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パーティースタート
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「ルーク!いらっしゃいませ」
「ルカ……本日はお招きいただきありがとうございます」
「ふふ、そんなにかしこまらないで?ほら上がって上がって」
「うん、お邪魔します」
そんなやり取りをして、ルークをパーティー会場である応接間へと案内
する。パーティーするならもっと大きな場所が良いかな、とか考えたけれど
きっと、ルークは煌びやかなパーティーより、いつもの私達の様なパーティーの方が気楽だろうと思い、この部屋でパーティーをする事を決めた。
応接間に入ると、今日の為に作った料理がテーブルに並べられていて それを見たルークは目を輝かせていた。
その様子を見た私は、思わず笑ってしまった。
「凄いでしょう?これ全部皆で手作りしたのよ?」
私がそう言うと、ルークは優しい笑顔を私に向けて、俺の為にありがとう。
と言って笑った。
「ルーク!早くご飯食べないと冷めちゃうよ!」
「エミリア!今はルカと……」
「久しぶりだもんね~でも、安心して!二人きりの時間は作ってあげるから」
そう言ってエミリアは私の方を見て、ウインクをした。
全く、エミリアは……と思いながらも、私は素直にエミリアに感謝をした。
「お話はそこまでにして、お食事にしませんか?」
「そうだよ!折角私達が作ったんだから美味しいうちに食べて欲しいな」
フィリスと沙羅は、そう言ってルークに席に着く様に促した。
それから、私達は席に着きパーティーを始める事にした。
「そうだ、皆にプレゼントを持ってきたんだ。受け取ってくれるだろうか?」
「プレゼントですか?」
そう言って、ルークは、私達に包み紙に包まれた物を渡す。
それを見た三人人は、嬉しそうに顔を綻ばせてそれぞれ包み紙を開ける。
そして、包み紙を開くと中からは色違いのお揃いのブレスレットが出てきた。
それに気づいた三人は早速腕に付ける。
「わぁ~~かわいい~~!!ルーク、ありがとう!」
「三人お揃いのデザインなんですね……素敵です……ありがとうございます」
「ねぇ~ルカのはどんなデザインなの?」
沙羅がブレスレットのデザインが気になるみたいで、私のブレスレットをまじまじと見つめている。
私のブレスレットも、皆とはデザインが似ているが、ブレスレットの真ん中に
皆とは違う装飾が施されている。
「これは……」
「あぁ、気が付いたか?それはルカだけの特別な物なんだ、だから三人とはデザインが違うんだよ」
ルークはそう言って、嬉しそうに微笑む。
私はその笑顔にドキッとして、思わず俯いてしまう。
すると、隣にいるエミリアがニヤニヤと私の方を見て笑う。
「特別だって~良かったね、ルカ」
「もう……からかわないでください、でも本当に嬉しいです、ありがとうルーク
それから……私からもプレゼントがあるのですが、今渡しても良いでしょうか?」
「ルカから?勿論!嬉しいよ」
「わわっ、えっと……今持ってきますので待っててください……!」
そう言って私は、恥ずかしさを隠すように急いで部屋を出た。
こんな皆のいる所で頭を撫でられるなんて思ってなくて、思わず顔が緩んでしまう。
「こんな幸せでいいのかしら……」
思わずそんな言葉が出てしまう、だって今まであんな事があって……
だから、今でも不安になる事がある。
「ううん、そんな事考えるのは止めましょう……それよりも、早くルークにプレゼントを渡さなきゃね」
私は自分にそう言い聞かせながらプレゼントを取りに戻った。
「ルカ……本日はお招きいただきありがとうございます」
「ふふ、そんなにかしこまらないで?ほら上がって上がって」
「うん、お邪魔します」
そんなやり取りをして、ルークをパーティー会場である応接間へと案内
する。パーティーするならもっと大きな場所が良いかな、とか考えたけれど
きっと、ルークは煌びやかなパーティーより、いつもの私達の様なパーティーの方が気楽だろうと思い、この部屋でパーティーをする事を決めた。
応接間に入ると、今日の為に作った料理がテーブルに並べられていて それを見たルークは目を輝かせていた。
その様子を見た私は、思わず笑ってしまった。
「凄いでしょう?これ全部皆で手作りしたのよ?」
私がそう言うと、ルークは優しい笑顔を私に向けて、俺の為にありがとう。
と言って笑った。
「ルーク!早くご飯食べないと冷めちゃうよ!」
「エミリア!今はルカと……」
「久しぶりだもんね~でも、安心して!二人きりの時間は作ってあげるから」
そう言ってエミリアは私の方を見て、ウインクをした。
全く、エミリアは……と思いながらも、私は素直にエミリアに感謝をした。
「お話はそこまでにして、お食事にしませんか?」
「そうだよ!折角私達が作ったんだから美味しいうちに食べて欲しいな」
フィリスと沙羅は、そう言ってルークに席に着く様に促した。
それから、私達は席に着きパーティーを始める事にした。
「そうだ、皆にプレゼントを持ってきたんだ。受け取ってくれるだろうか?」
「プレゼントですか?」
そう言って、ルークは、私達に包み紙に包まれた物を渡す。
それを見た三人人は、嬉しそうに顔を綻ばせてそれぞれ包み紙を開ける。
そして、包み紙を開くと中からは色違いのお揃いのブレスレットが出てきた。
それに気づいた三人は早速腕に付ける。
「わぁ~~かわいい~~!!ルーク、ありがとう!」
「三人お揃いのデザインなんですね……素敵です……ありがとうございます」
「ねぇ~ルカのはどんなデザインなの?」
沙羅がブレスレットのデザインが気になるみたいで、私のブレスレットをまじまじと見つめている。
私のブレスレットも、皆とはデザインが似ているが、ブレスレットの真ん中に
皆とは違う装飾が施されている。
「これは……」
「あぁ、気が付いたか?それはルカだけの特別な物なんだ、だから三人とはデザインが違うんだよ」
ルークはそう言って、嬉しそうに微笑む。
私はその笑顔にドキッとして、思わず俯いてしまう。
すると、隣にいるエミリアがニヤニヤと私の方を見て笑う。
「特別だって~良かったね、ルカ」
「もう……からかわないでください、でも本当に嬉しいです、ありがとうルーク
それから……私からもプレゼントがあるのですが、今渡しても良いでしょうか?」
「ルカから?勿論!嬉しいよ」
「わわっ、えっと……今持ってきますので待っててください……!」
そう言って私は、恥ずかしさを隠すように急いで部屋を出た。
こんな皆のいる所で頭を撫でられるなんて思ってなくて、思わず顔が緩んでしまう。
「こんな幸せでいいのかしら……」
思わずそんな言葉が出てしまう、だって今まであんな事があって……
だから、今でも不安になる事がある。
「ううん、そんな事考えるのは止めましょう……それよりも、早くルークにプレゼントを渡さなきゃね」
私は自分にそう言い聞かせながらプレゼントを取りに戻った。
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