菩提樹の猫
鬼団長が統率する護衛専門の傭兵団の中で、主人公レネを中心に繰り広げられるお話です。この物語には『人』しか出てきませんが、多種多様な犬達の中に、一匹だけ猫が混じっている集団を想像してください。猫は自分を犬だと思い込んでいます。そして犬達も決してレネを猫扱いしません。無自覚な猫、試される犬達。そして猫にも容赦ない鬼団長。傭兵は危険なお仕事ですから猫は色々と大変な目に遭います(いつもギリギリの低空飛行)。章ごとに護衛対象が変わります。BLというよりはブロマンス的な要素が強めで甘味成分は少なめですが、暗い話でもありません。長編のシリーズものが好きな方におすすめ。こちらは他サイトの改訂版です。
1章 伯爵令息を護衛せよ
2章 猫の休暇
3章 宝珠を運ぶ村人たちを護衛せよ
4章 見習い団員ヴィートの葛藤
5章 団長の親友と愛人契約せよ
6章 吟遊詩人を追跡せよ
7章 サーベルを持った猫
8章 全てを捨てて救出せよ
9章 ネコと和解せよ
10章 運び屋を護衛せよ
11章 金鉱山で行方不明者を捜索せよ
12章 伯爵令息の夏休暇
13章 ヴィートの決断
閑話
第2部
1章 君に剣を捧ぐ
2章 時計職人を護衛せよ
3章 バルナバーシュの決断
4章 癒し手を救出せよ
5章 一枚の油絵
6章 次期団長と親交を深めよ
7章 人質を救出せよ
閑話
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