24 / 53
にじゅうよん。
しおりを挟む
「もしかして…魔石……?」
「そう。…正確には、魔法石かな。」
もう魔力を入れちゃったし。と私にそれを渡そうとする。
ヒエッ!とビビる私に、落としても簡単には割れないよ。と投げてきた。
「ギャァァァァァァア!…あ、危ない!メリル様⁉︎なんてことを…!」
華麗に指でキャッチすることができず、奇跡的に腕の間にはさまっている魔法石を落とさぬように机に置いた。
なにその取り方!と笑っているメリル様を見て、私は今日も幸せ者だと悟った。
しばらくして、落ち着いたメリル様は、私にハーブティーのおかわりを入れてくれた。
それを一口飲み、カップを置くと、メリル様がもう一度青い箱から魔石を取り出す。
次は何色だろうかと目を輝かせていれば、緑色の魔法石が出来た。
パドマさんの瞳より濃い色をしたその魔法石も、とても綺麗だなと眺める。
そうしていると、次は赤色の魔法石が机に置かれた。
うわぁ!と驚く私は、ただそこで、1つの疑問が浮かんだ。
「…魔法石には、持っている魔力しか入れられないんですよね?」
そう聞くと、メリル様は、何?知らないの?と言って、自身が3属性持ちだと教えてくれた。
2属性も稀なのに、3属性も持っているメリル様は、やはり私が敬崇するお方だった。
「ちなみに、魔石には1つの属性しか入れられないよ。」
「え?そうなんですか?」
「うん。昔試してみたけど、魔石が砂に戻っちゃってね。全部失敗したよ。」
あれは勿体無いことをしたよね。と肩を竦める。
そんなメリル様に、あの、魔法石ってどうやって使うんですか?と聞けば、それも知らないの?と言いながら説明してくれた。
魔法石は、自身と同じ属性のものを身に付けることにより、自身の魔法の威力が上がるらしく、特に戦闘において重宝される。
アクセサリーとして身につけたり、武器に装飾するだけで良いらしい。
補助素材のようだ。
魔石にいれれる魔力の量は、魔石の大きさも関係するが、一番影響されるのは、魔力を入れる人自身の魔力量。メリル様みたいにたくさん魔力がある人が作った魔法石は、他の人が作る魔法石比べて、1.5~2倍ほど違うらしい。さすがです!メリル様!
ただ、効果は無限ではないため、魔法石の中の魔力が無くなったら、サラサラと砂に戻るとの事だ。なんと、使い捨てタイプなんだな。あ、おにぎりは食べてないよ。
だから、貴重な魔石に2つ以上の属性をいれられれば、より多くの属性の魔法石を作ることができ、また、それを使える人も増える。
貴重な魔石だからこそ、どうにかそれが出来ないか、この王国一の魔術師であるメリル様にそのお話がきたが、結果はメリル様が言った通り、不可能だった。
「……メリル様にも出来ないことがあるんですね。」
「君は僕をなんだと思っているの?」
「天使です。」
「…そう。」
話を聞き終わり、思ったことを言うと、呆れた目で見られる。
完璧な人間なんてこの世界にはいないよ。君の元いた世界は知らないけど。と言うメリル様の言葉を聞き、元の世界より完璧ですけど、ここ。と思った。
ただ、思っていたのと違う所といえば、魔法は万能じゃないし、聖女様は世界を救うわけじゃなかったと言う所か。
そう言うのはやはり空想の世界の出来事なんだな。と再認識したが、それでも、魔法は凄く便利だと思うし、聖女様の能力も聞いただけだが、すごいと思う。
そんなことを考えていれば、メリル様が再度魔石を手に取る。
