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材料がないのもあり、インスタントラーメンを食べる。
「うん、美味い。こんな物でも作ってもらうと美味いんだな」
「あたしは変な気分です」
自分を嫌っていると思っていた人物と一緒にご飯を食べて話しているなんて不思議だ。
「ごめん、でも何で野暮ったく見せてるんだ」
「うーん、両親とおばあちゃんが言うには、物心つく前にもかかわらず朱里は外見を褒められるのが好きで、たまたまあたしが褒められたことが許せなかったらしく、あたしを階段の一番上から突き落としたらしいです」
「マジか、よく生きていたな」
「たまたま従兄弟のお兄ちゃんがいて受け止めてくれたのですが、その日から素顔をさらすなと厳重注意されたのです。それにしても朱里はなんでそんなことしたのか不思議です」
「うーん そうだなお前はこういう奴だったんだな」
「当たり前です。イケメン率高いです。今更です。あの人たちといたらかすんでしまいますよ」
あたしの従兄弟たちはそれはそれは目もくらむようなイケメンぞろいです。朱里は彼らにかわいいと言われるのが好きでした。
「あの従兄弟たちは朱里よりお前のことをかわいがっていたよな」
「そうですか?」
「お前は従兄弟たちとよく買い物に出かけるが、朱里はないぞ」
「そういえばそうですね。なんででしょうか?」
斗真に言われて初めましてて気づきました。確かに従兄弟たちは朱里とでかけることを避けてます。
小さい頃からスキンシップが激しい従兄弟たちも朱里にはしているところをみないです。
「朱里の性格を知っていたらかわいいと思えなかったんだろ、ましてや突き落としているんだから」
そうなのでしょうか?
前に聞いたことがあります。でも笑ってはぐらかされた気がします。
それでも今はお腹を満たすことに集中です。
「うん、美味い。こんな物でも作ってもらうと美味いんだな」
「あたしは変な気分です」
自分を嫌っていると思っていた人物と一緒にご飯を食べて話しているなんて不思議だ。
「ごめん、でも何で野暮ったく見せてるんだ」
「うーん、両親とおばあちゃんが言うには、物心つく前にもかかわらず朱里は外見を褒められるのが好きで、たまたまあたしが褒められたことが許せなかったらしく、あたしを階段の一番上から突き落としたらしいです」
「マジか、よく生きていたな」
「たまたま従兄弟のお兄ちゃんがいて受け止めてくれたのですが、その日から素顔をさらすなと厳重注意されたのです。それにしても朱里はなんでそんなことしたのか不思議です」
「うーん そうだなお前はこういう奴だったんだな」
「当たり前です。イケメン率高いです。今更です。あの人たちといたらかすんでしまいますよ」
あたしの従兄弟たちはそれはそれは目もくらむようなイケメンぞろいです。朱里は彼らにかわいいと言われるのが好きでした。
「あの従兄弟たちは朱里よりお前のことをかわいがっていたよな」
「そうですか?」
「お前は従兄弟たちとよく買い物に出かけるが、朱里はないぞ」
「そういえばそうですね。なんででしょうか?」
斗真に言われて初めましてて気づきました。確かに従兄弟たちは朱里とでかけることを避けてます。
小さい頃からスキンシップが激しい従兄弟たちも朱里にはしているところをみないです。
「朱里の性格を知っていたらかわいいと思えなかったんだろ、ましてや突き落としているんだから」
そうなのでしょうか?
前に聞いたことがあります。でも笑ってはぐらかされた気がします。
それでも今はお腹を満たすことに集中です。
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