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レイの過去
9.ふたりの秘密(レイ)
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あの日…。3人に代わる代わる犯された俺は、魔力を吸われ過ぎて意識を失っていた。
意識が戻りかけた時に、けたたましい音が鳴り響いていることに気づいた。
『ー火災発生ー消火装置を発動しますー』
そのアナウンスの後、スプリンクラーから振ってきた水ではっきりと目が覚めた。部屋は煙で充満している。その煙を吸ってしまい、咳込みながら起き上がった。
サキュバスや男の絶叫が聞こえた。部屋の中でお互いに魔法を放ち殴り合っている。
そして次に目に入ったのは、燻る炎の中で壁にもたれかかっているユリアだった。
ユリアの両脚は赤黒く腫れてしまっている。腕は力無く身体の横に放り投げられている。頭から流れた血で、顔は赤く染まっていた。顔は天井を仰ぎながら虚な目をしている。
(…何をしたんだ?何をされたんだ?…まだ生きてる…ユリアを助けないと…)
何が起こったのかは分からない。ただ、このままここにいると、煙に撒かれて息ができなくなる。だからユリアを助けないとって思ったんだ。
動くと身体中に痛みが走る。魔力を吸収され過ぎて身体は重い。それに薬のせいで強い目眩がした。立ち上がった瞬間に嘔吐した。
それでも何とか、落ちていた服を羽織りながら急いでユリアに駆け寄った。
「ユリ…ア…」
俺が声をかけると虚ろな目をしていたユリアの視線が、ゆっくりと俺に向いた。
「レ…イ…?」
ユリアは虚ろだった目を丸くしてその目を潤ませた。声にならないのか唇を震わせて手を差し伸べてきた。
ユリアの手は指を全部折られている。赤紫色に染まった痛々しいその手で、頬に触れられた。
「生き…てる…?」
小さく頷くとユリアが「ごめん…」と泣き出した。
何でユリアが謝るのか分からなくて…。すぐに声をかけることが出来なかったんだ。
固まっている俺に、ユリアは「私が…逃げ出したりしたから。あんな公園に行ったから。約束を破って歌を…歌ったから」そう言って大粒の涙を流した。
「…レイが…私のせいで…」
「ユリアのせいじゃ無い…」
違うんだ。サキュバスの狙いは俺だった。巻き込まれたのはユリアだ。そう言ったけれど、煙がすごくて…咳混んでしまって上手く声にならなかった。
それにユリアも混乱していた。首を振りながら泣き続けている。煙を沢山吸い込んでユリアもゴホゴホと苦しそうだった。
(とりあえず…早く出ないと…)
煙で息が苦しくなってきた。頭もぼうっとする。サキュバス達はバカの一つ覚えのように炎の魔法を放っている。部屋は煙に加えて異様な熱さだった。
(炎の魔法を室内で使うとか…狂ってる)
何が原因で、サキュバス達が仲間同士で戦っているかは知らない。でも…炎の魔法を使うのはサキュバスが奪った魔力で魔法を使からだ。だからこの煙も熱さも俺のせい。
(…俺が水属性だったら良かった)
なんて考えられるくらいに余裕があった。あんな事があった直後だったし。これは全部夢だと思いたかっただけなのかもしれない。
このままだとサキュバスの仲間割れに巻き込まれる。ユリアと逃げる為にはどうしたらいいだろう?なんて冷静に考えていた。
(俺はもう魔法は使えない。それにユリアは多分…歩けない)
それでも、ユリアの手を引いた。身体は重いし、痛みもあるけれど、ユリアを抱き抱えて逃げる気でいたんだ。
「ユリア…ここから出よう?」
その言葉にユリアは泣きながら首を横に振った。
「私のことは置いていって…レイだけで……逃げて」
「ダメだ…俺がユリアを運ぶから…逃げよう?」
何度言ってもユリアは首を横に振り続けた。
「…私…歌の力を…使ったの」
ユリアは嗚咽を漏らしながら顔を上げた。レイが死んだと思った。こんな奴ら生きてても意味がないって思った。レイを返してって思った。
その感情のまま、魅了の歌を歌った。そして「殺し合え」と命令した…と。
そしたら…5人でお互いに魔法を放ち合い、殺し合いを始めた。
「…ダメだって…思えなかった…。チカラを自分の為に使ったの…」
