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13章 ヴィートの決断
7 まんまと罠に嵌る猫
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「やったなっ!」
脇腹を撫でていた手を、やり返すふりをして白く発光する魅惑の太腿に移す。
「……やっ…コラッ!?」
想像していた通り、そこは手に吸い付くような滑らかさと弾力を保っていた。
(うわ……すげぇ……)
そしてヴィートは核心へと迫っていく。
最初はわざと掠ったふりをして下着の上からから標的へと触れる。
「ぁっ……」
身体のどの部位とも違う、骨のない肉の感触が指先に伝わるが、平常時とは違う張りを感じる。
(ん?)
勃ってはいないが明らかに兆しを見せている。
「レネ? ちょっと大っきくなってる?」
一度離れた手を、今度は意思を持たせて握り込む。
「くっ……なにすんだよっ!」
レネの表情に明らかな焦りが生まれる。
性的な意味よりも、急所を握られたことによる焦りだ。
「お前、妙なマネしすると握り潰すからな」
そしてこれまでの成り行き通りに、手近にあったヴィートの雄をまるで人質のようにレネは握りしめた。
(——できた!)
ヴィートはここまで思い通りの展開に持ってきた自分に、パチパチと盛大な拍手を贈りたくなった。
剣士にしては綺麗な手が、自分の雄を掴んでいる。
その事実だけで一段と股間に血が集まった。
「レネは、男相手に興奮したりしないんだよな?」
もう隠しきれなくなった悪い目で、斜め上にあるレネの顔を見上げて笑う。
「するワケねーだろっ!」
(なんかぜんぜん説得力ね~な……)
依然ヴィートの手の中には、少し芯を持ったままのレネのモノがある。
「——じゃあ、俺とどっちが早漏か我慢比べしようぜ? 先にイッた方が負けな」
「なんでお前とそんなことしなきゃいけねーんだよっ!」
速攻で却下される。
だが、これもヴィートの中では想定済みだ。
「でも、レネは男相手に興奮したりしねーんだろ? もしかして嘘ついてんの?」
「ついてねぇよ」
案の定ムキになって言い返してくる。
「じゃあ、やろうよ」
ヴィートはそう言うと、強引にレネの下着の中に手を突っ込んで、直接竿に刺激を与えはじめる。
「おいっ! やめっ……クソッ」
いきなりの暴挙にレネは悪態を吐くが、ここまで来たらやり返すしかないと気付いたようだ。
迷わずヴィートの下着に手を入れると、無遠慮にそこを扱きはじめた。
「……ああっ……レネっ……」
ちょっと乱暴だが、こんなこととは無縁のはずのレネがヴィートの股間を扱いている事実だけで、まるで夢のようで天まで昇る気分だ。
(——遂に、レネが俺のを……)
少々強引だが、お互いのモノを扱きあっているシチュエーションまで持っていくことができた。
「なんだよお前ビンビンじゃん。男に触られて感じまくってんじゃね~か。お前そんなに変態だったのかよ?」
自分が有利な状況にいると思っているレネは、どこか得意げにヴィートの雄を握りしめ、先ほどとは打って変わって余裕の表情さえ見せている。
もうどんなに蔑む言葉を吐かれようとも、ご褒美でしかない。
(天国かよ!)
「あっ……そこはヤメロっ……」
「なになに、先っぽが弱えの?」
ヴィートの誘導にも気付かず、レネはまんまと嵌ってくる。
「——そこダメだって!」
(もっと触ってくれっ)
レネは竿全体を握り込み、親指でヴィートの鈴口をグリグリと埋め込むように動かしてくる。
(やべえっ……気持ちよ過ぎる……)
同じ男だけあって、異性より的確に快感の場所を突いてくる。
考えたこともなかった、レネの意外なアドバンテージに歓喜した。
(男同士やべぇ……)
だがそんなことばかり言ってはいられない。
自分が気持ちよくなるのも大事だが、レネが悶えいる姿も見たいのだ。
ヴィートの熱気も伝わったのか、一摩り二摩りとしていくうちに、レネのモノは容量を増していく。
括れの所を小刻みに何度も往復すると、段々と首をもたげてきた。
「はっ……んっ……」
同じ野郎のくせに、そんな股間にダイレクトに響く声で鳴かないでほしい。
レネから攻められても、レネを攻めても、ヴィートの股間は同じように反応してしまう。
自分だけが二倍の快感を感受してしまうという、得なのだが、勝負としてはとんでもないハンデを負った状態だ。
もうこれは、勝負を諦めて楽しむしかない。
レネも負けじとヴィートへの股間の刺激を倍増させる。
先端から滲み出してきた透明の液体がよけいに滑りを良くし、竿を扱く手を早める。
「あっ……うっ……」
ヴィートは思わず前屈みになりやり過ごそうとするが、いよいよ無理のようだ。
「お前、もうそろそろだろ? ほら、こうしてやる」
完全に得物を甚振る猫の顔になり、レネは最後の追い上げにかかった。
身体に感じる快感と、あのレネが……クチュクチュといやらしげな音を立てながらヴィートの雄を扱いているという、とんでもないシチュエーションが相乗効果をもたらし、とうとう頂点を極めてしまう。
「うっ……くっ……ぐっ……ああっっっ……」
レネの手によってイかされてしまった。
「よっしゃー! オレの勝ち~~!」
白い液体で汚れた手を見せつけながら、レネは勝ち誇った顔でヴィートに宣言した。
その晴れやかな笑顔と、手に付いた卑猥な液のギャップに、ヴィートの頭の中はくらくらと毒されていく。
たぶん、レネは自分が男に与える視覚的に効果についてまったく自覚していない。
合意の上でここまでコトを進めることのできた自分の素晴らしい手管と、なにも疑うことなくそれに乗ってきたレネの無邪気なアホさ加減を、他の団員たちにも見せてやりたい気分だ。
それくらい今の光景はヴィートだけの記憶に留めておくには勿体ないような……誰かとこの凄さについて語り合いたい気分にさせる。
(——まったく、こんな見てくれなのに無防備に育ちやがって……育てた親の顔が見てみてぇな……)
気分がいいので、思わずそんな冗談まで浮かんでくる。
レネはサイドテーブルに置いてある布巾で手を拭き、すべて終わった顔をしているが、ヴィートはここで終わらせるつもりはなかった。
「あーあ、俺早漏だってこと?……でもレネもこのままじゃ苦しくない」
レネの下着に突っ込んだままの右手を動かす。
「……おいっ……くっ……オレはもういいって……」
熱を吐いて余裕が出てきたので、今度は表情をじっくり観察しながらレネを追い詰めることに専念する。
「あれ、さっき言ってなかった? 男に触られて感じるなんて変態だって。レネも俺と同じ変態?」
ニヤッとわざと挑発するような笑みを浮かべ、レネを煽る。
「……そんなワケないだろっ」
「じゃあこんなことで出したりしないよな?」
強気な言葉とは裏腹な状態を見せつけるように、ヴィートは下着をずらして頭をもたげたレネのものを露出させ、敏感な先端をそろりと刺激した。
「……ッ…ッ…」
後頭部が下がり、かわりに引いていた顎が上がる。
どんなに声を殺しても、感じているのは一目瞭然だ。
(無理しちゃって)
強がりな性格は、こんな場面では災いにしかならない。
眉を顰めて必死に快感をやり過ごす姿は、雄の欲望をなによりも煽る。
嗜虐心の刺激された犬がなにをするか、この美し過ぎる猫は身を持って知った方がいい。
とても同じ男とは思えない……春先に咲く可憐な花のような器官を、手に包み込みマジマジと見つめる。
先端に行くほど白い肌色からピンクのグラデーションが強くなるレネの性器を初めて目にした時は目が点になった。
髪の毛や目の色、綺麗な顔立ち、どの部分とも調和されたソレは、絶妙なバランスで清楚さとイヤラシさの両方を兼ね備えている。
嗚呼……古代王朝時代にこの大陸から去っていったとされる神の息吹を感じる。
学のないヴィートでさえ詩人にするほどレネの裸は美しい。
改めて、手の中に収まるレネの性器を見つめる。
(これならいける……いや、いきたい!)
