムーンライト】との話し合いの後、それぞれにお風呂に入り後は寝るだけになった頃、一人の騎士があたしの所にやって来た。
「レン様、テテス司祭がお呼びです」
「テテス司祭?誰だっけ?」
「今回聖法国への旅に参加している、十神教の司祭です」
・・・・・・・・・・・・ああ!ケインと話していたおっさんか!!
「あたしあの人と話をしたこともないんだけど、何の用なんだろう?」
「わかりません、私も近くにいたから、頼まれただけですので」
「わかった、案内してくれるかな?」
「畏まりました」
騎士さん後をついて行き一つのテントの前で止まる、ここがそうらしい。
「テテス司祭、お連れしました」
「入れ」
テントの中から偉そうな物言い、あまり好きになれない感じだ。
「騎士さんありがとう、行ってくるよ」
そう言ってテントの中に入る。
「来たか」
「あたしに用って何ですか?」
「私の夜の相手をさせてやる、ありがたく思え」
「は?」
なんていったこいつ?夜の相手?ふざけてるのか?ニヤニヤしやがって・・・・ああ!!そういう事か!!
「わかりました、外に出ましょう」
「ん?外だと?お前変わった趣味をしてるな」
ニヤニヤしながらあたしの後についてテントから出てきたおっさんの正面に立つ。
「じゃあ始めようか!」
あたしの言葉にニヤニヤしながら「うむ、私を楽しませろ」などと言ってるので楽しませてあげましょう!!
「へぶ!!」
まずはかるくジャブから!
「なにぶぅ、ぶほっ、あぎゃ、ぐはっ」
右ジャブ、左ジャブ、右ジャブ、左フック!『輝夜』のメンバーからボクシングの基本を教わってるからジャブ、ストレ-ト、フック、アッパーはきちんと使い分けられる、この機会に練習しとこう!
「まてっ、ぶはっ、やめっ、たのっ」
右、右、左、右・・・さってと!体が温まってきたのでそろそろ本気で。
「レン殿!何をなさっているのですか!!」
フォートさんが慌てて数人の騎士と共に走ってきたので、取り敢えず組手は中断。
「ん?このおっさんが夜の相手をしろって言ったから。相手をしていただけだよ?」
「なっ!貴女にそんなことを言ったのですか?」
「うん、だから夜の組手の相手をしていたんだ」
フオートさんは倒れているおっさんを睨むようにして歩いていき、気絶しているおっさんの顔に【ウォーター】をかけて起こす。
その間にもこの騒ぎを聞きつけてみんなが集まってくる。
「目が覚めましたか?」
周りを見てあたしを見つけると指をさして怒り始める、おっさんあまり怒ると体に悪るいよ?
「貴様!!私にこんなことをしていいと思ってるのか!!私は十神教の司祭だぞ!!」
「だってアンタが言ってきたんだろう?組手の相手をしろって」
「違う!!夜伽をせよといったのだ!!」
「・・・・・聞いたかいフオートさん?」
「はいしっかりと」
「貴様!私にこのような事したからには覚悟せよ!罪人として一生を過ごさせてやる!」
「テテス司教、覚悟するのはあなたの方だ、この方は陛下と友好的な関係を築いておられ、陛下を呼び捨てになさっても良いといわれるほどの人、今回の依頼も陛下自らがお願いしたのだ、そんな方に情婦のようなことを求めたと?貴方は陛下に喧嘩を売られているのですよ?更に言わせてもらえるならば、この方は模擬戦で1・2師団の師団長と副長に勝つほどのお方、我々騎士団の騎士はこの方を尊敬している、そのお方に対してそのような振る舞い、決して許せるものではないと知りなさい!この事は王都に戻り次第陛下にご報告し十神教に苦情を国として申し入れるので、覚悟なされよ!!」
おっさんが青くなってるけど自業自得なので気にしない。
「あと一つ言っておきます、今回来てもらった討伐者の方々の中にも女性がいるが、それは貴方の欲望を満たすために来てもらったのではなく、貴方達の安全を確保するために来てもらっているのだ、それを忘れないでいただきたい」
かっこいいよフォートさん!流石第三師団副長!!
【ムーンライト】の面々もうんうんって頷いてる、理解がある人が責任者だととても心強いよね!!
「レン様、テテス司祭がお呼びです」
「テテス司祭?誰だっけ?」
「今回聖法国への旅に参加している、十神教の司祭です」
・・・・・・・・・・・・ああ!ケインと話していたおっさんか!!
「あたしあの人と話をしたこともないんだけど、何の用なんだろう?」
「わかりません、私も近くにいたから、頼まれただけですので」
「わかった、案内してくれるかな?」
「畏まりました」
騎士さん後をついて行き一つのテントの前で止まる、ここがそうらしい。
「テテス司祭、お連れしました」
「入れ」
テントの中から偉そうな物言い、あまり好きになれない感じだ。
「騎士さんありがとう、行ってくるよ」
そう言ってテントの中に入る。
「来たか」
「あたしに用って何ですか?」
「私の夜の相手をさせてやる、ありがたく思え」
「は?」
なんていったこいつ?夜の相手?ふざけてるのか?ニヤニヤしやがって・・・・ああ!!そういう事か!!
「わかりました、外に出ましょう」
「ん?外だと?お前変わった趣味をしてるな」
ニヤニヤしながらあたしの後についてテントから出てきたおっさんの正面に立つ。
「じゃあ始めようか!」
あたしの言葉にニヤニヤしながら「うむ、私を楽しませろ」などと言ってるので楽しませてあげましょう!!
「へぶ!!」
まずはかるくジャブから!
「なにぶぅ、ぶほっ、あぎゃ、ぐはっ」
右ジャブ、左ジャブ、右ジャブ、左フック!『輝夜』のメンバーからボクシングの基本を教わってるからジャブ、ストレ-ト、フック、アッパーはきちんと使い分けられる、この機会に練習しとこう!
「まてっ、ぶはっ、やめっ、たのっ」
右、右、左、右・・・さってと!体が温まってきたのでそろそろ本気で。
「レン殿!何をなさっているのですか!!」
フォートさんが慌てて数人の騎士と共に走ってきたので、取り敢えず組手は中断。
「ん?このおっさんが夜の相手をしろって言ったから。相手をしていただけだよ?」
「なっ!貴女にそんなことを言ったのですか?」
「うん、だから夜の組手の相手をしていたんだ」
フオートさんは倒れているおっさんを睨むようにして歩いていき、気絶しているおっさんの顔に【ウォーター】をかけて起こす。
その間にもこの騒ぎを聞きつけてみんなが集まってくる。
「目が覚めましたか?」
周りを見てあたしを見つけると指をさして怒り始める、おっさんあまり怒ると体に悪るいよ?
「貴様!!私にこんなことをしていいと思ってるのか!!私は十神教の司祭だぞ!!」
「だってアンタが言ってきたんだろう?組手の相手をしろって」
「違う!!夜伽をせよといったのだ!!」
「・・・・・聞いたかいフオートさん?」
「はいしっかりと」
「貴様!私にこのような事したからには覚悟せよ!罪人として一生を過ごさせてやる!」
「テテス司教、覚悟するのはあなたの方だ、この方は陛下と友好的な関係を築いておられ、陛下を呼び捨てになさっても良いといわれるほどの人、今回の依頼も陛下自らがお願いしたのだ、そんな方に情婦のようなことを求めたと?貴方は陛下に喧嘩を売られているのですよ?更に言わせてもらえるならば、この方は模擬戦で1・2師団の師団長と副長に勝つほどのお方、我々騎士団の騎士はこの方を尊敬している、そのお方に対してそのような振る舞い、決して許せるものではないと知りなさい!この事は王都に戻り次第陛下にご報告し十神教に苦情を国として申し入れるので、覚悟なされよ!!」
おっさんが青くなってるけど自業自得なので気にしない。
「あと一つ言っておきます、今回来てもらった討伐者の方々の中にも女性がいるが、それは貴方の欲望を満たすために来てもらったのではなく、貴方達の安全を確保するために来てもらっているのだ、それを忘れないでいただきたい」
かっこいいよフォートさん!流石第三師団副長!!
【ムーンライト】の面々もうんうんって頷いてる、理解がある人が責任者だととても心強いよね!!
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