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どうやら危ない学校に進学したらしいな
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皆は明晰夢と言うのは知っているだろうか?
夢と言うのは睡眠中に見る幻覚と言われてる。その中で明晰夢と言うのは夢の中で自覚していることであ
る。そして夢を思い通りに出来ると言われてる。俺はその明晰夢を頻繁にみる。
だが、いつも死ぬ夢だ。同じような夢を何回も。自覚しているのかどうか分からないが痛みという痛覚さえ
ある死ぬ痛みは酷く辛い。いじめに堪えきれなくて自殺する夢、いじめが過激になりそれで死ぬ夢、たまたま
会った親に殺される夢、祖父が『母さんが死んだのはお前のせいだ!』と言って殺される夢、まだあるが言う
と多くなって面倒だ。
そんな嫌な夢を見ていたが今見てる夢は違う。幸せな家庭で娘と息子が二人いて妻がいる夢。
『貴方、帰って来てたのね。お帰りなさい』
そうキスを………
「っ!!!!!」
俺は目を開ける。たった今、現実でキスをされています。
くそ両親、生きてますか?聖は今幸せです。
「あら?起きてたのね。ごめんなさいね。寝顔が幸せそうで可愛くてついキスをしちゃったわ。」
名残惜しいが、キスが終わりそう彼女は言う。
「こ、、ここはどこ、です、、か?」
「ん~ここは貴方の部屋よ。」
俺の部屋ってことは寮か。
「今考えてるので合ってるわ。不知火君が途中で気絶したから塵の話を聞いてなかったでしょう?私が代わり
に聞いてきたから教えるわね。」
俺は無言で頷く。て言うかさらっと思考を読むな。
「ごめんなさいね。貴方の考えてること何か分かっちゃうのよね。好きな相手だとしょうがないわよね?」
はぁ と溜め息をつく。考えが分かるならいいや。聞いたことを説明してくれ。
「分かったわ。私なりに纏めて話すと、バッチの取り合いが禁止な場所は寮と食堂。」
殆どの場所で奪い合いになるな。
「そうね。でも、流石に授業中は禁止らしいわよ。」
「そりゃあ、、ね。」
「後、奪い合いの方法は各自自由。暴力でもいいし、ゲームで奪い合いのも、スポーツで勝負の賭け事にも、
殺して奪っても。」
殺して奪っても?たったバッチごときで殺人は駄目だろう。自由にも限度がある。
「その自由に限度がないのがこの学校だもの。事後処理は学校で完璧に行うらしいわ。」
おっそろしい学校だな。ホントに明日辺りに退学しようかな。
「私は貴方に生涯ついていくけど流石に卒業したいわ。だから、退学は止めてね?」
「あっはい……」
「バッチの上限10個。ぴったし100点ね。それ以上は違反行為でペナルティ。」
現代社会では考えられないほど鬼畜な学校ですわ。
「でも、10個を約一年間守り続けたら賞金50万と欲しいもの一つ学校の方で用意する。4ヶ月周期で順位も発
表されるのよ。」
あぁ。常に一位続けたら狙われるな。
「それと、100位以下の人が10個のバッチを持っている人のバッチを奪えばその人は前の人の月を引き継げ
る。」
「な、なるほど………一つし、質問。。。どうやっても、バッチが10個持ってる人はあ、現れるよね……?」
「あぁ、その場合は勝負に勝った回数+テストの点数って言ってたわね。」
あぁ、マジか。
「そこでマジかって思うってことはバッチを10個保有出来、テストの点数も結構いい点とれるのかしら?」
クスっと笑う。可愛いな
「質問はもういいかしら?」
「ん………」
「そう。じゃあ、私は帰るわ。」
「じゃあね。」と言って出ていった。
俺は彼女と蓬莱 沙夜と会話したが他の人とは違う何かを感じた。蓬莱さんなら心を開けるのでは? そう考え
るがそれは怖いな。
なら、警戒心を解こう。もし、ここまでが蓬莱さんの作戦で突然『止めてくれるかしら。キモい、近づかな
いで生ゴミ。生ゴミは駒になりそうだったから優しく接したのよ。理解できる?』って言われたら退学して自
殺しよう。
嬉しいことに明日、明後日は休みだ。
銀行には673,000万ある。いくらか引き下ろして本でも買い、紅茶と珈琲を買って休日は過ごそう。
夢と言うのは睡眠中に見る幻覚と言われてる。その中で明晰夢と言うのは夢の中で自覚していることであ
る。そして夢を思い通りに出来ると言われてる。俺はその明晰夢を頻繁にみる。
だが、いつも死ぬ夢だ。同じような夢を何回も。自覚しているのかどうか分からないが痛みという痛覚さえ
ある死ぬ痛みは酷く辛い。いじめに堪えきれなくて自殺する夢、いじめが過激になりそれで死ぬ夢、たまたま
会った親に殺される夢、祖父が『母さんが死んだのはお前のせいだ!』と言って殺される夢、まだあるが言う
と多くなって面倒だ。
そんな嫌な夢を見ていたが今見てる夢は違う。幸せな家庭で娘と息子が二人いて妻がいる夢。
『貴方、帰って来てたのね。お帰りなさい』
そうキスを………
「っ!!!!!」
俺は目を開ける。たった今、現実でキスをされています。
くそ両親、生きてますか?聖は今幸せです。
「あら?起きてたのね。ごめんなさいね。寝顔が幸せそうで可愛くてついキスをしちゃったわ。」
名残惜しいが、キスが終わりそう彼女は言う。
「こ、、ここはどこ、です、、か?」
「ん~ここは貴方の部屋よ。」
俺の部屋ってことは寮か。
「今考えてるので合ってるわ。不知火君が途中で気絶したから塵の話を聞いてなかったでしょう?私が代わり
に聞いてきたから教えるわね。」
俺は無言で頷く。て言うかさらっと思考を読むな。
「ごめんなさいね。貴方の考えてること何か分かっちゃうのよね。好きな相手だとしょうがないわよね?」
はぁ と溜め息をつく。考えが分かるならいいや。聞いたことを説明してくれ。
「分かったわ。私なりに纏めて話すと、バッチの取り合いが禁止な場所は寮と食堂。」
殆どの場所で奪い合いになるな。
「そうね。でも、流石に授業中は禁止らしいわよ。」
「そりゃあ、、ね。」
「後、奪い合いの方法は各自自由。暴力でもいいし、ゲームで奪い合いのも、スポーツで勝負の賭け事にも、
殺して奪っても。」
殺して奪っても?たったバッチごときで殺人は駄目だろう。自由にも限度がある。
「その自由に限度がないのがこの学校だもの。事後処理は学校で完璧に行うらしいわ。」
おっそろしい学校だな。ホントに明日辺りに退学しようかな。
「私は貴方に生涯ついていくけど流石に卒業したいわ。だから、退学は止めてね?」
「あっはい……」
「バッチの上限10個。ぴったし100点ね。それ以上は違反行為でペナルティ。」
現代社会では考えられないほど鬼畜な学校ですわ。
「でも、10個を約一年間守り続けたら賞金50万と欲しいもの一つ学校の方で用意する。4ヶ月周期で順位も発
表されるのよ。」
あぁ。常に一位続けたら狙われるな。
「それと、100位以下の人が10個のバッチを持っている人のバッチを奪えばその人は前の人の月を引き継げ
る。」
「な、なるほど………一つし、質問。。。どうやっても、バッチが10個持ってる人はあ、現れるよね……?」
「あぁ、その場合は勝負に勝った回数+テストの点数って言ってたわね。」
あぁ、マジか。
「そこでマジかって思うってことはバッチを10個保有出来、テストの点数も結構いい点とれるのかしら?」
クスっと笑う。可愛いな
「質問はもういいかしら?」
「ん………」
「そう。じゃあ、私は帰るわ。」
「じゃあね。」と言って出ていった。
俺は彼女と蓬莱 沙夜と会話したが他の人とは違う何かを感じた。蓬莱さんなら心を開けるのでは? そう考え
るがそれは怖いな。
なら、警戒心を解こう。もし、ここまでが蓬莱さんの作戦で突然『止めてくれるかしら。キモい、近づかな
いで生ゴミ。生ゴミは駒になりそうだったから優しく接したのよ。理解できる?』って言われたら退学して自
殺しよう。
嬉しいことに明日、明後日は休みだ。
銀行には673,000万ある。いくらか引き下ろして本でも買い、紅茶と珈琲を買って休日は過ごそう。
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