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~第五章:ダンジョン開拓編~
155ページ目…ダンジョン改造計画【1】
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オークションから数日が過ぎた。
ギルドの方も冒険者のランクによっては、ダンジョンの進入出来る階層を増やし、第5階層の守護者に挑む事を許可を出した様だ。
もっとも、僕が作り出した守護者に攻撃が効かず、道を阻まれて先に進めずに引き返すのが当たり前になっているらしい。
それを考えると、ガーゴイルを破壊するのに成功した、うちのメンバーの強さが分かると言う物だ。
まぁ、それはともかくとして、守護者を倒せない為、オークションにかけられたダンジョン産の装備シリーズが手に入らないのだから、それを目当てにしている者達にしてみれば、さぞ残念な事だろう。
そんな中、ダンジョンマスター代行としてダンジョンを監視しているスライムから一報が入った。
〔マスター、ダンジョンポイントが目標数値に達しました。〕
「うぉッ!?だ、誰だ!…って、その声はスライムか、どうした?」
しかし、少し待っても返事が返ってこない。
何故?と少し考えたが、直ぐにある事に思い付く。
最初こそ疑問に思ったが、よくよく考えてみると実は単なる僕の凡ミスだった。
まぁ、相変わらず、何処か抜けているのは、ご愛嬌と言う事で許して欲しい所だ。
〔ごめん、声に出して答えてた…〖念話〗じゃなきゃ聞こえる訳ないな。〕
〔なるほど、それでなかなか返事がなかったのですね。〕
そう、いつもならばダンジョンマスターの部屋で直接話す為、僕は普段から声に出して話をしている。
その為、いつもの癖で声に出して答えてしまっていたのだ。
そりゃ、大声で話しても絶対に聞こえない程、遠くにいる相手に、普通に話し掛けても聞こえるはずがない。
〔それはそうと、ダンジョンポイントが予定値に達したと言ったよね?〕
〔はい、これで第8階層及び、第9、第10階層の改造が可能となります。〕
〔分かった、これからそちらに向かう。〕
僕はスライムからの報告で即座にダンジョンへ向かう準備を開始する。
とは言っても、コレと言って準備をする訳ではない。
只、自分の部屋を出てリビングに向かうと、そこにいた全員に声を掛けるだけだ。
「僕は今からダンジョンに仕事に行くから、お留守番よろしくね。」
その言葉を聞いて、即座に反応したのがプリンだ。
「ご主人様、私も付いていって良いですか?」
「ははは、プリンならそう言うと思ってた。
と言うよりも、元々、プリンは連れて行くつもりだよ。」
「そうだったんですね?またお留守番を言い渡されるかと心配してました。」
「あの時は、プリンが無茶をしたから罰を与えたんだよ。」
「うぐぅ…。」
そう、プリンが言ってるお留守番を…と言うのは、ダンジョンの守護者を倒す際に、僕の真似をして無茶をした事に対する罰としてのお留守番だった。
もっとも、本当の目的は『魔神剣』を使った時の反動で、プリン自身に、かなりのダメージ負った為に、安静にして欲しかったのだが、その事は秘密にしてある。
「あ、あの…私もダンジョンに付いて行っても良いですか?」
そう言いだしたのは、クズハだ。
「そりゃ構わないけど、僕が行くのはダンジョンマスターとしてのお仕事だから、付いてきても面白くないよ?」
「いえ、メンバーの中で私が一番弱いので、レオナさんと一緒にダンジョンへレベル上げに行こうかと…。」
「あぁ、そう言う事なら構わないよ?
ただし、絶対に無理はしない事、少しでも危ないと思ったら直ぐに逃げる事、良いね?」
「は、はい…それではレオナさんを誘って行きますね。」
「送らなくて大丈夫か?」
「だ、大丈夫です、それにレオナさんと向かうってのもありますが、私の方は急ぎでもないので、通常のルートで向かいます。
それに、ご主人様に送って貰った場合、ダンジョンにどうやって入ったのか…と、なった場合に上手く誤魔化せる自身がありませんので、私達は通常のルートで向かった方が良いと思いまして…。」
言われてみれば確かに…だ。
そもそも、ダンジョンの入口は冒険者ギルドが管理しているのだから、当然、出入りした人も把握している。
それなのに、入った記録がない人が中にいたら不自然極まりない。
あの時の様に、『零の使い魔』が入り込んでいた事が、それを物語っている。
「なるほど、それなら確かに別々の方が良さそうだな。
なんだったら、ローラも付いていったらどうだ?」
「ローラ、寝る。」
狼状態でソファーで寝ているローラは、顔だけこちらに向けると返事をして、再び顔を元の場所に戻すと、そのまま寝る体制へと移行する。
まぁ、元々が神獣と呼ばれて言るフェンリル狼だ…あまり偉そうな感じはないが、寝ると言うのなら、そのまま寝かせておけばいいだろう。
ただし、クズハ達が心配なのは仕方がない事、なら、ここはローラを食い物で釣ってみるのも良いかもしれない。
「そっか、ローラが行かないなら、お小遣いはクズハの分だけで良いかな?クズハ、こっちにおいで。」
『お小遣い』の言葉にローラの耳がピクピクッと動く。
それを敢えて見ないフリをしつつ、近付いてきたクズハの頭を撫でながらズボンのポケットに手を入れ、お目当ての物を取り出す。
そして、その中から銀貨を2枚取り出すと、クズハに渡す。
「それだけあれば、移動するのに馬車も使えるし『買い食い』だって余裕に出来るはずだ。
そうだ、ダンジョンに潜るなら『串焼き』なんか、ちょうど良いんじゃないかな?
