王子×悪戯戯曲

そら汰★

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第4幕 盛り沢山な夏休み

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 クルリと身体を反転させられると、背後から悠斗が覆い被さってくる。両手を木に縫い付けられ、お尻を突き出す格好にさせられる。浴衣の裾で隠れている部分が多いものの、先ほどのカップルのように見られてしまうかもしれないと考えただけで身体が萎縮してしまう。

「なんかアレだね。青姦レイプしてるみたい」
「そのものだろが! 離せよ。こんな外でとか俺無理だからっ! あっ、そうだ! ほ、ホテルとか!」
「ホテル? そうだね……でも瀬菜は見るからに未成年だし、ラブホは入れないよ?」
「ラブホ⁉ いや、違くて普通ので! ほら、見ろよ俺の元気なくなってるし!」

 すっかり萎縮した俺の息子は、気持ちを良く分かってくれているようだ。
 悠斗は確認するように浴衣を捲ると、丸い柔らかな尻たぶを撫で前へと手のひらを滑らせた。

「うーん。無理だよ……俺の治りそうにないし。それにコッチの元気は取り敢えず瀬菜には関係ないでしょ? すぐにおっきするしね? それじゃ瀬菜、あ~ん♡」

 お口を開けてとでも言うように、悠斗はお構いなしに腰を進めてくる。

「はぅ──んッ! ばっ、かぁ──ッ‼ あんッ‼」

 一気に悠斗の熱が後孔に突き刺さってくる。冗談交じりで楽しそうにする悠斗に若干の怒りを感じるが、粘膜をズルズルと行き交う起立に、ここが外だということをすっかり失念してしまう。

「瀬菜のお口は素直ちゃんだね。もしかして、外のほうが感じちゃうの?」
「ち、がぅ──ッ……あっあぅ……ふぅッ」
「違くないでしょ? だってッ、こんなにギュウギュウ締め付けているんだよ? もう、可愛いんだから」
「や、やぁ……っ、ふぁ……っ、やぁ……めっ、みられぅ……っ」

 唇を噛み締めるが悠斗に突かれる度に、甘い喘ぎを漏らしてしまう。一杯いっぱいな俺に反し悠斗は余裕たっぷりだ。

「大丈夫だよ。瀬菜が上のお口で大きな声出さなきゃ。ゴム初めてだけど痛くない?」
「どんなッ……しんぱィッ! は……っ、うっ……変態ッ」
「クスッ、その変態にこうやって……ン、ズボズボされて喜んでいるんだから、瀬菜も相当だよ? あぁ、またギュってした……じゃがバターも美味しそうにしてたけど、俺のおちんちんも美味しそうにしちゃって……カワイイ♡」

 ぱちゅんぱちゅんと律動する悠斗に翻弄させられる。お尻の蕾は最初こそ蕩けていなかったが、ゴムに付いたゼリーと自分の精液で抽挿を助けていた。暗闇に木霊する濡れた音が、背徳感と重なり早く終われと焦ってしまう。

「はやっくぅ……ねがいッ」
「このシチュエーション気に入った? たまにはこういうのもいいね」
「ああっイヤッ、は、やぃッ、ズボズボッ、だめぇっーー‼」
「ンッ……瀬菜、声抑えなきゃ……んんッ」
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