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序章
8,2日目→3日目(土→日)
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name:シオン
種族:人族
mainjob:錬成士 Lv7→10☆
subjob:魔法使い Lv9→10☆
種族Lv:5→10
HP 128
MP 158
STR 30
INT 35
VIT 25
MND 25
AGI 30
DEX 45
LUK 36 (称号効果で増加+3ボーナス)
STP 0→30
SKP 21→31
スキル────────────────────
・ノーマルスキル
『光魔法 Lv10☆』『闇魔法Lv10☆』
『体術Lv10☆』『裁縫Lv3』『錬成Lv7』
『鑑定 Lv7』『料理Lv3』『糸操作 Lv10☆』
『魔力操作 Lv10☆』『無属性魔法 Lv7』
『魔力制御 Lv7』『気配察知 Lv8』『気配遮断Lv6』『跳躍Lv8』『危機察知 Lv8』『魔力探知 Lv5』
『暗視 Lv6』『熱探知 Lv4』『魔闘術 Lv6』
『縮地 Lv4』『剣術 Lv3』
・エクストラスキル
『切断』
『思考拡張』
───────────────────────
称号─────────────────────
【運聖兎の加護】
【断ち切る者】
【管理者の親愛】
【ジャイアントキリング】
───────────────────────
まずは光魔法と闇魔法からですね、何になるんでしょうか。
『光魔法』→SKPを2ポイント払うことで2次スキル『閃光魔法』に派生可能。
『闇魔法』→SKPを2ポイント払うことで2次スキル『暗黒魔法』に派生可能。
これは迷う余地はありませんね。即座に進化させますとも。これで消費が4です。
《ピロンッ『光魔法』が『閃光魔法』に進化しました。『闇魔法』が『暗黒魔法』に進化しました。》
《ピロンッ『閃光魔法』と『暗黒魔法』を習得したため派生属性として『混沌魔法』が解放されました。SKPを3ポイント払うことで習得出来ます。》
混沌ですか、これはまた厨二心を刺激する属性が出ましたねぇ。無論習得します。これで消費が7ですね。
次は糸操作と魔力操作の進化先を見てみましょう。
『糸操作』→SKPを2ポイント払うことで2次スキル『操糸術』に派生可能。
『魔力操作』SKPを2ポイント払うことで2次スキル『魔力制御』に派生可能。
ほうほう、糸操作は操糸術ですか、より扱いやすくなりそうですね。ですが問題は魔力操作です。魔力制御は既に私持ってるんですよね。進化させたら何かあるんでしょうか。
まぁスキル欄がごちゃごちゃなので進化できるものは進化させるべきなのですが、既にある魔力制御に統合されたらいいんですけどね。
はぁ、進化させますか。これで消費が合計11になりますね。
《ピロンッ『糸操作』が『操糸術』に進化しました。『魔力操作』が『魔力制御』に進化しました。》
《ピロンッ新たに習得した『魔力制御』が既に習得していた『魔力制御』に統合されました。それにより魔力制御がLv7からLv8になりました。》
お、魔力制御のレベルアップですか。それは美味しいですね。
とりあえず進化可能なスキルは全て進化しましたがmainjobとsubjobの進化はどうするんでしょうか。これも彼に聞くことにしましょうか。
さて、次は新たに獲得した称号と散々後回しにしてきた称号の確認をしましょうかね。まずは新たに習得した称号から。
【ジャイアントキリング】
自分よりレベルが10以上上の相手を打倒した者に与えられる称号。
効果は自身より相手のレベルが上回っているほど自身のステータスに上昇補正、格上を打倒した時に得る経験値量の増加。格上からの被ダメージ減少(小)、格上に与えるダメージ上昇(小)
格上相手の時限定とはいえ結構色々もりもりですね。被ダメ減少与ダメ上昇は素直にありがたいですがステータス上昇補正の1レベル差ごとにかかる補正ってどのくらいなんでしょうね。
次はこの世界に降り立ってから初めて獲得した称号です。これまで色々あって確認できていなかったんですがどんな効果なんでしょうか。
【管理者の親愛】
チュートリアル担当AIの親密度を一定以上に高めたものに与えられる。チュートリアル時担当だった管理者との通話機能、街の住人の好感度上昇。管理者を義体ではあるが呼ぶことが出来る。
ほう、つまりあのお姉さんを召喚できると。召喚してみましょうか。
スピカを初めて召喚した時と同じように魔法陣が地面に描かれていきます。そしてそこから出る粒子が彼女の姿を形作っていきます。
「ルカさんお久しぶr」
「シオン様ァァァァ!!!」
ガバッ!
「はぇっ、えっとルカさーん」
スリスリナデナデ
「あのー…」
「むふー、堪能しました。シオン様!なんで呼んでくれなかったんですか!」
「あー、呼ぼうとはしたんだけど……さっきまで死霊ダンジョンに潜ってたから……」
「あ、そこで呼ばないでくれてありがとうございます。」
「うん、どういたしまして。あとチュートリアルの時と全く同じ見た目だけど義体って見た目は変わらないの?」
「変わりますよー、初回限定でチュートリアルの姿のままで出てこれてるだけです。」
「なるほど、今から友人パーティーのところに戻るけどルカさんもくる?」
「はいっ、行きます!」
さてルカさんを連れてレオくんたちのところに戻りましょう。さっきは突然スリスリナデナデされてビックリしましたが。
「ん、シオンお昼ぶり。その人誰?」
「こんにちはマナさん、1人ですか?この人はルカさん、私のチュートリアルを担当してくれた人ですよ。」
「レオ達は買い出し、なるほど。でもなんでチュートリアル担当がここにいるの?」
「称号ですよ。さすがに効果までは言えませんが。」
「なるほど、納得。」
「おーい、シオンー。ん?その人誰だ?
あと死霊ダンジョンはどうだった?」
「この人はルカさん、マナさんにはもう言いましたが私のチュートリアルを担当してくれた人ですよ。今ここにいるのは私の称号の効果です。」
「なるほどな、初めましてレオって言います。シオンがお世話になってます。」
「あ、丁寧にありがとうございます。こちらこそシオン様には良くしてもらってます。」
「レオくん達買い出しに行ってたって聞いたけど何か用事あるの?」
「あぁ、俺達も死霊ダンジョンに潜ろうと思ってな、シオンも来ないか?」
「ゑ!?死霊ダンジョン今から行くんですか??」
「いや、潜るのは明日、シオン光魔法とってるだろ?だからボス戦でDPS高まるかなって。」
あー、確かに光魔法はアンデッドによく効きますからねー。しかも私の場合進化して閃光魔法ですし。
ダンジョン出てすぐ運営に要望も送りましたし多少は改善されていることを願いましょうか。
「……分かりました。明日ですね。朝からですか?」
「あぁ、9時から10時くらいに集合で。じゃあ今日はもう明日に備えてログアウトするってことで。」
「レオさん、シオンさん、ルカさんまた明日です。」
「3人ともまた明日。」
「みんなまた明日ー。」
「シオンまた明日な、ルカさんも。」
「うん、また明日ね。」
みんなログアウトして行きましたね。
「ルカさんは明日どうします?明日からは義体での活動になりますが万が一壊れた場合とかってまた出てこれるんですか?」
「うーん、一応また出ては来れるけどリアル1週間は出てこれないですねー。だからデスは嫌です。」
「わかりました。じゃあ明日は戻っててください。私も目の前で死んで欲しくないですしあのダンジョンでは周りに気を配る余裕が無いですから…」
「わかりました。チュートリアルの時の空間から見てますね。シオン様おやすみなさい。」
「ありがとう。ルカさんもおやすみ。」
さて、ログアウトしましたらもう夕飯を食べてお風呂に入ってから明日に備えて早めに寝ましょうかね。
んー、昨日のレイスが夢に出てくることも無くぐっすり寝れました。
朝ごはん食べてテンプレ行動も済ませて、ではいざダイブしましょう!
「ダイブ開始!」
さてまずは昨日やってなかったステータス振りをしましょうか。
name:シオン
種族:人族
mainjob:錬成士 Lv10☆
subjob:魔法使い Lv10☆
種族Lv:10
HP 162
MP 195
STR 40
INT 50(+15)
VIT 30(+5)
MND 30(+5)
AGI 38
DEX 50(+5)
LUK 36
STP 30→0
SKP 20
スキル────────────────────
・ノーマルスキル
『閃光魔法 Lv1』『暗黒魔法Lv1』
『体術Lv10☆』『裁縫Lv3』『錬成Lv7』
『鑑定 Lv7』『料理Lv3』『操糸術 Lv1』
『無属性魔法 Lv7』『魔力制御 Lv8』
『気配察知 Lv8』『気配遮断Lv6』『跳躍Lv8』『危機察知 Lv8』『魔力探知 Lv5』『暗視 Lv6』
『熱探知 Lv4』『魔闘術 Lv4』『縮地 Lv4』
『剣術 Lv3』
・エクストラスキル
『切断』
『思考拡張』
───────────────────────
称号─────────────────────
【運聖兎の加護】
【断ち切る者】
【管理者の親愛】
【ジャイアントキリング】
───────────────────────
こんな感じでしょうか、MPがもう少しで200超えますね。新しく習得した魔闘術もMPを結構消費するので今後も伸ばしていきましょう。
ステータス欄が終わったので昨日手に入れたアクセサリーも今付けておきましょう。その結果装備欄がこうなりました。
装備欄
頭装備:無し
腕装備:竜闇の糸手甲(VIT +15 DEX +15)
胴装備:宵闇のドレス
腰装備:宵闇のドレス
足装備:竜闇の糸脚甲(MIND +15 AGI +15)
アクセサリー1:冥番狼のペンダント(STR +10 AGI +8)
アクセサリー2:無し
アクセサリー3:無し
アクセサリー4:無し
アクセサリー5:無し
アクセサリー6:無し
こうして見ると装備だけでも結構ステータス底上げされてるんですね。
うーん、フレンドリストを確認してみましたがまだ彼等はログインしてないみたいですね。
ステータス確認も装備変更も終わりましたからねぇ、次は何をしましょうか。
うーん、ルカさんを呼んで露店でも見て回りましょうかね。
「シオン様おはようございます!」
「ルカさんおはようございます。なんかちっちゃくなってません?」
昨日までは大人のお姉さんって感じの見た目だったはずなのに何故か幼女になってます。
「実はこれが義体なんですよー。今日からは特別な時以外ずっとこの見た目です。」
「あぁ、なるほど。今からレオくんたちが来るまで露店を回ろうと思ってたんですがルカさんも一緒に回りませんか?」
「いいですねー。ご一緒します。」
さてルカさんと一緒に露店を回ってますが今日でまだ正式サービス開始3日目ということもあってか尖った性能のアイテムや頭一つ飛び出た性能したアイテムはまだ無いみたいですね。
おや?なにやら1箇所雰囲気が危なそうなお店がありますね?ちょっと覗いてみましょうか。
ふむ、これは所謂呪いの装備や呪いのアイテムなどでしょうか?