移動中でも食べれるし、お腹もそこそこ満たされるから丁度良いと思うぞ。
まぁ、串焼きはローラの好物だけど、ローラはお留守番って話だから、それだけあれば、まずお金が足りなくなる事もないだろうし…ね。」
さぁ、どう反応する?そのまま寝ると言うだろうか?
「主、ローラも付いていく」
「付いていくって…何処に?誰と?」
「主、意地悪…。
ローラ、クズハに付いて、ダンジョン行く。
だから、ローラにも、お小遣い欲しい。」
どうやら、作戦勝ちの様だ。
「はいはい、『串焼き』が食べたいから付いていくんだね?
でも、その代わり、ちゃんとクズハを守ってあげる事、良いね?」
「分かった、クズハ守る。
ローラ、任せる。」
「って、事だから、クズハには悪いけどローラも連れて行ってあげてね?」
僕はそう言うと、財布から銀貨をもう1枚取り出してクズハに渡す。
流石に、そんなに必要ないはずだが、ローラは食いしん坊だからな…。
後で足りなくて困るよりは、お小遣いも多めに持たせておいた方が無難だ。
「そんな訳で、アリスには悪いが、お留守番を頼むよ。」
「はい、御主人様、お留守の間は、どうぞお任せ下さい♪」
僕はアリスの言葉を聞くと〖空間転移〗の魔法を使い、プリンと共にダンジョンへと向かうのだった…。
ギルドの方も冒険者のランクによっては、ダンジョンの進入出来る階層を増やし、第5階層の守護者に挑む事を許可を出した様だ。
もっとも、僕が作り出した守護者に攻撃が効かず、道を阻まれて先に進めずに引き返すのが当たり前になっているらしい。
それを考えると、ガーゴイルを破壊するのに成功した、うちのメンバーの強さが分かると言う物だ。
まぁ、それはともかくとして、守護者を倒せない為、オークションにかけられたダンジョン産の装備シリーズが手に入らないのだから、それを目当てにしている者達にしてみれば、さぞ残念な事だろう。
そんな中、ダンジョンマスター代行としてダンジョンを監視しているスライムから一報が入った。
〔マスター、ダンジョンポイントが目標数値に達しました。〕
「うぉッ!?だ、誰だ!…って、その声はスライムか、どうした?」
しかし、少し待っても返事が返ってこない。
何故?と少し考えたが、直ぐにある事に思い付く。
最初こそ疑問に思ったが、よくよく考えてみると実は単なる僕の凡ミスだった。
まぁ、相変わらず、何処か抜けているのは、ご愛嬌と言う事で許して欲しい所だ。
〔ごめん、声に出して答えてた…〖念話〗じゃなきゃ聞こえる訳ないな。〕
〔なるほど、それでなかなか返事がなかったのですね。〕
そう、いつもならばダンジョンマスターの部屋で直接話す為、僕は普段から声に出して話をしている。
その為、いつもの癖で声に出して答えてしまっていたのだ。
そりゃ、大声で話しても絶対に聞こえない程、遠くにいる相手に、普通に話し掛けても聞こえるはずがない。
〔それはそうと、ダンジョンポイントが予定値に達したと言ったよね?〕
〔はい、これで第8階層及び、第9、第10階層の改造が可能となります。〕
〔分かった、これからそちらに向かう。〕
僕はスライムからの報告で即座にダンジョンへ向かう準備を開始する。
とは言っても、コレと言って準備をする訳ではない。
只、自分の部屋を出てリビングに向かうと、そこにいた全員に声を掛けるだけだ。
「僕は今からダンジョンに仕事に行くから、お留守番よろしくね。」
その言葉を聞いて、即座に反応したのがプリンだ。
「ご主人様、私も付いていって良いですか?」
「ははは、プリンならそう言うと思ってた。
と言うよりも、元々、プリンは連れて行くつもりだよ。」
「そうだったんですね?またお留守番を言い渡されるかと心配してました。」
「あの時は、プリンが無茶をしたから罰を与えたんだよ。」
「うぐぅ…。」
そう、プリンが言ってるお留守番を…と言うのは、ダンジョンの守護者を倒す際に、僕の真似をして無茶をした事に対する罰としてのお留守番だった。
もっとも、本当の目的は『魔神剣』を使った時の反動で、プリン自身に、かなりのダメージ負った為に、安静にして欲しかったのだが、その事は秘密にしてある。
「あ、あの…私もダンジョンに付いて行っても良いですか?」
そう言いだしたのは、クズハだ。
「そりゃ構わないけど、僕が行くのはダンジョンマスターとしてのお仕事だから、付いてきても面白くないよ?」
「いえ、メンバーの中で私が一番弱いので、レオナさんと一緒にダンジョンへレベル上げに行こうかと…。」
「あぁ、そう言う事なら構わないよ?
ただし、絶対に無理はしない事、少しでも危ないと思ったら直ぐに逃げる事、良いね?」
「は、はい…それではレオナさんを誘って行きますね。」
「送らなくて大丈夫か?」
「だ、大丈夫です、それにレオナさんと向かうってのもありますが、私の方は急ぎでもないので、通常のルートで向かいます。
それに、ご主人様に送って貰った場合、ダンジョンにどうやって入ったのか…と、なった場合に上手く誤魔化せる自身がありませんので、私達は通常のルートで向かった方が良いと思いまして…。」
言われてみれば確かに…だ。
そもそも、ダンジョンの入口は冒険者ギルドが管理しているのだから、当然、出入りした人も把握している。
それなのに、入った記録がない人が中にいたら不自然極まりない。
あの時の様に、『零の使い魔』が入り込んでいた事が、それを物語っている。
「なるほど、それなら確かに別々の方が良さそうだな。
なんだったら、ローラも付いていったらどうだ?」
「ローラ、寝る。」
狼状態でソファーで寝ているローラは、顔だけこちらに向けると返事をして、再び顔を元の場所に戻すと、そのまま寝る体制へと移行する。
まぁ、元々が神獣と呼ばれて言るフェンリル狼だ…あまり偉そうな感じはないが、寝ると言うのなら、そのまま寝かせておけばいいだろう。
ただし、クズハ達が心配なのは仕方がない事、なら、ここはローラを食い物で釣ってみるのも良いかもしれない。
「そっか、ローラが行かないなら、お小遣いはクズハの分だけで良いかな?クズハ、こっちにおいで。」
『お小遣い』の言葉にローラの耳がピクピクッと動く。
それを敢えて見ないフリをしつつ、近付いてきたクズハの頭を撫でながらズボンのポケットに手を入れ、お目当ての物を取り出す。
そして、その中から銀貨を2枚取り出すと、クズハに渡す。
「それだけあれば、移動するのに馬車も使えるし『買い食い』だって余裕に出来るはずだ。
そうだ、ダンジョンに潜るなら『串焼き』なんか、ちょうど良いんじゃないかな?
移動中でも食べれるし、お腹もそこそこ満たされるから丁度良いと思うぞ。
まぁ、串焼きはローラの好物だけど、ローラはお留守番って話だから、それだけあれば、まずお金が足りなくなる事もないだろうし…ね。」
さぁ、どう反応する?そのまま寝ると言うだろうか?
「主、ローラも付いていく」
「付いていくって…何処に?誰と?」
「主、意地悪…。
ローラ、クズハに付いて、ダンジョン行く。
だから、ローラにも、お小遣い欲しい。」
どうやら、作戦勝ちの様だ。
「はいはい、『串焼き』が食べたいから付いていくんだね?
でも、その代わり、ちゃんとクズハを守ってあげる事、良いね?」
「分かった、クズハ守る。
ローラ、任せる。」
「って、事だから、クズハには悪いけどローラも連れて行ってあげてね?」
僕はそう言うと、財布から銀貨をもう1枚取り出してクズハに渡す。
流石に、そんなに必要ないはずだが、ローラは食いしん坊だからな…。
後で足りなくて困るよりは、お小遣いも多めに持たせておいた方が無難だ。
「そんな訳で、アリスには悪いが、お留守番を頼むよ。」
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自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
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