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ご褒美

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「それじゃぁ、私は帰るわ。あとは二人でごゆっくり」

エリカは帰って行った。

「ゆきおいで」

ヨシは私をベッドに呼び、強く抱き寄せ、頭を撫でた。

「今日はえらかったね」

そして、やわやわと胸を揉まれる。

「風俗やめたご褒美あげないとね」

乳首を口で吸われる。

「ゆきには痛い方がご褒美かな?」

乳首をぎゅっとつままれ、歯を当てられる。

「噛んであげようか?」

私はうなづく。

「あっ痛」
「ふふっ気持ちいいでしょ」

ヨシは手を下に持っていく。私の足をあげて、股の付け根を舐める。

「あっ気持ちいいっ」
「もう一回、アレしてあげようか?」

ヨシの目線の先には、ムチがあった。私は小さくはい、と言って、四つん這いになる。

ムチでお尻をなぞられる。それだけで腰はブルブルと震える。

「ここに欲しい?」
「は、はいっ淫乱なゆきのお尻にっムチをくださいっ」

バシンと音がする。

「気持ちいい?」
「はいっ痛いけど、気持ちいいですっ」

バシンバシン

「ゆきは叩かれて感じる変態になっちゃったね」

私は気持ちよさからか、むなしさからか、目に涙を浮かべていた。10回ほど叩かれてムチ打ちは終了したヨシが優しくおしりをなでる。

「あっ痛いっけどいいっ」
「ゆき、ゆきは俺の奴隷だね?」

ジャラジャラ音を立てて首輪のリードがひかれる。

「は、はいっ」
「次会うときはここの毛を処理しておいてね?」

下の毛を掴まれ、引っ張られる。

「はいっ」

ヨシがベッドから出て行った。やっと帰れる……そう思った。

「ゆき、明日は休み?休みだね」

ヨシが私の手帳を見ている。

プライバシーなどない。私はこの男の奴隷になったんだ。

「ゆき、ご褒美あげる。どこに欲しい?」

ヨシはペニスを見せつけてくる。

「あっあそこにほしいですっ」
「いいこ」

ヨシは私にキスして、中に挿入した。それからどうなったかは良く覚えていないけど、気がついたら自分の家で寝ていた。

昨日は何回もエッチしたからか、腰が痛い。携帯を見ると、恥ずかしいM字開脚の写真が待ち受けに表示された。それを変更すると、着信がある。

ヨシからだった。

「体、大丈夫?」
「は、はい、大丈夫です」
「昨日送って行ったときは頭も腰もダメそうだったから心配したよ」
「はい」
「今度デートしようよ、ふつうに映画館とかさ」
「えっいいんですか」

こうして、ヨシと映画を観に行くことになった。
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