「すいません、こちらの品は所謂呪われた品でしょうか?」
「はいそうですよ。ダンジョンなんかに行って宝箱から呪われたアイテムが出た冒険者さん達が処分に困った結果うちに売りに来るんです。」
「なるほど、少し見せてもらってもよろしいですか?」
「はい、もちろんです!気になる物があれば言ってください。値段は勉強させていただきますよ!」
今の私はダンジョンで手に入れたアイテムはほとんど売却しましたしギルドクエストをクリアしたので報酬貰ったので懐事情は結構暖かいんですよね。
生産とかに使えたりするアイテムや純粋に気になるアイテムはありませんかねー。
おや?あれは人形でしょうか?ほぅ、これは……金髪に銀色の目をした西洋風のドールですね。服も細かく刺繍などがしてあって素晴らしい出来です。
これは必ず買いましょう。
他には……これは?連魂の宝珠?何故こんなものが呪いのアイテムを取り扱っている店にあるんでしょう。
「すいません、こちらの連魂の宝珠というアイテムなんですが。こちらもなにか曰く付きの品なんでしょうか?」
「いえ、そちらは曰く付きという訳では無いんですが、使用方法がかなり厳しいんですよ。それでこの街の住人には手に余るということで私の店に置いてあるんです。」
「なるほど、ではこちらとあと奥にある金髪のドールをください。」
「かしこまりました。お買い上げありがとうございます。商品の性質上1度持ち主が固定されると返品不可になりますがよろしいでしょうか?」
「はい問題ありません。2点でいくらになりますか?」
「そうですね、呪いのアイテムと使い手のいないアイテムで端数は切り捨てますと2点で8万ユルになります。」
「8万ですか、この街で売っている雑貨としては高いのでは?」
「こちらの人形は元々第3の街から仕入れたものでして、仕入れ料と本体の価値を合わせてこれだけで8万になるんですよ。連魂の宝珠の方も使い手がいないとはいえもし使える者がいれば最低5万はくだらないかと。」
「なるほど、わかりました。ではこれで。」
「はい、毎度ありがとうございました。」
スケルトンの骨の納品で合計2万、ケルベロス素材が自分ように残したもの以外で15万超えたので一応まだまだ残金はあるんですが結構痛い出費でしたね。
まぁ素晴らしいものが手に入ったので満足ではありますが。
おや、彼からフレンドチャットが届いてますね。昨日解散した地点にみなさん集まってるんですか。集合場所に急ぎましょう
種族:人族
mainjob:錬成士 Lv7→10☆
subjob:魔法使い Lv9→10☆
種族Lv:5→10
HP 128
MP 158
STR 30
INT 35
VIT 25
MND 25
AGI 30
DEX 45
LUK 36 (称号効果で増加+3ボーナス)
STP 0→30
SKP 21→31
スキル────────────────────
・ノーマルスキル
『光魔法 Lv10☆』『闇魔法Lv10☆』
『体術Lv10☆』『裁縫Lv3』『錬成Lv7』
『鑑定 Lv7』『料理Lv3』『糸操作 Lv10☆』
『魔力操作 Lv10☆』『無属性魔法 Lv7』
『魔力制御 Lv7』『気配察知 Lv8』『気配遮断Lv6』『跳躍Lv8』『危機察知 Lv8』『魔力探知 Lv5』
『暗視 Lv6』『熱探知 Lv4』『魔闘術 Lv6』
『縮地 Lv4』『剣術 Lv3』
・エクストラスキル
『切断』
『思考拡張』
───────────────────────
称号─────────────────────
【運聖兎の加護】
【断ち切る者】
【管理者の親愛】
【ジャイアントキリング】
───────────────────────
まずは光魔法と闇魔法からですね、何になるんでしょうか。
『光魔法』→SKPを2ポイント払うことで2次スキル『閃光魔法』に派生可能。
『闇魔法』→SKPを2ポイント払うことで2次スキル『暗黒魔法』に派生可能。
これは迷う余地はありませんね。即座に進化させますとも。これで消費が4です。
《ピロンッ『光魔法』が『閃光魔法』に進化しました。『闇魔法』が『暗黒魔法』に進化しました。》
《ピロンッ『閃光魔法』と『暗黒魔法』を習得したため派生属性として『混沌魔法』が解放されました。SKPを3ポイント払うことで習得出来ます。》
混沌ですか、これはまた厨二心を刺激する属性が出ましたねぇ。無論習得します。これで消費が7ですね。
次は糸操作と魔力操作の進化先を見てみましょう。
『糸操作』→SKPを2ポイント払うことで2次スキル『操糸術』に派生可能。
『魔力操作』SKPを2ポイント払うことで2次スキル『魔力制御』に派生可能。
ほうほう、糸操作は操糸術ですか、より扱いやすくなりそうですね。ですが問題は魔力操作です。魔力制御は既に私持ってるんですよね。進化させたら何かあるんでしょうか。
まぁスキル欄がごちゃごちゃなので進化できるものは進化させるべきなのですが、既にある魔力制御に統合されたらいいんですけどね。
はぁ、進化させますか。これで消費が合計11になりますね。
《ピロンッ『糸操作』が『操糸術』に進化しました。『魔力操作』が『魔力制御』に進化しました。》
《ピロンッ新たに習得した『魔力制御』が既に習得していた『魔力制御』に統合されました。それにより魔力制御がLv7からLv8になりました。》
お、魔力制御のレベルアップですか。それは美味しいですね。
とりあえず進化可能なスキルは全て進化しましたがmainjobとsubjobの進化はどうするんでしょうか。これも彼に聞くことにしましょうか。
さて、次は新たに獲得した称号と散々後回しにしてきた称号の確認をしましょうかね。まずは新たに習得した称号から。
【ジャイアントキリング】
自分よりレベルが10以上上の相手を打倒した者に与えられる称号。
効果は自身より相手のレベルが上回っているほど自身のステータスに上昇補正、格上を打倒した時に得る経験値量の増加。格上からの被ダメージ減少(小)、格上に与えるダメージ上昇(小)
格上相手の時限定とはいえ結構色々もりもりですね。被ダメ減少与ダメ上昇は素直にありがたいですがステータス上昇補正の1レベル差ごとにかかる補正ってどのくらいなんでしょうね。
次はこの世界に降り立ってから初めて獲得した称号です。これまで色々あって確認できていなかったんですがどんな効果なんでしょうか。
【管理者の親愛】
チュートリアル担当AIの親密度を一定以上に高めたものに与えられる。チュートリアル時担当だった管理者との通話機能、街の住人の好感度上昇。管理者を義体ではあるが呼ぶことが出来る。
ほう、つまりあのお姉さんを召喚できると。召喚してみましょうか。
スピカを初めて召喚した時と同じように魔法陣が地面に描かれていきます。そしてそこから出る粒子が彼女の姿を形作っていきます。
「ルカさんお久しぶr」
「シオン様ァァァァ!!!」
ガバッ!
「はぇっ、えっとルカさーん」
スリスリナデナデ
「あのー…」
「むふー、堪能しました。シオン様!なんで呼んでくれなかったんですか!」
「あー、呼ぼうとはしたんだけど……さっきまで死霊ダンジョンに潜ってたから……」
「あ、そこで呼ばないでくれてありがとうございます。」
「うん、どういたしまして。あとチュートリアルの時と全く同じ見た目だけど義体って見た目は変わらないの?」
「変わりますよー、初回限定でチュートリアルの姿のままで出てこれてるだけです。」
「なるほど、今から友人パーティーのところに戻るけどルカさんもくる?」
「はいっ、行きます!」
さてルカさんを連れてレオくんたちのところに戻りましょう。さっきは突然スリスリナデナデされてビックリしましたが。
「ん、シオンお昼ぶり。その人誰?」
「こんにちはマナさん、1人ですか?この人はルカさん、私のチュートリアルを担当してくれた人ですよ。」
「レオ達は買い出し、なるほど。でもなんでチュートリアル担当がここにいるの?」
「称号ですよ。さすがに効果までは言えませんが。」
「なるほど、納得。」
「おーい、シオンー。ん?その人誰だ?
あと死霊ダンジョンはどうだった?」
「この人はルカさん、マナさんにはもう言いましたが私のチュートリアルを担当してくれた人ですよ。今ここにいるのは私の称号の効果です。」
「なるほどな、初めましてレオって言います。シオンがお世話になってます。」
「あ、丁寧にありがとうございます。こちらこそシオン様には良くしてもらってます。」
「レオくん達買い出しに行ってたって聞いたけど何か用事あるの?」
「あぁ、俺達も死霊ダンジョンに潜ろうと思ってな、シオンも来ないか?」
「ゑ!?死霊ダンジョン今から行くんですか??」
「いや、潜るのは明日、シオン光魔法とってるだろ?だからボス戦でDPS高まるかなって。」
あー、確かに光魔法はアンデッドによく効きますからねー。しかも私の場合進化して閃光魔法ですし。
ダンジョン出てすぐ運営に要望も送りましたし多少は改善されていることを願いましょうか。
「……分かりました。明日ですね。朝からですか?」
「あぁ、9時から10時くらいに集合で。じゃあ今日はもう明日に備えてログアウトするってことで。」
「レオさん、シオンさん、ルカさんまた明日です。」
「3人ともまた明日。」
「みんなまた明日ー。」
「シオンまた明日な、ルカさんも。」
「うん、また明日ね。」
みんなログアウトして行きましたね。
「ルカさんは明日どうします?明日からは義体での活動になりますが万が一壊れた場合とかってまた出てこれるんですか?」
「うーん、一応また出ては来れるけどリアル1週間は出てこれないですねー。だからデスは嫌です。」
「わかりました。じゃあ明日は戻っててください。私も目の前で死んで欲しくないですしあのダンジョンでは周りに気を配る余裕が無いですから…」
「わかりました。チュートリアルの時の空間から見てますね。シオン様おやすみなさい。」
「ありがとう。ルカさんもおやすみ。」
さて、ログアウトしましたらもう夕飯を食べてお風呂に入ってから明日に備えて早めに寝ましょうかね。
んー、昨日のレイスが夢に出てくることも無くぐっすり寝れました。
朝ごはん食べてテンプレ行動も済ませて、ではいざダイブしましょう!
「ダイブ開始!」
さてまずは昨日やってなかったステータス振りをしましょうか。
name:シオン
種族:人族
mainjob:錬成士 Lv10☆
subjob:魔法使い Lv10☆
種族Lv:10
HP 162
MP 195
STR 40
INT 50(+15)
VIT 30(+5)
MND 30(+5)
AGI 38
DEX 50(+5)
LUK 36
STP 30→0
SKP 20
スキル────────────────────
・ノーマルスキル
『閃光魔法 Lv1』『暗黒魔法Lv1』
『体術Lv10☆』『裁縫Lv3』『錬成Lv7』
『鑑定 Lv7』『料理Lv3』『操糸術 Lv1』
『無属性魔法 Lv7』『魔力制御 Lv8』
『気配察知 Lv8』『気配遮断Lv6』『跳躍Lv8』『危機察知 Lv8』『魔力探知 Lv5』『暗視 Lv6』
『熱探知 Lv4』『魔闘術 Lv4』『縮地 Lv4』
『剣術 Lv3』
・エクストラスキル
『切断』
『思考拡張』
───────────────────────
称号─────────────────────
【運聖兎の加護】
【断ち切る者】
【管理者の親愛】
【ジャイアントキリング】
───────────────────────
こんな感じでしょうか、MPがもう少しで200超えますね。新しく習得した魔闘術もMPを結構消費するので今後も伸ばしていきましょう。
ステータス欄が終わったので昨日手に入れたアクセサリーも今付けておきましょう。その結果装備欄がこうなりました。
装備欄
頭装備:無し
腕装備:竜闇の糸手甲(VIT +15 DEX +15)
胴装備:宵闇のドレス
腰装備:宵闇のドレス
足装備:竜闇の糸脚甲(MIND +15 AGI +15)
アクセサリー1:冥番狼のペンダント(STR +10 AGI +8)
アクセサリー2:無し
アクセサリー3:無し
アクセサリー4:無し
アクセサリー5:無し
アクセサリー6:無し
こうして見ると装備だけでも結構ステータス底上げされてるんですね。
うーん、フレンドリストを確認してみましたがまだ彼等はログインしてないみたいですね。
ステータス確認も装備変更も終わりましたからねぇ、次は何をしましょうか。
うーん、ルカさんを呼んで露店でも見て回りましょうかね。
「シオン様おはようございます!」
「ルカさんおはようございます。なんかちっちゃくなってません?」
昨日までは大人のお姉さんって感じの見た目だったはずなのに何故か幼女になってます。
「実はこれが義体なんですよー。今日からは特別な時以外ずっとこの見た目です。」
「あぁ、なるほど。今からレオくんたちが来るまで露店を回ろうと思ってたんですがルカさんも一緒に回りませんか?」
「いいですねー。ご一緒します。」
さてルカさんと一緒に露店を回ってますが今日でまだ正式サービス開始3日目ということもあってか尖った性能のアイテムや頭一つ飛び出た性能したアイテムはまだ無いみたいですね。
おや?なにやら1箇所雰囲気が危なそうなお店がありますね?ちょっと覗いてみましょうか。
ふむ、これは所謂呪いの装備や呪いのアイテムなどでしょうか?
「すいません、こちらの品は所謂呪われた品でしょうか?」
「はいそうですよ。ダンジョンなんかに行って宝箱から呪われたアイテムが出た冒険者さん達が処分に困った結果うちに売りに来るんです。」
「なるほど、少し見せてもらってもよろしいですか?」
「はい、もちろんです!気になる物があれば言ってください。値段は勉強させていただきますよ!」
今の私はダンジョンで手に入れたアイテムはほとんど売却しましたしギルドクエストをクリアしたので報酬貰ったので懐事情は結構暖かいんですよね。
生産とかに使えたりするアイテムや純粋に気になるアイテムはありませんかねー。
おや?あれは人形でしょうか?ほぅ、これは……金髪に銀色の目をした西洋風のドールですね。服も細かく刺繍などがしてあって素晴らしい出来です。
これは必ず買いましょう。
他には……これは?連魂の宝珠?何故こんなものが呪いのアイテムを取り扱っている店にあるんでしょう。
「すいません、こちらの連魂の宝珠というアイテムなんですが。こちらもなにか曰く付きの品なんでしょうか?」
「いえ、そちらは曰く付きという訳では無いんですが、使用方法がかなり厳しいんですよ。それでこの街の住人には手に余るということで私の店に置いてあるんです。」
「なるほど、ではこちらとあと奥にある金髪のドールをください。」
「かしこまりました。お買い上げありがとうございます。商品の性質上1度持ち主が固定されると返品不可になりますがよろしいでしょうか?」
「はい問題ありません。2点でいくらになりますか?」
「そうですね、呪いのアイテムと使い手のいないアイテムで端数は切り捨てますと2点で8万ユルになります。」
「8万ですか、この街で売っている雑貨としては高いのでは?」
「こちらの人形は元々第3の街から仕入れたものでして、仕入れ料と本体の価値を合わせてこれだけで8万になるんですよ。連魂の宝珠の方も使い手がいないとはいえもし使える者がいれば最低5万はくだらないかと。」
「なるほど、わかりました。ではこれで。」
「はい、毎度ありがとうございました。」
スケルトンの骨の納品で合計2万、ケルベロス素材が自分ように残したもの以外で15万超えたので一応まだまだ残金はあるんですが結構痛い出費でしたね。
まぁ素晴らしいものが手に入ったので満足ではありますが。
おや、彼からフレンドチャットが届いてますね。昨日解散した地点にみなさん集まってるんですか。集合場所に急ぎましょう
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