36 / 1,656
子供達からは見えないから大丈夫!!
しおりを挟む
盗賊の襲撃現場から1時間くらい離れた場所。
そこに盗賊たちのアジトっぽい洞窟があった。
「まさにって所にいるよね盗賊って」
「盗賊あるあるよね」
のんびり話しながらも洞窟の入口と周りを観察。
見張りはいないが中には何人いるんだろう?
なんか洞窟の中が分かる方法を【考える】・・・・あった。
「【エリアサーチ】」
おお・・・洞窟の中の広さ・盗賊のいる場所・子供がいる場所が頭の中に3Dマップのような感じで浮かんでくる。
盗賊の数15・・・子供が5人。
「ギンガ、カレン、これが盗賊と子供のいる位置だべさ」
地面に頭に浮かんだ3Dマップを書き込み作戦を考える。
「まずあたしが子供のとこまで走って子供を人質に捕らえないようにする」
まずこれが作戦の基本。
もう子供たちを傷つけたくない、心も体も。
「その間カレンとギンガは盗賊を引き付けていて、あたしが子供たちを保護したら盗賊たちの無力化・・・・できれば殺さないで・・手足はついてなくともいいから」
「ずいぶんと優しいのね?」
「あいつらを殺していいのはあの子たちだけだから」
「わかったわ」
あの子たちが殺せなかった場合アストレイに引き渡すつもりだし。
・・・・思考がこの世界の考え方になってきている・・・・喜んでいいのか、悲しんでいいのか・・・
それじゃいくべか。
全力疾走で洞窟の中に突入、後ろにギンガとカレンが続く。
盗賊が騒ぎ始めたけど無視して子供のとこまで走る。
「【アースウオール】【ゴーレムクリエイト】」
ゴーレムを2体作りこれでよし!あとは盗賊だね。
残り5人、彼らには一つ実験に付き合ってもらいたいのよね。
その実験というのは木刀・・・・日光で人を攻撃したらどうなるかと言う事を試したい。
ゴブリンは吹き飛んでオーガはダメージ(中)?なら人は?
気になったけどがさすがに試そうとは思えなかった。
けどこの盗賊達は別だ。
「さあ!実験の始まりだべ!!」
子供達からは見えないから大丈夫!!
結果は・・・・骨が砕けるでした。
無力化した盗賊を外で1か所に集め【クリエイトアース】で作った檻に閉じ込めまた洞窟に戻り
【アースウオール】と【ゴーレムクリエイト】解除する。
壁なくなりそこには身を寄せ合って怯える4人の子とそれをかばうように立っている男の子。
「えらいなお前、皆を守ってたんだな」
かばっていた男の子の視線あわせ声をかけながら頭を撫でてあげる。
「・・・・・ぐずっ・・・・・」
洞窟の中に子供たちの泣き声が広がった。
「みんなこれからあたしたちの仲間がいるとこまで行くよ」
「「「「「はい」」」」」
あたしたちはゆっくりとアストレイが待つ場所まで移動した。
盗賊?逃げられないから大丈夫でしょ!放っておいて!!
そこに盗賊たちのアジトっぽい洞窟があった。
「まさにって所にいるよね盗賊って」
「盗賊あるあるよね」
のんびり話しながらも洞窟の入口と周りを観察。
見張りはいないが中には何人いるんだろう?
なんか洞窟の中が分かる方法を【考える】・・・・あった。
「【エリアサーチ】」
おお・・・洞窟の中の広さ・盗賊のいる場所・子供がいる場所が頭の中に3Dマップのような感じで浮かんでくる。
盗賊の数15・・・子供が5人。
「ギンガ、カレン、これが盗賊と子供のいる位置だべさ」
地面に頭に浮かんだ3Dマップを書き込み作戦を考える。
「まずあたしが子供のとこまで走って子供を人質に捕らえないようにする」
まずこれが作戦の基本。
もう子供たちを傷つけたくない、心も体も。
「その間カレンとギンガは盗賊を引き付けていて、あたしが子供たちを保護したら盗賊たちの無力化・・・・できれば殺さないで・・手足はついてなくともいいから」
「ずいぶんと優しいのね?」
「あいつらを殺していいのはあの子たちだけだから」
「わかったわ」
あの子たちが殺せなかった場合アストレイに引き渡すつもりだし。
・・・・思考がこの世界の考え方になってきている・・・・喜んでいいのか、悲しんでいいのか・・・
それじゃいくべか。
全力疾走で洞窟の中に突入、後ろにギンガとカレンが続く。
盗賊が騒ぎ始めたけど無視して子供のとこまで走る。
「【アースウオール】【ゴーレムクリエイト】」
ゴーレムを2体作りこれでよし!あとは盗賊だね。
残り5人、彼らには一つ実験に付き合ってもらいたいのよね。
その実験というのは木刀・・・・日光で人を攻撃したらどうなるかと言う事を試したい。
ゴブリンは吹き飛んでオーガはダメージ(中)?なら人は?
気になったけどがさすがに試そうとは思えなかった。
けどこの盗賊達は別だ。
「さあ!実験の始まりだべ!!」
子供達からは見えないから大丈夫!!
結果は・・・・骨が砕けるでした。
無力化した盗賊を外で1か所に集め【クリエイトアース】で作った檻に閉じ込めまた洞窟に戻り
【アースウオール】と【ゴーレムクリエイト】解除する。
壁なくなりそこには身を寄せ合って怯える4人の子とそれをかばうように立っている男の子。
「えらいなお前、皆を守ってたんだな」
かばっていた男の子の視線あわせ声をかけながら頭を撫でてあげる。
「・・・・・ぐずっ・・・・・」
洞窟の中に子供たちの泣き声が広がった。
「みんなこれからあたしたちの仲間がいるとこまで行くよ」
「「「「「はい」」」」」
あたしたちはゆっくりとアストレイが待つ場所まで移動した。
盗賊?逃げられないから大丈夫でしょ!放っておいて!!
160
お気に入りに追加
1,270
あなたにおすすめの小説
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
婚約破棄されたので暗殺される前に国を出ます。
なつめ猫
ファンタジー
公爵家令嬢のアリーシャは、我儘で傲慢な妹のアンネに婚約者であるカイル王太子を寝取られ学院卒業パーティの席で婚約破棄されてしまう。
そして失意の内に王都を去ったアリーシャは行方不明になってしまう。
そんなアリーシャをラッセル王国は、総力を挙げて捜索するが何の成果も得られずに頓挫してしまうのであった。
彼女――、アリーシャには王国の重鎮しか知らない才能があった。
それは、世界でも稀な大魔導士と、世界で唯一の聖女としての力が備わっていた事であった。
【完結】婚約破棄されて修道院へ送られたので、今後は自分のために頑張ります!
猫石
ファンタジー
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
勇者パーティを追放されそうになった俺は、泣いて縋って何とか残り『元のDQNに戻る事にした』どうせ俺が生きている間には滅びんだろう!
石のやっさん
ファンタジー
今度の主人公はマジで腐っている。基本悪党、だけど自分のルールあり!
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のリヒトは、とうとう勇者でありパーティリーダーのドルマンにクビを宣告されてしまう。幼馴染も全員ドルマンの物で、全員から下に見られているのが解った。
だが、意外にも主人公は馬鹿にされながらも残る道を選んだ。
『もう友達じゃ無いんだな』そう心に誓った彼は…勇者達を骨の髄までしゃぶり尽くす事を決意した。
此処迄するのか…そう思う『ざまぁ』を貴方に
前世のDQNに戻る事を決意した、暗黒面に落ちた外道魔法戦士…このざまぁは知らないうちに世界を壊す。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる