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ごめん
しおりを挟む「詩、起きろ。」
「んぅ、お母さんあと5分……」
「誰がお母さんだ。晩飯食べるぞ」
へ? あれ、どうして新くんが私の家に?
って、ここ新くんの家だ。服は……新くんのTシャツ1枚だけだ。下着取られたみたい……。スースーして気持ちが悪い。
私の部屋(仮)にある机に豪華な料理が用意されている。あっ、私の好きなローストビーフがある……!
「食うぞ。冷めると不味くなる」
「う、うん。」
正直に言おう。すっっごく美味しかった。でも、こんなの毎日食べたら太りそうだなあ。
「風呂入るか。」
「お風呂? いいの?」
「当たり前だ。この部屋に付けてるからいつでもはいってくれ。」
部屋にお風呂あるなんて……ホテルみたいだ。
新くんに手をひかれ案内されると……
「広い! 」
「普通だろ。」
新くんってお金持ちだからきっと感覚おかしいんだと思うよ。それとも私が貧乏だったりする?
「入るぞ」
そう言うと新くんは服を脱ぎ出した。
「えぇ!? あっ、私出るね!」
走って出ようとすると手を掴まれた。もしかして……
「一緒にだ。早く服脱げ。」
「ひぇ~」
私が頑なに服を脱がないので無理やり脱がされた。服と言ってもTシャツだけだからすぐに取られてしまった。
「新くん、恥ずかしいよっ!」
「やっと気づいたか。お前はそれさえ分からないくらいあいつを信じてたみたいだけどな。」
あいつって蒼くん? そう言えば蒼くんに何をされても私何も言わずに従うことが多かったかもしれない。多いというかほとんどだ。裸を見られてもやめて欲しいなんて言ったことも……ない。
私がズーンと落ち込んでいると新くんは私をお姫様だっこした。恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまう。私の心臓の音聞こえちゃうかも。
そんなことを考えていると新くんは私を抱っこしたままお湯につかった。私、体流してないのに!!
「はぁ。……詩」
「どうしたの?」
「好きだ。友達としてじゃない。異性としてだ。お前にわかりやすく言うと結婚したい。」
「えぇ!? け、結婚!?」
新くんって私の事そう思ってたの……?
「あ、新くん。私蒼くんのことが……」
「お前はあいつに騙されてるだけだ。」
確かに蒼くんは私を騙してたかもしれないけど……。
「それでも私蒼くんがいないと生きていけないの……」
「っ、とにかく家からは出さない。」
新くんは私を足だけお湯につからせるようにすると私の足を広げた。
「あっ、新くん!?」
「ここ、綺麗にしないとだろ。」
新くんは私の中に指を入れる。
「ひぅっ!」
さっきあんなにしたのに。私の体もたないよっ!
「綺麗にしたいのにずっと出てきてるぞ。」
「ご、ごめんなさっ!」
恥ずかしい。新くんは綺麗にしてくれようとしてるのに感じちゃうなんて……。
「ずっと溢れてくる。ん」
新くんは何故か私の秘部にちゅっとキスをした。なんで!?
「ヒクヒクしてる。入れて欲しいか?」
「そ、そんなことないよ!」
私体力ないんだよ? 明日絶対起き上がれないよ。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
入れられましたよ、うん。また何回もいっちゃった。もうやだ、体持たない。
「用事あるから離れるが出るなよ。」
そう言って部屋を出た新くんだけど部屋の鍵を閉める音が聞こえた。
「あれ、私のスマホ……」
新くん私のカバン持っていったからスマホも持ってると思ってた。確認すると案の定、蒼くんから連絡が何件も来ていた。
「詩!? 今どこにいるの! 神河さんが詩とは約束してないって言ってるけど」
電話をかけるとすぐにでた蒼くん。なんか蒼くんの声を聞いたら落ち着く……。
「蒼くん、助けて……」
蒼くんに助けを求めるのが間違ってるなんて私は思わない。蒼くんは私の全てだから。
「もしかしてあいつらの家……? すぐ行く。どっちの家?」
「あ、新くんの……きゃっ!」
電話に夢中で新くんが部屋に入ってきていることに気づかなかった。
「……」
新くんは無言で通話を切るとスマホを窓から外へ投げた。
「え……。」
そのまま新くんは私の二の腕にナイフを刺した。
「い、痛いっ!!! 新くんどうして!!」
「お前が俺から離れようとするから。お願いだ、俺から離れるな。」
痛いのは私の方なのに新くんは涙を流している。
「ごめん、詩。」
私は新くんに______________________
胸を刺された。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
少し短めですね……。
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