375 / 421
~第七章:魔神復活編~
375ページ目…魔王登場
しおりを挟む
結局の所、長い通路は無限ループではないみたいで、召喚魔法による空間への干渉は失敗に終わった。
もっとも、召喚魔法自体は、ある意味では成功しているのだが別の意味で大失敗だった。
「何はともあれ、進むしかないか…。」
「そうですね…。」
延々と、只、一直線に進む通路しかないが、道はそれしかない。
なので、意を決して先に進む事を選択し、再び走り出した僕達…だが、そんな苦労も、突如、予想外の展開で終わりを迎える事となる。
「なッ!?」
驚くのも無理はない。
何故なら、前方に見えていた景色が、いきなり代わり別の物に変わり、目の前には大きな扉が顕れたのだから…。
しかも、後ろを振り返っても、今まで走ってきた風景は何もなく、今まで見た事のない禍々しい光景が広がっていた。
「…もしかして、この魔王城自体、ダンジョンだったりするのか?」
何となくではあるが、僕のダンジョンと同じ様な感覚がある。
そう考えれば、先程までの不思議な事も全て納得がいく。
何故なら、ダンジョンであるなら、ダンジョンマスターの意思で階層の組み換えが出来るのだから…。
とは言え、通路が終わり目の前に顕れた扉が意味する物とは…。
「とうとう、魔王と御対面…ですか?」
「あぁ、たぶん…な。」
問題は、相手の出方である。
某ゲームみたいに、玉座にどっしりと座って僕達を出迎えるのか、それとも…扉を開けた瞬間、強力な魔法で一掃しようとしてくるのか…。
どちらにしろ、相手が魔王であるのなら一筋縄ではいかないはずである。
『ギ、ギギィーーー。』
不気味な音を立てながら、扉が開いていく…。
幸いながら、扉を開けた瞬間に攻撃が飛んでくる事はなかった…が、そこで僕達が見た物に驚きを隠せなかった…。
「こ、子供ッ!?」
何と、玉座にどっしりと座り待ちかまえていたのは、見た目的に、まだ10歳くらいの子供だったのだ。
「ご主人様、アレから、凄い魔力を感じます!」
そう言われて、慌ててもう一度、子供を見る。
そして、〖神眼〗が移し出した情報は…。
◆◇◆◇◆◇◆
名前:エギン
種族:魔王 (転生者)
Lv:99
HP:9999/9999 MP:9999/9999 SP:9999/9999
攻撃力:999 防御力:999 魔法力:999 素早さ:999
◆◇◆◇◆◇◆
正直な話、色々と突っ込みたい事が多い。
特に突っ込みたかったのは、レベルやHPなどが全て『9』で埋まってると言う事だ。
しかしながら、この世界のレベルやHPなどは、この数値以上に増えるのは確認済みだし、僕自身、〖魔王化〗した場合、その能力値が10倍近くに跳ね上がる。
更に言うなら、プリンとの〖融合〗…〖魔神化〗すれば、もっと強くなる。
にも関わらず、この魔王のステータスは、ハッキリ言って異常だ。
何か、秘密があるのではないだろうか?
だが、〖神眼〗で見れた情報はコレだけ…スキルとか魔法に関しては、一切の情報が見えなかった。
つまり、何らかの力が働き、情報を遮断しているのか、もしくは、本当にこれだけの能力なのか…。
まぁ、常識的に考えて、おそらく前者だろう。
アレだけ強力な魔族を従えるのに、たった、これだけのステータスで魔族達を支配出来るとは思えないからだ。
「ご主人様、どうしますか?」
動揺していた僕を心配する様にプリンが聞いてくる。
「そ、そうだな…一先ず、僕が〖魔王化〗して様子を見る。
プリンは巻き込まれない様に、下がっていてくれ。」
僕はそう言うと、意識を集中させ〖魔王化〗を発動…。
「お兄さん、待ってよ…まずは僕とお話ししようよ?」
…させる事が出来なかった。
この世界に来てから、久しぶりに聞く言葉…翻訳された言葉ではなく、使い慣れていた言葉で話し掛けられた言語は、間違いなく日本語である。
「は、話だって!?」
「うん、だって…お兄さんも日本人なんでしょ?」
それは、一部の人にしか話していない、秘密の事だった。
そして、先程見たステータス…そこには、確かに転生者の文字が…。
その事から導き出される結論は…彼もまた、僕と同じ日本人…だったと言う事である。
「そう言う君は?」
「僕も日本人だよ?名前は形代 明。
そして、この世界で魔王なんて役をやらされている。」
…その言葉に絶句する。
どうやら彼は、この世界をゲームだと思っている様だ。
だが、その言葉が、何故かしっくりくる…そう、ステータスがオール9だったりしたのも、ゲームを連想させる。
つまり、彼はこの世界を現実の世界だと思っていないのだ。
「こ、この世界は、現実なんだ…みんな生きているんだぞ?」
自分でも、何故、こんな事を言ったのか分からない…だが、言わずにはいられなかった。
「何言ってるの、お兄さん…これはゲームだよ?
だって、そうじゃなきゃ、僕が魔王なんてあり得ないじゃないか!
それに、倒した魔物は、みんな消滅えて無くなるんだよ?
これが現実だったら死体だって残るじゃないか!
あの日、母さんが死んだ時だって、死体は残ってたんだよ!」
彼の言う『あの時』…と、言うのは僕には分からない。
だが、おそらく彼の前世では、彼はお母さんの死体を見た事があるのだろう。
だからこそ、この世界で死んだ者が消滅えて無くなる事を現実だと受け止める事が出来ないのかもしれない…。
故に、彼は…。
「もう一度言う…この世界は現実だ。
だから、もう、こんな事は止めるんだ!」
「あはは…僕だって止めようとしたよ?でも、ログアウトのボタンが何処にも無いんだ。
だったら、好き勝手遊んで何が悪いんだ?
それにね?お兄さんを倒して、その中の魂の欠片?ってのを手にれたら、僕はログアウト出来るって、頭の中に声が聞こえるんだ。
だからさ、お兄さん、僕に魂の欠片を頂戴ッ!」
その言葉が引き金となり、突如として戦闘が開始される。
先程、話し掛けられた事で〖魔王化〗するタイミングを逃し戦闘準備が整っていない僕に、魔王が一気に距離を詰めてくる。
だが、それでも…まだ彼が本気では無いのか、僕とのステータスの差なのか対処出来ない速度ではない。
故に、何とか初撃を躱し、距離を取る事に成功する。
そして…今度こそ、〖魔王化〗を発動するのだった…。
もっとも、召喚魔法自体は、ある意味では成功しているのだが別の意味で大失敗だった。
「何はともあれ、進むしかないか…。」
「そうですね…。」
延々と、只、一直線に進む通路しかないが、道はそれしかない。
なので、意を決して先に進む事を選択し、再び走り出した僕達…だが、そんな苦労も、突如、予想外の展開で終わりを迎える事となる。
「なッ!?」
驚くのも無理はない。
何故なら、前方に見えていた景色が、いきなり代わり別の物に変わり、目の前には大きな扉が顕れたのだから…。
しかも、後ろを振り返っても、今まで走ってきた風景は何もなく、今まで見た事のない禍々しい光景が広がっていた。
「…もしかして、この魔王城自体、ダンジョンだったりするのか?」
何となくではあるが、僕のダンジョンと同じ様な感覚がある。
そう考えれば、先程までの不思議な事も全て納得がいく。
何故なら、ダンジョンであるなら、ダンジョンマスターの意思で階層の組み換えが出来るのだから…。
とは言え、通路が終わり目の前に顕れた扉が意味する物とは…。
「とうとう、魔王と御対面…ですか?」
「あぁ、たぶん…な。」
問題は、相手の出方である。
某ゲームみたいに、玉座にどっしりと座って僕達を出迎えるのか、それとも…扉を開けた瞬間、強力な魔法で一掃しようとしてくるのか…。
どちらにしろ、相手が魔王であるのなら一筋縄ではいかないはずである。
『ギ、ギギィーーー。』
不気味な音を立てながら、扉が開いていく…。
幸いながら、扉を開けた瞬間に攻撃が飛んでくる事はなかった…が、そこで僕達が見た物に驚きを隠せなかった…。
「こ、子供ッ!?」
何と、玉座にどっしりと座り待ちかまえていたのは、見た目的に、まだ10歳くらいの子供だったのだ。
「ご主人様、アレから、凄い魔力を感じます!」
そう言われて、慌ててもう一度、子供を見る。
そして、〖神眼〗が移し出した情報は…。
◆◇◆◇◆◇◆
名前:エギン
種族:魔王 (転生者)
Lv:99
HP:9999/9999 MP:9999/9999 SP:9999/9999
攻撃力:999 防御力:999 魔法力:999 素早さ:999
◆◇◆◇◆◇◆
正直な話、色々と突っ込みたい事が多い。
特に突っ込みたかったのは、レベルやHPなどが全て『9』で埋まってると言う事だ。
しかしながら、この世界のレベルやHPなどは、この数値以上に増えるのは確認済みだし、僕自身、〖魔王化〗した場合、その能力値が10倍近くに跳ね上がる。
更に言うなら、プリンとの〖融合〗…〖魔神化〗すれば、もっと強くなる。
にも関わらず、この魔王のステータスは、ハッキリ言って異常だ。
何か、秘密があるのではないだろうか?
だが、〖神眼〗で見れた情報はコレだけ…スキルとか魔法に関しては、一切の情報が見えなかった。
つまり、何らかの力が働き、情報を遮断しているのか、もしくは、本当にこれだけの能力なのか…。
まぁ、常識的に考えて、おそらく前者だろう。
アレだけ強力な魔族を従えるのに、たった、これだけのステータスで魔族達を支配出来るとは思えないからだ。
「ご主人様、どうしますか?」
動揺していた僕を心配する様にプリンが聞いてくる。
「そ、そうだな…一先ず、僕が〖魔王化〗して様子を見る。
プリンは巻き込まれない様に、下がっていてくれ。」
僕はそう言うと、意識を集中させ〖魔王化〗を発動…。
「お兄さん、待ってよ…まずは僕とお話ししようよ?」
…させる事が出来なかった。
この世界に来てから、久しぶりに聞く言葉…翻訳された言葉ではなく、使い慣れていた言葉で話し掛けられた言語は、間違いなく日本語である。
「は、話だって!?」
「うん、だって…お兄さんも日本人なんでしょ?」
それは、一部の人にしか話していない、秘密の事だった。
そして、先程見たステータス…そこには、確かに転生者の文字が…。
その事から導き出される結論は…彼もまた、僕と同じ日本人…だったと言う事である。
「そう言う君は?」
「僕も日本人だよ?名前は形代 明。
そして、この世界で魔王なんて役をやらされている。」
…その言葉に絶句する。
どうやら彼は、この世界をゲームだと思っている様だ。
だが、その言葉が、何故かしっくりくる…そう、ステータスがオール9だったりしたのも、ゲームを連想させる。
つまり、彼はこの世界を現実の世界だと思っていないのだ。
「こ、この世界は、現実なんだ…みんな生きているんだぞ?」
自分でも、何故、こんな事を言ったのか分からない…だが、言わずにはいられなかった。
「何言ってるの、お兄さん…これはゲームだよ?
だって、そうじゃなきゃ、僕が魔王なんてあり得ないじゃないか!
それに、倒した魔物は、みんな消滅えて無くなるんだよ?
これが現実だったら死体だって残るじゃないか!
あの日、母さんが死んだ時だって、死体は残ってたんだよ!」
彼の言う『あの時』…と、言うのは僕には分からない。
だが、おそらく彼の前世では、彼はお母さんの死体を見た事があるのだろう。
だからこそ、この世界で死んだ者が消滅えて無くなる事を現実だと受け止める事が出来ないのかもしれない…。
故に、彼は…。
「もう一度言う…この世界は現実だ。
だから、もう、こんな事は止めるんだ!」
「あはは…僕だって止めようとしたよ?でも、ログアウトのボタンが何処にも無いんだ。
だったら、好き勝手遊んで何が悪いんだ?
それにね?お兄さんを倒して、その中の魂の欠片?ってのを手にれたら、僕はログアウト出来るって、頭の中に声が聞こえるんだ。
だからさ、お兄さん、僕に魂の欠片を頂戴ッ!」
その言葉が引き金となり、突如として戦闘が開始される。
先程、話し掛けられた事で〖魔王化〗するタイミングを逃し戦闘準備が整っていない僕に、魔王が一気に距離を詰めてくる。
だが、それでも…まだ彼が本気では無いのか、僕とのステータスの差なのか対処出来ない速度ではない。
故に、何とか初撃を躱し、距離を取る事に成功する。
そして…今度こそ、〖魔王化〗を発動するのだった…。
0
お気に入りに追加
395
あなたにおすすめの小説
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる