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23 兄side5
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俺がこういうのもなんだがうちの両親はラブラブだ。
父上と母上は相思相愛で大恋愛の末結婚したと聞いているのだが……最近変なんだ。
俺が屋敷に帰ると母上が出迎えてくれるのだが、母上の周りがまがまがしいもので覆われているように見える。それは徐々に濃くなり母上の顔さえ見えなくなりつつあるのだが、母上だけでなくリアムも母上と同じなのだ。
今回の騒動でリリシャは一時治癒の為王宮医師預かりになり、少しずつ治癒魔法をかけてもらっているので時間がかかるがそれでも確実に元気になっているので安心した。
最近肉付きが良くなり、これまで以上に抱き心地が良くなってきている。
父上とリリシャは避難させているのだが……このままで行くと被害が出そうで頭を悩ませている。
一応神殿には相談しているのだがあまりいい返事が来ないのだ。
陛下にも聞いているが前回は父上の弟が魅了の力を使ったと聞いている。
その時は母上の力が役だったと聞いたが……今の母上は役に立たない。
「辺境伯の奥方たちの中にも光属性がいるとは聞いたが……」
「辺境伯ですか……伯父上はリリシャを嫌っておりますので良い返事がもらえるかどうか……」
「俺から頼んでみよう」
陛下の計らいで辺境伯が奥方を伴い王都に来たのは頼んでから一週間がたってからっだった。
奥方の力をもってしてもリアムの力を封印することはできなかった。奥方曰くリアムの力が強いためそれ以上の力でないと払うことが出来ないのだそうだ。
伯父上はその間ソワソワとあたりを見回し誰かを探しているようだったが、俺はそれを見てみないふりをした。
伯父上はどうも何かを勘違いしているようなのだ。
闇魔法で皆を魅了しているのはリアムなのに伯父上の中ではリリシャがやっていると思っている。
その為伯父上に合わせないようにリリシャを睡眠薬で眠らせ王宮の奥深くにある離宮に寝かせている。
父上が伯父上の不審な態度に聞いてみると意外な答えが返ってきた。
「リリシャの姿が見えないようだがここにはいないのか?」
「リリシャを嫌っている兄上に合わないようにと隠れてります」
伯父上はショックを受けその場で崩れ落ちてしまった。
はっきり言ってざまぁだ。
父上と母上は相思相愛で大恋愛の末結婚したと聞いているのだが……最近変なんだ。
俺が屋敷に帰ると母上が出迎えてくれるのだが、母上の周りがまがまがしいもので覆われているように見える。それは徐々に濃くなり母上の顔さえ見えなくなりつつあるのだが、母上だけでなくリアムも母上と同じなのだ。
今回の騒動でリリシャは一時治癒の為王宮医師預かりになり、少しずつ治癒魔法をかけてもらっているので時間がかかるがそれでも確実に元気になっているので安心した。
最近肉付きが良くなり、これまで以上に抱き心地が良くなってきている。
父上とリリシャは避難させているのだが……このままで行くと被害が出そうで頭を悩ませている。
一応神殿には相談しているのだがあまりいい返事が来ないのだ。
陛下にも聞いているが前回は父上の弟が魅了の力を使ったと聞いている。
その時は母上の力が役だったと聞いたが……今の母上は役に立たない。
「辺境伯の奥方たちの中にも光属性がいるとは聞いたが……」
「辺境伯ですか……伯父上はリリシャを嫌っておりますので良い返事がもらえるかどうか……」
「俺から頼んでみよう」
陛下の計らいで辺境伯が奥方を伴い王都に来たのは頼んでから一週間がたってからっだった。
奥方の力をもってしてもリアムの力を封印することはできなかった。奥方曰くリアムの力が強いためそれ以上の力でないと払うことが出来ないのだそうだ。
伯父上はその間ソワソワとあたりを見回し誰かを探しているようだったが、俺はそれを見てみないふりをした。
伯父上はどうも何かを勘違いしているようなのだ。
闇魔法で皆を魅了しているのはリアムなのに伯父上の中ではリリシャがやっていると思っている。
その為伯父上に合わせないようにリリシャを睡眠薬で眠らせ王宮の奥深くにある離宮に寝かせている。
父上が伯父上の不審な態度に聞いてみると意外な答えが返ってきた。
「リリシャの姿が見えないようだがここにはいないのか?」
「リリシャを嫌っている兄上に合わないようにと隠れてります」
伯父上はショックを受けその場で崩れ落ちてしまった。
はっきり言ってざまぁだ。
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