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第21幕 卒業旅行は終わりで始まり
06
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食べ終わりお腹も満たされると、食事処をあとにする。温泉ではないが大浴場もあるらしく、三人はこれから行ってくると話していた。
俺は悠斗に手を繋がれ、脚をもつれさせながら部屋に入ると、糸が切れた人形のようにふかふかな絨毯に腰を落とした。
「瀬菜? 普通にご飯食べていたから平気だと思ってたけど」
「うっ……腰痺れて立たない……抱っこして?」
「クスッ……全く、可愛いにもほどがあるよ」
「……次からは悠斗が用意したの使う」
「折角買ったのはもう使わないの?」
「だって、こんなに効き目あると思ってなかった……」
シュンとし反省する。
自分が先に使っていれば、実千流に渡さずに済んだ。
「実千流ちゃんのこと気にしてる? 先輩がついてるから大丈夫だよ。瀬菜は自分の心配を……うん、凄い……ドロドロだね?」
ベッドにそっと降ろされると、悠斗がズボンを脱がしてくれる。擦れる生地の感触だけで、ゾワッと肌が粟立つ。
一度吐き出したはずの陰茎は、下着を飛び出したっぷり蜜を零しながらビンビンに勃起していた。
「ご飯食べたばかりだし、気持ち悪くなるかな?」
「……激しいのは無理。でも……我慢も無理」
「ふふっ、じゃあどうしようか?」
「ねっ……悠斗、俺……」
「ん?」
「自分でするから……見てて?」
オナニーするところを見ていろなど、予想もしていなかった悠斗はかなり驚いた様子だ。
「嫌だったら、みんなと一緒に風呂でも行って?」
「うっ、あっ……違う違う。まさかそんなご褒美だと思ってなくて……」
「悠斗はあそこの椅子に座ってて」
「ははっ……あ~我慢する自信皆無……」
椅子を指さすと悠斗は天を仰ぎボソボソと呟きながら、椅子の背もたれに両腕と顎を乗せ、俺の行動を見つめていた。
ベッドヘッドを背もたれに膝を立てМ字に脚を広げると、ゆっくり手を伸ばし恐る恐る触れた。カチカチに勃起するそれに驚きを隠せない。ごくっと唾を飲み込むと、形を確かめるように竿全体をゆっくりと扱き始めた。
「ンッ……ふっ……ぁ」
もどかしいぐらいが今はちょうどいい。鼻から抜ける吐息で散らしながら、時折指を曲げ雁を抉りグリグリとすると、不規則に小さな波がやってくる。
指先にカウパーを絡め滑りをよくすると、摩擦が増してゾクゾクする。クチュクチュと水をまぶす音が部屋を満たし、卑猥な匂いが立ち込める。
もう少し強い快感が欲しいと、指先が自然と戸渡りを下り蕾に向って伸びていく。
「瀬菜……そこはダメだよ? そこは俺のだ」
ピタリと動きを止め視線だけを悠斗に向けると、ギラギラとした双眸と合わさる。見られていることに興奮し、ズクッと下肢に衝撃が走る。
枷が外れたように、擦り上げる速度が加速する。自分のどの部分が気持いいのか、頭よりも先に指先が理解している。
「あっ、んんッ……ハァハァ、ふぁっ……んッ」
シコシコ、コリコリと強弱をつける自身の手淫に、自然と腰も上下に跳ね上がる。
「いっ、いいッあっ、あんッ……」
もうすぐ射精する……。気持イイ……。
もっと……強く。もっと……速く……。
「はっ、あああっ、いっあっ、はぅッ……あっゆ、悠斗~!」
チカチカと目の前が白み、脳天まで突き刺さる射精感にうっとりし、快感の世界に浸っていると、遮るようにギュと根元を握られた。
「……瀬菜……ストップ……」
俺は悠斗に手を繋がれ、脚をもつれさせながら部屋に入ると、糸が切れた人形のようにふかふかな絨毯に腰を落とした。
「瀬菜? 普通にご飯食べていたから平気だと思ってたけど」
「うっ……腰痺れて立たない……抱っこして?」
「クスッ……全く、可愛いにもほどがあるよ」
「……次からは悠斗が用意したの使う」
「折角買ったのはもう使わないの?」
「だって、こんなに効き目あると思ってなかった……」
シュンとし反省する。
自分が先に使っていれば、実千流に渡さずに済んだ。
「実千流ちゃんのこと気にしてる? 先輩がついてるから大丈夫だよ。瀬菜は自分の心配を……うん、凄い……ドロドロだね?」
ベッドにそっと降ろされると、悠斗がズボンを脱がしてくれる。擦れる生地の感触だけで、ゾワッと肌が粟立つ。
一度吐き出したはずの陰茎は、下着を飛び出したっぷり蜜を零しながらビンビンに勃起していた。
「ご飯食べたばかりだし、気持ち悪くなるかな?」
「……激しいのは無理。でも……我慢も無理」
「ふふっ、じゃあどうしようか?」
「ねっ……悠斗、俺……」
「ん?」
「自分でするから……見てて?」
オナニーするところを見ていろなど、予想もしていなかった悠斗はかなり驚いた様子だ。
「嫌だったら、みんなと一緒に風呂でも行って?」
「うっ、あっ……違う違う。まさかそんなご褒美だと思ってなくて……」
「悠斗はあそこの椅子に座ってて」
「ははっ……あ~我慢する自信皆無……」
椅子を指さすと悠斗は天を仰ぎボソボソと呟きながら、椅子の背もたれに両腕と顎を乗せ、俺の行動を見つめていた。
ベッドヘッドを背もたれに膝を立てМ字に脚を広げると、ゆっくり手を伸ばし恐る恐る触れた。カチカチに勃起するそれに驚きを隠せない。ごくっと唾を飲み込むと、形を確かめるように竿全体をゆっくりと扱き始めた。
「ンッ……ふっ……ぁ」
もどかしいぐらいが今はちょうどいい。鼻から抜ける吐息で散らしながら、時折指を曲げ雁を抉りグリグリとすると、不規則に小さな波がやってくる。
指先にカウパーを絡め滑りをよくすると、摩擦が増してゾクゾクする。クチュクチュと水をまぶす音が部屋を満たし、卑猥な匂いが立ち込める。
もう少し強い快感が欲しいと、指先が自然と戸渡りを下り蕾に向って伸びていく。
「瀬菜……そこはダメだよ? そこは俺のだ」
ピタリと動きを止め視線だけを悠斗に向けると、ギラギラとした双眸と合わさる。見られていることに興奮し、ズクッと下肢に衝撃が走る。
枷が外れたように、擦り上げる速度が加速する。自分のどの部分が気持いいのか、頭よりも先に指先が理解している。
「あっ、んんッ……ハァハァ、ふぁっ……んッ」
シコシコ、コリコリと強弱をつける自身の手淫に、自然と腰も上下に跳ね上がる。
「いっ、いいッあっ、あんッ……」
もうすぐ射精する……。気持イイ……。
もっと……強く。もっと……速く……。
「はっ、あああっ、いっあっ、はぅッ……あっゆ、悠斗~!」
チカチカと目の前が白み、脳天まで突き刺さる射精感にうっとりし、快感の世界に浸っていると、遮るようにギュと根元を握られた。
「……瀬菜……ストップ……」
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