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~最終章~◆◆◆物語はハッピーエンドが良いよね?◆◆◆
405ページ目…魔王の帰還【15】
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「それでは、また来ます。」
「はい、何時までもお待ちしています!」
結局、あの後、料理するだけしてお暇するつもりだったのだが、何故か長居をする事になり、そのまま日が暮れてしまった為、移動により伴う危険を心配したアルテイシアさんの提案により、一泊させ貰う事となった。
もっとも、嫁~ズも一緒に泊まったので前回同様、嫁~ズに変な疑いを掛けられる事はなかった。
ただ、何と言うか…アルテイシアさんの言動が、若干、可怪しいのは丹精込めて鍛えた聖剣をボロボロにしてしまったからだ…と思いたい。
「えぇ、その時は、またお邪魔させてもらいますね。」
「こ、今度は、また違った料理を作りますね。」
「また来る。」
「大変お邪魔いたしました。
次回、来る時は何か手土産をお持ちいたします。」
と、嫁~ズも、気に入ったようだ。
まぁ、流石に人様の家で、夫婦の営みはする事が出来ないので、昨夜は大人しく寝た。
その甲斐あって、今日は、朝から体調も良い。
これならば、メルトまで休憩無しでも問題なさそうだ。
俺は、〖無限庫〗からゴーレム馬車を取り出すと、そのまま御者席へと座る。
そして、俺が御者席へ乗り込んだ事により、嫁~ズも次々と馬車へと乗り込む。
「では、アルテイシアさん、失礼しますね。」
「はい!」
御者席から挨拶するのは、本来、マナーとしてはあまりよろしくないのだが、こうでもしないと、日本人の悪い癖なのか何時まで経っても挨拶を繰り返すだけで、出発出来そうにないと感じた為、仕方がないと思う。
「ハッ!」
手綱を振り『パシンッ』と音を立てる。
本来、ゴーレム馬車なので、そんなする必要はないのだが、それでも此処は人の目が有るので、誤魔化す意味も込めて、通常の馬車を操縦する真似て、手綱を操作する。
その際、手綱に魔力を流し、ゴーレム馬車へ命令をする事で、馬車はゆっくりと動き出す。
『ガラ、ガラ、ガラ、ガラガラガラ…。』
始めはゆっくり、次第に早くなりアルテイシアさんの鍛冶屋を離れていく。
そんな俺達を、アルテイシアさんは馬車が見えなくなるまで手を降って見送ってくれたのだった…。
☆★☆★☆
「さて、これで寄る所は全部終わったよな?」
「えぇ、そうですね。
後は、私達の家に帰るだけですね。」
「は、はい…あッ、でも、メルトに付いたら出来ればそのまま商店街に寄って欲しいです。
食材を買わないと冷蔵庫の中が空っぽです。」
「あぁ、そう言えば家を出る前に、食材を全部、〖無限庫〗に入れたな…。」
「は、はい。」
「でも、それって…〖無限庫〗から取り出せば済むんじゃない?」
「い、いえ…ご主人様の〖無限庫〗でしたら劣化しないので、それは万が一用に取っておいた方が良いかと…。」
「あぁ、そう言う事か…。」
確かに、今回の遠征では食糧不足になりそうだったので、買い足したりした。
だが、魔王を討伐した事で、もう長期の遠征をする事など無くなった筈である。
とは言え、何が有るか分からないのが、この世界である。
ならば、万が一用の備えとして置いておくのも一つの手と言う事か…。
「分かった、そう言う事なら、お店に寄ろう。」
「主、ローラは…。」
「はいはい、いつもの串焼き屋だろ?
本当に、ローラはあそこの串焼き好きだな…。」
「そう、今まで食べた中で、あそこの串焼きが一番美味しい。」
「そ、そうなんだ…。」
確かに、あそこの串焼き屋は、いつも繁盛している。
しかも、その原因の一つは、串焼きのタレを変えた事にある。
もっとも、それに俺が関与しているのはローラ達には秘密にしているのだが…。
「主、どうした?」
「いや、何でも無い。」
「それでは、メルトに帰りましたら、串焼き屋もですね。
もしよろしければ、食材の買い出しは、私とクズハさんとで行ってきましょうか?
そうすれば、御主人様とローラさんは串焼き屋に向かえますよね?」
おそらく、アリスは気を利かせてくれたのだろう。
だが、残念ながら俺には、一つやる事がある。
「あ~、それなんだけど、俺、メルトに帰ったら一番に冒険者ギルドに報告をしに行かないとダメなんだ…。
だから、串焼き屋はプリンに頼みたいんだけど、良いかな?」
「えぇ、そう言う事なら、私が串焼き屋に付き合いましょう。
ついでに何か、必要な物とかありますか?」
「いや、俺は無いと思うけど…他のみんなは?」
「な、無いと思います。」
「ローラも無い。」
「私も無いですね。」
「だってさ。」
「そうですか、では私はローラさんと串焼き屋に寄ってから家に帰りますね。」
「あぁ、頼む…って、お金は足りるか?」
「えぇ、いくらローラさんが食いしん坊でも金貨があれば問題ないでしょう。」
「ははは…確かに、足りるな。
ってか、それだと串焼き屋さんがお釣りを用意するのが大変なんじゃ…。」
串焼きは以前、銅貨2枚で6本買えた。
まぁ、それでも最近では、色々と物価も上がり、今では銅貨1枚で1本しか買えないのだが、それでも旨い串焼き屋として人気店になっている。
とは言え、もう戦争も終わったので、これからは少しづつ元の値段に戻る事だろう。
ちなみに、余談ではあるが、その串焼き屋の店頭には、よく犬が居るのを目撃されているからか『犬の串焼き屋』と裏で呼ばれているらしい。
まぁ、実際には犬じゃなくフェンリル狼なんだが、普通の人は狼と気付く事はあっても神獣であるフェンリル狼とは思わないだろう。
それにしても、〖魔法:空間転移〗で直ぐに帰れるとは言え、遠征から何日も時間を掛けて帰って来たのは、何だか感慨深い物があるのは気の所為だろうか?
「何はともあれ、あと少しでメルトに到着だ!」
そう言うと、俺はゴーレム馬車に、魔力を流し加速させただった…。
「はい、何時までもお待ちしています!」
結局、あの後、料理するだけしてお暇するつもりだったのだが、何故か長居をする事になり、そのまま日が暮れてしまった為、移動により伴う危険を心配したアルテイシアさんの提案により、一泊させ貰う事となった。
もっとも、嫁~ズも一緒に泊まったので前回同様、嫁~ズに変な疑いを掛けられる事はなかった。
ただ、何と言うか…アルテイシアさんの言動が、若干、可怪しいのは丹精込めて鍛えた聖剣をボロボロにしてしまったからだ…と思いたい。
「えぇ、その時は、またお邪魔させてもらいますね。」
「こ、今度は、また違った料理を作りますね。」
「また来る。」
「大変お邪魔いたしました。
次回、来る時は何か手土産をお持ちいたします。」
と、嫁~ズも、気に入ったようだ。
まぁ、流石に人様の家で、夫婦の営みはする事が出来ないので、昨夜は大人しく寝た。
その甲斐あって、今日は、朝から体調も良い。
これならば、メルトまで休憩無しでも問題なさそうだ。
俺は、〖無限庫〗からゴーレム馬車を取り出すと、そのまま御者席へと座る。
そして、俺が御者席へ乗り込んだ事により、嫁~ズも次々と馬車へと乗り込む。
「では、アルテイシアさん、失礼しますね。」
「はい!」
御者席から挨拶するのは、本来、マナーとしてはあまりよろしくないのだが、こうでもしないと、日本人の悪い癖なのか何時まで経っても挨拶を繰り返すだけで、出発出来そうにないと感じた為、仕方がないと思う。
「ハッ!」
手綱を振り『パシンッ』と音を立てる。
本来、ゴーレム馬車なので、そんなする必要はないのだが、それでも此処は人の目が有るので、誤魔化す意味も込めて、通常の馬車を操縦する真似て、手綱を操作する。
その際、手綱に魔力を流し、ゴーレム馬車へ命令をする事で、馬車はゆっくりと動き出す。
『ガラ、ガラ、ガラ、ガラガラガラ…。』