ママに言われていた。自分の為に歌うんじゃなくて、誰かを守る為に歌いなさいって…。怒ってる時は絶対に歌っちゃダメだって。悲しい時もダメだって。それなのに、私はまた約束を破った…。ユリアはそう、途切れ途切れに拙い言葉を話していく。
「こんなことじゃ…強くなんてなれない…。私の力は呪われたままだ…」
その時初めて、ユリアの強さの中にある弱さを見た気がした。俺と同じように悩んで、苦しんでいるユリアに気付いたんだ。
きっと、あたたかい光で俺を包み込んでくれていたユリアは、自分の暗い闇を気付かせないように必死だった。いつもギリギリだったんだ。
それなのに…。俺の目に映るユリアはいつも笑顔を向けてくれた。その明るさで俺を救ってくれたんだ。
「ユリアは俺の為に使ったんだよ…。俺を守る為だ。だから自分の為なんかじゃない」
大粒の涙を流すユリアを抱きしめた。今度は俺がユリアを助ける番だと思った。
「もう…戻れないよ…。5人も殺した…」
「アイツらは死んでない」
「…え…?」
「スプリンクラーが作動したから…。まだ生きてる。さっき殴り合ってた。だから、外に出て助けを呼ぼう?」
「5人はまだ生きてる」と言う言葉でユリアから力が抜けるのが分かった。
胸の中で「良かった…」と消えいるような声で呟いて、ユリアは目を閉じてしまった。
「ユリア…?」
返事は無い。寝息が聞こえる…。どうやら眠ってしまったようだ。
そう言えばセイレーンの歌の力は、使い過ぎると回復の為に眠ってしまうと話してたことを思い出した。
だからこそ、ユリアは俺の隣りでよく寝ていた。丸まって眠るユリアの幸せそうな表情が好きだった。
サキュバスに自分がされたことより、大好きだったユリアの笑顔が消えてしまうことのほうが怖かった。
その笑顔が取り戻せるなら、死んで当然のサキュバスを助けることも出来ると思った。
ユリアは俺を救ってくれた人だから。仄暗い水の底にいた俺を照らしてくれた光だから。
真っ暗な部屋にいた俺の手を取って、光の中に救い出してくれた人だから。
絶対に助けると決めてユリアの体に手を回した。
(立てない…)
体に力が入らないし、ユリアは予想以上に重かった。
当時はまだユリアの方が身長も高かったし、徐々に外に出るようにはなっていたけれど、俺は『悪魔族の引きこもり』だったから。そもそも筋力なんてあるわけ無かった。
それでも、何とか震える足で立ち上がった。踏み出す一歩が重くて、額から汗が滲んだ。
サキュバス達が放つ炎が飛んで来るのを、掻い潜りながら、地下室の扉を開けた時…目の前の階段に絶望した。
満身創痍の俺は眠っているユリアを抱えて階段を登る自信が無かったから。
どう階段を登ろうか考えている所に、急に冷たい風が流れ込んできた。
(地上の扉が…開いた?)
「ユリアー!!もう、母さん達怒ってないって言ってるから、出てこいよ!」
「テル…本当にここにユリアがいるのか?……煙…?待って!ここ焦げ臭くない?」
「「地下室がある!!」」
かすかだけど会話が聞こえてきた。声の人物に心当たりがある。
(テルと…シュウだ…)
必死に声を出した。腹の底から大声で叫んだ。
「テルっ!!シュウ!ここだっ!!」
生まれてから今までで、こんな大声で叫んだのは初めてだった。
誰かに助けを求めることを小さな頃から諦めていたから。助けを求めたところで、誰も手を差し伸べてくれないと拗ねていたから。
だけど…今は違う。声を上げたら、助けてくれる人がいることをユリアが教えてくれた。
煙を掻い潜って駆け降りて来たテルは、ユリアを肩に抱えて、ふらつく俺の手を引いて地上に連れ出してくれた。
シュウは大人の服を羽織っただけの俺に驚いてはいたけれど、何も聞かなかった。
「ユリアを先に治療するよ。レイ君はそこで待ってて!大丈夫。お父様に連絡してあるから。みんな助ける。安心して!」
子供の頃から治癒魔法が優れていたシュウは、驚く速さでユリアの傷を治していく。
それに判断も冷静だった。シュウはユリアの秘密を知っていたからこそ、あえて『自分の父』を呼んだ。
あの時…2人がいたからこそ俺はユリアを助けることができた。テルがいなければそもそも死んでいたし、シュウがいなければ大事になっていた。
(ユリアが俺に教えてくれたから…)
腹の底から出した「助けて」に、ちゃんと応えてくれる人がいた。怖がらずに手を差し出したら、その手を取ってくれる人がいた。
そのことを、ユリアが目を覚ましたら1番に伝えたいと思った。
意識が戻りかけた時に、けたたましい音が鳴り響いていることに気づいた。
『ー火災発生ー消火装置を発動しますー』
そのアナウンスの後、スプリンクラーから振ってきた水ではっきりと目が覚めた。部屋は煙で充満している。その煙を吸ってしまい、咳込みながら起き上がった。
サキュバスや男の絶叫が聞こえた。部屋の中でお互いに魔法を放ち殴り合っている。
そして次に目に入ったのは、燻る炎の中で壁にもたれかかっているユリアだった。
ユリアの両脚は赤黒く腫れてしまっている。腕は力無く身体の横に放り投げられている。頭から流れた血で、顔は赤く染まっていた。顔は天井を仰ぎながら虚な目をしている。
(…何をしたんだ?何をされたんだ?…まだ生きてる…ユリアを助けないと…)
何が起こったのかは分からない。ただ、このままここにいると、煙に撒かれて息ができなくなる。だからユリアを助けないとって思ったんだ。
動くと身体中に痛みが走る。魔力を吸収され過ぎて身体は重い。それに薬のせいで強い目眩がした。立ち上がった瞬間に嘔吐した。
それでも何とか、落ちていた服を羽織りながら急いでユリアに駆け寄った。
「ユリ…ア…」
俺が声をかけると虚ろな目をしていたユリアの視線が、ゆっくりと俺に向いた。
「レ…イ…?」
ユリアは虚ろだった目を丸くしてその目を潤ませた。声にならないのか唇を震わせて手を差し伸べてきた。
ユリアの手は指を全部折られている。赤紫色に染まった痛々しいその手で、頬に触れられた。
「生き…てる…?」
小さく頷くとユリアが「ごめん…」と泣き出した。
何でユリアが謝るのか分からなくて…。すぐに声をかけることが出来なかったんだ。
固まっている俺に、ユリアは「私が…逃げ出したりしたから。あんな公園に行ったから。約束を破って歌を…歌ったから」そう言って大粒の涙を流した。
「…レイが…私のせいで…」
「ユリアのせいじゃ無い…」
違うんだ。サキュバスの狙いは俺だった。巻き込まれたのはユリアだ。そう言ったけれど、煙がすごくて…咳混んでしまって上手く声にならなかった。
それにユリアも混乱していた。首を振りながら泣き続けている。煙を沢山吸い込んでユリアもゴホゴホと苦しそうだった。
(とりあえず…早く出ないと…)
煙で息が苦しくなってきた。頭もぼうっとする。サキュバス達はバカの一つ覚えのように炎の魔法を放っている。部屋は煙に加えて異様な熱さだった。
(炎の魔法を室内で使うとか…狂ってる)
何が原因で、サキュバス達が仲間同士で戦っているかは知らない。でも…炎の魔法を使うのはサキュバスが奪った魔力で魔法を使からだ。だからこの煙も熱さも俺のせい。
(…俺が水属性だったら良かった)
なんて考えられるくらいに余裕があった。あんな事があった直後だったし。これは全部夢だと思いたかっただけなのかもしれない。
このままだとサキュバスの仲間割れに巻き込まれる。ユリアと逃げる為にはどうしたらいいだろう?なんて冷静に考えていた。
(俺はもう魔法は使えない。それにユリアは多分…歩けない)
それでも、ユリアの手を引いた。身体は重いし、痛みもあるけれど、ユリアを抱き抱えて逃げる気でいたんだ。
「ユリア…ここから出よう?」
その言葉にユリアは泣きながら首を横に振った。
「私のことは置いていって…レイだけで……逃げて」
「ダメだ…俺がユリアを運ぶから…逃げよう?」
何度言ってもユリアは首を横に振り続けた。
「…私…歌の力を…使ったの」
ユリアは嗚咽を漏らしながら顔を上げた。レイが死んだと思った。こんな奴ら生きてても意味がないって思った。レイを返してって思った。
その感情のまま、魅了の歌を歌った。そして「殺し合え」と命令した…と。
そしたら…5人でお互いに魔法を放ち合い、殺し合いを始めた。
「…ダメだって…思えなかった…。チカラを自分の為に使ったの…」
ママに言われていた。自分の為に歌うんじゃなくて、誰かを守る為に歌いなさいって…。怒ってる時は絶対に歌っちゃダメだって。悲しい時もダメだって。それなのに、私はまた約束を破った…。ユリアはそう、途切れ途切れに拙い言葉を話していく。
