420 / 421
~最終章~◆◆◆物語はハッピーエンドが良いよね?◆◆◆
420ページ目…物語はハッピーエンドが良いよね?【5】
しおりを挟む
「やっと着いたわね…。」
「うん、着いたな…。」
「つ、着いた…。」
「はい、やっとです。」
「…着いた。」
神へ至る塔…事、バベルの塔へ挑んでから、既に一週間が過ぎようとした頃、私達はとうとう最上階にまで登りつめた。
とは言っても、残念ながら百階層程で実力的に進めなくなった所で、幸運にも、知り合いの助けが入り、最上階まで連れて来て貰ったと言うのが本当の所で、オチが付いていた形ではあるが無事に到着したので良しとしようと思う…。
ちなみに、余談ではあるが、このタワー型ダンジョンの階層は千層もあったりする。
「ですから、最初に、私めが呼びに行きましょうかと声をお掛けしましたのに…。」
「だ、だって…それじゃ、つまらなかったんですもの!」
不死者でありながら、執事の様な行動をするリッチのセバス・チャンの言葉に、私は頬を赤く染めながら返事をする。
「まぁ、確かに、僕達も退屈はしなかったけどさ…。」
「う、うん…でもさ、流石に、無理があったよね…。」
「まぁまぁ、全員、無事に辿り着いたのですから。」
「…そう、でも、それはセバス・チャンのお陰。」
セバス・チャンのお陰と言う言葉には、流石に兄弟からもツッコミが入らない。
「そ、そんな事より、この先にいるのね?」
「はい、左様でございます。」
セバス・チャンはそう言うと、扉をノックすると中にいるであろう人物に声を掛ける。
「ダンジョンマスター様、お嬢様達がお見えになっております。」
「な、何だってッ!?」
余程、私達が来たのが予想外だったのか、扉の向こう側から、慌てた声と共に『ドンガラガッシャン!』と言う音が聞こえてきた。
しばらく待つと『ガチャリ』と言う音と共に、ボサボサヘアーの男の人が現れる。
うん、このみっともない格好をしている人物は、間違いないくパパだ。
「パパッ!」
パパの姿を確認した私は、勢いよくパパへと飛びつく………はずだった。
「お父様!」
「…やっと会えた。」
しかし、そんな私よりも先に、アリシアとセイラがパパへと抱きいた事により、私の抱きつくスペースが無くなってしまった。
「ち、ちょっと、待ちなさいよッ!!何で貴女達が私より先に抱きついてるのよ~!」
「何でと申されましても、私もお父様の事が大好きですから。」
「…そう、早い者勝ち。」
「こらこら、パパは皆の物なんだから、取り合いしないの…ね?」
そんな私達を宥める様に、パパが仲裁に入る。
だがしかし、そんなパパの言葉を、真っ向から否定する者が現れた。
その人と言うのが…。
「いいえ、ご主人様は、私の物ですよ?
その証拠に、私達は一心同体なのですから…〖融合〗。」
次の瞬間、パパと先程の声の主が一つになる。
「あ~ぁ、プリンったら…自分の子供達と張り合ってどうするんだよ…。」
そう呟いたのは、禍々しい姿になったパパがいる。
しかも、その重圧に、私達は動けなくなっていた。
これ、下手をすれば、この姿になっただけで気の弱い人達は死んでしまうのではないだろうか?
