幼馴染の重い愛に私は気づかない。

いけない

「私も？  私、胸大きくないから恥ずかしい…。」


「やだ、みかんちゃんだけ服着ててずるい」


「…わかった。詩はこういうことされて嫌じゃないの？  元からこういう目的で近づいた訳じゃないけど詩のことずっと可愛いと思ってたのは事実だし…。」


「気持ちよくて全然考えてなかった…！  そうだよね、これっていけないことだよね…？」


もうやだ、この可愛い子。とみかんちゃんがボソッと呟く。


「思ったんだけどなんで下着つけてなかったの？」


「あっ、えっと…よ、汚れちゃって！」


「…そういうことにしとくね。今日はお泊まりする？  一緒にお風呂入ったり恋バナとか色々したい…。」


「楽しそう！  でも、私着替えとかなくて…。それに明日学校だし。」


「あれ、聞いてなかった？ 明日学校ないよ。予定表間違えてたらしくて訂正してた。着替えとかは任せて！！」


それなら…。


「決まりだね。あ、ローター中に戻しとくね。」


「ひゃあっ！！ 」


どうして戻したの！？


「彼氏に入れられたんでしょ？ 抜いたのバレたら私殺されそう」


「バレてる！？」


「おかしいと思ってたんだよね。始業式終わったあと詩の顔めっちゃ赤かったもん。他のみんなが気づいてるかはわかんないけど察しのいいひとは何人は気づいてるかもね？」


うわーーん！  何それすごく恥ずかしいよ…！


「とりあえず、お昼食べ損ねたしお昼でも食べよっか？  ピザでも注文する？」


✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


「おいしい！」


久しぶりにピザ食べたんだけどこんなに美味しかった？  ……カロリーの味がする。


「美味しそうに食べるね！  ここついてる。」


どこ？ と聞く暇もなくスっと口に付いた汚れを取ってくれる。


みかんちゃんイケメンだぁ。


「みかんちゃんって女の子にモテそうだよね。みかんちゃんが男の子だったらたくさん声かけられるよ！」


「うーん。今でもね、男より女の子の方が声掛けてくれるかも？  でも、1番は詩だよー！！」


すごい……。と聞いていたら急に飛びつかれてバランスを崩してしまった。


「わっ、ごめんね詩。……さっきの続きしてもいい？」


「へっ？  なんて？」


なんか嫌な予感……？


その嫌な予感(？)は当たり、プチプチと制服のボタンを外していく。


「え、えぇ！？」


「静かに、ね？」


じっと見つめられて何も言うことが出来ず私はそのままみかんちゃんに身を委ねる。


外し終えたかと思えばすぐ側にあったベッドにお姫様だっこで大切に乗せられた。

私重いのにみかんちゃん力持ち……。


「そういえばローター動いてないね？  今動いて欲しいな～、なんて。」


確かに！  動いて無さすぎて存在忘れてたよ！


そう考えた瞬間嫌な音が聞こえた。


「ひゃっ、、や、うごいて、、なんでっっ」


みかんちゃんは小さく「盗聴かな？」なんて物騒なことを呟く。


「まっ、タイミングは良いね？」


みかんちゃんまた舐めようとしてる……！？


「みかんちゃん！だめだよ、汚いよ！」


私は必死でみかんちゃんを止めようとする。


「彼氏にしてもらったことない？」


えっと……


「あります……。」


「じゃ、いいよね」


そう言って続きをするみかんちゃん。


「や、いっちゃう、っん」


「まーだダメだよ？  もうちょっと耐えてね？｣


いけない……。




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短くてすみません、、