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~第七章:魔神復活編~
294ページ目…アフターサービス【1】
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「大変お世話になりました!それと、この聖剣…大事に使わせて頂きます。」
僕はそう言うと、右手を差し出す。
こちらの世界でも握手と言う行為はある。
しかも、利き手である右手で握手すると言うのは、信頼と敬意を表す行動の一つでもある。
「いえ、こちらの方こそ…グスッ…美味しいご飯をいっぱい…。
貴方達のこれからに、幸多からん事を…グスッ…。」
そう言ったアルテイシアさんの目には大粒の涙だが…どうやら涙脆い人だった様だ。
「大丈夫ですよ、生きていれば、きっとまた会えますから…。
それに、すぐにそんな事を考えられない程、忙しくなると思いますよ?」
「え?それはどう言う意味ですか?」
「それは…秘密です♪」
どこぞの謎の獣神官宜しく、軽い感じで答える僕。
元ネタを知らないクズハとアルテイシアさんは二人揃って『秘密なんですか?』と言った様な疑問を顔に浮かべていた。
融合により知識を共有しているプリンがいたら、ちゃんとツッコミを入れてくれたのだろうな…と寂しく思う。
「では、僕達はこれで…あッ!そうそう…迷惑かも知れませんが、また何かあったら、アルテイシアさんに依頼に来ますね?
では、改めて、失礼します。
どうか、アルテイシアさんも、お元気で!」
そう言って頭を下げる僕と、つられて頭を下げるクズハ…。
こうして、僕達の『ドワーフが作った聖剣』を手に入れる旅は、帰るだけとなった…。
◇◆◇◆◇◆◇
「ご、ご主人様…本当にアレで良かったんですか?」
「ん?あぁ…アレの事か?うん、アレで良かったんだよ。
そもそも、半分騙した様な形で契約したからね。
それに、彼女は、これだけの聖剣を打ってくれたんだ。
当然、それに見合っただけの報酬を手に入れなきゃ、可哀想じゃないか。
でも、だからと言って面と向かって渡そうとしても、あの手の職人はガンとして受け取らないはずだ。
だったら、事後報告と言うか既成事実と言うか…受け取り拒否な状況を作ってあげれば、素直に受け取ってくれるんじゃないかな?」
「そ、そうですよね…ですが、アルテイシアさん、すぐに気が付くと思いますか?」
「う~ん…どうだろ?やっぱり、微妙…かな?」
短期間とは言え、一緒に居た事で彼女…アルテイシアさんの事を少しだけ知る事が出来た。
彼女は、自分の事となると、かなり鈍い所があるからな…。
「で、ですよね~それはそうと、この道って帰り道じゃないですよね?」
「あ…バレた?ちょっとばかし、寄り道をしようと思ってね。」
「え、えぇ…と言う事は、やはりアフターサービスと言う事ですね?」
「そう言う事、流石に、ちょっとやりぎた様だからね…。」
「あ、あらあら…ご主人様の怒りを買うなんて、相手の方は、とんだ不幸ですね。
で、でもまぁ、自業自得ですから…仕方がありませんね。」
「それは言い過ぎじゃないかな?
なぁ~に、ちょっと『死んだ方がマシ』と思わせるだけだよ。」
あまり他人には見せられない邪悪な笑みを浮かべる僕…それに対しクズハは…。
「も、もう…ご主人様ったら…。」
何故か内股でモジモジとする…そう言えば、クズハって…『ド』が付くほどのMだった様な…。
僕は〖無限庫〗から小さな布きれを取り出し、クズハへと渡す。
「とりあえず、これを渡しておくね?」
「は、はい…。」
クズハは、うっとりした目で『それ』を受け取るのだった…。
◇◆◇◆◇◆◇
それから暫くして、僕達はとある場所へと辿り着く。
「こ、ここが例の場所なんですね?」
「あぁ、僕の物に手を出した事を後悔させてやる!」
「ご、ご主人様…ポッ♪」
僕は〖無限庫〗から、こう言う時の為に用意した、黒く禍々しい形をした鎧を取り出し装備する。
とは言え、あくまで見た目が禍々しいと言うだけで、特殊な金属を使っているなどの『特別製』ではなく、普通の鎧だったりする。
「さて、準備を始めますか。」
次の瞬間、今まで大人しかったクズハにも変化が現れる。
禍々しいオーラを纏い、一本、また一本と隠していた尻尾が現れ…そして、最大である八本まで増えた時、クズハは僕に笑いかける。
「ご主人様、お待たせしました。」
ダーククズハ…今の彼女の状態を僕はそう呼んでいる。
いつもの、どこかオドオドする態度は成りを潜め、思いのまま行動する姿が現れる。
僕はダークサイドと呼んでいるが、クズハの攻撃的な感情が表に出てきた証拠である。
事の始まりは、クズハが一定レベルまでレベルアップした時からだ。
尻尾の数が増え、今まで押し付けられていた感情が爆発した。
後でクズハに聞いた話だが、妖狐族と呼ばれる者の特徴だと言う事だった。
ただ、普通であれば、その感情に身を任せて周囲の物を破壊する。
だが、そこには僕やプリンがいた。
そして、プリンは素早く僕と〖融合〗し、『魔王化』と呼んでいる状態に…。
ドラゴンすらも葬りさるその力の前には、クズハの暴走を苦もなく止める事に成功…しただけでなく、僕の『魔王化』した姿は暴走状態の『ダーククズハ』の心さえも鷲掴みした。
それ故、クズハは僕の…ダーククズハは『魔王化』した僕の奴隷となり、命令を聞く事となったのだ。
ただし、ダーククズハもクズハであるのは変わらない。
故に、クズハは、ちゃんと僕の事は認識出来るらしく、僕を好きと言う感情が残っていた。
その為、『魔王化』に似せる為に、禍々しい感じの鎧を着ると、何と言うか…クズハを含む嫁~ズが喜ぶのである。
個人的には、ちょっと痛い《・・》かな?とは思う物の、好きな子が喜ぶなら…と、今回みたいに悪巧みをする際には着用する様にしているのだ。
ただまぁ…こんな鎧だと大した事は出来ないが、一つだけ利点がある。
それは、正体が分からない…と言う点だ。
この鎧は全身鎧である為、中の人が分からない。
当然、全身鎧である為、兜も付いており、顔が見られない様に仮面まで付いてたりする。
『正体不明の誰かが、悪い事をした者に、天罰を下す。』
メルトの町から、周囲の村や町…さらには大きな街まで、真しやかに広がる噂の誕生だった。
まぁ、流石に、こんな遠くまで噂は流れてこないだろうが、噂を知っているものがいれば…話を聞いた者は気が付くだろう。
襲われた者は、全て悪人だった言う事を…。
「さぁ、始めよう…イッツ・ショータイムッ!!」
まだ昼間だと言うのに、周囲に響き渡る『ショータイム』の声。
それは、とある貴族に告げる、死刑宣告にも似た宣言だった…。
僕はそう言うと、右手を差し出す。
こちらの世界でも握手と言う行為はある。
しかも、利き手である右手で握手すると言うのは、信頼と敬意を表す行動の一つでもある。
「いえ、こちらの方こそ…グスッ…美味しいご飯をいっぱい…。
貴方達のこれからに、幸多からん事を…グスッ…。」
そう言ったアルテイシアさんの目には大粒の涙だが…どうやら涙脆い人だった様だ。
「大丈夫ですよ、生きていれば、きっとまた会えますから…。
それに、すぐにそんな事を考えられない程、忙しくなると思いますよ?」
「え?それはどう言う意味ですか?」
「それは…秘密です♪」
どこぞの謎の獣神官宜しく、軽い感じで答える僕。
元ネタを知らないクズハとアルテイシアさんは二人揃って『秘密なんですか?』と言った様な疑問を顔に浮かべていた。
融合により知識を共有しているプリンがいたら、ちゃんとツッコミを入れてくれたのだろうな…と寂しく思う。
「では、僕達はこれで…あッ!そうそう…迷惑かも知れませんが、また何かあったら、アルテイシアさんに依頼に来ますね?
では、改めて、失礼します。
どうか、アルテイシアさんも、お元気で!」
そう言って頭を下げる僕と、つられて頭を下げるクズハ…。
こうして、僕達の『ドワーフが作った聖剣』を手に入れる旅は、帰るだけとなった…。
◇◆◇◆◇◆◇
「ご、ご主人様…本当にアレで良かったんですか?」
「ん?あぁ…アレの事か?うん、アレで良かったんだよ。
そもそも、半分騙した様な形で契約したからね。
それに、彼女は、これだけの聖剣を打ってくれたんだ。
当然、それに見合っただけの報酬を手に入れなきゃ、可哀想じゃないか。
でも、だからと言って面と向かって渡そうとしても、あの手の職人はガンとして受け取らないはずだ。
だったら、事後報告と言うか既成事実と言うか…受け取り拒否な状況を作ってあげれば、素直に受け取ってくれるんじゃないかな?」
「そ、そうですよね…ですが、アルテイシアさん、すぐに気が付くと思いますか?」
「う~ん…どうだろ?やっぱり、微妙…かな?」
短期間とは言え、一緒に居た事で彼女…アルテイシアさんの事を少しだけ知る事が出来た。
彼女は、自分の事となると、かなり鈍い所があるからな…。
「で、ですよね~それはそうと、この道って帰り道じゃないですよね?」
「あ…バレた?ちょっとばかし、寄り道をしようと思ってね。」
「え、えぇ…と言う事は、やはりアフターサービスと言う事ですね?」
「そう言う事、流石に、ちょっとやりぎた様だからね…。」
「あ、あらあら…ご主人様の怒りを買うなんて、相手の方は、とんだ不幸ですね。
で、でもまぁ、自業自得ですから…仕方がありませんね。」
「それは言い過ぎじゃないかな?
なぁ~に、ちょっと『死んだ方がマシ』と思わせるだけだよ。」
あまり他人には見せられない邪悪な笑みを浮かべる僕…それに対しクズハは…。
「も、もう…ご主人様ったら…。」
何故か内股でモジモジとする…そう言えば、クズハって…『ド』が付くほどのMだった様な…。
僕は〖無限庫〗から小さな布きれを取り出し、クズハへと渡す。
「とりあえず、これを渡しておくね?」
「は、はい…。」
クズハは、うっとりした目で『それ』を受け取るのだった…。
◇◆◇◆◇◆◇
それから暫くして、僕達はとある場所へと辿り着く。
「こ、ここが例の場所なんですね?」
「あぁ、僕の物に手を出した事を後悔させてやる!」
「ご、ご主人様…ポッ♪」
僕は〖無限庫〗から、こう言う時の為に用意した、黒く禍々しい形をした鎧を取り出し装備する。
とは言え、あくまで見た目が禍々しいと言うだけで、特殊な金属を使っているなどの『特別製』ではなく、普通の鎧だったりする。
「さて、準備を始めますか。」
次の瞬間、今まで大人しかったクズハにも変化が現れる。
禍々しいオーラを纏い、一本、また一本と隠していた尻尾が現れ…そして、最大である八本まで増えた時、クズハは僕に笑いかける。
「ご主人様、お待たせしました。」
ダーククズハ…今の彼女の状態を僕はそう呼んでいる。
いつもの、どこかオドオドする態度は成りを潜め、思いのまま行動する姿が現れる。
僕はダークサイドと呼んでいるが、クズハの攻撃的な感情が表に出てきた証拠である。
事の始まりは、クズハが一定レベルまでレベルアップした時からだ。
尻尾の数が増え、今まで押し付けられていた感情が爆発した。
後でクズハに聞いた話だが、妖狐族と呼ばれる者の特徴だと言う事だった。
ただ、普通であれば、その感情に身を任せて周囲の物を破壊する。
だが、そこには僕やプリンがいた。
そして、プリンは素早く僕と〖融合〗し、『魔王化』と呼んでいる状態に…。
ドラゴンすらも葬りさるその力の前には、クズハの暴走を苦もなく止める事に成功…しただけでなく、僕の『魔王化』した姿は暴走状態の『ダーククズハ』の心さえも鷲掴みした。
それ故、クズハは僕の…ダーククズハは『魔王化』した僕の奴隷となり、命令を聞く事となったのだ。
ただし、ダーククズハもクズハであるのは変わらない。
故に、クズハは、ちゃんと僕の事は認識出来るらしく、僕を好きと言う感情が残っていた。
その為、『魔王化』に似せる為に、禍々しい感じの鎧を着ると、何と言うか…クズハを含む嫁~ズが喜ぶのである。
個人的には、ちょっと痛い《・・》かな?とは思う物の、好きな子が喜ぶなら…と、今回みたいに悪巧みをする際には着用する様にしているのだ。
ただまぁ…こんな鎧だと大した事は出来ないが、一つだけ利点がある。
それは、正体が分からない…と言う点だ。
この鎧は全身鎧である為、中の人が分からない。
当然、全身鎧である為、兜も付いており、顔が見られない様に仮面まで付いてたりする。
『正体不明の誰かが、悪い事をした者に、天罰を下す。』
メルトの町から、周囲の村や町…さらには大きな街まで、真しやかに広がる噂の誕生だった。
まぁ、流石に、こんな遠くまで噂は流れてこないだろうが、噂を知っているものがいれば…話を聞いた者は気が付くだろう。
襲われた者は、全て悪人だった言う事を…。
「さぁ、始めよう…イッツ・ショータイムッ!!」
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