「っと、そんな事より…お前達、こんな所まで来て、どうしたんだ?」
と、パパは首を傾げて聞いてきた。
パパが意識して、力を抑えたのだろう。
今までのしかかって来ていた重圧が一気に拡散し、動ける様になる。
「ど、どうしたじゃないわよ!何ヶ月も私達を放っておいて、どうするつもりなの!?」
「え?本気かよッ!?もうそんなに時間経ってたのか?」
「そうよ!」
「あちゃ~、時間の流れが違うのは知っていたが、そんなに経ってたのか…。
これは帰ったら、他の嫁~ズに確実に怒られるな…。」
「…それは、大丈夫だと思うけど、ママ達、寂しがってたわよ?」
「だろうな…仕方が無い、一先ず、作業はこのままにして、一度、家に帰るか…。
ってな訳で、セバス・チャン、悪いんだが俺達は一度帰る事にする。
それで…部屋の片付けを頼んで良いか?」
「はい、勿論でございます。」
パパのセリフにセバス・チャン返事をすると、パパは満足そうに頷くと、私達を連れて、部屋の隅にある魔法陣へと歩き出す。
それに伴い、私達も魔法陣へと向かう。
「一階層へ。」
私達が、パパの身体を握ると、パパは階層を指定する。
すると、私達は光の粒子に変わり、その場から姿を消す。
次に私達が現れたのは、一階層の転移魔法陣である。
他の兄弟達は先頭を歩き、その次にパパ、最後に私がパパの服の一部を摘んで、出口を目指して歩き出す。
そこで、ふとパパの姿に違和感を覚えた。
「って、パパ!【魔王化】したまま!!」
「あ、いけね、忘れてたッ!プリン、〖分離〗!」
すると、パパから何かが飛び出したかと思ったら、パパの姿が元のだらしない姿へと戻る。
そして、パパから飛び出した何かは…と言うと、既に私の横に立っていて…。
「エクレア、ご主人様は私の旦那様なんですから、貴女もご主人様ばかり追いかけないで、ちゃんとした伴侶を見付けなさい?」
「ママ…それ、パパの前で言わないほうが良いわよ?
パパってば、子煩悩が凄いんだから!
って言うか、私の伴侶の条件って、一応、パパより強い人だからね?」
「あらあら…それじゃ、一生、結婚なんて出来ないかもしれないわね…。」
「そうね…大きくなったら、私もパパのお嫁さんにして貰うんだから♪」
「はいはい…それでも、ママはエクレアなんかにご主人様は渡さないからね?」
そんなやり取りをして、私達は、互いに笑う。
そして、そんな私達の前を歩いていたパパが振り返ると…。
「何やら、楽しそうだが…二人共、そろそろ家に帰るぞ?」
「「は~い!」」
その後、パパの呼び掛けで、家族全員、仲良く家に帰り平和な日々を過ごすのだった…。
「うん、着いたな…。」
「つ、着いた…。」
「はい、やっとです。」
「…着いた。」
神へ至る塔…事、バベルの塔へ挑んでから、既に一週間が過ぎようとした頃、私達はとうとう最上階にまで登りつめた。
とは言っても、残念ながら百階層程で実力的に進めなくなった所で、幸運にも、知り合いの助けが入り、最上階まで連れて来て貰ったと言うのが本当の所で、オチが付いていた形ではあるが無事に到着したので良しとしようと思う…。
ちなみに、余談ではあるが、このタワー型ダンジョンの階層は千層もあったりする。
「ですから、最初に、私めが呼びに行きましょうかと声をお掛けしましたのに…。」
「だ、だって…それじゃ、つまらなかったんですもの!」
不死者でありながら、執事の様な行動をするリッチのセバス・チャンの言葉に、私は頬を赤く染めながら返事をする。
「まぁ、確かに、僕達も退屈はしなかったけどさ…。」
「う、うん…でもさ、流石に、無理があったよね…。」
「まぁまぁ、全員、無事に辿り着いたのですから。」
「…そう、でも、それはセバス・チャンのお陰。」
セバス・チャンのお陰と言う言葉には、流石に兄弟からもツッコミが入らない。
「そ、そんな事より、この先にいるのね?」
「はい、左様でございます。」
セバス・チャンはそう言うと、扉をノックすると中にいるであろう人物に声を掛ける。
「ダンジョンマスター様、お嬢様達がお見えになっております。」
「な、何だってッ!?」
余程、私達が来たのが予想外だったのか、扉の向こう側から、慌てた声と共に『ドンガラガッシャン!』と言う音が聞こえてきた。
しばらく待つと『ガチャリ』と言う音と共に、ボサボサヘアーの男の人が現れる。
うん、このみっともない格好をしている人物は、間違いないくパパだ。
「パパッ!」
パパの姿を確認した私は、勢いよくパパへと飛びつく………はずだった。
「お父様!」
「…やっと会えた。」
しかし、そんな私よりも先に、アリシアとセイラがパパへと抱きいた事により、私の抱きつくスペースが無くなってしまった。
「ち、ちょっと、待ちなさいよッ!!何で貴女達が私より先に抱きついてるのよ~!」
「何でと申されましても、私もお父様の事が大好きですから。」
「…そう、早い者勝ち。」
「こらこら、パパは皆の物なんだから、取り合いしないの…ね?」
そんな私達を宥める様に、パパが仲裁に入る。
だがしかし、そんなパパの言葉を、真っ向から否定する者が現れた。
その人と言うのが…。
「いいえ、ご主人様は、私の物ですよ?
その証拠に、私達は一心同体なのですから…〖融合〗。」
次の瞬間、パパと先程の声の主が一つになる。
「あ~ぁ、プリンったら…自分の子供達と張り合ってどうするんだよ…。」
そう呟いたのは、禍々しい姿になったパパがいる。
しかも、その重圧に、私達は動けなくなっていた。
これ、下手をすれば、この姿になっただけで気の弱い人達は死んでしまうのではないだろうか?
「っと、そんな事より…お前達、こんな所まで来て、どうしたんだ?」
と、パパは首を傾げて聞いてきた。
パパが意識して、力を抑えたのだろう。
今までのしかかって来ていた重圧が一気に拡散し、動ける様になる。
「ど、どうしたじゃないわよ!何ヶ月も私達を放っておいて、どうするつもりなの!?」
「え?本気かよッ!?もうそんなに時間経ってたのか?」
「そうよ!」
「あちゃ~、時間の流れが違うのは知っていたが、そんなに経ってたのか…。
これは帰ったら、他の嫁~ズに確実に怒られるな…。」
「…それは、大丈夫だと思うけど、ママ達、寂しがってたわよ?」
「だろうな…仕方が無い、一先ず、作業はこのままにして、一度、家に帰るか…。
ってな訳で、セバス・チャン、悪いんだが俺達は一度帰る事にする。
それで…部屋の片付けを頼んで良いか?」
「はい、勿論でございます。」
パパのセリフにセバス・チャン返事をすると、パパは満足そうに頷くと、私達を連れて、部屋の隅にある魔法陣へと歩き出す。
それに伴い、私達も魔法陣へと向かう。
「一階層へ。」
私達が、パパの身体を握ると、パパは階層を指定する。
すると、私達は光の粒子に変わり、その場から姿を消す。
次に私達が現れたのは、一階層の転移魔法陣である。
他の兄弟達は先頭を歩き、その次にパパ、最後に私がパパの服の一部を摘んで、出口を目指して歩き出す。
そこで、ふとパパの姿に違和感を覚えた。
「って、パパ!【魔王化】したまま!!」
「あ、いけね、忘れてたッ!プリン、〖分離〗!」
すると、パパから何かが飛び出したかと思ったら、パパの姿が元のだらしない姿へと戻る。
そして、パパから飛び出した何かは…と言うと、既に私の横に立っていて…。
「エクレア、ご主人様は私の旦那様なんですから、貴女もご主人様ばかり追いかけないで、ちゃんとした伴侶を見付けなさい?」
「ママ…それ、パパの前で言わないほうが良いわよ?
パパってば、子煩悩が凄いんだから!
って言うか、私の伴侶の条件って、一応、パパより強い人だからね?」
「あらあら…それじゃ、一生、結婚なんて出来ないかもしれないわね…。」
「そうね…大きくなったら、私もパパのお嫁さんにして貰うんだから♪」
「はいはい…それでも、ママはエクレアなんかにご主人様は渡さないからね?」
そんなやり取りをして、私達は、互いに笑う。
そして、そんな私達の前を歩いていたパパが振り返ると…。
「何やら、楽しそうだが…二人共、そろそろ家に帰るぞ?」
「「は~い!」」
その後、パパの呼び掛けで、家族全員、仲良く家に帰り平和な日々を過ごすのだった…。
0
お気に入りに追加
395
あなたにおすすめの小説
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる