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5章 団長の親友と愛人契約せよ
8 愛人同士の戯れ
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「——へえ、レネはハヴェルさんの愛人になって間もないんだ」
サシャは馴れ馴れしくレネの肩を抱いて、ときどき背中やうなじをさすっている。
横ではダミアーンが少し怯えた表情で二人の様子を窺っていた。
いきなり屈強な男が間に入ってきて、小柄な少年は恐ろしいのだろう。
それも貴族の子息の愛人だ。ヒエラルキー的にもサシャの方が上である。
「うん、だからまだ慣れてないんだ」
しかしレネは、臆する様子もなくいつも通りにしている。
「じゃあ俺がどうやったら気に入られるか教えてあげるよ」
肉厚な唇を笑いの形に歪ませると、大きな手が、紫色のガウンの裾を割って白い滑らかな太ももを露わにさせる。
「ああ……なんて滑らかな肌だ。ハヴェルさんはこれをいつも味わってるんだね」
感嘆するように溜息を漏らし、サシャは足を組んだままの陶器の様なレネの太ももを撫でた。
レオポルトは、真っ白な太ももにねっとりとした視線を絡ませながら、舐めるように酒を飲んでいる。
これはレポルトの間接的なセクハラだ。
『ここでは愛人同士の戯れは無礼講だからね。主人たちはいちいち口を挟んではいけない』
(——どうしたらいいんだ……)
先ほどマチェイの言っていた『お作法』が頭の中をよぎり、ハヴェルは指を銜えただ見ていることしかできない。
しかし当の本人は顔色一つ変えず、横へ座るサシャに視線を向けてニコリと笑う。
「オレここ触ることしかわかんなくて、やっぱり直接的すぎるのもいけないのかな?」
「っ……!?」
一瞬のうちにスッと手を伸ばしたかと思うと、レネは躊躇なくサシャの股間を鷲掴みしていた。
その掴み方が決して性的なものではなく、いつでも急所を握りつぶすことができると脅しているのだと、ハヴェルから見てもすぐにわかる。
無遠慮に太ももを撫でていた手がピタリと止まった。
「あれ? もう教えてくれないの?」
後頭部を背もたれに預け、くぅ~と白い喉を仰け反らせると、サシャの肩に身体を寄りかからせて、顔を見上げる。
ペリドットの瞳も相まってその動きは、まるで甘える猫のようだ。
「はははっ、レネはもうわかってるじゃないか。俺が教えるまでもなかったみたいだ」
サシャは苦笑いしながらレネの太ももから手を離す。
「これでよかったんだ……安心した」
ふわっと花の咲いたような笑顔を作り、レネも股間から手を離すと、サシャは思わずその笑顔に見とれて固まる。
物怖じしない、実に鮮やかな手口だ。
今回のように武器を使うわけでもない攻防戦など、レネにとっては朝飯前のことなのだろう。
(——そうだった……こいつは護衛だったんだ……)
ハヴェルまでレネの本業を失念していた。
この外見に騙されてはいけない。レネは屈強な男たちに混じっても引けを取らないくらい強いのだった。
血は繋がってないはずなのに、余裕のある憎たらしいまでの態度が……なんだか親友そっくりだ。
「彼は本当に美しいね……」
レネの笑顔を見て、レオポルトが思わず呟いたのをハヴェルは聞き逃さなかった。
結局昨夜は、レオポルトが飽きて違う席へ行くまで取り留めもない話を続けた。
またあのような連中に捕まっては困ると、すぐに各自の部屋へと帰った。
そして今朝は、邪魔が入らないようにプライベートな浴室を四人で貸し切って使っている。
サンルームになった空間は、ヤシの木や南国の植物が植えてあり、まるで冒険小説に出て来る熱帯雨林の中にいるようだった。朝の日の光に照らされて、とても心地がいい。
テーブルには朝食が準備され、ゆっくり食事をしながら湯に浸かれる。
大浴場もいいが、大抵は今いるような貸し切りの浴場を使って一日をのんびり過ごす客が多い。
あの場所は、自分の愛人を見せびらかす自慢大会の会場であって寛ぐ場所ではなった。
「昨夜はどうなるかと思ったけど、レネ君が気転を利かせてくれたおかげでなんとかなったね」
マチェイは、ダミアーンと二人で寝椅子に座って、南国の果物を美味しそうに摘まんでいるレネに目を向けた。
「あれが噂のバルチーク伯爵家の次男坊なんですね」
昨夜の蛇のような目をした男を思い出す。
完全にレネを獲物として狙っていた。
「ああ。我儘放題で伯爵も手を焼いているようだ」
紅茶を飲みながら、マチェイは溜息を吐く。
「連れていたサシャとかいう男は本当にレオポルト様の愛人なんですか?」
ハヴェルは疑問に思っていたことを質問する。
とても二人が愛人関係にあるように思えない。
レオポルトならもう少し美青年を選ぶはずだ。
昨日だってレネを舐めるようないやらしい目つきで見ていた。
「この世界は、意外と奥が深いのだよ」
老人は良い質問だとばかりに口の端を上げニヤリと笑う。
だが不思議ともう嫌味な感じはしない。
他にもっと強烈な男が現れたお陰で、狸爺のアクが薄まったのかもしれない。
「私のような初心者にもわかり易く教えて下さい先生」
ハヴェルはノリよくマチェイにお願いする。
「愛人同士の戯れに主人たちは口を挟まないのが決まりだからね、そこを狙ってレオポルトはあのような屈強な男を愛人に仕立て上げているんだよ。サシャを使って好きなように他の愛人たちに悪戯して、自分の欲を満たしていくのさ。もっと下品な場所に行けばそのまま性交にまで持っていく卑劣な輩もいる。だから美しい愛人を持つのも気を付けなければいけない」
「……なるほど。恐ろしい世界ですね」
(なんて所にレネを連れて来てしまったんだ……)
ハヴェルは、恐ろしい魔境に親友の養い子を連れて来たことを後悔する。
しかし最初に言い出したのは、その親友だ。きっとこういう事情も……あの男は知ったうえで、レネを差し出しているのだ。
その知らせが来たのは、温泉から部屋に帰って一休みしている時だった。
「——バルチーク伯爵家の御次男レオポルト様から招待状が届いています」
「は?」
お仕着せを身にまとった青年が、恭しく白い封筒を差し出す。
「早く開けてみて下さい。こちらも準備がありますから」
この使用人は、主人に対して少し押しが強い。
ハヴェルは渋々と言われた通りに封を開け、内容を読んだ。
「なんだ……こりゃ……夜会へご招待だとよ……」
それも日付は明日になっている。
「場所は?」
「ザメク・ヴ・レッセ」
テプレ・ヤロには疎いので、ハヴェルにはどこだかぜんぜんわからない。
だが古代語で『森の中の城』というくらいだから、庶民が行く所ではないのだろう。
「お貴族様御用達の施設ですね。きっとレオポルト様はそちらにご滞在なのでしょう」
ハヴェルなんかよりも、使用人の青年の方が物知りだ。
きっと彼の過去が関係しているのだろう。
(じゃあ昨夜は、こっちへ遊びに来ていたのか……)
「マチェイの親爺にも招待状は行ってるのかな?」
「では、確かめてきましょうか」
「ああ、よろしく頼む」
昨夜のこともあるので、自分だけ招待されていたらなんだか心細い。
「お前、聞いてたか?」
天蓋付きの寝台に寝そべっている『愛人』に声をかける。
「面倒くせーな。あいつ絶対なんか企んでるだろ」
足だけバタバタさせて、レネは返事をする。
いちいち目に入って来る形の良いふくらはぎが眩しい。
(はぁ……憂鬱だ……)
サシャは馴れ馴れしくレネの肩を抱いて、ときどき背中やうなじをさすっている。
横ではダミアーンが少し怯えた表情で二人の様子を窺っていた。
いきなり屈強な男が間に入ってきて、小柄な少年は恐ろしいのだろう。
それも貴族の子息の愛人だ。ヒエラルキー的にもサシャの方が上である。
「うん、だからまだ慣れてないんだ」
しかしレネは、臆する様子もなくいつも通りにしている。
「じゃあ俺がどうやったら気に入られるか教えてあげるよ」
肉厚な唇を笑いの形に歪ませると、大きな手が、紫色のガウンの裾を割って白い滑らかな太ももを露わにさせる。
「ああ……なんて滑らかな肌だ。ハヴェルさんはこれをいつも味わってるんだね」
感嘆するように溜息を漏らし、サシャは足を組んだままの陶器の様なレネの太ももを撫でた。
レオポルトは、真っ白な太ももにねっとりとした視線を絡ませながら、舐めるように酒を飲んでいる。
これはレポルトの間接的なセクハラだ。
『ここでは愛人同士の戯れは無礼講だからね。主人たちはいちいち口を挟んではいけない』
(——どうしたらいいんだ……)
先ほどマチェイの言っていた『お作法』が頭の中をよぎり、ハヴェルは指を銜えただ見ていることしかできない。
しかし当の本人は顔色一つ変えず、横へ座るサシャに視線を向けてニコリと笑う。
「オレここ触ることしかわかんなくて、やっぱり直接的すぎるのもいけないのかな?」
「っ……!?」
一瞬のうちにスッと手を伸ばしたかと思うと、レネは躊躇なくサシャの股間を鷲掴みしていた。
その掴み方が決して性的なものではなく、いつでも急所を握りつぶすことができると脅しているのだと、ハヴェルから見てもすぐにわかる。
無遠慮に太ももを撫でていた手がピタリと止まった。
「あれ? もう教えてくれないの?」
後頭部を背もたれに預け、くぅ~と白い喉を仰け反らせると、サシャの肩に身体を寄りかからせて、顔を見上げる。
ペリドットの瞳も相まってその動きは、まるで甘える猫のようだ。
「はははっ、レネはもうわかってるじゃないか。俺が教えるまでもなかったみたいだ」
サシャは苦笑いしながらレネの太ももから手を離す。
「これでよかったんだ……安心した」