「こんなことじゃ…強くなんてなれない…。私の力は呪われたままだ…」
その時初めて、ユリアの強さの中にある弱さを見た気がした。俺と同じように悩んで、苦しんでいるユリアに気付いたんだ。
きっと、あたたかい光で俺を包み込んでくれていたユリアは、自分の暗い闇を気付かせないように必死だった。いつもギリギリだったんだ。
それなのに…。俺の目に映るユリアはいつも笑顔を向けてくれた。その明るさで俺を救ってくれたんだ。
「ユリアは俺の為に使ったんだよ…。俺を守る為だ。だから自分の為なんかじゃない」
大粒の涙を流すユリアを抱きしめた。今度は俺がユリアを助ける番だと思った。
「もう…戻れないよ…。5人も殺した…」
「アイツらは死んでない」
「…え…?」
「スプリンクラーが作動したから…。まだ生きてる。さっき殴り合ってた。だから、外に出て助けを呼ぼう?」
「5人はまだ生きてる」と言う言葉でユリアから力が抜けるのが分かった。
胸の中で「良かった…」と消えいるような声で呟いて、ユリアは目を閉じてしまった。
「ユリア…?」
返事は無い。寝息が聞こえる…。どうやら眠ってしまったようだ。
そう言えばセイレーンの歌の力は、使い過ぎると回復の為に眠ってしまうと話してたことを思い出した。
だからこそ、ユリアは俺の隣りでよく寝ていた。丸まって眠るユリアの幸せそうな表情が好きだった。
サキュバスに自分がされたことより、大好きだったユリアの笑顔が消えてしまうことのほうが怖かった。
その笑顔が取り戻せるなら、死んで当然のサキュバスを助けることも出来ると思った。
ユリアは俺を救ってくれた人だから。仄暗い水の底にいた俺を照らしてくれた光だから。
真っ暗な部屋にいた俺の手を取って、光の中に救い出してくれた人だから。
絶対に助けると決めてユリアの体に手を回した。
(立てない…)
体に力が入らないし、ユリアは予想以上に重かった。
当時はまだユリアの方が身長も高かったし、徐々に外に出るようにはなっていたけれど、俺は『悪魔族の引きこもり』だったから。そもそも筋力なんてあるわけ無かった。
それでも、何とか震える足で立ち上がった。踏み出す一歩が重くて、額から汗が滲んだ。
サキュバス達が放つ炎が飛んで来るのを、掻い潜りながら、地下室の扉を開けた時…目の前の階段に絶望した。
満身創痍の俺は眠っているユリアを抱えて階段を登る自信が無かったから。
どう階段を登ろうか考えている所に、急に冷たい風が流れ込んできた。
(地上の扉が…開いた?)
「ユリアー!!もう、母さん達怒ってないって言ってるから、出てこいよ!」
「テル…本当にここにユリアがいるのか?……煙…?待って!ここ焦げ臭くない?」
「「地下室がある!!」」
かすかだけど会話が聞こえてきた。声の人物に心当たりがある。
(テルと…シュウだ…)
必死に声を出した。腹の底から大声で叫んだ。
「テルっ!!シュウ!ここだっ!!」
生まれてから今までで、こんな大声で叫んだのは初めてだった。
誰かに助けを求めることを小さな頃から諦めていたから。助けを求めたところで、誰も手を差し伸べてくれないと拗ねていたから。
だけど…今は違う。声を上げたら、助けてくれる人がいることをユリアが教えてくれた。
煙を掻い潜って駆け降りて来たテルは、ユリアを肩に抱えて、ふらつく俺の手を引いて地上に連れ出してくれた。
シュウは大人の服を羽織っただけの俺に驚いてはいたけれど、何も聞かなかった。
「ユリアを先に治療するよ。レイ君はそこで待ってて!大丈夫。お父様に連絡してあるから。みんな助ける。安心して!」
子供の頃から治癒魔法が優れていたシュウは、驚く速さでユリアの傷を治していく。
それに判断も冷静だった。シュウはユリアの秘密を知っていたからこそ、あえて『自分の父』を呼んだ。
あの時…2人がいたからこそ俺はユリアを助けることができた。テルがいなければそもそも死んでいたし、シュウがいなければ大事になっていた。
(ユリアが俺に教えてくれたから…)
腹の底から出した「助けて」に、ちゃんと応えてくれる人がいた。怖がらずに手を差し出したら、その手を取ってくれる人がいた。
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