上 下
10 / 16

10

しおりを挟む
 レオンを出し抜けていると思っていたが実際は影から見守られていることを知るのはかなり後になってからだが、それでも今の俺には上出来だったのだ。

 それなりにレベルが上がり、周りとのコミュニケーションもとれるようになるころには俺の年も15歳となっていた。

 学園に入る年になっていたが、ノアが正式に彼らの子供だと証明されたので俺はこのまま冒険者としてやっていこうと思ったのもつかの間、学園の教師としての依頼が来たのだ。

 何度も断ったのだが聞いてもらえなかった。

 その代わりレオンと一緒に行くこととなったのだ。

 レオンはその頃にはギルドのお偉いさんにまでのし上がっており、俺の知らない所で色々と動いていたようなのだが俺は一切聞かされていなかった。

 すでに俺はレオンの手の平でいいように転がされていたのだ。

 そうとは知らずに俺はレオンが一緒ならと承諾してしまった。そのことを後になってすっごく公開することをその時の俺はしらない。

 教師となって早一か月……王子さまに言い寄られています。

 一応王子様なので無下には出来ず適当にあしらってはいるのですが……何故が部屋に入り込まれ全裸で一緒にベッドで寝ていたりと怖いことばかりなのだ。

 「先生はかわいいよね。
 お肌すべすべだし反応はかわいいし、俺好みに調教するのも有りだよね」

 「……」

 「もちろんここをだよ」

 王子さまはこともあろうに俺の尻穴に指を入れてきたのだ。

 そんなところ使ったことないのにすんなり指が入り気持ちがいいのだ。

 「だいぶ抵抗なく入るようになったね。
 毎日ここを可愛がってあげたから僕の指を覚えているんだね」

 すごく怖いことをしれっと言ってのけたのだ。

 抵抗するものの俺より体格のいい王子さまは俺を逃す気がないのかしっかりと組み敷き俺の尻穴に王子さまの息子が入り込んできたのだ。

 圧迫感はあるものの痛みがないのだ。

 「毎日ここ慣らしていたから痛みはないだろ」

 ショックのあまり抵抗するのも忘れ呆けてしまった。

 それを王子さまは俺が同意したのと考え貪るように俺を抱いたのだ。

 それも有りとあらゆる体位でだ。

 体力がなまじあったせいで王子さまが満足するまで俺は付き合わされたのだ。

 流石の俺も腰が痛く次の日は一日ベッドの上で過ごした。

 

 

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

掃除中に、公爵様に襲われました。

天災
BL
 掃除中の出来事。執事の僕は、いつものように庭の掃除をしていた。  すると、誰かが庭に隠れていることに気が付く。  泥棒かと思い、探していると急に何者かに飛び付かれ、足をかけられて倒れる。  すると、その「何者か」は公爵であったのだ。

僕が玩具になった理由

Me-ya
BL
🈲R指定🈯 「俺のペットにしてやるよ」 眞司は僕を見下ろしながらそう言った。 🈲R指定🔞 ※この作品はフィクションです。 実在の人物、団体等とは一切関係ありません。 ※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨 ので、ここで新しく書き直します…。 (他の場所でも、1カ所書いていますが…)

魔王討伐後に勇者の子を身篭ったので、逃げたけど結局勇者に捕まった。

柴傘
BL
勇者パーティーに属していた魔術師が勇者との子を身篭ったので逃走を図り失敗に終わるお話。 頭よわよわハッピーエンド、執着溺愛勇者×気弱臆病魔術師。 誰もが妊娠できる世界、勇者パーティーは皆仲良し。 さくっと読める短編です。

アルファだけの世界に転生した僕、オメガは王子様の性欲処理のペットにされて

天災
BL
 アルファだけの世界に転生したオメガの僕。  王子様の性欲処理のペットに?

侯爵令息セドリックの憂鬱な日

めちゅう
BL
 第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける——— ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。

モブ男子ですが、生徒会長の一軍イケメンに捕まったもんで

天災
BL
 モブ男子なのに…

イケメン王子四兄弟に捕まって、女にされました。

天災
BL
 イケメン王子四兄弟に捕まりました。  僕は、女にされました。

処理中です...