ふわっと花の咲いたような笑顔を作り、レネも股間から手を離すと、サシャは思わずその笑顔に見とれて固まる。
物怖じしない、実に鮮やかな手口だ。
今回のように武器を使うわけでもない攻防戦など、レネにとっては朝飯前のことなのだろう。
(——そうだった……こいつは護衛だったんだ……)
ハヴェルまでレネの本業を失念していた。
この外見に騙されてはいけない。レネは屈強な男たちに混じっても引けを取らないくらい強いのだった。
血は繋がってないはずなのに、余裕のある憎たらしいまでの態度が……なんだか親友そっくりだ。
「彼は本当に美しいね……」
レネの笑顔を見て、レオポルトが思わず呟いたのをハヴェルは聞き逃さなかった。
結局昨夜は、レオポルトが飽きて違う席へ行くまで取り留めもない話を続けた。
またあのような連中に捕まっては困ると、すぐに各自の部屋へと帰った。
そして今朝は、邪魔が入らないようにプライベートな浴室を四人で貸し切って使っている。
サンルームになった空間は、ヤシの木や南国の植物が植えてあり、まるで冒険小説に出て来る熱帯雨林の中にいるようだった。朝の日の光に照らされて、とても心地がいい。
テーブルには朝食が準備され、ゆっくり食事をしながら湯に浸かれる。
大浴場もいいが、大抵は今いるような貸し切りの浴場を使って一日をのんびり過ごす客が多い。
あの場所は、自分の愛人を見せびらかす自慢大会の会場であって寛ぐ場所ではなった。
「昨夜はどうなるかと思ったけど、レネ君が気転を利かせてくれたおかげでなんとかなったね」
マチェイは、ダミアーンと二人で寝椅子に座って、南国の果物を美味しそうに摘まんでいるレネに目を向けた。
「あれが噂のバルチーク伯爵家の次男坊なんですね」
昨夜の蛇のような目をした男を思い出す。
完全にレネを獲物として狙っていた。
「ああ。我儘放題で伯爵も手を焼いているようだ」
紅茶を飲みながら、マチェイは溜息を吐く。
「連れていたサシャとかいう男は本当にレオポルト様の愛人なんですか?」
ハヴェルは疑問に思っていたことを質問する。
とても二人が愛人関係にあるように思えない。
レオポルトならもう少し美青年を選ぶはずだ。
昨日だってレネを舐めるようないやらしい目つきで見ていた。
「この世界は、意外と奥が深いのだよ」
老人は良い質問だとばかりに口の端を上げニヤリと笑う。
だが不思議ともう嫌味な感じはしない。
他にもっと強烈な男が現れたお陰で、狸爺のアクが薄まったのかもしれない。
「私のような初心者にもわかり易く教えて下さい先生」
ハヴェルはノリよくマチェイにお願いする。
「愛人同士の戯れに主人たちは口を挟まないのが決まりだからね、そこを狙ってレオポルトはあのような屈強な男を愛人に仕立て上げているんだよ。サシャを使って好きなように他の愛人たちに悪戯して、自分の欲を満たしていくのさ。もっと下品な場所に行けばそのまま性交にまで持っていく卑劣な輩もいる。だから美しい愛人を持つのも気を付けなければいけない」
「……なるほど。恐ろしい世界ですね」
(なんて所にレネを連れて来てしまったんだ……)
ハヴェルは、恐ろしい魔境に親友の養い子を連れて来たことを後悔する。
しかし最初に言い出したのは、その親友だ。きっとこういう事情も……あの男は知ったうえで、レネを差し出しているのだ。
その知らせが来たのは、温泉から部屋に帰って一休みしている時だった。
「——バルチーク伯爵家の御次男レオポルト様から招待状が届いています」
「は?」
お仕着せを身にまとった青年が、恭しく白い封筒を差し出す。
「早く開けてみて下さい。こちらも準備がありますから」
この使用人は、主人に対して少し押しが強い。
ハヴェルは渋々と言われた通りに封を開け、内容を読んだ。
「なんだ……こりゃ……夜会へご招待だとよ……」
それも日付は明日になっている。
「場所は?」
「ザメク・ヴ・レッセ」
テプレ・ヤロには疎いので、ハヴェルにはどこだかぜんぜんわからない。
だが古代語で『森の中の城』というくらいだから、庶民が行く所ではないのだろう。
「お貴族様御用達の施設ですね。きっとレオポルト様はそちらにご滞在なのでしょう」
ハヴェルなんかよりも、使用人の青年の方が物知りだ。
きっと彼の過去が関係しているのだろう。
(じゃあ昨夜は、こっちへ遊びに来ていたのか……)
「マチェイの親爺にも招待状は行ってるのかな?」
「では、確かめてきましょうか」
「ああ、よろしく頼む」
昨夜のこともあるので、自分だけ招待されていたらなんだか心細い。
「お前、聞いてたか?」
天蓋付きの寝台に寝そべっている『愛人』に声をかける。
「面倒くせーな。あいつ絶対なんか企んでるだろ」
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