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第8章 想いに×砂糖は清らかであれ5%

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 ゆっくりとお尻を突き出すと、尾鷹は形を辿るように掌を滑らせスカートを腰の辺りまで捲り上げた。

「堪らないね……今すぐぶち込みたいよ」
「お尻、触られたよ。お客さんにも、カズ君にも……。だから那津が綺麗にして……」

 息を詰める尾鷹は、眉間にシワを寄せるとストッキングを破り肌を露出させた。
 色白のふっくらとした柔らかな桃尻に、いくつもの痣が浮かんでいる。
 尾鷹は唸るように喉を鳴らし、色濃く残る爪痕に指を這わせチッと舌打ちをした。

「これは厄介なものを残してくれた」
「ごめん……俺、汚い……かな?」
「郁哉は綺麗だよ。それに郁哉に怒っている訳じゃない。この痣に嫉妬しているところ」
「へへっ……嬉しい。那津が嫉妬しているなんて、夢みたい。ねぇ、那津……早く洗って。ここは……誰にも触れさせていないから」

 自ら後孔に指を添え、尾鷹の目前にクパっと蕾を拡げる。そこは確かに潤い尾鷹を誘っていた。

「ほら見て? 中、蜜が溢れちゃう……」

 ゴクリと唾を飲み込む尾鷹は、甘い蜜を求める蝶のように郁哉に覆い被さり熟れた切っ先を押し付けた。

「少し……乱暴にするよ。痛かったらごめん」
「うん、してよ……早く那津で一杯になりたい」

 グッグッ……と、蕾に圧迫を感じると襞が拡がっていく。
 はぁ……っと息を吐き出すと、尾鷹の硬く長大に育った肉棒にガツンッと奥深くまで一気に穿たれた。

「はぅ──ッ! あっ、あああっうぅッ」
「ンッ……流石にっ、キツイ……っ」
「……んっ……あっんッ、那津……すごいのッ、おっきぃ……っ、きもちぃよぉ~」
「ヤバッ……中がうねって、しがみついてくるッ」
「ふっ、ンン……ッ、那津が俺の中に……っ、うれしぃッ」
「ああ……ほら郁哉、前……見てごらん。凄く綺麗だよ……」

 うっとりとする郁哉の顎を捉えた尾鷹は、鏡を見るように促してくる。
 視線がぶつかる。
 恍惚とし肌を紅く染め欲情しきった顔付きは、普段の郁哉からは想像できない。
 ストッキングの中で勃起したペニスが、苦しそうにヒクヒクとし盛り上がり、白濁に染みを拡げ前を卑猥に濡らす姿があった。
 たった一突きだけで郁哉は達していた。
 ずっと待ち侘びていたのだ。
 想いが伝わり愛されることに身体が喜びを訴えていた。

「あっ……俺、こんな……いやらしぃ」
「ああ、凄く……エッチで可愛いよ」

 尾鷹の掌が愛撫しながら下りていく。
 吐き出したはずのペニスは、まだまだ出し足りないと主張し治まりを見せずにいた。
 その厚かましく勃ち上がる膨らみに、尾鷹の指がツーっと触れると一層硬く熱を持つ。
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