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第二部/2組目・異国の暗殺者

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ーーー1部屋目ーーー



ーーヒュンッ 


「…転移の魔法陣か」

ブラスレッタの街から数キロ離れたダンジョン。

入口の魔法陣を踏み、ダンジョン内部に足を踏み入れた蘇芳は特に驚く様子もなく部屋内部を見回していた。

(敵影は無し。…だがここは魔人が巣食うかもしれない踏破者0のダンジョン。油断は禁物だ)

そして蘇芳は身にまとったマントを掴み、それを一気に引き剥がす。

ーーバサッ!

頭の先からつま先までを隠していた大きなマントの下……

そこから現れたのはレオタードのように体に密着した、光沢のある黒いボディスーツ。
そしてその上から急所や間接部分だけを守る薄手の部分鎧。

それは闇に潜み魔人を屠る逢魔忍としての正式な戦闘装束ではあるのだが……無駄のない引き締まった筋肉の凹凸や脇腹から腰、尻にかけてのボディラインなどがハッキリと見えており、端的に言えばとても『ドスケベ』だった。


「……逢魔忍、蘇芳。これより魔人の捜索と討滅を開始する」


腰に差した2本の小刀を握り蘇芳は罠や奇襲を警戒しながら前進する。

(ダンジョンの攻略は不慣れだが…敵に見つからず、罠にかからなければいい。そう、いつもと何も変わらない)

いつも通りに、だが油断はせずに。

そんな理想的な精神状態でダンジョン1部屋目の中を進むが………


ーーカチッ

「っー!」

数メートル進んだ所で小さな異音を感じ、咄嗟にバックステップで後退した蘇芳。

次の瞬間には先程まで自分が立っていた床に穴が開き、そこからはスライムで満たされたプールが覗いていた。

(罠だと?…馬鹿な。圧力板は無かった。それとも生体感知式か?)

スライムプールを睨みつけながら蘇芳は改めてこのダンジョンに対する警戒の度合いを高める。

しかし次の瞬間、蘇芳は怪しい気配を感じ、スライムプールに向けて東洋の投げナイフ…苦無を数本放つ。

凄まじい速度で放たれた苦無はまっすぐに床のスライムプールへと向かうが……

ーーぽちゃんっ
ジュウゥゥゥ…!

「っ、溶かされた…!?」

スライムプールに接触した瞬間、先端から嫌な臭いと音を放ちながら溶かされた苦無。

予想外の事に蘇芳がほんの一瞬戸惑った隙に今度はスライムプールが大きく波打ち、中からスライムの触手が数本、凄まじい速度で襲いかかる。

(速いっ…!?)

その速度は身のこなしに長けた逢魔忍の蘇芳でも捉えることが出来ず、スライムの触手は瞬く間に蘇芳の四肢を拘束してしまう。

さらに悪いことにその拘束力は到底スライムとは思えないほど強く、蘇芳の体をじわじわとスライムプールへと引き込もうとしていた。

(馬鹿な…このダンジョンは踏破者も犠牲者も出ていない筈だ。それなのに……)

蘇芳の視界には段々と近付いてくる淡い赤色のスライムプール。
だが蘇芳が身に纏う逢魔忍のボディスーツは織り込まれたミスリル銀の繊維、重ねがけされた付呪魔法などにより強力な防御力を誇っている。
例え苦無を溶かすような強酸性のスライムプールでも多少は耐えれるだろうが…それは根本的な解決には至らないだろう。

(っ、細かいことはどうでもいい。今は何か、この状況を打破出来る一手を……!)

