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Chapter12:クリスマスの夜に
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「ブラストラップ、すごく似合ってるよ。可愛い♡」
私の肩にかかっている黒のブラストラップを褒めた直後に
「んぅ♡」
あおくんの唇がそこにチュッと触れた。
「今日のニットに合ってるし、はなはオフショルのトップスが似合うなぁって感じたよ」
褒め言葉はくすぐったくもあるし……
「またオフショル、流行るみたいだからストラップ着けるの楽しみだよ」
「そうなんだぁ流行るんだ?」
「うん、ショップ店員やってる音羽ちゃんが言ってたの。『来年の春夏はオフショルのアイテムが激増するらしい』って」
「じゃあちょうど良かったんだね♪」
「ユタカさんは知ってたんじゃない? 美容師さんだからファッションの流行に敏感そうだもん」
「確かに! あの時ユタカさんに会えてラッキーだったかも」
もらったばかりのクリスマスプレゼントをこれからのファッションに使えると思うと嬉しくもある。
「でも春夏かぁ……まだまだ先かなぁ」
あおくんはまたブラストラップにチュッて口付ける。
「あっ、オフショルのニットはこの冬いっぱい着るよ! だって着たくてたまらなかったんだもん。あおくんのおかげでこれからは遠慮なく買えるからね」
そのセクシーな仕草にドキドキしながらも、気兼ねなく好みの服を着れる嬉しさを告げると
「うん、クリスマスプレゼントだしせっかくなら冬にいっぱい眺めたいかも。はなの肩からお花のストラップが見えるとこ」
あおくんはまたチュッチュッと連続で肩をキスしてきて
「んっ……」
「外に出る時はね、コートやストールで首から肩を隠すの。で、2人っきりになった時にだけブラストラップお披露目って感じ。
そういうの、すっごく萌える♡」
「やぁん♡」
酔っ払っているんだろうなと心配しながらも心地良い感触に酔いしれ、私は両脚をスリスリと擦り合わせる。
「いっぱいオフショル着てね、はな。ブラストラップ、俺にいっぱいいっぱい見せて♡」
あおくんの肌も唇も温かくて、すっごくすっごく気持ちいい。
擦り合わせている脚と脚の間にあおくんの硬いモノがツンツンスリスリと当たってるのもまた気持ちよくて内股がしっとりとしてきてしまう。
(酔っ払ってるあおくん、いつもよりセクシーですっごく良いかも♡)
あおくんはもう全裸になっていた。熱い肌が半裸の私と触れ合っているのは本当に心地よいし、ゆるゆると融けていくバターになったような感じがして幸福感が湧き上がってくる。
(あおくん……私に遠慮してお酒飲まないようにしていたのはなんでだろう? まさやんさんとは飲みに行ってるんだよね?)
トロトロに気持ち良くなっている中、私はなんでクリスマスマーケットの場でもノンアルの飲み物を望んだのか、あおくんの行動が気にかかっていた。
「はなぁ♡ 大好き♡」
「んふうぅん♡ 私もぉ♡」
「えへへ♡ 嬉しい♡」
「えへへ♡」
今だって、えっちな雰囲気になってはいるものの激しい行為にはなっていないしむしろすっごく楽しめている。
(言葉遣いはいつもと同じくらい優しいままだしお酒で失敗する事もなさそう……)
「はな、うつ伏せになってみて」
あおくんは私に体の向きを指定してきたけど、「命令」じゃなくて「お願い」ってニュアンスだ。あくまで優しい言葉遣いで私に無理のないよう配慮してくれる感じがする。
「うん」
私は、彼の言われた通りにうつ伏せへと体勢を変え背中を天井に向けると
「ありがと♡ はな♡」
わざわざそれだけの為に「ありがとう」なんて言ってくれる彼の優しさにキュンキュンきた。
(あおくんはノンアルのホットワインを飲みたがったのって、あの時の話にあったように「私が20歳の誕生日になってないから」くらいの理由なんだろうな。特別大きな理由があるんじゃなくて、あくまで歳下の私に合わせるっていう配慮みたいな理由っていうか)
うつ伏せになった私の背中へ、あおくんの温かな手のひらがふわふわと触れる。
結局はアルコール入りのホットワインを飲んでしまったんだろうけど、注文段階ではちゃんと「はなの誕生日が来るまではノンアル」ってマイルールをきちんと課していたんだし、たとえお酒を飲んだからといって人格が変わるわけでもないと理解出来たから、そのふわりふわりとした触り方に身を完全に預けていたら
「えへへ……なめちゃお♡」
「!!」
あおくんがペロッと私の背中を舐めて
「んふふ♡」
ベロベロペチャペチャとした水音が立つ度に
「あっ」
「やぁ」
「んひぃ♡」
こっちも甲高くて変な声が漏れ出てしまう。
「はな、背中気持ちいい? 感じちゃう?」
私を覆い被さるようにあおくんの体が重なろうとしていて
「あぅぅ♡」
「えっちな気分になる?」
お尻のワレメにあおくんの硬いモノ、耳の穴に向かってあおくんの熱い吐息がほぼ同時に触れてきたから
「ああぁぁぁぅぅぅ♡」
返事になってないような声をあげ、全身をビクビクと振るわせ
(んあぁ……イッちゃったぁ)
