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森永にギュッと抱き付き崩れそうになる身体を支えると、最奥に蒼海の精液がたっぷりと注がれる。体液の熱さと蒼海の膨張したペニスに媚肉が痙攣し、絞る取るように伸縮を繰り返す。
「……あっぁ……あぁっぃ……っ」
「はぁ……っ、持っていかれた。雪ちゃん快すぎだよ。無理させた?」
「ん……へーき……」
うなじに優しい口付けが何度も落とされる。口は悪く意地悪な蒼海だが、最終的には甘々だ。
心地のいい唇の感触にとろんと瞼が閉じそうになると、森永の膝上に乗せられ、ズルリ……と蒼海が抜け出ていった。
「まだ寝ないでね? 今度は僕が尚君を食べる番」
「……え……、ふああっあぁ、くぅん……」
空洞を塞ぐようにすぐに森永の剛直が挿入される。柔らかく解れた後孔は難なく受け入れ、森永の形に馴染んでいく。
「尚君の中、佳月のでぐちゃぐちゃ。これじゃソファーが駄目になっちゃうね。ちょっと掴まっててね?」
ひょいっと俺の尻を持ち上げ立ち上がる森永に慌ててしがみ付く。立ち上がった反動で陰茎が深く突き刺さり喉を鳴らす。
「んっ、ふぅ……おろし……ッ、うっ、ふかッひんッ」
「うん。ちょっと待って? ご飯はテーブルで食べないと」
鼻歌交じりにソファーからダイニングテーブルへ移動する森永。俺はその間中ひんひんと嬌声を漏らしていた。
背中にテーブルの冷たさを感じると、覆い被さる森永にふわりと微笑まれ啄むキスをされる。天板に腕を貼り付けられ、恋人のように指を絡めてくる。
「背中……冷たい……」
「すぐに熱くなるよ。動いていい?」
「ん、聞くなよ……。どうぞ……召し上がれ」
「ふふ、いただきます」
ゆっくりと腰をグラインドさせる森永は、無言で俺を上から見下ろしている。目を逸らすのは負けたような気がして、俺も快感に浸りながら見つめ返していた。
良く見なくてもイケメンだが、恍惚とした顔付きは色気が増して股間にくるものがある。
ポタリ、ポタリ……と、森永の汗が落ち肌に触れる。唇に落ちてきた雫をペロリと舐め取ると、内部にいる森永がズクっと膨張したような気がした。
「陽向が食べるっていうより、雪ちゃんが食べてるって感じ」
いつの間にかちゃっかり椅子に座り、テーブルに頬杖を付いて蒼海が覗き込んでいた。
「ばっ、スケベ……ッ」
「こうやって、雪ちゃんのエロい顔見ているのも悪くないね」
頬に掛かった髪を梳き、俺の唇にふにふにと触れてくる蒼海。パクリと指を口に含むと、悪戯に蒼海の指を舌で愛撫した。
「また……したく、なった?」
どうだと流し目でそう言うと、ガツンと奥を穿たれた。
「──あっうッ!」
「こら尚君、今は僕と食事中でしょッ!」
少し拗ねたような声で太ももに腕を回した森永に、自分のほうへ来いとでも言うように引き寄せられた。強い刺激にハクハクと唇を戦慄かせ、顎を反らすと天井の光が遮られる。
「……あっぁ……あぁっぃ……っ」
「はぁ……っ、持っていかれた。雪ちゃん快すぎだよ。無理させた?」
「ん……へーき……」
うなじに優しい口付けが何度も落とされる。口は悪く意地悪な蒼海だが、最終的には甘々だ。
心地のいい唇の感触にとろんと瞼が閉じそうになると、森永の膝上に乗せられ、ズルリ……と蒼海が抜け出ていった。
「まだ寝ないでね? 今度は僕が尚君を食べる番」
「……え……、ふああっあぁ、くぅん……」
空洞を塞ぐようにすぐに森永の剛直が挿入される。柔らかく解れた後孔は難なく受け入れ、森永の形に馴染んでいく。
「尚君の中、佳月のでぐちゃぐちゃ。これじゃソファーが駄目になっちゃうね。ちょっと掴まっててね?」
ひょいっと俺の尻を持ち上げ立ち上がる森永に慌ててしがみ付く。立ち上がった反動で陰茎が深く突き刺さり喉を鳴らす。
「んっ、ふぅ……おろし……ッ、うっ、ふかッひんッ」
「うん。ちょっと待って? ご飯はテーブルで食べないと」
鼻歌交じりにソファーからダイニングテーブルへ移動する森永。俺はその間中ひんひんと嬌声を漏らしていた。
背中にテーブルの冷たさを感じると、覆い被さる森永にふわりと微笑まれ啄むキスをされる。天板に腕を貼り付けられ、恋人のように指を絡めてくる。
「背中……冷たい……」
「すぐに熱くなるよ。動いていい?」
「ん、聞くなよ……。どうぞ……召し上がれ」
「ふふ、いただきます」
ゆっくりと腰をグラインドさせる森永は、無言で俺を上から見下ろしている。目を逸らすのは負けたような気がして、俺も快感に浸りながら見つめ返していた。
良く見なくてもイケメンだが、恍惚とした顔付きは色気が増して股間にくるものがある。
ポタリ、ポタリ……と、森永の汗が落ち肌に触れる。唇に落ちてきた雫をペロリと舐め取ると、内部にいる森永がズクっと膨張したような気がした。
「陽向が食べるっていうより、雪ちゃんが食べてるって感じ」
いつの間にかちゃっかり椅子に座り、テーブルに頬杖を付いて蒼海が覗き込んでいた。
「ばっ、スケベ……ッ」
「こうやって、雪ちゃんのエロい顔見ているのも悪くないね」
頬に掛かった髪を梳き、俺の唇にふにふにと触れてくる蒼海。パクリと指を口に含むと、悪戯に蒼海の指を舌で愛撫した。
「また……したく、なった?」
どうだと流し目でそう言うと、ガツンと奥を穿たれた。
「──あっうッ!」
「こら尚君、今は僕と食事中でしょッ!」
少し拗ねたような声で太ももに腕を回した森永に、自分のほうへ来いとでも言うように引き寄せられた。強い刺激にハクハクと唇を戦慄かせ、顎を反らすと天井の光が遮られる。
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