もしや、2属性以上できるか試すのか…?と思い、問いかけると、違うよ。と言ってその石を私に渡してきた。
震える両手で落とさぬように受け取れば、手の中にある1cmほどの大きさの石を見つめる。
「それに、リウの魔力をいれてみて。」
「私のですか……?」
そう聞けば、うん。と簡単な返事をされる。
しかし、私は魔法も使えない。と言うと、魔法石を作るのに魔法は使わないよ。見ていたでしょう?と言われた。
「言う通りにしてくれたらできるはずだから。」
「…はい。」
それに、うまくいけば魔力属性も分かるかもしれないしね。と言うメリル様に、頑張ろう!と心に誓った。
「じゃあ、手のひらに乗せた状態で、魔力の流れを感じて。」
その言葉に、私は目を閉じ、自身に流れる魔力を感じる。
前までなら考えられないその体を巡る力に多少の違和感を覚えていれば、メリル様の声がした。
「…うん。そうしたら、魔石を魔力で包み込むようなイメージで。…そう、いい感じだよ。」
手のひらに置いていた魔石をメリル様がしていたように握り込み、魔力で包み、魔石に集めるように集中する。
その時間は、とても長く感じた。
手の中にある魔石が、私の体温でだろうか?、温かくなってきた頃、メリル様に、もういいよ。と言われる。
緊張していた息を吐き出し、目を開ける。
恐る恐る、握って汗ばんだ手を開いていくと、そこには、色の変わった魔法石があった。
「そう。…正確には、魔法石かな。」
もう魔力を入れちゃったし。と私にそれを渡そうとする。
ヒエッ!とビビる私に、落としても簡単には割れないよ。と投げてきた。
「ギャァァァァァァア!…あ、危ない!メリル様⁉︎なんてことを…!」
華麗に指でキャッチすることができず、奇跡的に腕の間にはさまっている魔法石を落とさぬように机に置いた。
なにその取り方!と笑っているメリル様を見て、私は今日も幸せ者だと悟った。
しばらくして、落ち着いたメリル様は、私にハーブティーのおかわりを入れてくれた。
それを一口飲み、カップを置くと、メリル様がもう一度青い箱から魔石を取り出す。
次は何色だろうかと目を輝かせていれば、緑色の魔法石が出来た。
パドマさんの瞳より濃い色をしたその魔法石も、とても綺麗だなと眺める。
そうしていると、次は赤色の魔法石が机に置かれた。
うわぁ!と驚く私は、ただそこで、1つの疑問が浮かんだ。
「…魔法石には、持っている魔力しか入れられないんですよね?」
そう聞くと、メリル様は、何?知らないの?と言って、自身が3属性持ちだと教えてくれた。
2属性も稀なのに、3属性も持っているメリル様は、やはり私が敬崇するお方だった。
「ちなみに、魔石には1つの属性しか入れられないよ。」
「え?そうなんですか?」
「うん。昔試してみたけど、魔石が砂に戻っちゃってね。全部失敗したよ。」
あれは勿体無いことをしたよね。と肩を竦める。
そんなメリル様に、あの、魔法石ってどうやって使うんですか?と聞けば、それも知らないの?と言いながら説明してくれた。
魔法石は、自身と同じ属性のものを身に付けることにより、自身の魔法の威力が上がるらしく、特に戦闘において重宝される。
アクセサリーとして身につけたり、武器に装飾するだけで良いらしい。
補助素材のようだ。
魔石にいれれる魔力の量は、魔石の大きさも関係するが、一番影響されるのは、魔力を入れる人自身の魔力量。メリル様みたいにたくさん魔力がある人が作った魔法石は、他の人が作る魔法石比べて、1.5~2倍ほど違うらしい。さすがです!メリル様!