ハァハァと息を切らせながら、本番エッチの前に絶頂してしまった事に恥ずかしくなった。
私の肩にかかっている黒のブラストラップを褒めた直後に
「んぅ♡」
あおくんの唇がそこにチュッと触れた。
「今日のニットに合ってるし、はなはオフショルのトップスが似合うなぁって感じたよ」
褒め言葉はくすぐったくもあるし……
「またオフショル、流行るみたいだからストラップ着けるの楽しみだよ」
「そうなんだぁ流行るんだ?」
「うん、ショップ店員やってる音羽ちゃんが言ってたの。『来年の春夏はオフショルのアイテムが激増するらしい』って」
「じゃあちょうど良かったんだね♪」
「ユタカさんは知ってたんじゃない? 美容師さんだからファッションの流行に敏感そうだもん」
「確かに! あの時ユタカさんに会えてラッキーだったかも」
もらったばかりのクリスマスプレゼントをこれからのファッションに使えると思うと嬉しくもある。
「でも春夏かぁ……まだまだ先かなぁ」
あおくんはまたブラストラップにチュッて口付ける。
「あっ、オフショルのニットはこの冬いっぱい着るよ! だって着たくてたまらなかったんだもん。あおくんのおかげでこれからは遠慮なく買えるからね」
そのセクシーな仕草にドキドキしながらも、気兼ねなく好みの服を着れる嬉しさを告げると
「うん、クリスマスプレゼントだしせっかくなら冬にいっぱい眺めたいかも。はなの肩からお花のストラップが見えるとこ」
あおくんはまたチュッチュッと連続で肩をキスしてきて
「んっ……」
「外に出る時はね、コートやストールで首から肩を隠すの。で、2人っきりになった時にだけブラストラップお披露目って感じ。
そういうの、すっごく萌える♡」
「やぁん♡」
酔っ払っているんだろうなと心配しながらも心地良い感触に酔いしれ、私は両脚をスリスリと擦り合わせる。
「いっぱいオフショル着てね、はな。ブラストラップ、俺にいっぱいいっぱい見せて♡」
あおくんの肌も唇も温かくて、すっごくすっごく気持ちいい。
擦り合わせている脚と脚の間にあおくんの硬いモノがツンツンスリスリと当たってるのもまた気持ちよくて内股がしっとりとしてきてしまう。
(酔っ払ってるあおくん、いつもよりセクシーですっごく良いかも♡)
あおくんはもう全裸になっていた。熱い肌が半裸の私と触れ合っているのは本当に心地よいし、ゆるゆると融けていくバターになったような感じがして幸福感が湧き上がってくる。
(あおくん……私に遠慮してお酒飲まないようにしていたのはなんでだろう? まさやんさんとは飲みに行ってるんだよね?)
トロトロに気持ち良くなっている中、私はなんでクリスマスマーケットの場でもノンアルの飲み物を望んだのか、あおくんの行動が気にかかっていた。
「はなぁ♡ 大好き♡」
「んふうぅん♡ 私もぉ♡」
「えへへ♡ 嬉しい♡」
「えへへ♡」
今だって、えっちな雰囲気になってはいるものの激しい行為にはなっていないしむしろすっごく楽しめている。
(言葉遣いはいつもと同じくらい優しいままだしお酒で失敗する事もなさそう……)
「はな、うつ伏せになってみて」
あおくんは私に体の向きを指定してきたけど、「命令」じゃなくて「お願い」ってニュアンスだ。あくまで優しい言葉遣いで私に無理のないよう配慮してくれる感じがする。
「うん」
私は、彼の言われた通りにうつ伏せへと体勢を変え背中を天井に向けると
「ありがと♡ はな♡」
わざわざそれだけの為に「ありがとう」なんて言ってくれる彼の優しさにキュンキュンきた。
(あおくんはノンアルのホットワインを飲みたがったのって、あの時の話にあったように「私が20歳の誕生日になってないから」くらいの理由なんだろうな。特別大きな理由があるんじゃなくて、あくまで歳下の私に合わせるっていう配慮みたいな理由っていうか)
うつ伏せになった私の背中へ、あおくんの温かな手のひらがふわふわと触れる。
結局はアルコール入りのホットワインを飲んでしまったんだろうけど、注文段階ではちゃんと「はなの誕生日が来るまではノンアル」ってマイルールをきちんと課していたんだし、たとえお酒を飲んだからといって人格が変わるわけでもないと理解出来たから、そのふわりふわりとした触り方に身を完全に預けていたら
「えへへ……なめちゃお♡」
「!!」
あおくんがペロッと私の背中を舐めて
「んふふ♡」
ベロベロペチャペチャとした水音が立つ度に
「あっ」
「やぁ」
「んひぃ♡」
こっちも甲高くて変な声が漏れ出てしまう。
「はな、背中気持ちいい? 感じちゃう?」
私を覆い被さるようにあおくんの体が重なろうとしていて
「あぅぅ♡」
「えっちな気分になる?」
お尻のワレメにあおくんの硬いモノ、耳の穴に向かってあおくんの熱い吐息がほぼ同時に触れてきたから
「ああぁぁぁぅぅぅ♡」
返事になってないような声をあげ、全身をビクビクと振るわせ
(んあぁ……イッちゃったぁ)
ハァハァと息を切らせながら、本番エッチの前に絶頂してしまった事に恥ずかしくなった。
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