そしてつま先がスライムプールの縁にかかった瞬間、蘇芳は一瞬緩んだスライムの拘束を振り切り魔法…逢魔忍に伝わる『忍術』の詠唱を始める。

だが………

「来たれ炎獄のとば…、…もごっ!」

詠唱が始まってものの1秒。
新たに伸びてきたスライムの触手が蘇芳の口を塞ぎ、遅れて他の触手が逃れたハズの四肢を改めて拘束してしまう。

ーーとぷんっ

そして2度目の好機は無く、蘇芳の体はそのままスライムプールの中へと落とされてしまった。

「むぐ…(しまった…!)」

スライムに四肢を拘束されたままスライムプールに首から下を沈められてしまった蘇芳。
しかし予想した痛み……スライムの酸による肉体の損傷は起こらず、困惑しながらもプールからの脱出を図る。

にゅるっ…

(っ…これは…まるで粘液の中に、別の生き物が這いずっているような…)

どうやらこのプール全体がスライムではあるものの、部分的に粘度や密度を変えることで自在に形を変えているようだ。

その証拠にボディスーツの上から蘇芳の体を這いずるように蠢くスライムは、途中で二又になったりと自在に形を変えながら蘇芳の引き締まった体を撫で回していた。

(せめて口だけでも解放されれば……)

口内を満たすスライムを追い出そうと舌を動かす蘇芳。
だが口を塞ぐスライムは舌程度の力ではビクともせず、それどころか先端を何本もの細い触手へと変え、蘇芳の舌や口内を弄び始めた。

ーーぐちゅっ くちゅ

「んむっ!?っ、ふぁ、え…」

まるでスライムとディープキスをさせられているような感覚に蘇芳は不快感を示す。
しかしスライムの攻めは止まず、それどころか首から下…プールに浸かっている部分にもその魔の手が及ぶ。

ジュウゥゥウ!

「っ…!?」

突如音を立てて溶けだしたのは蘇芳の身を守るボディスーツ。
しかし何故か皮膚を焼くような痛みはなく、スライムは器用に胸や股座の辺りにの穴を開けた。

(スーツを溶かした、だと…?一体なんの目的で……っ)

穴から滑り込んできたスライムが直に肌に触れ、蘇芳は思わず身悶えする。

「むっ…ぐ…ぅ…!」
(っ、口だけでなく、体まで…好き勝手に…!)

口内と体をスライムにまさぐられながら必死に抵抗を続ける蘇芳。
しかし、不意に口内を弄んでいたスライムが再び1本の太い触手へと姿を変え……

ーーぶぴゅっ!

「むぐぅぅう!?」


突然蘇芳の口内に何かしらのを放ったスライム触手。
予想外の事に蘇芳は喉を絞めることも出来ず、その怪しげな粘液をゴクリと飲んでしまった。

しゅる……

「っ、げほっ!ごほっ!…な、にを…飲ませ…」

ようやく口を解放された蘇芳だが先程飲まされた粘液が何かしらの毒ではないかと疑い懸命に吐き出そうとする。

しかし胃に到達した粘液の効果か、蘇芳は直ぐに不思議と体が熱を帯び始める事に気付いた。

(これは、まさか感覚…特に類の……)

ーーぐにっ♡

「お、ひっ…♡」

真面目に思考を巡らせていた瞬間、不意にプール内のスライムが蘇芳の乳首を強く押し潰す。

突然の事に一瞬頭が真っ白になった蘇芳だが、プール内のスライムは間髪入れずに乳首…ボディスーツに空いたハート型の穴から飛び出る卑猥な突起を嬲り始めた。

ぎゅっ♡ コリっ♡
シコシコっ♡

「んぉ♡ひぎっ…♡っ、や、め……んぁあ♡♡」

苦痛ではなく快楽による攻めに困惑しながらも段々と上り詰めていく蘇芳。
スライムプールの中で無意識に腰を前後させ、その端正な顔を淫らに歪めていく。

「だ、だめだ♡これは…こんな♡んぁ♡やめ♡やめりょぉ♡♡♡」

下腹部、腰の奥から湧き上がる劣情。
そんな蘇芳の制止も聞かずむくむくと溢れて……

「おひっ♡う、うそだ♡♡こんな…すらいむ、ごときにぃい♡♡♡」

ーービクンっ!

乳首からの快感に耐えきれず、そのまま絶頂してしまった蘇芳。
初めての感覚に困惑するもスライムは容赦なく動き続け蘇芳に思考する余裕を与えない。

(なんだ、これは…こんな♡こんな感覚、しらなっ…♡♡)

初めての乳首イキですっかり硬く勃起した蘇芳の乳首。
今度はそこに太めのスライム触手が先端を口のように開き、赤く熟れたそれをかぷりと甘噛みをした。

かぷっ ちゅうちゅう♡
…カリッ♡

「ふぁ…♡あっ♡あ♡…や、め…すう、な…ぁああっ♡♡」

スライムに乳首を吸われ、ゾクゾクと背筋を粟立てる蘇芳。
何とかこの快楽を忘れようと精神を集中させようとするが、先程の粘液で敏感になった体は蘇芳の強靭な心すらも削っていく。

「ふぁあ…♡や、やめ…そこ、なん、でっ…んほぉ♡♡♡」

そしてあっさりと2度目の乳首イキを迎えてしまった蘇芳は、もはやこのスライムプールから逃れることも忘れスライムの玩具と成り果てていた。

さわさわ…コリっ♡
「おっ…んぉお…♡♡ひぎっ♡♡」

カリッ♡コリっ♡
「んぉ♡おひぃ♡あ、く、くるっ……っ、あ、なん、れぇ♡♡」

焦らすように乳輪をなぞられたかと思えば不意打ちのように乳首の先端を噛まれ、逆に痛いくらいに嬲られたかと思えば突然解放される。

そんな緩急のある乳首責めに蘇芳は息を切らし、何時しか乳首の事しか考えられなくなるほど快楽に囚われつつあった。

(つ、次は…どうくるつもりだ?噛み付いて来る気か?それとも、弱く吸い付いて…♡♡)

スライムプールに長く使っていたせいか、乳首だけでなく全身の感度が高まり足をもじもじと擦り合わせる蘇芳。
硬く勃起した乳首はぷるぷると震え、更なる刺激を求めていたが……

ーーずるっ

「え…?」

不意にスライムプールが大きく震えたかと思いきや、太い触手が蘇芳の体を浮かせ、そのまま外…ダンジョンの床の上へと移動させてしまった。

(解放…された…?なぜ、のまま……)

身体中にまとわりつく粘液、穴の空いたボディスーツ…戦意も削がれ、無防備な状態の『獲物』をわざわざ解放した意図が分からず蘇芳は無言で困惑する。

しかしスライム触手は蘇芳の困惑など無視し、最後に細い触手を2本伸ばすと、蘇芳の長くなった乳首に巻き付き……そのままのように固定化してしまった。

「っ…!これは…?」

乳首に巻きついた形のまま固まったスライム。
半透明のそれはまるでプラスチックのリングようで、硬く勃起した蘇芳の長く肥大化した乳首を強調しているかのようだ。

ぐいっ

「……んんっ♡♡…くっ…引っ張っても取れないか…」

怪しげなそれを取り外そうと何度か引っ張ったり回そうとしたりするものの、リングはビクともせず無駄に乳首を刺激するのみ。

仕方なくリングの事は一旦諦め、蘇芳は穴の空いたボディスーツと乳首リングという卑猥な格好のまま次の部屋に向かうのであった。



ーー1部屋目 スライムプールの部屋 突破ーー


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スオウ 人間・アサシン
Lv.62 性別:男 年齢:24
HP:201/278
MP:198/242
絶頂回数:乳首イキ4回
感度:2倍(口内、乳首は3倍)
状態:処女、非童貞、逢魔の血、乳首肥大化、
   乳首常時勃起、呪いの乳首リング、
   装備一部破損(両胸と股間にハート型の穴)
----------------------------


 

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