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りょーくんとあーちゃん
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「でもね、私は男性不信になってるわけじゃないの。
痴漢はとっても怖かったし満員電車に乗るのもまだまだ怖いって感じるんだけど、ちゃんと人並みに恋したかったし大好きな人と心地良く触れ合いたい欲求はあるんだ」
「そう……なの?」
私の方から「もっといっぱい私と触れ合っても良いよ」なんて言うのは大胆過ぎる行動かもしれない。
でも、痴漢被害に遭いながらも私は「新しい恋をしよう」という気持ちを持っていたのは確かなんだ。だからりょーくんにこれを伝えるのは間違ってないって信じてる。
恋人同士だったらあの時の勇輝くんみたいな行動を取って私の体を求めようとするのは当然だと、私は既に学んでいる。
いきなりガバッと覆い被されたり押し倒されたりは怖いけど、りょーくんが私を大切に扱ってくれるのなら……触れ合い方に慎重になってくれているのなら……。
それなら私はもう少し勇気を出す事が出来るし、りょーくんともうちょっと触れ合う部分を広く大きくしたい。
(やっぱり、今の私の発言って大胆かなぁ? りょーくんドン引きしてないかな……?)
「もうちょっとなら平気だよ。寧ろ私がりょーくんともっと触れ合いたい」
「彼にドン引きされてやしないか」という思いが私の頬と耳を熱くさせる。
汗も掻いてきて、指先に湿り気も感じて余計に焦る。
「もっと触れ合ってもいいなら……あーちゃんの手を、しっかり握ってもいい?」
りょーくんも頬を真っ赤にしながら、私を見下ろし具体的な触れ合い方を提案してきた。
「うっ……うんっ! うん、うんっ!!」
私は首をカクカク揺らして何度も頷くと、彼の前に右手を差し出した。
「ありがとう」
りょーくんは目を細めて喜び、蝶々ではなく私の手だと認識するような触り方をしてきた。
「んっ」
その触れ方に私の肩はビクッと震え、小さな声も漏らす。
「あっ……ごめ」
「ううん、嫌じゃないから」
「じゃあ、しっかり握手するね」
私の肩や声の反応に一瞬たじろいだものの、私の「嫌じゃない」で彼も納得してくれ、私の手は彼にとっての蝶々では完全になくなる。
(握手だ……嬉しい)
蝶々扱いするりょーくんの優しさも嬉しかったけど、今の握手の方が何倍も嬉しい。
「本当に怖くない? 俺の手、大き過ぎて嫌じゃないかな?」
りょーくんの優しい気遣いのセリフに私は首を左右に振って
「嬉しいよ、りょーくんの大きな手は安心するしこの温かさも落ち着く」
りょーくんが勘違いしないよう、自分の気持ちを正しく示す。
「良かった」
2人きりの時の彼は意地悪に笑って私を揶揄ったりもするのに、行動の本質は真面目で誠実。
「私、りょーくんと両想いになれて本当に良かったって思ってるよ」
今この瞬間も彼のその本質を実感出来ているから、その言葉を真っ直ぐに素直に言う事が出来ていて
「それでね、明日の水族館デートの最中もりょーくんとこうして手を繋いでいたいなぁって思うんだけど……りょーくんはどう思うかなぁ?」
大胆かもしれない更なる欲求を彼に明かした。
「手を繋ぎながらデート、かぁ」
私の欲求は彼の眉を下げさせてしまう。
「りょーくんが痴漢から助けてくれた時に、私の手をずーっと握ってくれていたでしょ?実はあれも全然嫌じゃなかったの。アパートまで帰ってきた時『このまま手を離すのが寂しいな』って思っちゃったくらいだし……ダメ、かなぁ?」
(デート中の手繋ぎにあまり良いイメージを持たないのかな? あまり喜んでないみたい)
今にも難色を示しそうな彼の眉の形に心配になっていると
「手を繋いでもいいんだけどさ、30㎝の身長差があるから親子の手の繋ぎ方になるかなって」
りょーくんは立ち上がって私の方に手を差し伸べる。
「親子?」
「ほらあーちゃん、立ってみて」
「うん?」
「で、俺と横並びになってみて」
「ん」
言葉だけだと意味が良く分からなかったんだけど、私も一緒に並んで立ってみてようやく理解する。
(なるほど……私が肘を上げないとりょーくんと上手く手繋ぎ出来ないんだ)
ドラマで観るような手繋ぎシーンはカップルがもっと下の方で手を繋ぐイメージがあるんだけど、私とりょーくんの身長差ではそのようにならないみたいだ。
「そういう繋ぎ方も良いと思うんだけど、欲を言えばこうしてくれるともっと嬉しいかも」
りょーくんはそう言い、自分の腕に捕まるよう身振り手振りで伝えてくれた。
「りょーくんの腕に抱きつく感じ?」
「分かりやすく言うとそういう感じ。体ごと抱きつくっていうんじゃなくて、軽い抱き寄せになるのかな? あーちゃんが俺を求めてくれる気がして萌える」
「萌える……かぁ」
「どうかな? 手繋ぎよりは密着度高まるんだけど、土日の水族館は混むし大水槽周辺は観覧スペースは薄暗いだろうから、しっかり捕まっててくれた方がメリットも大きいと思うんだ」
手繋ぎよりもこれの方が確かに彼との距離が近くなるし、りょーくんとしての「欲」でもあるんだと思う。
けれどもちゃんと私にメリットを伝えて安心感を説明でも与えてくれる彼の態度により好感を持った。
「うん! 明日はりょーくんの腕にしっかり捕まりながらデートを楽しむ事にする♪」
納得して私が笑顔で頷くと
「良かった♪ 我が儘言ってごめんねあーちゃん」
「こんなの我が儘の内に入らないよ。明日が一層楽しみになってきた♪」
互いにそう言い合い、微笑み合う。
それだけでもう、幸せいっぱいでこのまま心地良く眠れそうだ。
「今日はもう寝るよ。明日が楽しみだし、しっかり睡眠取ってあーちゃんの水族館デートをめちゃくちゃ楽しい時間にしてあげたいから」
「うん……」
時刻はまだ22時台なんだけど、2人ともこの場から立ち上がってしまったし、流れ的にここでりょーくんとバイバイした方が良さそうだ。
(本音を言えばりょーくんともっと夜更かししていたいけど明日の予定もしっかり立った事だし、寝不足になってはいけないよね)
私は今からお風呂にも入らなきゃいけない。
りょーくんはコンビニバイトがないとはいえ、今夜はゆっくりと体を休めておかないと可哀想だと思った。
「じゃあ……また明日ね。おやすみりょーくん」
「あーちゃんおやすみ。ゆっくり体を休めてね」
「りょーくんもだよっ!」
「ふふっ、俺もちゃんと休めるよ」
ただ壁一枚向こう側に移動するだけなのに、今夜は特にこの「バイバイ」が名残惜しく感じる。
「あーちゃんおやすみ」
「おやすみ、りょーくん」
だけどりょーくんの方は「ニコッ」の顔で掌を軽くヒラヒラと振り、真っ先にドアノブに手を掛けて出て行ってしまった。
「あ……」
名残惜しいと感じていたのは私の方だけだったみたいで寂しい。
(でも、明日は念願の水族館デートだもんね!りょーくんも私と同じく夜更かししたかったけど我慢して隣の部屋に帰ってしまっただけなのかもしれないな……)
今日の会話や仕草で、私がどれほど彼に大事にされているかを気付かされた。
だからこれもきっと彼の気遣いなんだろうと思い、私はお風呂と寝る身支度に専念する事にした。
痴漢はとっても怖かったし満員電車に乗るのもまだまだ怖いって感じるんだけど、ちゃんと人並みに恋したかったし大好きな人と心地良く触れ合いたい欲求はあるんだ」
「そう……なの?」
私の方から「もっといっぱい私と触れ合っても良いよ」なんて言うのは大胆過ぎる行動かもしれない。
でも、痴漢被害に遭いながらも私は「新しい恋をしよう」という気持ちを持っていたのは確かなんだ。だからりょーくんにこれを伝えるのは間違ってないって信じてる。
恋人同士だったらあの時の勇輝くんみたいな行動を取って私の体を求めようとするのは当然だと、私は既に学んでいる。
いきなりガバッと覆い被されたり押し倒されたりは怖いけど、りょーくんが私を大切に扱ってくれるのなら……触れ合い方に慎重になってくれているのなら……。
それなら私はもう少し勇気を出す事が出来るし、りょーくんともうちょっと触れ合う部分を広く大きくしたい。
(やっぱり、今の私の発言って大胆かなぁ? りょーくんドン引きしてないかな……?)
「もうちょっとなら平気だよ。寧ろ私がりょーくんともっと触れ合いたい」
「彼にドン引きされてやしないか」という思いが私の頬と耳を熱くさせる。
汗も掻いてきて、指先に湿り気も感じて余計に焦る。
「もっと触れ合ってもいいなら……あーちゃんの手を、しっかり握ってもいい?」
りょーくんも頬を真っ赤にしながら、私を見下ろし具体的な触れ合い方を提案してきた。
「うっ……うんっ! うん、うんっ!!」
私は首をカクカク揺らして何度も頷くと、彼の前に右手を差し出した。
「ありがとう」
りょーくんは目を細めて喜び、蝶々ではなく私の手だと認識するような触り方をしてきた。
「んっ」
その触れ方に私の肩はビクッと震え、小さな声も漏らす。
「あっ……ごめ」
「ううん、嫌じゃないから」
「じゃあ、しっかり握手するね」
私の肩や声の反応に一瞬たじろいだものの、私の「嫌じゃない」で彼も納得してくれ、私の手は彼にとっての蝶々では完全になくなる。
(握手だ……嬉しい)
蝶々扱いするりょーくんの優しさも嬉しかったけど、今の握手の方が何倍も嬉しい。
「本当に怖くない? 俺の手、大き過ぎて嫌じゃないかな?」
りょーくんの優しい気遣いのセリフに私は首を左右に振って
「嬉しいよ、りょーくんの大きな手は安心するしこの温かさも落ち着く」
りょーくんが勘違いしないよう、自分の気持ちを正しく示す。
「良かった」
2人きりの時の彼は意地悪に笑って私を揶揄ったりもするのに、行動の本質は真面目で誠実。
「私、りょーくんと両想いになれて本当に良かったって思ってるよ」
今この瞬間も彼のその本質を実感出来ているから、その言葉を真っ直ぐに素直に言う事が出来ていて
「それでね、明日の水族館デートの最中もりょーくんとこうして手を繋いでいたいなぁって思うんだけど……りょーくんはどう思うかなぁ?」
大胆かもしれない更なる欲求を彼に明かした。
「手を繋ぎながらデート、かぁ」
私の欲求は彼の眉を下げさせてしまう。
「りょーくんが痴漢から助けてくれた時に、私の手をずーっと握ってくれていたでしょ?実はあれも全然嫌じゃなかったの。アパートまで帰ってきた時『このまま手を離すのが寂しいな』って思っちゃったくらいだし……ダメ、かなぁ?」
(デート中の手繋ぎにあまり良いイメージを持たないのかな? あまり喜んでないみたい)
今にも難色を示しそうな彼の眉の形に心配になっていると
「手を繋いでもいいんだけどさ、30㎝の身長差があるから親子の手の繋ぎ方になるかなって」
りょーくんは立ち上がって私の方に手を差し伸べる。
「親子?」
「ほらあーちゃん、立ってみて」
「うん?」
「で、俺と横並びになってみて」
「ん」
言葉だけだと意味が良く分からなかったんだけど、私も一緒に並んで立ってみてようやく理解する。
(なるほど……私が肘を上げないとりょーくんと上手く手繋ぎ出来ないんだ)
ドラマで観るような手繋ぎシーンはカップルがもっと下の方で手を繋ぐイメージがあるんだけど、私とりょーくんの身長差ではそのようにならないみたいだ。
「そういう繋ぎ方も良いと思うんだけど、欲を言えばこうしてくれるともっと嬉しいかも」
りょーくんはそう言い、自分の腕に捕まるよう身振り手振りで伝えてくれた。
「りょーくんの腕に抱きつく感じ?」
「分かりやすく言うとそういう感じ。体ごと抱きつくっていうんじゃなくて、軽い抱き寄せになるのかな? あーちゃんが俺を求めてくれる気がして萌える」
「萌える……かぁ」
「どうかな? 手繋ぎよりは密着度高まるんだけど、土日の水族館は混むし大水槽周辺は観覧スペースは薄暗いだろうから、しっかり捕まっててくれた方がメリットも大きいと思うんだ」
手繋ぎよりもこれの方が確かに彼との距離が近くなるし、りょーくんとしての「欲」でもあるんだと思う。
けれどもちゃんと私にメリットを伝えて安心感を説明でも与えてくれる彼の態度により好感を持った。
「うん! 明日はりょーくんの腕にしっかり捕まりながらデートを楽しむ事にする♪」
納得して私が笑顔で頷くと
「良かった♪ 我が儘言ってごめんねあーちゃん」
「こんなの我が儘の内に入らないよ。明日が一層楽しみになってきた♪」
互いにそう言い合い、微笑み合う。
それだけでもう、幸せいっぱいでこのまま心地良く眠れそうだ。
「今日はもう寝るよ。明日が楽しみだし、しっかり睡眠取ってあーちゃんの水族館デートをめちゃくちゃ楽しい時間にしてあげたいから」
「うん……」
時刻はまだ22時台なんだけど、2人ともこの場から立ち上がってしまったし、流れ的にここでりょーくんとバイバイした方が良さそうだ。
(本音を言えばりょーくんともっと夜更かししていたいけど明日の予定もしっかり立った事だし、寝不足になってはいけないよね)
私は今からお風呂にも入らなきゃいけない。
りょーくんはコンビニバイトがないとはいえ、今夜はゆっくりと体を休めておかないと可哀想だと思った。
「じゃあ……また明日ね。おやすみりょーくん」
「あーちゃんおやすみ。ゆっくり体を休めてね」
「りょーくんもだよっ!」
「ふふっ、俺もちゃんと休めるよ」
ただ壁一枚向こう側に移動するだけなのに、今夜は特にこの「バイバイ」が名残惜しく感じる。
「あーちゃんおやすみ」
「おやすみ、りょーくん」
だけどりょーくんの方は「ニコッ」の顔で掌を軽くヒラヒラと振り、真っ先にドアノブに手を掛けて出て行ってしまった。
「あ……」
名残惜しいと感じていたのは私の方だけだったみたいで寂しい。
(でも、明日は念願の水族館デートだもんね!りょーくんも私と同じく夜更かししたかったけど我慢して隣の部屋に帰ってしまっただけなのかもしれないな……)
今日の会話や仕草で、私がどれほど彼に大事にされているかを気付かされた。
だからこれもきっと彼の気遣いなんだろうと思い、私はお風呂と寝る身支度に専念する事にした。
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