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「エロい顔……蕩けちゃって可愛い」
蒼海が覗き込むように俺の顔を見つめてくる。その言葉を聞いた森永はやっとこ乳首から唇を離し、俺の顔を覗き込んでくる。二人の欲情した雄の眼差しが、俺の性欲にも火をつけ下肢を膨張させる。
両側の乳首はツンと尖り桃色から赤色へと変化し、ふっくらと熟れた果肉のようだ。片側は柘榴のように瑞々しく濡れそぼり、卑猥な艶を出していた。
「うぅ……ふっんっ……」
乳首だけでこんなに乱れるなど、俺の身体はどうしてしまったのだろうか。
感覚的なものだけではなく、視覚的にも変化を見せる己の身体が浅ましくて堪らない。その変化に耐えきれず瞳を閉じると、蒼海に言われてしまう。
「ダメだよ雪ちゃん、目を開けて。ほら、雪ちゃんの乳首、気持ちいいってコリコリしてる」
両乳首をグリグリと指の腹で捏ねると、ギリギリまで引っ張られ離される。
「あっやぁッ、いたぃ……」
「それだけじゃないでしょ。こんなに乳首勃起させておいて」
「ふふっ、尚君痛いのも好きだよね。こっちも舐めないと……」
熱のこもった吐息が乳輪に広がり、すぐにヌルリと湿った肉感が先端を塞ぐ。小さな粒が舌で転がされ、唇が乳輪ごと吸われる。
ハクハクと唇を震わせ、快感から逃れるように背後の蒼海に擦り寄る。間近で瞳が交差する。ギラギラと雄の双眸で蒼海が俺の痴態を観察している。
「んっ、ふぅ……蒼海。キス……して」
顎を反らしそう強請ると、齧り付くように唇を塞がれる。息を遮るような口付けに、鼻から抜ける吐息が溢れる。口付けという新たな快感に酔いしれ強張りを解いていく。
「んっんんッ、んふ……っ、ふぅんん──ッ‼︎」
けれど緩んだ身体に追い討ちをかけるように、違った快感が追加される。
ブワッと熱が全身を駆け巡り、胸を突き出し腰を小刻みに前後させながらビクビクと痙攣させた。
刺激は強く身体に刻まれ、痛みと共に快感を塗りつけてくる。ジンジンと皮膚が焼けるような刺激は、森永が唇を離してからも残されていた。ゴリっと乳頭を甘噛みされ、もう片方を指の腹でコリコリと擦り上げ、仕上げに強く引っ張られたからだ。
「……あっああ……んん……っ」
ぐったりと弛緩し、はぁはぁと胸を喘がせる。
「陽向、やきもちやいたでしょ。本気出しちゃって」
「ふふっ、バレた? 乳首だけでイけたね」
「……うそ……」
下肢が重だるくベタついている。どうやら射精したようだが実感が湧かない。
森永がシャツの裾をペラりと捲り、乳首でイかされた陰茎をさらけ出した。
「ほら見て? ね? まだ元気だけど、していなかった?」
「ンッ、そんな見るなよ……最近してない……」
「そっか、どおりで濃い訳だね。それじゃ、今度はこっち食べるね」
精液に濡れたペニスを舐め出す森永に慌ててしまう。食べるような代物ではない。
蒼海が覗き込むように俺の顔を見つめてくる。その言葉を聞いた森永はやっとこ乳首から唇を離し、俺の顔を覗き込んでくる。二人の欲情した雄の眼差しが、俺の性欲にも火をつけ下肢を膨張させる。
両側の乳首はツンと尖り桃色から赤色へと変化し、ふっくらと熟れた果肉のようだ。片側は柘榴のように瑞々しく濡れそぼり、卑猥な艶を出していた。
「うぅ……ふっんっ……」
乳首だけでこんなに乱れるなど、俺の身体はどうしてしまったのだろうか。
感覚的なものだけではなく、視覚的にも変化を見せる己の身体が浅ましくて堪らない。その変化に耐えきれず瞳を閉じると、蒼海に言われてしまう。
「ダメだよ雪ちゃん、目を開けて。ほら、雪ちゃんの乳首、気持ちいいってコリコリしてる」
両乳首をグリグリと指の腹で捏ねると、ギリギリまで引っ張られ離される。
「あっやぁッ、いたぃ……」
「それだけじゃないでしょ。こんなに乳首勃起させておいて」
「ふふっ、尚君痛いのも好きだよね。こっちも舐めないと……」
熱のこもった吐息が乳輪に広がり、すぐにヌルリと湿った肉感が先端を塞ぐ。小さな粒が舌で転がされ、唇が乳輪ごと吸われる。
ハクハクと唇を震わせ、快感から逃れるように背後の蒼海に擦り寄る。間近で瞳が交差する。ギラギラと雄の双眸で蒼海が俺の痴態を観察している。
「んっ、ふぅ……蒼海。キス……して」
顎を反らしそう強請ると、齧り付くように唇を塞がれる。息を遮るような口付けに、鼻から抜ける吐息が溢れる。口付けという新たな快感に酔いしれ強張りを解いていく。
「んっんんッ、んふ……っ、ふぅんん──ッ‼︎」
けれど緩んだ身体に追い討ちをかけるように、違った快感が追加される。
ブワッと熱が全身を駆け巡り、胸を突き出し腰を小刻みに前後させながらビクビクと痙攣させた。
刺激は強く身体に刻まれ、痛みと共に快感を塗りつけてくる。ジンジンと皮膚が焼けるような刺激は、森永が唇を離してからも残されていた。ゴリっと乳頭を甘噛みされ、もう片方を指の腹でコリコリと擦り上げ、仕上げに強く引っ張られたからだ。
「……あっああ……んん……っ」
ぐったりと弛緩し、はぁはぁと胸を喘がせる。
「陽向、やきもちやいたでしょ。本気出しちゃって」
「ふふっ、バレた? 乳首だけでイけたね」
「……うそ……」
下肢が重だるくベタついている。どうやら射精したようだが実感が湧かない。
森永がシャツの裾をペラりと捲り、乳首でイかされた陰茎をさらけ出した。
「ほら見て? ね? まだ元気だけど、していなかった?」
「ンッ、そんな見るなよ……最近してない……」
「そっか、どおりで濃い訳だね。それじゃ、今度はこっち食べるね」
精液に濡れたペニスを舐め出す森永に慌ててしまう。食べるような代物ではない。
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