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セシリアのとある日の一日。−休日編−

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7:45 起床。

ピピピピピピ!ピピピピピピピピ!ピピピピガチャ

「ん……ぅわ…目覚まし、消し忘れてた……。」

「……お、やすみ…………。」

「スゥ……スゥ……スゥ……。」





10:20 起床2。

「ふ、わぁ…。お腹すいた……。」

「今何時……?」

「—っ!」

「なんてことだ……!朝食の時間が終わっている…だと…⁉︎」





10:25 ベッドから降りる。

「お昼時間まで後1時間くらいかぁ…。」

「…ん⁉︎これは……っ!」

「サンドウィッチじゃないか!!」

「あぁ……ありがたき幸せ…!」

「ん?メモがある……。」

「セシリーへ。お休みの日だからってあんまり寝過ぎちゃダメだよ。お兄ちゃんより。」

「お兄ちゃん……。」

「よく出来る兄を持って私は幸せだ。」





10:50 部屋の掃除を開始。

「おぉ!外は良い天気だなー!」

「風が気持ちいい……。」

「あ、これ、この間探してた専門書!こんなところにあったのか。」

「ん?何々……。」

「なるほど。あの薬草はこう使えば良いのか。」

「ふーん…。」

「あ、これは……。」





13:00 食堂に出発。

「……はっ!もうこんな時間!」

「掃除全然進んでない……。」

「まぁいいか。」

「お昼食べに行こう。」




13:20 食堂到着。

「今日はー果物まっつりー!」

「あら、セシリアじゃない。」

「アリア副団長!」

「もうすぐノア団長も来るわよ。」

「兄が来る……だと…⁉︎」

「呼んだぁ?」

「ギャァァァア!!」

「ひどーい!セシリー!今日朝ごはん持って言った兄に対する叫びじゃないよねー。」

「お、お兄様!朝はありがとうございました!で、でわっ!」

「どこ行くのぉ?一緒にご飯食べようよぉ。はい、皿持ってー。」

「……。」

「諦めなさい。セシリア。」





14:00 食事終了。

「もうお腹いっぱい……。」

「うん、全部食べれて偉いねぇ。セシリー。」

ノア団長シスコン、早く行きますよ。」

「最近ー、アリア副団長隠さなくなって来ましたよねぇ。」

「前から(心の中では)こんな感じでしたよ。」





14:25 部屋に到着。

「んーっ!お腹いっぱいになったら眠くなって来ちゃった……。」

「ちょっとだけお昼寝しよう。」

「……スゥ……スゥ……スゥ……。」





15:10 兄来訪。

「セシリー!一緒におやつ…あれ。」

「スゥ……スゥ……。」

「お昼寝中だったかぁ。」

「……スゥ……スゥ。」

「ふふっ、かわいいなぁ。」

「スゥ……スゥ……スゥ……。」

「残念だけどこれはみんなで食べよぉ。」


「おやすみぃ、セシリー。」





17:15 起床3。

「うぅ…。寝過ぎて頭が痛い……。」

「今何時なの。」

「17時過ぎてる…!」

「なんてことだっ!掃除もしていない!」

「あれ、なんか本が散乱している。」

「片付ける前より汚いような……。」

「……あれ。」

「…とりあえず、夕食までに片付けよう。」





18:50 掃除完了。

「ふぅ…。なんとか終わったー。」

「ん?おぉ、なかなか良い時間ではないか。」

「食堂に行こー!」





19:10 食堂到着。

「あ、オギンスキ団長とイリヤ副団長!」

「おっ、セシリアか。」

「セシリアちゃんじゃなーい!今日も素敵なお洋服ね!」

「ふふっ、ありがとうございます。」

「あらぁー、何?その服ももしかしてお兄ちゃんかしら?」

「そうなんです!この間、遠征先から帰る途中に寄ったお店で買ったって言ってました。」

「そうなのぉ?可愛いわー!」

「イリヤ副団長にも好きそうなお店だって言ってました!場所、お教えしましょうか?」

「あらぁ!いいのー?嬉しいわー!」

「やめてくれセシリア。今はこんな風に化粧とかしてるが、よく見ろ。身長180の男だ。」

「え?でも、そこらへんの人よりも綺麗なお姉さんですよ?」

「やーん!セシリアちゃんは良い子ねー!」


「団長はちょーっと一緒に外に行きましょうか?」

「ほら、セシリア、早く飯食べるぞ。急げ。」






20:10 食事終了。

「食べた食べた!」

「セシリアちゃん、ほとんど果物だったけど足りるの?」

「お昼も遅かったので、ちょうど良いくらいですよー!」

「そうか。やはり女は小食だな。」

「でも、心配ね。明日はよく食べるのよ?」

「はーいっ。」





20:25 部屋到着。

「お風呂入ろー!」

「今日はバラの香りの入浴剤にしようかなー。」

「ふぅ…。良い匂い。」





21:10 お風呂終了。

「気持ちよかったぁ。」

「おっ、体からバラの匂いが!」

「この香りでシャロン様もイチコロ!」

「あ、そうだ!出てきた専門書でお勉強しよー!」

「朝読んだところはここか。」

「ふんふん、なるほど。」





22:30 お勉強終了。

「んー!よしっ。」

「終わり!」

「今日はもう寝よー!」




22:45 就寝

「スゥ……スゥ……スゥ……。」

「ふふっ、しゃろんさまぁ……。」

「…スゥ……スゥ……。」





____________________


「あれ?私、一日中寝てる気がする…。」

「いつものセシリーだよぉ。」

「てかぁ、」

「ん?何?」

「あれほどぉ、ご飯はぁ、ちゃんと食べなさいってぇ、」

「ヒッ!」

「言わなかったかなぁ?」

「ご、ごめんなさーいっ!!」

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