今までうっすらとあった同性という壁が、みごとに崩壊した瞬間だ。
ヴィートは自分の欲望に忠実に従うことにした。
レネのモノを手に持ったまま、正面の床にしゃがみ足の間に身体を入れた。
「お前っ……なっなにしてんだよっ!?」
突然の行動にレネは焦りだす。
「——野郎のなんてさ、俺絶対無理だって思ってたんだよね。でもレネのなら舐めてみた——」
言い終わる前にバキッという音と共に左頬に衝撃が走った。
脇腹を撫でていた手を、やり返すふりをして白く発光する魅惑の太腿に移す。
「……やっ…コラッ!?」
想像していた通り、そこは手に吸い付くような滑らかさと弾力を保っていた。
(うわ……すげぇ……)
そしてヴィートは核心へと迫っていく。
最初はわざと掠ったふりをして下着の上からから標的へと触れる。
「ぁっ……」
身体のどの部位とも違う、骨のない肉の感触が指先に伝わるが、平常時とは違う張りを感じる。
(ん?)
勃ってはいないが明らかに兆しを見せている。
「レネ? ちょっと大っきくなってる?」
一度離れた手を、今度は意思を持たせて握り込む。
「くっ……なにすんだよっ!」
レネの表情に明らかな焦りが生まれる。
性的な意味よりも、急所を握られたことによる焦りだ。
「お前、妙なマネしすると握り潰すからな」
そしてこれまでの成り行き通りに、手近にあったヴィートの雄をまるで人質のようにレネは握りしめた。
(——できた!)
ヴィートはここまで思い通りの展開に持ってきた自分に、パチパチと盛大な拍手を贈りたくなった。
剣士にしては綺麗な手が、自分の雄を掴んでいる。
その事実だけで一段と股間に血が集まった。
「レネは、男相手に興奮したりしないんだよな?」
もう隠しきれなくなった悪い目で、斜め上にあるレネの顔を見上げて笑う。
「するワケねーだろっ!」
(なんかぜんぜん説得力ね~な……)
依然ヴィートの手の中には、少し芯を持ったままのレネのモノがある。
「——じゃあ、俺とどっちが早漏か我慢比べしようぜ? 先にイッた方が負けな」
「なんでお前とそんなことしなきゃいけねーんだよっ!」
速攻で却下される。
だが、これもヴィートの中では想定済みだ。
「でも、レネは男相手に興奮したりしねーんだろ? もしかして嘘ついてんの?」
「ついてねぇよ」
案の定ムキになって言い返してくる。
「じゃあ、やろうよ」
ヴィートはそう言うと、強引にレネの下着の中に手を突っ込んで、直接竿に刺激を与えはじめる。
「おいっ! やめっ……クソッ」
いきなりの暴挙にレネは悪態を吐くが、ここまで来たらやり返すしかないと気付いたようだ。
迷わずヴィートの下着に手を入れると、無遠慮にそこを扱きはじめた。
「……ああっ……レネっ……」
ちょっと乱暴だが、こんなこととは無縁のはずのレネがヴィートの股間を扱いている事実だけで、まるで夢のようで天まで昇る気分だ。
(——遂に、レネが俺のを……)
少々強引だが、お互いのモノを扱きあっているシチュエーションまで持っていくことができた。
「なんだよお前ビンビンじゃん。男に触られて感じまくってんじゃね~か。お前そんなに変態だったのかよ?」
自分が有利な状況にいると思っているレネは、どこか得意げにヴィートの雄を握りしめ、先ほどとは打って変わって余裕の表情さえ見せている。
もうどんなに蔑む言葉を吐かれようとも、ご褒美でしかない。
(天国かよ!)
「あっ……そこはヤメロっ……」
「なになに、先っぽが弱えの?」
ヴィートの誘導にも気付かず、レネはまんまと嵌ってくる。
「——そこダメだって!」
(もっと触ってくれっ)
レネは竿全体を握り込み、親指でヴィートの鈴口をグリグリと埋め込むように動かしてくる。
(やべえっ……気持ちよ過ぎる……)
同じ男だけあって、異性より的確に快感の場所を突いてくる。
考えたこともなかった、レネの意外なアドバンテージに歓喜した。
(男同士やべぇ……)
だがそんなことばかり言ってはいられない。
自分が気持ちよくなるのも大事だが、レネが悶えいる姿も見たいのだ。
ヴィートの熱気も伝わったのか、一摩り二摩りとしていくうちに、レネのモノは容量を増していく。
括れの所を小刻みに何度も往復すると、段々と首をもたげてきた。
「はっ……んっ……」
同じ野郎のくせに、そんな股間にダイレクトに響く声で鳴かないでほしい。
レネから攻められても、レネを攻めても、ヴィートの股間は同じように反応してしまう。
自分だけが二倍の快感を感受してしまうという、得なのだが、勝負としてはとんでもないハンデを負った状態だ。
もうこれは、勝負を諦めて楽しむしかない。
レネも負けじとヴィートへの股間の刺激を倍増させる。
先端から滲み出してきた透明の液体がよけいに滑りを良くし、竿を扱く手を早める。
「あっ……うっ……」
ヴィートは思わず前屈みになりやり過ごそうとするが、いよいよ無理のようだ。
「お前、もうそろそろだろ? ほら、こうしてやる」
完全に得物を甚振る猫の顔になり、レネは最後の追い上げにかかった。
身体に感じる快感と、あのレネが……クチュクチュといやらしげな音を立てながらヴィートの雄を扱いているという、とんでもないシチュエーションが相乗効果をもたらし、とうとう頂点を極めてしまう。
「うっ……くっ……ぐっ……ああっっっ……」
レネの手によってイかされてしまった。
「よっしゃー! オレの勝ち~~!」
白い液体で汚れた手を見せつけながら、レネは勝ち誇った顔でヴィートに宣言した。
その晴れやかな笑顔と、手に付いた卑猥な液のギャップに、ヴィートの頭の中はくらくらと毒されていく。
たぶん、レネは自分が男に与える視覚的に効果についてまったく自覚していない。
合意の上でここまでコトを進めることのできた自分の素晴らしい手管と、なにも疑うことなくそれに乗ってきたレネの無邪気なアホさ加減を、他の団員たちにも見せてやりたい気分だ。
それくらい今の光景はヴィートだけの記憶に留めておくには勿体ないような……誰かとこの凄さについて語り合いたい気分にさせる。
(——まったく、こんな見てくれなのに無防備に育ちやがって……育てた親の顔が見てみてぇな……)
気分がいいので、思わずそんな冗談まで浮かんでくる。
レネはサイドテーブルに置いてある布巾で手を拭き、すべて終わった顔をしているが、ヴィートはここで終わらせるつもりはなかった。
「あーあ、俺早漏だってこと?……でもレネもこのままじゃ苦しくない」
レネの下着に突っ込んだままの右手を動かす。
「……おいっ……くっ……オレはもういいって……」
熱を吐いて余裕が出てきたので、今度は表情をじっくり観察しながらレネを追い詰めることに専念する。
「あれ、さっき言ってなかった? 男に触られて感じるなんて変態だって。レネも俺と同じ変態?」
ニヤッとわざと挑発するような笑みを浮かべ、レネを煽る。
「……そんなワケないだろっ」
「じゃあこんなことで出したりしないよな?」
強気な言葉とは裏腹な状態を見せつけるように、ヴィートは下着をずらして頭をもたげたレネのものを露出させ、敏感な先端をそろりと刺激した。
「……ッ…ッ…」
後頭部が下がり、かわりに引いていた顎が上がる。
どんなに声を殺しても、感じているのは一目瞭然だ。
(無理しちゃって)
強がりな性格は、こんな場面では災いにしかならない。
眉を顰めて必死に快感をやり過ごす姿は、雄の欲望をなによりも煽る。
嗜虐心の刺激された犬がなにをするか、この美し過ぎる猫は身を持って知った方がいい。
とても同じ男とは思えない……春先に咲く可憐な花のような器官を、手に包み込みマジマジと見つめる。
先端に行くほど白い肌色からピンクのグラデーションが強くなるレネの性器を初めて目にした時は目が点になった。
髪の毛や目の色、綺麗な顔立ち、どの部分とも調和されたソレは、絶妙なバランスで清楚さとイヤラシさの両方を兼ね備えている。
嗚呼……古代王朝時代にこの大陸から去っていったとされる神の息吹を感じる。
学のないヴィートでさえ詩人にするほどレネの裸は美しい。
改めて、手の中に収まるレネの性器を見つめる。
(これならいける……いや、いきたい!)
今までうっすらとあった同性という壁が、みごとに崩壊した瞬間だ。
ヴィートは自分の欲望に忠実に従うことにした。
レネのモノを手に持ったまま、正面の床にしゃがみ足の間に身体を入れた。
「お前っ……なっなにしてんだよっ!?」
突然の行動にレネは焦りだす。
「——野郎のなんてさ、俺絶対無理だって思ってたんだよね。でもレネのなら舐めてみた——」
言い終わる前にバキッという音と共に左頬に衝撃が走った。
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