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驚愕の一品となりました!!
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「レン様!この料理は!!」
エルスさん・・・驚くのは分かるけど、ピザ片手に驚くのはかなりシュールな絵になっているよ!!
王都を出て最初の野宿でピザが食べたかったのでせっせと焼きましたとも。
子供達にも好評ですとも!さすが料理スキルMAX!豪華な料理に慣れてるエルスさんも驚愕の一品となりました!!
まあ向こうの料理だから初めて食べたってのもあるのかな。
「こんな感じで旅の食事はあたしが作るよ」
「畏まりました、私は子供達を見ていることにします」
「うん、お願い・・・・・おかわりいる?」
「もちろんですわ」
余程気に入ったのね!
その後お風呂を作って驚かれたけど、すぐ落ち着きまずマリーナのお風呂に入る手伝いをしてその後にうちの子たちもお風呂に入れてくれる。
さすがエルスさん手慣れているね!本当に助かるべさ!!!
「本当に私達は旅をしているのでしょうか?温かいご飯とお風呂、それに盗賊や魔物を気にせずに睡眠・・・・・普通はありえないことばかりですわ」
「まあ、悪いことじゃないんだから気にしないってことで!!旅を楽しみましょう!!」
他は他!!あたし達はこれが普通ってことで!!!
そして何事もなくイセスの町に着いた。
「レンさんお帰りなさい!ちょっと待っててください隊長を呼んできますんで」
門番さんが警備隊の詰所に走っていく。
「レン様何か用事があるんですか?」
「うん、王都に行く前に隊長さんに頼んでおいたことがあるんだ」
詰所から二人の男の人が出てきた、門番さんと隊長さんだ。
「レンさんお帰りなさい、頼まれたことはしておきました、これが場所です」
地図の書いてある紙とあとは小さな袋が渡される。
「この袋は?」
「あの時預かった代金のお釣りです」
「ならこれを盗賊を受け取りに来てくれた皆で分けてお酒でも飲んでください」
「いいえ、そういう訳にはいきません」
「お願いします、お酒を飲んで、笑って、あの人たちを送ってあげてください」
「・・・・・わかりました」
そして街に入ったところで一度別行動をとることにする。
「ガイル、シエラ、キース、アリス、レイラ、ちと付き合いな!エルスさん残りの子たちをお願いします」
「畏まりました」
「皆ちょっと歩くよ」
「「「「「はい」」」」」
しばらく歩いたところで花屋を見つけたのでそこに寄って花をみんなで買う。
「皆好きな花を買って」
「「「「「はい」」」」」
花を買った後また歩き始める、もうどこに行くのか気が付いたのだろう皆無言で歩いていく。
そこは町のかなり外れにある墓地。
そこの一角に真新しいお墓が3つ並んでいた。
ロンド家、ボルドー家、ネスタ―家ときちんと名前まで彫ってあった。
「あの後・・・・警備隊の隊長さんに頼んでおいたんだ、きちんと眠れるようにって・・・・・皆買ってきたお花をあげて、それから少し話すといい・・・あたしはあっちで待っているから」
そう・・・まだこの子達は親を殺されて一か月もたっていないんだ。
みんなで楽しく過ごそうともそれは変わらぬ事・・・・・だからこそ頑張って生きてほしい。
30分くらいして子供達が目を腫らしながらも笑顔であたしの所に来た。
そして代表するようにガイルがお礼を言ってきた。
「レン姉ちゃんお墓まで作ってくれてありがとう」
「気にしなくていいよ、家族のお墓を作るのは当たり前の事なんだから」
皆に抱き付かれた。
そんな子供達がの頭を撫でながらあたしは歩き出す。
「子供たちはきちんと守るから」そう眠る親たちに約束して。
「さあ!!みんなと合流して美味しいご飯を食べよう!!みんなの両親が安心して眠れるくらいにさわぐべさ!!」
この日は警備隊の人も参加して大宴会になった。
エルスさん・・・驚くのは分かるけど、ピザ片手に驚くのはかなりシュールな絵になっているよ!!