ただ、効果は無限ではないため、魔法石の中の魔力が無くなったら、サラサラと砂に戻るとの事だ。なんと、使い捨てタイプなんだな。あ、おにぎりは食べてないよ。
だから、貴重な魔石に2つ以上の属性をいれられれば、より多くの属性の魔法石を作ることができ、また、それを使える人も増える。
貴重な魔石だからこそ、どうにかそれが出来ないか、この王国一の魔術師であるメリル様にそのお話がきたが、結果はメリル様が言った通り、不可能だった。
「……メリル様にも出来ないことがあるんですね。」
「君は僕をなんだと思っているの?」
「天使です。」
「…そう。」
話を聞き終わり、思ったことを言うと、呆れた目で見られる。
完璧な人間なんてこの世界にはいないよ。君の元いた世界は知らないけど。と言うメリル様の言葉を聞き、元の世界より完璧ですけど、ここ。と思った。
ただ、思っていたのと違う所といえば、魔法は万能じゃないし、聖女様は世界を救うわけじゃなかったと言う所か。
そう言うのはやはり空想の世界の出来事なんだな。と再認識したが、それでも、魔法は凄く便利だと思うし、聖女様の能力も聞いただけだが、すごいと思う。
そんなことを考えていれば、メリル様が再度魔石を手に取る。
もしや、2属性以上できるか試すのか…?と思い、問いかけると、違うよ。と言ってその石を私に渡してきた。
震える両手で落とさぬように受け取れば、手の中にある1cmほどの大きさの石を見つめる。
「それに、リウの魔力をいれてみて。」
「私のですか……?」
そう聞けば、うん。と簡単な返事をされる。
しかし、私は魔法も使えない。と言うと、魔法石を作るのに魔法は使わないよ。見ていたでしょう?と言われた。
「言う通りにしてくれたらできるはずだから。」
「…はい。」
それに、うまくいけば魔力属性も分かるかもしれないしね。と言うメリル様に、頑張ろう!と心に誓った。
「じゃあ、手のひらに乗せた状態で、魔力の流れを感じて。」
その言葉に、私は目を閉じ、自身に流れる魔力を感じる。
前までなら考えられないその体を巡る力に多少の違和感を覚えていれば、メリル様の声がした。
「…うん。そうしたら、魔石を魔力で包み込むようなイメージで。…そう、いい感じだよ。」
手のひらに置いていた魔石をメリル様がしていたように握り込み、魔力で包み、魔石に集めるように集中する。
その時間は、とても長く感じた。
手の中にある魔石が、私の体温でだろうか?、温かくなってきた頃、メリル様に、もういいよ。と言われる。
緊張していた息を吐き出し、目を開ける。
恐る恐る、握って汗ばんだ手を開いていくと、そこには、色の変わった魔法石があった。
0
お気に入りに追加
1,832
あなたにおすすめの小説
ざまぁ対象の悪役令嬢は穏やかな日常を所望します
たぬきち25番
ファンタジー
*『第16回ファンタジー小説大賞【大賞】・【読者賞】W受賞』
*書籍化2024年9月下旬発売
※書籍化の関係で1章が近日中にレンタルに切り替わりますことをご報告いたします。
彼氏にフラれた直後に異世界転生。気が付くと、ラノベの中の悪役令嬢クローディアになっていた。すでに周りからの評判は最悪なのに、王太子の婚約者。しかも政略結婚なので婚約解消不可?!
王太子は主人公と熱愛中。私は結婚前からお飾りの王太子妃決定。さらに、私は王太子妃として鬼の公爵子息がお目付け役に……。
しかも、私……ざまぁ対象!!
ざまぁ回避のために、なんやかんや大忙しです!!
※【感想欄について】感想ありがとうございます。皆様にお知らせとお願いです。
感想欄は多くの方が読まれますので、過激または攻撃的な発言、乱暴な言葉遣い、ポジティブ・ネガティブに関わらず他の方のお名前を出した感想、またこの作品は成人指定ではありませんので卑猥だと思われる発言など、読んだ方がお心を痛めたり、不快だと感じるような内容は承認を控えさせて頂きたいと思います。トラブルに発展してしまうと、感想欄を閉じることも検討しなければならなくなりますので、どうかご理解いただければと思います。
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
噂の醜女とは私の事です〜蔑まれた令嬢は、その身に秘められた規格外の魔力で呪われた運命を打ち砕く〜
秘密 (秘翠ミツキ)
ファンタジー
*『ねぇ、姉さん。姉さんの心臓を僕に頂戴』
◆◆◆
*『お姉様って、本当に醜いわ』
幼い頃、妹を庇い代わりに呪いを受けたフィオナだがその妹にすら蔑まれて……。
◆◆◆
侯爵令嬢であるフィオナは、幼い頃妹を庇い魔女の呪いなるものをその身に受けた。美しかった顔は、その半分以上を覆う程のアザが出来て醜い顔に変わった。家族や周囲から醜女と呼ばれ、庇った妹にすら「お姉様って、本当に醜いわね」と嘲笑われ、母からはみっともないからと仮面をつける様に言われる。
