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~第四章:冒険者編(中期)~
94ページ目…ゴーレム目撃情報
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「ワシが見たゴーレムと言うのは、見た事もない素材のゴーレムじゃった…。
何と言うか…そうそう、体が虹色に輝いておっての。
ここから更に山を登った所に三叉路があるんじゃが、左の道を進むと少し開けた所に湖がある。
ワシが見たゴーレムは、なんと、その湖に潜って行ったのじゃ。」
ふむ…その話が本当だとすると、ゴーレムは湖の中にいるかもしれないのか。
しかも、ドワーフのオッサンが見た事もないゴーレムと言うからには、そんじょそこらのロックゴーレムやウッドゴーレムなんかでは無い事が確認された事になる。
一瞬、アイアンゴーレムとかが頭に浮かんだが、それでもドワーフが見ても分からない素材のゴーレムならば、間違ってもアイアンゴーレムなんかじゃない事が伺える。
なお、自慢ではないが俺は学校のプールならば、クロールなら1km程度なら余裕で泳げるし、潜水でも25mは息継ぎなしで泳げる。
だけど、プールで泳ぐのと、海や湖で泳ぐのとでは全然違う。
以前、じぃちゃんに連れられて海で泳いだ時なんて、クロールで25mも泳げなかった事だってあった。
それほど、場所によって、泳ぐのに差が出てくるのだ。
「えっと…その湖って、普段からゴーレムが出てくる様な特殊な場所なんですか?」
もし、そうなら…かなりの危険地帯と言う事になるのだが…
「ふむ…ワシが知る限りではその様な事はないのぅ。
只、ワシがここに住む様になったのは3年ほど前からじゃから、ワシに聞くよりも地元の人に聞いた方が良いかもしれんの…。」
「へ~…って、3年前からって、何でここに住む事にしたんですか?」
「ん?それはじゃな…ちょうど、ここに湧いてる水が酒造りに適した水だったからじゃよ。」
その理由は至ってシンプルかつ、非常に分かりやすい物だった。
「なるほど…ドワーフと言えば、鍛冶と酒ですからね。」
「ふむ、その意見は否定はせぬが…だからと言って、ドワーフが皆、鍛冶と酒と言う訳ではないぞ?」
おっと、一括りにしたのを注意されてしまった。
「まぁ、一般的に知られてるドワーフが…と言う事で。」
「ま、まぁ、確かに、それはどうでも良い事じゃったな!」
おや?バルムンクさんの態度が一変した様な…。
ん?俺の後ろから変な威圧感が…しかも、プリンがいる所を見るバルムングさんの視線が畏怖を含んだ視線へと変わっている。
それが気になって、僕は後ろを振り返る…が、別段、何も可笑しな所は一切ない。
「ご主人様、どうかなさいましたか?
もしかして…私、何か変な事しましたか?」
プリンが軽く首を傾げて、俺に聞いてくる。
うん、相変わらず、プリンは可愛い笑顔を俺に向けてくれる。
いったい、プリンの何に、そんな畏怖する様な事があるのだろう?
「いや、何でもない、プリンは、相変わらず可愛いよ。」
と、笑って誤魔化す。
「きゃッ♪」
なんか、わざとらしい違和感がある物の、やっぱりプリンはいつも通りに見える…。
この違和感の正体は分からないが、話を戻した方が良さそうだ…。
「えっと…話を戻しますが良いですか?」
「あ、あぁ、そうしてくれると助かる…。」
ん?どう言う事だ?何故、バルムンクさんにとっても話を戻すのは助かる事なのだろうか?
「そう言えば、バルムングさんは鍛冶はやらないのですか?」
「あぁ、ワシは鍛冶はしないな、もっぱら酒造り専門じゃよ。
鍛冶、と言う話ならばドワーフの国『ブラスミックス』に住んでるワシの妹『アルテイシア』が工房を開いておる。
アルテイシアは家族思いなヤツでな?
ワシの名前を出せば多少は安く買えるかもしれんぞ?