王都を出て最初の野宿でピザが食べたかったのでせっせと焼きましたとも。
子供達にも好評ですとも!さすが料理スキルMAX!豪華な料理に慣れてるエルスさんも驚愕の一品となりました!!
まあ向こうの料理だから初めて食べたってのもあるのかな。
「こんな感じで旅の食事はあたしが作るよ」
「畏まりました、私は子供達を見ていることにします」
「うん、お願い・・・・・おかわりいる?」
「もちろんですわ」
余程気に入ったのね!
その後お風呂を作って驚かれたけど、すぐ落ち着きまずマリーナのお風呂に入る手伝いをしてその後にうちの子たちもお風呂に入れてくれる。
さすがエルスさん手慣れているね!本当に助かるべさ!!!
「本当に私達は旅をしているのでしょうか?温かいご飯とお風呂、それに盗賊や魔物を気にせずに睡眠・・・・・普通はありえないことばかりですわ」
「まあ、悪いことじゃないんだから気にしないってことで!!旅を楽しみましょう!!」
他は他!!あたし達はこれが普通ってことで!!!
そして何事もなくイセスの町に着いた。
「レンさんお帰りなさい!ちょっと待っててください隊長を呼んできますんで」
門番さんが警備隊の詰所に走っていく。
「レン様何か用事があるんですか?」
「うん、王都に行く前に隊長さんに頼んでおいたことがあるんだ」
詰所から二人の男の人が出てきた、門番さんと隊長さんだ。
「レンさんお帰りなさい、頼まれたことはしておきました、これが場所です」
地図の書いてある紙とあとは小さな袋が渡される。
「この袋は?」
「あの時預かった代金のお釣りです」
「ならこれを盗賊を受け取りに来てくれた皆で分けてお酒でも飲んでください」
「いいえ、そういう訳にはいきません」
「お願いします、お酒を飲んで、笑って、あの人たちを送ってあげてください」
「・・・・・わかりました」
そして街に入ったところで一度別行動をとることにする。
「ガイル、シエラ、キース、アリス、レイラ、ちと付き合いな!エルスさん残りの子たちをお願いします」
「畏まりました」
「皆ちょっと歩くよ」
「「「「「はい」」」」」
しばらく歩いたところで花屋を見つけたのでそこに寄って花をみんなで買う。
「皆好きな花を買って」
「「「「「はい」」」」」
花を買った後また歩き始める、もうどこに行くのか気が付いたのだろう皆無言で歩いていく。
そこは町のかなり外れにある墓地。
そこの一角に真新しいお墓が3つ並んでいた。
ロンド家、ボルドー家、ネスタ―家ときちんと名前まで彫ってあった。
「あの後・・・・警備隊の隊長さんに頼んでおいたんだ、きちんと眠れるようにって・・・・・皆買ってきたお花をあげて、それから少し話すといい・・・あたしはあっちで待っているから」
そう・・・まだこの子達は親を殺されて一か月もたっていないんだ。
みんなで楽しく過ごそうともそれは変わらぬ事・・・・・だからこそ頑張って生きてほしい。
30分くらいして子供達が目を腫らしながらも笑顔であたしの所に来た。
そして代表するようにガイルがお礼を言ってきた。
「レン姉ちゃんお墓まで作ってくれてありがとう」
「気にしなくていいよ、家族のお墓を作るのは当たり前の事なんだから」
皆に抱き付かれた。
そんな子供達がの頭を撫でながらあたしは歩き出す。
「子供たちはきちんと守るから」そう眠る親たちに約束して。
「さあ!!みんなと合流して美味しいご飯を食べよう!!みんなの両親が安心して眠れるくらいにさわぐべさ!!」
この日は警備隊の人も参加して大宴会になった。
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