始めはゆっくり、次第に早くなりアルテイシアさんの鍛冶屋を離れていく。
そんな俺達を、アルテイシアさんは馬車が見えなくなるまで手を降って見送ってくれたのだった…。
☆★☆★☆
「さて、これで寄る所は全部終わったよな?」
「えぇ、そうですね。
後は、私達の家に帰るだけですね。」
「は、はい…あッ、でも、メルトに付いたら出来ればそのまま商店街に寄って欲しいです。
食材を買わないと冷蔵庫の中が空っぽです。」
「あぁ、そう言えば家を出る前に、食材を全部、〖無限庫〗に入れたな…。」
「は、はい。」
「でも、それって…〖無限庫〗から取り出せば済むんじゃない?」
「い、いえ…ご主人様の〖無限庫〗でしたら劣化しないので、それは万が一用に取っておいた方が良いかと…。」
「あぁ、そう言う事か…。」
確かに、今回の遠征では食糧不足になりそうだったので、買い足したりした。
だが、魔王を討伐した事で、もう長期の遠征をする事など無くなった筈である。
とは言え、何が有るか分からないのが、この世界である。
ならば、万が一用の備えとして置いておくのも一つの手と言う事か…。
「分かった、そう言う事なら、お店に寄ろう。」
「主、ローラは…。」
「はいはい、いつもの串焼き屋だろ?
本当に、ローラはあそこの串焼き好きだな…。」
「そう、今まで食べた中で、あそこの串焼きが一番美味しい。」
「そ、そうなんだ…。」
確かに、あそこの串焼き屋は、いつも繁盛している。
しかも、その原因の一つは、串焼きのタレを変えた事にある。
もっとも、それに俺が関与しているのはローラ達には秘密にしているのだが…。
「主、どうした?」
「いや、何でも無い。」
「それでは、メルトに帰りましたら、串焼き屋もですね。
もしよろしければ、食材の買い出しは、私とクズハさんとで行ってきましょうか?
そうすれば、御主人様とローラさんは串焼き屋に向かえますよね?」
おそらく、アリスは気を利かせてくれたのだろう。
だが、残念ながら俺には、一つやる事がある。
「あ~、それなんだけど、俺、メルトに帰ったら一番に冒険者ギルドに報告をしに行かないとダメなんだ…。
だから、串焼き屋はプリンに頼みたいんだけど、良いかな?」
「えぇ、そう言う事なら、私が串焼き屋に付き合いましょう。
ついでに何か、必要な物とかありますか?」
「いや、俺は無いと思うけど…他のみんなは?」
「な、無いと思います。」
「ローラも無い。」
「私も無いですね。」
「だってさ。」
「そうですか、では私はローラさんと串焼き屋に寄ってから家に帰りますね。」
「あぁ、頼む…って、お金は足りるか?」
「えぇ、いくらローラさんが食いしん坊でも金貨があれば問題ないでしょう。」
「ははは…確かに、足りるな。
ってか、それだと串焼き屋さんがお釣りを用意するのが大変なんじゃ…。」
串焼きは以前、銅貨2枚で6本買えた。
まぁ、それでも最近では、色々と物価も上がり、今では銅貨1枚で1本しか買えないのだが、それでも旨い串焼き屋として人気店になっている。
とは言え、もう戦争も終わったので、これからは少しづつ元の値段に戻る事だろう。
ちなみに、余談ではあるが、その串焼き屋の店頭には、よく犬が居るのを目撃されているからか『犬の串焼き屋』と裏で呼ばれているらしい。
まぁ、実際には犬じゃなくフェンリル狼なんだが、普通の人は狼と気付く事はあっても神獣であるフェンリル狼とは思わないだろう。
それにしても、〖魔法:空間転移〗で直ぐに帰れるとは言え、遠征から何日も時間を掛けて帰って来たのは、何だか感慨深い物があるのは気の所為だろうか?
「何はともあれ、あと少しでメルトに到着だ!」
そう言うと、俺はゴーレム馬車に、魔力を流し加速させただった…。
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