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第2幕 逃亡劇の果てに
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横向きに寝そべりながら、悠斗は腰をゆるゆると動かし粘膜を刺激してくる。どんどん溢れる悠斗の先走りで内部は潤み、いやらしい音を奏でる。
「ゆうッ……あ、ちょっ……お前、絶倫すぎッ、あぅっ!」
「まだ、全然足りない……ん、俺の形うしろでちゃんと覚えて──ねっ!」
「ああっ、つよっいっ‼︎ ひっ、うあっ……ッ」
悠斗に昨日から何度も擦られ熟れた内部はうねり、悠斗を締め付け喜ばせる。俺のペニスもすぐに勃ち上がり、悠斗の挿入に合わせピタピタと揺れている。
「ふっ、ああっ、俺ッ、腰ッへんにッ! あん──っ!」
「んっ、砕けても帰りは祐一さんに車出してもらうから。それに瀬菜、軽いから大丈夫だよ。俺が抱えて連れて行く」
「そんッな……っ、あぅっ!」
「ノルマもあるし……時間ギリギリまで、タップリ愛し合おうね♡」
熱い──背中に密着した悠斗の熱が、伝染したように伝わってくる。熱は内部にも拡がっていく。溶けて一つになったような曖昧な感覚に、抵抗していたはずの身体はすぐに素直になっていく。自然と自身の陰茎に手を導くと、亀頭をグチュグチュと弄り、深い快感に酔いしれてしまう。
「瀬菜のエッチ。自分で弄って腰振っちゃって」
「あひんッ! ああぁッ、ひう~~っ!」
「ほら、気持ちいい? んっ……ペニスもお尻もいっぱい、いじめてあげる」
「ゆーとーぉッ、やめっああっ、手ッ、ちんこッダメっ!」
竿を上下に何度もシコシコと擦られ、うしろも同時に穿たれる。快感の波に空気を吸い込むが上手くできず、口をハクハクとさせ涎を零してしまう。悠斗は肩口に唇を寄せ、何度も吸い付くようなキスをする。
もうイキそうと思っていると、根元を締め上げられた。それでも腰は止まることなく動き前立腺を嬲り、小さな絶頂が何度も襲いかかってくる。
「あぁああぅっーー! やぁッあんっ、もっ、突かないれッ‼︎」
「ふふっ……ならもうやめよっか」
悠斗はペニスを後孔から抜き取ると、俺から離れベッドヘッドに寄り掛かり俺を見つめてくる。放置された俺はどうしていいのか分からず、身体を起こしモジモジする。
「ゆーとぉ……」
「ん? 突いちゃダメなんでしょ? 瀬菜が嫌がること俺にはできないよ」
「ふぇっ……おれ、カラダっ、たすけ……っ」
痺れる身体を震わせながら悠斗に這い寄り、頰を両手で包むと自らちゅっちゅっと啄むキスをする。肩に手を回し悠斗に跨がり、甘えながら腰を揺らす。
「どうやって助けたらいい? それとも自分で頑張る?」
「うぅ……できない。悠斗がして……」
「ふふっ、嫌なのに?」
「いやじゃ……ない、から……。お願いッ、おしりも、ちんこもいじめて……」
悠斗の肩にうな垂れたまま、精一杯の気持ちを羞恥心を振り払い伝える。気を良くしたのか悠斗はニヤリと口角を上げ唇をひと舐めすると、俺の唇に激しく齧り付き口腔を蹂躙していく。舌を吸い歯列を辿り唇を甘噛みすると、尻たぶを両手で挟み下から腰を突き上げてきた。
「ふぐぅッ、うぅ~~~~っ‼︎」
声を奪いながら何度も激しく突き上げてくる。その度に悠斗のお腹に挟まれたペニスは、だらしなく露を零す。息苦しさにキスから逃れると、激しい突き上げに悠斗の肩口に堪らず噛み付いてしまう。
詰めた息と共に血の味が口腔に広がる。慌てて悠斗の顔を覗き込むと、なぜか嬉しそうな笑顔を返された。
「ゆうッ……あ、ちょっ……お前、絶倫すぎッ、あぅっ!」
「まだ、全然足りない……ん、俺の形うしろでちゃんと覚えて──ねっ!」
「ああっ、つよっいっ‼︎ ひっ、うあっ……ッ」
悠斗に昨日から何度も擦られ熟れた内部はうねり、悠斗を締め付け喜ばせる。俺のペニスもすぐに勃ち上がり、悠斗の挿入に合わせピタピタと揺れている。
「ふっ、ああっ、俺ッ、腰ッへんにッ! あん──っ!」
「んっ、砕けても帰りは祐一さんに車出してもらうから。それに瀬菜、軽いから大丈夫だよ。俺が抱えて連れて行く」
「そんッな……っ、あぅっ!」
「ノルマもあるし……時間ギリギリまで、タップリ愛し合おうね♡」
熱い──背中に密着した悠斗の熱が、伝染したように伝わってくる。熱は内部にも拡がっていく。溶けて一つになったような曖昧な感覚に、抵抗していたはずの身体はすぐに素直になっていく。自然と自身の陰茎に手を導くと、亀頭をグチュグチュと弄り、深い快感に酔いしれてしまう。
「瀬菜のエッチ。自分で弄って腰振っちゃって」
「あひんッ! ああぁッ、ひう~~っ!」
「ほら、気持ちいい? んっ……ペニスもお尻もいっぱい、いじめてあげる」
「ゆーとーぉッ、やめっああっ、手ッ、ちんこッダメっ!」
竿を上下に何度もシコシコと擦られ、うしろも同時に穿たれる。快感の波に空気を吸い込むが上手くできず、口をハクハクとさせ涎を零してしまう。悠斗は肩口に唇を寄せ、何度も吸い付くようなキスをする。
もうイキそうと思っていると、根元を締め上げられた。それでも腰は止まることなく動き前立腺を嬲り、小さな絶頂が何度も襲いかかってくる。
「あぁああぅっーー! やぁッあんっ、もっ、突かないれッ‼︎」
「ふふっ……ならもうやめよっか」
悠斗はペニスを後孔から抜き取ると、俺から離れベッドヘッドに寄り掛かり俺を見つめてくる。放置された俺はどうしていいのか分からず、身体を起こしモジモジする。
「ゆーとぉ……」
「ん? 突いちゃダメなんでしょ? 瀬菜が嫌がること俺にはできないよ」
「ふぇっ……おれ、カラダっ、たすけ……っ」
痺れる身体を震わせながら悠斗に這い寄り、頰を両手で包むと自らちゅっちゅっと啄むキスをする。肩に手を回し悠斗に跨がり、甘えながら腰を揺らす。
「どうやって助けたらいい? それとも自分で頑張る?」
「うぅ……できない。悠斗がして……」
「ふふっ、嫌なのに?」
「いやじゃ……ない、から……。お願いッ、おしりも、ちんこもいじめて……」
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「ふぐぅッ、うぅ~~~~っ‼︎」
声を奪いながら何度も激しく突き上げてくる。その度に悠斗のお腹に挟まれたペニスは、だらしなく露を零す。息苦しさにキスから逃れると、激しい突き上げに悠斗の肩口に堪らず噛み付いてしまう。
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