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好色貴族の淫らなお仕事/年上貴族×ビッチ貴族 +α
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しおりを挟むパンッ パンッ!
ぐちゅっ ずちゅっ
「あ♡んぁあっ♡♡そ、れ♡やば、ぁ♡♡」
広々としたベッドの上。
ウィリアムはうつ伏せに寝かされ、尻を持ち上げられた状態で背後から激しく奥を穿たれていた。
「もう降参かい?まだ私は1度もイけてないんだが……っ!」
パァンッ!
「おほぉお♡♡♡」
びゅくっ♡
奥の奥…S字結腸を抉るように突き上げられれば、間の抜けた悲鳴をあげながらベッドに吐精してしまうウィリアム。
しかしそれでもグレイはまだ達する事無くウィリアムのナカを突き上げ続けた。
「んひっ♡ま、まっへぇ♡♡い、いま♡イッて……」
「…言ったろう?今夜は『手酷く』犯したい気分だと」
わざとウィリアムの耳元で囁きながらグレイは意地悪い笑みを浮かべる。
そんなSっ気に満ちたグレイの言動に、ウィリアムはゾクゾクと背筋を震わせナカを強く締めた。
「っ…待てなんて言っておきながらキミも満更では無さそうじゃないか。なぁ、ウィル」
ーーぐりっ♡
「んぁああ♡♡そ、そこぉ♡奥♡オス子宮♡ぐりぐり、したらっ…」
「したら?」
涙声で訴えるウィリアムに更に欲を煽られてしまうグレイ。
『もっといじめたい』『鳴かせたい』と、奥を小突きながら乳首を抓り性急にウィリアムの体を攻め立てる。
「お、ほぉお♡♡い、イク♡イグぅ♡♡めしゅ♡メスイキすりゅう♡♡♡」
「それはいい。…ようやく、私も1度目が出そうだ。少しペースを上げるとしよう」
ずちゅっ♡ じゅぽっ じゅぽっ♡
「っ、ぁあぁああ♡♡だめ♡そん、な♡はげひぃ♡♡グレイ、さまの♡えっぐいデカちんぽぉ♡♡おれ♡ハメころされるぅ♡♡♡」
ウィリアムの淫語を交えながらの嬌声は次第に甲高くなり、絶頂の予兆を感じさせる。
それに対しグレイも段々と口数が少なくなっていき、ただ無我夢中に目の前の『雌』の体を貪っていた。
そして……
「っ、1番奥に出すぞ…ウィル…!」
ーーパァンッ!
びゅくびゅくっ! どぷんっ♡
「いっ♡ぐ、ぅ♡イク♡♡イグぅぅぅう♡♡♡」
グレイの亀頭がウィリアムの結腸を容赦なく突き上げ、そのまま勢いよく射精する。
熱く濃いものが体内へと大量に注がれる感覚にウィリアムは淫らなアヘ顔を浮かべながら嬉々としてそれを受け入れた。
「……っ…ふぅ……」
ずるっ どろっ…
「おっ、ほぉ……♡♡」
1度目の射精を終えて一息入れたグレイ。
未だ硬さを保つ性器を一旦ウィリアムのナカから引き抜けば、ぽっかりと空いた尻穴からゆっくりと白濁が溢れ出る。
「ウィル、大丈夫かね?」
「…だ、いじょぶ…です。すこし、やすめば…」
『薔薇の娼婦』としてのプライドからなのか、ウィリアムはなんとか仰向けに体勢を変えて息を整える。
グレイはそれを横目に見ながらサイドテーブルに置かれていた水の入ったコップを手にした。
「んっ……」
少しぬるくなった水を多めに口に含むグレイ。
そしてそのまま躊躇うことなくその水の半量程をウィリアムに口移しをする。
ーーごくんっ
「ん…じゅるっ…♡」
ただ水を口移しするだけでなく、2人はそのまま舌を絡めるディープキスを交わし再びベッドへと倒れ込む。
グレイの手はウィリアムの胸板を滑り、ウィリアムの足はグレイの体を引き寄せるようにその大きな背へと回った。
「…れろっ…♡じゅぷ♡ん…ぐれい、さま…♡」
「ん…ウィル、もう十分休んだだろう?」
「ふふ♡すみませんね、俺のワガママでお待たせしてしまって」
今度は仰向けのまま脚を大きく広げて正常位でグレイを受け入れる体勢をとるウィリアム。
片手で尻穴を『くぱぁ』と開き、腰の位置をずらしてグレイの固くいきり立ったモノに赤く熟れたそこでキスをする。
「っ…!キミは、本当に…」
「下品な娼婦だと、呆れましたか?」
「いや……『最高の娼婦』だよ」
ウィリアムの男を煽る仕草に感化されたグレイ。
誘われるままにウィリアムの尻穴へと亀頭を、竿を納めていき……
ーーずぷんっ
「んんっ♡♡」
グレイの太く硬いモノが根元まで挿入されれば、ウィリアムの薄い腹にはその形がハッキリと浮き出ていた。
「っ、はぁ♡やっぱり凄い、ですね…♡」
自ら下腹部に触れ、グレイのモノを腹越しに指でなぞる。
「太くて、長くて、何より絶倫で…常連さんの中では1番のおちんぽですよ。…遅漏気味なのはちょっとアレですが、俺も長く楽しめる方が好きなので♡」
「そう言うウィルのここは可愛らしいな」
今度はグレイの手がウィリアムの男性器に触れる。
そこは幾度かの射精で既に萎えており、グレイの片手で収まる程度には小さかった。
「んっ♡…『薔薇の娼婦』には必要ないですからね。子孫を作ることがないので」
「あぁ…そうだったね」
これは『薔薇の娼婦』を利用出来る極一部の貴族、王族、そして当人達しか知らないことだが……ウィステリア家当主は、貴族でありながらもその子孫を作ることを禁じられている。
そもそもウィステリア侯爵家そのものが『薔薇の娼婦』という役目をカモフラージュする為に作られた家柄。
歴代の当主たちは皆、幼い頃に金で買われ、『薔薇の娼婦』となるための教育を受けて育った平民の血筋の者だった。
(『薔薇の娼婦』の成り立ちは知っている。しかし、ウィルも先々代に買われなければもっと別の人生が……)
「…グレイさま?」
渋い顔をして黙り込んでしまったグレイにウィリアムは小首を傾げる。
そして意識的に腹の奥に力を入れてナカを締めれば、グレイは咄嗟に『うぅ』と声を漏らした。
「っ、う、ウィル……」
「もう!難しい顔してどうしたんです?…もしかして、焦らしプレイのつもりだったんですか?」
頬を膨らませ、グレイの頬に軽いキスを落とすウィリアム。
急かすように腰を前後させ、艶めかしい笑みを浮かべる。
「今日は仕事のこととか全部忘れてスッキリするために来たんでしょう?…俺もまだ楽しみ足りないですし…続き、しましょ♡」
「……あぁ、そうだな」
グレイは一旦複雑な感情を押し殺し、ウィリアムに優しい笑みを向ける。
そしてウィリアムの細い腰を掴むとゆっくりと腰を前後動かし始めた。
ずるぅ… ぱちゅんっ♡
「んぁあ…っ、あ♡」
「1度出してスッキリしたから、次は『優しく』…ね?」
わざと遅い律動でウィリアムのナカを擦り上げることでゆるめの快楽を持続的に与える。
それがもどかしいのかウィリアムは物欲しそうに腰を揺らそうとしていたが、グレイの手で掴まれた腰は自由に動かせないでいた。
「っ、グレイ…さま…♡も、もっと…はげし、く…んむぅ♡♡」
欲しがる口を自らの唇で塞ぎ、グレイはそのままゆっくりとした律動でウィリアムを攻め続ける。
(ぁ…♡キスハメ♡きもち、いい…♡)
緩い快楽によるもどかしさはありながらもグレイの巧みな腰使いにウィリアムはうっとりと目を細める。
そんなウィリアムの様子を優しく見つめながら、グレイは『優しい』行為を続けるのであった。
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