こんな顔じゃ結婚は望めないと、フィオナは一人で生きれる様にひたすらに勉学に励む。白塗りで赤く塗られた唇が一際目立つ仮面を被り、白い目を向けられながらも学院に通う日々。
そんな中、ある青年と知り合い恋に落ちて婚約まで結ぶが……フィオナの素顔を見た彼は「ごめん、やっぱり無理だ……」そう言って婚約破棄をし去って行った。
それから社交界ではフィオナの素顔で話題は持ちきりになり、仮面の下を見たいが為だけに次から次へと婚約を申し込む者達が後を経たない。そして仮面の下を見た男達は直ぐに婚約破棄をし去って行く。それが今社交界での流行りであり、暇な貴族達の遊びだった……。
召喚されたけど要らないと言われたので旅に出ます。探さないでください。
udonlevel2
ファンタジー
修学旅行中に異世界召喚された教師、中園アツシと中園の生徒の姫島カナエと他3名の生徒達。
他の三人には国が欲しがる力があったようだが、中園と姫島のスキルは文字化けして読めなかった。
その為、城を追い出されるように金貨一人50枚を渡され外の世界に放り出されてしまう。
教え子であるカナエを守りながら異世界を生き抜かねばならないが、まずは見た目をこの世界の物に替えて二人は慎重に話し合いをし、冒険者を雇うか、奴隷を買うか悩む。
まずはこの世界を知らねばならないとして、奴隷市場に行き、明日殺処分だった虎獣人のシュウと、妹のナノを購入。
シュウとナノを購入した二人は、国を出て別の国へと移動する事となる。
★他サイトにも連載中です(カクヨム・なろう・ピクシブ)
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
公爵家御令嬢に転生?転生先の努力が報われる世界で可愛いもののために本気出します「えっ?私悪役令嬢なんですか?」
へたまろ
ファンタジー
ここは、とある恋愛ゲームの舞台……かもしれない場所。
主人公は、まったく情報を持たない前世の知識を持っただけの女性。
王子様との婚約、学園での青春、多くの苦難の末に……婚約破棄されて修道院に送られる女の子に転生したただの女性。
修道院に送られる途中で闇に屠られる、可哀そうな……やってたことを考えればさほど可哀そうでも……いや、罰が重すぎる程度の悪役令嬢に転生。
しかし、この女性はそういった予備知識を全く持ってなかった。
だから、そんな筋書きは全く関係なし。
レベルもスキルも魔法もある世界に転生したからにはやることは、一つ!
やれば結果が数字や能力で確実に出せる世界。
そんな世界に生まれ変わったら?
レベル上げ、やらいでか!
持って生まれたスキル?
全言語理解と、鑑定のみですが?
三種の神器?
初心者パック?
肝心の、空間収納が無いなんて……無いなら、努力でどうにかしてやろうじゃないか!
そう、その女性は恋愛ゲームより、王道派ファンタジー。
転生恋愛小説よりも、やりこみチートラノベの愛読者だった!
子供達大好き、みんな友達精神で周りを巻き込むお転婆お嬢様がここに爆誕。
この国の王子の婚約者で、悪役令嬢……らしい? かもしれない?
周囲の反応をよそに、今日もお嬢様は好き勝手やらかす。
周囲を混乱を巻き起こすお嬢様は、平穏無事に王妃になれるのか!
死亡フラグを回避できるのか!
そんなの関係ない!
私は、私の道を行く!
王子に恋しない悪役令嬢は、可愛いものを愛でつつやりたいことをする。
コメディエンヌな彼女の、生涯を綴った物語です。
転移先は薬師が少ない世界でした
饕餮
ファンタジー
★この作品は書籍化及びコミカライズしています。
神様のせいでこの世界に落ちてきてしまった私は、いろいろと話し合ったりしてこの世界に馴染むような格好と知識を授かり、危ないからと神様が目的地の手前まで送ってくれた。
職業は【薬師】。私がハーブなどの知識が多少あったことと、その世界と地球の名前が一緒だったこと、もともと数が少ないことから、職業は【薬師】にしてくれたらしい。
神様にもらったものを握り締め、ドキドキしながらも国境を無事に越え、街でひと悶着あったから買い物だけしてその街を出た。
街道を歩いている途中で、魔神族が治める国の王都に帰るという魔神族の騎士と出会い、それが縁で、王都に住むようになる。
薬を作ったり、ダンジョンに潜ったり、トラブルに巻き込まれたり、冒険者と仲良くなったりしながら、秘密があってそれを話せないヒロインと、ヒロインに一目惚れした騎士の恋愛話がたまーに入る、転移(転生)したヒロインのお話。
知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる