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今日も元気にギルドに行き、依頼の受理をしてもらった。
薬草集めだ。
「おはようございます、今日からですね。
あまり森の奥深くまで行かないように気を付けてくださいね」
「わかりました、では行ってきます」
俺は依頼内容をプレートにインプットしてもらうと森に急いだのだ。
薬草は奥深くまで行かなくてもすぐに見つかり、収納ボックスにしまうと森の中を散策した。
実家の森に比べたら危険動物や魔獣はいない。
それとなく狩りをし、収納ボックスに収めてから帰ることにした。
それなりに薬草も摘んだし森の奥に行くにつれ、珍しい薬草はいっぱいあるのは当たり前ですよね。
俺はだいぶ日が傾いてきたので帰るために森を出た。
森を出て、ギルドに行くと人だかりができていた。
「戻りました……どうしたんですか?」
「ああ、依頼らしいんだが、それが流石に無理そうなんだよ」
「?そんなに困難な物なんですか?」
「そうだね。
あのティスコ公爵様の領地にめんした森の奥深くにある薬草なんだ。
いくら高ランク冒険者でも単独で行くには危険すぎる」
「それこそなぜです?
あの森はあの領地の子供たちの遊び場ですよ?」
「……マジレベル違いすぎるんですけど……」
頭を抱え込んだ、親切な冒険者さんをそのままに俺は受付嬢のところに行った。
「どんな薬草ですか?」
「ああ、シン君お帰りなさい。
うーんそうねこれなんだけど……」
見せてもらった薬草は、俺が入るたびに採取していた薬草だった。
「これならありますよ。
実家にいる時、入るたびに採取してましたから」
「シン君の故郷って……もしかして……」
「あれ、言ってませんでしたっけ?
俺の実家はティスコ公爵領です」
「……それだと、話が違ってくるわね。
今ギルドマスターを呼ぶから待っていてくれる?」
受付のお姉さんは慌ただしく中に入るとギルドマスターを引きづるようにして戻ってきたのだ。
「君がそうかね?」
「この子です。
もしかしたらハルト様やセイ様、リューン様に匹敵する強さになるかもしれません」
「なら、ランクアップのためのテストを受けてもらう」
こうしてテストを受けることになったのだが、なぜだ!!!!!
誰か説明してくれ!!!!!!
薬草集めだ。
「おはようございます、今日からですね。
あまり森の奥深くまで行かないように気を付けてくださいね」
「わかりました、では行ってきます」
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薬草は奥深くまで行かなくてもすぐに見つかり、収納ボックスにしまうと森の中を散策した。
実家の森に比べたら危険動物や魔獣はいない。
それとなく狩りをし、収納ボックスに収めてから帰ることにした。
それなりに薬草も摘んだし森の奥に行くにつれ、珍しい薬草はいっぱいあるのは当たり前ですよね。
俺はだいぶ日が傾いてきたので帰るために森を出た。
森を出て、ギルドに行くと人だかりができていた。
「戻りました……どうしたんですか?」
「ああ、依頼らしいんだが、それが流石に無理そうなんだよ」
「?そんなに困難な物なんですか?」
「そうだね。
あのティスコ公爵様の領地にめんした森の奥深くにある薬草なんだ。
いくら高ランク冒険者でも単独で行くには危険すぎる」
「それこそなぜです?
あの森はあの領地の子供たちの遊び場ですよ?」
「……マジレベル違いすぎるんですけど……」
頭を抱え込んだ、親切な冒険者さんをそのままに俺は受付嬢のところに行った。
「どんな薬草ですか?」
「ああ、シン君お帰りなさい。
うーんそうねこれなんだけど……」
見せてもらった薬草は、俺が入るたびに採取していた薬草だった。
「これならありますよ。
実家にいる時、入るたびに採取してましたから」
「シン君の故郷って……もしかして……」
「あれ、言ってませんでしたっけ?
俺の実家はティスコ公爵領です」
「……それだと、話が違ってくるわね。
今ギルドマスターを呼ぶから待っていてくれる?」
受付のお姉さんは慌ただしく中に入るとギルドマスターを引きづるようにして戻ってきたのだ。
「君がそうかね?」
「この子です。
もしかしたらハルト様やセイ様、リューン様に匹敵する強さになるかもしれません」
「なら、ランクアップのためのテストを受けてもらう」
こうしてテストを受けることになったのだが、なぜだ!!!!!
誰か説明してくれ!!!!!!
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