それと、アルテイシアが、いくら可愛いからと言って手は出すなよ?」
と、注意をされてしまう。
へ~、妹さんは可愛いのか…でも、既に俺にはプリンがいるからな。
「ハーレム要員は必要ないので、こちらから遠慮させていただきます。」
と、先手?を打って、必要ない事を伝える
「何じゃとッ!?アルテイシアだと不服と言うのか!」
「なんでやねんッ!!って、言うか、手を出すなって言っておきながら、どないしろと?」
僕がツッコミを入れた次の瞬間、俺の背後から、すさまじい殺気が放たれる。
バルムングさんはおろか、俺までもが、その殺気に瞬き一つ出来ないほどの威圧感を感じた。
「ご主人様に失礼な言葉遣いは許しません、分かりましたね?」
プリンが背筋が凍りそうなほど冷たい言葉で、それだけ言うと殺気を放つのを止める。
「「グフッ…はぁはぁ…。」」
殺気から解放された俺とバルムングさんは、片膝をついて息を整える。
まるで心臓を鷲掴みにされるとは、こういう事を言うのだろうか?生きた心地がしなかった。
ここ数日、プリンの行動が微妙に、いつもと違うのが気になる。
さっきの殺気にしてもそうだが、まるで別人の様な気がするのだが…いったい、何があったのだろう…。
ちなみに、『さっきの殺気《さっき》』は、いつものネタではないので注意して欲しい。
「な、なんか…プリンの様子が可笑しいので、俺達はお暇させて貰います。」
「あ、あぁ、なんかお嬢さんの様子が可笑しい様だから、その方が良いじゃろ…。
今度は機嫌が良い時にでも遊びに来ると良い…。
まぁ、その時は、珍しいお酒でもお土産に持ってきてくれれば良いさ。」
俺達はプリンを刺激しない様に、小声で挨拶を交わし別れる事にした。
「プ、プリン?そ、そろそろ、バルムングさんがゴーレムを見たと言う湖に行ってみようと思うんだけど…い、良いかな?」
「はい♪」
元気が良いと言うか、いつものプリンに戻った様な気がする…だが、それでも、微妙に違和感を覚えるのは何でなんだろう?
「バルムングさん、お邪魔しました。」
「お邪魔しました。」
こうして、俺達はバルムングさんの家を後にしたのだった…。
◆◇◆◇◆◇◆
「レオ、お待たせ、良い子にしてたかい?」
俺は、バルムングさんの家の前で待機していたレオに声を掛ける。
「ガウッ!」
レオは一言吠えると、近くの茂みに走っていき、何かを咥えて戻ってきた。
「ん?レオ、何を持ってきたんだい?」
そう言うと、レオは俺の足下に咥えていた物を置く…。
それが何なのか、見た。
パッと見で言えば、小さな人型の女の子だ。
しかも、その背中には蜻蛉の様な羽が4枚生えているではないか。
へ~、この子の種族は妖精と言うのか…。
妖精、確か俺の記憶が間違いでなければ、ピクシーやフェアリーと呼ばれていて、悪戯が大好きな種族だったはずだ。
と、言う事は、俺は悪戯の対象として狙われていたのかもしれない。
そんな世界的に有名な話に出てくる永遠の国の妖精を俺は思い出したのだった…。
何と言うか…そうそう、体が虹色に輝いておっての。
ここから更に山を登った所に三叉路があるんじゃが、左の道を進むと少し開けた所に湖がある。
ワシが見たゴーレムは、なんと、その湖に潜って行ったのじゃ。」
ふむ…その話が本当だとすると、ゴーレムは湖の中にいるかもしれないのか。
しかも、ドワーフのオッサンが見た事もないゴーレムと言うからには、そんじょそこらのロックゴーレムやウッドゴーレムなんかでは無い事が確認された事になる。
一瞬、アイアンゴーレムとかが頭に浮かんだが、それでもドワーフが見ても分からない素材のゴーレムならば、間違ってもアイアンゴーレムなんかじゃない事が伺える。
なお、自慢ではないが俺は学校のプールならば、クロールなら1km程度なら余裕で泳げるし、潜水でも25mは息継ぎなしで泳げる。
だけど、プールで泳ぐのと、海や湖で泳ぐのとでは全然違う。
以前、じぃちゃんに連れられて海で泳いだ時なんて、クロールで25mも泳げなかった事だってあった。
それほど、場所によって、泳ぐのに差が出てくるのだ。
「えっと…その湖って、普段からゴーレムが出てくる様な特殊な場所なんですか?」
もし、そうなら…かなりの危険地帯と言う事になるのだが…
「ふむ…ワシが知る限りではその様な事はないのぅ。
只、ワシがここに住む様になったのは3年ほど前からじゃから、ワシに聞くよりも地元の人に聞いた方が良いかもしれんの…。」
「へ~…って、3年前からって、何でここに住む事にしたんですか?」
「ん?それはじゃな…ちょうど、ここに湧いてる水が酒造りに適した水だったからじゃよ。」
その理由は至ってシンプルかつ、非常に分かりやすい物だった。
「なるほど…ドワーフと言えば、鍛冶と酒ですからね。」
「ふむ、その意見は否定はせぬが…だからと言って、ドワーフが皆、鍛冶と酒と言う訳ではないぞ?」
おっと、一括りにしたのを注意されてしまった。
「まぁ、一般的に知られてるドワーフが…と言う事で。」
「ま、まぁ、確かに、それはどうでも良い事じゃったな!」
おや?バルムンクさんの態度が一変した様な…。
ん?俺の後ろから変な威圧感が…しかも、プリンがいる所を見るバルムングさんの視線が畏怖を含んだ視線へと変わっている。
それが気になって、僕は後ろを振り返る…が、別段、何も可笑しな所は一切ない。
「ご主人様、どうかなさいましたか?
もしかして…私、何か変な事しましたか?」
プリンが軽く首を傾げて、俺に聞いてくる。
うん、相変わらず、プリンは可愛い笑顔を俺に向けてくれる。
いったい、プリンの何に、そんな畏怖する様な事があるのだろう?
「いや、何でもない、プリンは、相変わらず可愛いよ。」
と、笑って誤魔化す。
「きゃッ♪」
なんか、わざとらしい違和感がある物の、やっぱりプリンはいつも通りに見える…。
この違和感の正体は分からないが、話を戻した方が良さそうだ…。
「えっと…話を戻しますが良いですか?」
「あ、あぁ、そうしてくれると助かる…。」
ん?どう言う事だ?何故、バルムンクさんにとっても話を戻すのは助かる事なのだろうか?
「そう言えば、バルムングさんは鍛冶はやらないのですか?」
「あぁ、ワシは鍛冶はしないな、もっぱら酒造り専門じゃよ。
鍛冶、と言う話ならばドワーフの国『ブラスミックス』に住んでるワシの妹『アルテイシア』が工房を開いておる。
アルテイシアは家族思いなヤツでな?
ワシの名前を出せば多少は安く買えるかもしれんぞ?
それと、アルテイシアが、いくら可愛いからと言って手は出すなよ?」
と、注意をされてしまう。
へ~、妹さんは可愛いのか…でも、既に俺にはプリンがいるからな。
「ハーレム要員は必要ないので、こちらから遠慮させていただきます。」
と、先手?を打って、必要ない事を伝える
「何じゃとッ!?アルテイシアだと不服と言うのか!」
「なんでやねんッ!!って、言うか、手を出すなって言っておきながら、どないしろと?」
僕がツッコミを入れた次の瞬間、俺の背後から、すさまじい殺気が放たれる。
バルムングさんはおろか、俺までもが、その殺気に瞬き一つ出来ないほどの威圧感を感じた。
「ご主人様に失礼な言葉遣いは許しません、分かりましたね?」
プリンが背筋が凍りそうなほど冷たい言葉で、それだけ言うと殺気を放つのを止める。
「「グフッ…はぁはぁ…。」」
殺気から解放された俺とバルムングさんは、片膝をついて息を整える。
まるで心臓を鷲掴みにされるとは、こういう事を言うのだろうか?生きた心地がしなかった。
ここ数日、プリンの行動が微妙に、いつもと違うのが気になる。
さっきの殺気にしてもそうだが、まるで別人の様な気がするのだが…いったい、何があったのだろう…。
ちなみに、『さっきの殺気《さっき》』は、いつものネタではないので注意して欲しい。
「な、なんか…プリンの様子が可笑しいので、俺達はお暇させて貰います。」
「あ、あぁ、なんかお嬢さんの様子が可笑しい様だから、その方が良いじゃろ…。
今度は機嫌が良い時にでも遊びに来ると良い…。
まぁ、その時は、珍しいお酒でもお土産に持ってきてくれれば良いさ。」
俺達はプリンを刺激しない様に、小声で挨拶を交わし別れる事にした。
「プ、プリン?そ、そろそろ、バルムングさんがゴーレムを見たと言う湖に行ってみようと思うんだけど…い、良いかな?」
「はい♪」
元気が良いと言うか、いつものプリンに戻った様な気がする…だが、それでも、微妙に違和感を覚えるのは何でなんだろう?
「バルムングさん、お邪魔しました。」
「お邪魔しました。」
こうして、俺達はバルムングさんの家を後にしたのだった…。
◆◇◆◇◆◇◆
「レオ、お待たせ、良い子にしてたかい?」
俺は、バルムングさんの家の前で待機していたレオに声を掛ける。
「ガウッ!」
レオは一言吠えると、近くの茂みに走っていき、何かを咥えて戻ってきた。
「ん?レオ、何を持ってきたんだい?」
そう言うと、レオは俺の足下に咥えていた物を置く…。
それが何なのか、見た。
パッと見で言えば、小さな人型の女の子だ。
しかも、その背中には蜻蛉の様な羽が4枚生えているではないか。
へ~、この子の種族は妖精と言うのか…。
妖精、確か俺の記憶が間違いでなければ、ピクシーやフェアリーと呼ばれていて、悪戯が大好きな種族だったはずだ。
と、言う事は、俺は悪戯の対象として狙われていたのかもしれない。
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