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目を覚ますと、太陽はかなり高い位置にあった。
お尻にまだなんか入っている感覚がある。
ベットから這い出ると自分にあてがわれた部屋に行き着替えた。
ここにある洋服はすべて王さまのポケットマネーで買ってもらった物だ。
俺抜きで母と楽しそうに決めていたので、すべてゴスロリぽいファッションばかりなのが気になるが、似合わないならともかく似合ってしまうのだから困ったものだ。
だから母が可愛らしい洋服を用意してくれるのだ。
「マジ勘弁してもらいたい」
絶対これのせいで誤解されるんだ!
悲しいかな、こんな服しかないから着なければ外には出れないのだ。
洋服を着て食堂に行くとどういう訳か王さまは正座をさせられていた。
「ずいぶんとおいたが過ぎますよ」
「いつかは剝くんだから、早いか遅いかの違い」
最後まで言い切る前に母のハリセンが炸裂した。
「いいかげんになさい!」
「痛いよ、ジェーンは手加減しなさすぎるよ」
「今のあなたには手加減は必要ありますか?」
「ないと思いますので、思う存分痛めつけて下さい」
「息子よ父は悲しいぞ」
「何が悲しいよですか!
精通前の子供に何やっているんです」
「つい…」
パコ~ン
またまた母のハリセンが炸裂した。
「お前はどこまで本能で動いているんですか!」
母は怒らせると恐いのは分かっていたが、王様には容赦がない。
俺が来たのにも気付かづにかなりヒートアップしている。
出るに出れない。
「でもでも気持ちよさそうだったよ」
パコ~ン
「そういう問題じゃないと言っているの!
わかりました。
領地に戻りましょう」
「そっそれだけはやめてくれ!
もう二度とやらない、やらないからそれだけはやめて」
「やめてもらいたかったら、わかっていますよね」
「ごめんない、許して下さい」
「あなたはマリーの時に散々同じことしていたのにまだ懲りていないんですね」
「本当にごめんなさい、あまりにかわいかったから……」
「あなたは他の部屋で寝なさい、このことは上二人を一緒に寝かせます」
「後生だからやめて下さい」
ニヤリと笑った母は怖いです。
「い・や・よ」
この国の王様、母よりも立場が弱すぎるんですけど……
お尻にまだなんか入っている感覚がある。
ベットから這い出ると自分にあてがわれた部屋に行き着替えた。
ここにある洋服はすべて王さまのポケットマネーで買ってもらった物だ。
俺抜きで母と楽しそうに決めていたので、すべてゴスロリぽいファッションばかりなのが気になるが、似合わないならともかく似合ってしまうのだから困ったものだ。
だから母が可愛らしい洋服を用意してくれるのだ。
「マジ勘弁してもらいたい」
絶対これのせいで誤解されるんだ!
悲しいかな、こんな服しかないから着なければ外には出れないのだ。
洋服を着て食堂に行くとどういう訳か王さまは正座をさせられていた。
「ずいぶんとおいたが過ぎますよ」
「いつかは剝くんだから、早いか遅いかの違い」
最後まで言い切る前に母のハリセンが炸裂した。
「いいかげんになさい!」
「痛いよ、ジェーンは手加減しなさすぎるよ」
「今のあなたには手加減は必要ありますか?」
「ないと思いますので、思う存分痛めつけて下さい」
「息子よ父は悲しいぞ」
「何が悲しいよですか!
精通前の子供に何やっているんです」
「つい…」
パコ~ン
またまた母のハリセンが炸裂した。
「お前はどこまで本能で動いているんですか!」
母は怒らせると恐いのは分かっていたが、王様には容赦がない。
俺が来たのにも気付かづにかなりヒートアップしている。
出るに出れない。
「でもでも気持ちよさそうだったよ」
パコ~ン
「そういう問題じゃないと言っているの!
わかりました。
領地に戻りましょう」
「そっそれだけはやめてくれ!
もう二度とやらない、やらないからそれだけはやめて」
「やめてもらいたかったら、わかっていますよね」
「ごめんない、許して下さい」
「あなたはマリーの時に散々同じことしていたのにまだ懲りていないんですね」
「本当にごめんなさい、あまりにかわいかったから……」
「あなたは他の部屋で寝なさい、このことは上二人を一緒に寝かせます」
「後生だからやめて下さい」
ニヤリと笑った母は怖いです。
「い・や・よ」
この国の王様、母よりも立場が弱すぎるんですけど……
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