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第6幕 計画は入念に、愛情込めて
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「乳首だけでイってみる? ずっとこうやって、コリコリしていたら腰砕けになれるかもよ?」
「うっ、ん……、そんなぁッ無理……だぁッ……はぁッ!」
「そうだ、今度ここにピアスしようか? 瀬菜の可愛い乳首なら、青いサファイアとか似合うかも」
「ダメ、痛いの……やぁんッ! あ……あッ、ひィッーー‼︎」
ゴリッと犬歯で噛み付かれ引っ張られると、ジワッと少しだけ射精をしてしまう。
「クスッ、ちょっと出ちゃったね。びっくりしたのかな? それともピアスする想像でもした?」
「あっ、んっ……バカ……っ」
息が整わないうちにうしろを向かされ、放たれた精液を掻き出されてしまう。どうやら今日はこれでお終いのようだ。
期待をしていた分シュンとしてしまう。全身が燻り冷水にでも浸からなければ、落ち着きそうにない。淡い吐息をホーッと吐き出すと、悠斗は俺の唇を啄み耳元に顔を寄せた。
「瀬菜、ベッドでしよ?」
悠斗の色気のある低音で囁かれただけで、ゾクリと身体が震える。瞳を潤ませながら、悠斗の誘いにコクリと小さく頷いた。
***
朝目を覚ますと、隣で悠斗が俺の髪を弄りながら微笑んでいた。髪に触れる指先が妙に心地良く、瞼がまた下がってしまいそうだ。
スリスリと悠斗の胸に頰を寄せると、頭にちゅっちゅっとキスをしてくれる。たったそれだけなのに、幸せ過ぎてベッドから出たくなくなってしまう。
「おはよう。ぐっすりだったね」
「はよ。おかげさまで……メチャ熟睡って感じ」
「三浦さん達とは、何時待ち合わせだっけ?」
「えっと……白桜駅に十三時待ち合わせ。もうちょっとこのままダラダラしてていい?」
「もちろん。俺もまだ瀬菜から離れたくない」
「へへっ……良かった♪」
朝のこんなやり取りも久々で、顔がにやけてしまう。温かな体温に惹かれるように足を絡ませると、悠斗の股間に触れてしまう。そっと心の中で苦笑いを浮かべる。兆しをみせるそれに気付いていないふりをし、悠斗のぬくもりに大人しく浸っていた。
布団から抜け出さずにただイチャイチャしているだけなのに、時間はどんどん過ぎていく。勉強をしているときは、一分でも長く感じるというのに、幸せな時間はあっという間だ。
軽くご飯を食べて支度をすると、待ち合わせの時間が迫っていた。駅まで早歩きで向かうと、すでにみんな揃っており、多澤に「どうせイチャついてて遅くなったんだろ?」と、見抜かれてしまう。
三浦さんの家に到着すると、忘れないうちに薄い本を返却しておく。瞳を輝かせながら三浦さんはアニメと本の感想を俺に要求して来た。そんな三浦さんにたじろぐ俺の代わりに、悠斗がキラキラ王子スマイルを携えながらも興奮した様子で伝えていた。
悠斗くん……その笑顔でその卑猥極まりない発言どうかと思うぞ……。
三浦さんも、もう少しオブラートに包んでくれないかな?
二人はすっかり意気投合し、盛り上がりを見せている。悠斗はちゃっかり帰りに違う薄い本を借りる約束もしていた。もう一緒に見るのは勘弁して欲しい。
「話は尽きないけど時間も限られてるし、立花君からお願いできる?」
三浦さんは俺達に待つように言うと、お茶とお菓子を振る舞ってくれた。変身過程も見てみたいが、完成した状態のほうがワクワク感が大きいというものだ。
「うっ、ん……、そんなぁッ無理……だぁッ……はぁッ!」
「そうだ、今度ここにピアスしようか? 瀬菜の可愛い乳首なら、青いサファイアとか似合うかも」
「ダメ、痛いの……やぁんッ! あ……あッ、ひィッーー‼︎」
ゴリッと犬歯で噛み付かれ引っ張られると、ジワッと少しだけ射精をしてしまう。
「クスッ、ちょっと出ちゃったね。びっくりしたのかな? それともピアスする想像でもした?」
「あっ、んっ……バカ……っ」
息が整わないうちにうしろを向かされ、放たれた精液を掻き出されてしまう。どうやら今日はこれでお終いのようだ。
期待をしていた分シュンとしてしまう。全身が燻り冷水にでも浸からなければ、落ち着きそうにない。淡い吐息をホーッと吐き出すと、悠斗は俺の唇を啄み耳元に顔を寄せた。
「瀬菜、ベッドでしよ?」
悠斗の色気のある低音で囁かれただけで、ゾクリと身体が震える。瞳を潤ませながら、悠斗の誘いにコクリと小さく頷いた。
***
朝目を覚ますと、隣で悠斗が俺の髪を弄りながら微笑んでいた。髪に触れる指先が妙に心地良く、瞼がまた下がってしまいそうだ。
スリスリと悠斗の胸に頰を寄せると、頭にちゅっちゅっとキスをしてくれる。たったそれだけなのに、幸せ過ぎてベッドから出たくなくなってしまう。
「おはよう。ぐっすりだったね」
「はよ。おかげさまで……メチャ熟睡って感じ」
「三浦さん達とは、何時待ち合わせだっけ?」
「えっと……白桜駅に十三時待ち合わせ。もうちょっとこのままダラダラしてていい?」
「もちろん。俺もまだ瀬菜から離れたくない」
「へへっ……良かった♪」
朝のこんなやり取りも久々で、顔がにやけてしまう。温かな体温に惹かれるように足を絡ませると、悠斗の股間に触れてしまう。そっと心の中で苦笑いを浮かべる。兆しをみせるそれに気付いていないふりをし、悠斗のぬくもりに大人しく浸っていた。
布団から抜け出さずにただイチャイチャしているだけなのに、時間はどんどん過ぎていく。勉強をしているときは、一分でも長く感じるというのに、幸せな時間はあっという間だ。
軽くご飯を食べて支度をすると、待ち合わせの時間が迫っていた。駅まで早歩きで向かうと、すでにみんな揃っており、多澤に「どうせイチャついてて遅くなったんだろ?」と、見抜かれてしまう。
三浦さんの家に到着すると、忘れないうちに薄い本を返却しておく。瞳を輝かせながら三浦さんはアニメと本の感想を俺に要求して来た。そんな三浦さんにたじろぐ俺の代わりに、悠斗がキラキラ王子スマイルを携えながらも興奮した様子で伝えていた。
悠斗くん……その笑顔でその卑猥極まりない発言どうかと思うぞ……。
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