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~第一章:冒険開始~
32ページ目…無詠唱と多重詠唱、そして最大攻撃
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「〖魔法:灯火〗!」
僕は目の前のスライムに向けて、小さな火の玉を発射した。
その軌道は、寸分のズレもなく、一直線にスライムへと飛んで行くとスライへと当たる。
「プギューーー!」
スライムの体の一部が、少し弾け飛んだ様に見えた。
って言うか、このスライム、変な鳴き声なんだな…少し笑える。
いや、それ以前に、灯火の魔法…最小力で使ったが、ちゃんと効いた…よな?
つまり…多少、無茶をすればスライムを倒せる可能性が出てきたって事なのか?
そして、僕は先生こと、謎の声さんから説明して貰った、多重魔法に関しても試したくなった。
それと…最小力の灯火ですらダメージが通る事が分かったのは僥倖だ。
おそらく、このマッドスライムの弱点は火属性だと言う事が推測が出来る。
その考えが間違ってない事を祈り、ここからは命賭けの作戦を実行する。
「最大火力、僕の魔力の全てを使い、〖魔法:灯火〗を発動!」
声に出す必要は無いのだが…気合いを入れる為に声に出して無詠唱で魔法を発動…更に多重詠唱のコンボで一気に数を増やす。
ボーリングの玉ほどの大きさの火の玉が全部で30発以上、僕の目の前に顕れる。
だけど、魔法を制御して、このまま撃ち出す事をしない。
何故なら、初めて灯火の魔法を使った時、とあるイメージが頭に浮かんだからだ。
これにより魔法としては未完成だが、第1段階終了…これからが僕の試したい事だ。
すべての魔法を制御し、一つの球体にする…多弾の利点は無くなるが、贅沢は言ってられない。
そこから更に圧縮…この時点で失敗する可能性はかなり高かったが、なんとか第2段階終了。
さぁ、ここからは命賭けだ…。
僕はその圧縮された灯火を右手で握り締め叫んだ。
「掌握ッ!!」
もちろん、僕の持ってるスキルの中に掌握なんてスキルなんて無い…。
この叫びは単なる気合いだ。
そして、握り締めた灯火が爆発して燃え上がろうとするのを更に制御して、無理矢理押さえ付ける様にし、それを核にして、一つのスキルを発動させる。
「最大火力にて〖闘気剣!〗」
そこには今まで見た事もない炎の剣が燃え盛る。
ただ、正直、無茶をしすぎた…自分では制御しているつもりでも、殆ど制御出来ていない。
右手…いや、右腕か?激しい痛みが襲ってくる。
どうやら、作り出した炎の剣の威力が、僕を蝕んでいる様だ。
そんな痛みに耐えながら、最後の攻撃をする。
もっとも、ここまで来れば成功したも同然だ。
この世界に来てから、今までずっと使ってたスキルだ。
まず失敗はしないだろう…僕は全力で〖投擲〗を使う。
そう、僕の使える最大攻撃…極大の〖魔法:灯火〗+〖闘気剣〗の全力攻撃を〖投擲〗のフルコンボを使いマッドスライムへと全力で投げ付けたのだ。
正直な話、この攻撃で倒せなかったら、僕に勝ち目はない。
そもそも、僕のHPもMPもSPすらも殆ど空の上に、無茶をした代償で右手が酷い事になっている。
厳密に言うと、綺麗サッパリ、肘の辺りから無くなっているのだ。
幸い、傷口が焼かれているのか出血はないので、死にはしないと思うが、コレで戦闘を続けろと言われても、碌に動く事すら出来ずに死ぬ事となるだろう。
『ドッガーーーーン!』
スライムへと直撃し、スライムだけでなく、その後方へも被害が出ている。
あ、あぶね…命賭けだったとは言え、流石に今回は無茶をしすぎた…。
大爆発と共にマッドスライムの姿が何処にもない…あまりの威力に消滅したのだろう。
だが、僕が無茶をし過ぎた…と言ったのは、アレだけの力を酷使した事では無い、別の事だ。
そう…無茶をしたとは魔法を圧縮し〖闘気剣〗の核にした事だ。
闘気と魔力を混合し、尚且つ投げ付けた…そんな事をした代償として、僕の右腕は肘の辺りから綺麗さっぱり無くなっているのだ。
まぁ、そんな無茶をした甲斐あってか…マッドスライムを倒せた訳だが…。
ん?いや、ちょっと待て…僕の脳内にはシステムメッセージで経験値が手に入ったと言うのを聞いていない…って事は、まだスライムが生きている!?
片腕消失によるダメージ、多重詠唱と最大火力の灯火、そして闘気剣を最大で…もう、僕には戦うだけの力は残っていない。
それでもスライムを倒しきれなかったといたら?…詰んだ。
ここまでやって、勝てないんだ…仕方がない、死にたくないが、素直に諦めるしかない…。
僕はスライムがいた方を見る…すると、そこにはボロボロのスライムが…。
そして、僕は見てしまった…〖神の目〗が起動したままだった為、スライムのステータスを…。
◆◇◆◇◆◇◆
種族:マッド・スライム
Lv:35/35(Max)
HP:2/250 MP:15/120 SP:6/80
◆◇◆◇◆◇◆
あと、ほんの少しダメージを与えれば倒す事が出来る。
わずな希望に、体に力が湧いてくる。
僕は、残った左手で骸の魔銃をスライムに向ける。
魔銃の残弾はゼロだが、こうしてる間にも僅かではあるがMPの回復はしている。
それを全て魔弾に変えれば、倒しきる可能性が…。
だが…こんな最大のチャンスにも関わらず、愚かにも僕は動きを止めてしまった。
な、何だ…アレはッ!?
もぞもぞと動いたかと思ったら、スライムの周囲が金色に輝き出した。
そして…その光は中心に向かって圧縮されて…弾けたと思ったら、中からピンク色のスライムが出てきたのだった…。
僕は目の前のスライムに向けて、小さな火の玉を発射した。
その軌道は、寸分のズレもなく、一直線にスライムへと飛んで行くとスライへと当たる。
「プギューーー!」
スライムの体の一部が、少し弾け飛んだ様に見えた。
って言うか、このスライム、変な鳴き声なんだな…少し笑える。
いや、それ以前に、灯火の魔法…最小力で使ったが、ちゃんと効いた…よな?
つまり…多少、無茶をすればスライムを倒せる可能性が出てきたって事なのか?
そして、僕は先生こと、謎の声さんから説明して貰った、多重魔法に関しても試したくなった。
それと…最小力の灯火ですらダメージが通る事が分かったのは僥倖だ。
おそらく、このマッドスライムの弱点は火属性だと言う事が推測が出来る。
その考えが間違ってない事を祈り、ここからは命賭けの作戦を実行する。
「最大火力、僕の魔力の全てを使い、〖魔法:灯火〗を発動!」
声に出す必要は無いのだが…気合いを入れる為に声に出して無詠唱で魔法を発動…更に多重詠唱のコンボで一気に数を増やす。
ボーリングの玉ほどの大きさの火の玉が全部で30発以上、僕の目の前に顕れる。
だけど、魔法を制御して、このまま撃ち出す事をしない。
何故なら、初めて灯火の魔法を使った時、とあるイメージが頭に浮かんだからだ。
これにより魔法としては未完成だが、第1段階終了…これからが僕の試したい事だ。
すべての魔法を制御し、一つの球体にする…多弾の利点は無くなるが、贅沢は言ってられない。
そこから更に圧縮…この時点で失敗する可能性はかなり高かったが、なんとか第2段階終了。
さぁ、ここからは命賭けだ…。
僕はその圧縮された灯火を右手で握り締め叫んだ。
「掌握ッ!!」
もちろん、僕の持ってるスキルの中に掌握なんてスキルなんて無い…。
この叫びは単なる気合いだ。
そして、握り締めた灯火が爆発して燃え上がろうとするのを更に制御して、無理矢理押さえ付ける様にし、それを核にして、一つのスキルを発動させる。
「最大火力にて〖闘気剣!〗」
そこには今まで見た事もない炎の剣が燃え盛る。
ただ、正直、無茶をしすぎた…自分では制御しているつもりでも、殆ど制御出来ていない。
右手…いや、右腕か?激しい痛みが襲ってくる。
どうやら、作り出した炎の剣の威力が、僕を蝕んでいる様だ。
そんな痛みに耐えながら、最後の攻撃をする。
もっとも、ここまで来れば成功したも同然だ。
この世界に来てから、今までずっと使ってたスキルだ。
まず失敗はしないだろう…僕は全力で〖投擲〗を使う。
そう、僕の使える最大攻撃…極大の〖魔法:灯火〗+〖闘気剣〗の全力攻撃を〖投擲〗のフルコンボを使いマッドスライムへと全力で投げ付けたのだ。
正直な話、この攻撃で倒せなかったら、僕に勝ち目はない。
そもそも、僕のHPもMPもSPすらも殆ど空の上に、無茶をした代償で右手が酷い事になっている。
厳密に言うと、綺麗サッパリ、肘の辺りから無くなっているのだ。
幸い、傷口が焼かれているのか出血はないので、死にはしないと思うが、コレで戦闘を続けろと言われても、碌に動く事すら出来ずに死ぬ事となるだろう。
『ドッガーーーーン!』
スライムへと直撃し、スライムだけでなく、その後方へも被害が出ている。
あ、あぶね…命賭けだったとは言え、流石に今回は無茶をしすぎた…。
大爆発と共にマッドスライムの姿が何処にもない…あまりの威力に消滅したのだろう。
だが、僕が無茶をし過ぎた…と言ったのは、アレだけの力を酷使した事では無い、別の事だ。
そう…無茶をしたとは魔法を圧縮し〖闘気剣〗の核にした事だ。
闘気と魔力を混合し、尚且つ投げ付けた…そんな事をした代償として、僕の右腕は肘の辺りから綺麗さっぱり無くなっているのだ。
まぁ、そんな無茶をした甲斐あってか…マッドスライムを倒せた訳だが…。
ん?いや、ちょっと待て…僕の脳内にはシステムメッセージで経験値が手に入ったと言うのを聞いていない…って事は、まだスライムが生きている!?
片腕消失によるダメージ、多重詠唱と最大火力の灯火、そして闘気剣を最大で…もう、僕には戦うだけの力は残っていない。
それでもスライムを倒しきれなかったといたら?…詰んだ。
ここまでやって、勝てないんだ…仕方がない、死にたくないが、素直に諦めるしかない…。
僕はスライムがいた方を見る…すると、そこにはボロボロのスライムが…。
そして、僕は見てしまった…〖神の目〗が起動したままだった為、スライムのステータスを…。
◆◇◆◇◆◇◆
種族:マッド・スライム
Lv:35/35(Max)
HP:2/250 MP:15/120 SP:6/80
◆◇◆◇◆◇◆
あと、ほんの少しダメージを与えれば倒す事が出来る。
わずな希望に、体に力が湧いてくる。
僕は、残った左手で骸の魔銃をスライムに向ける。
魔銃の残弾はゼロだが、こうしてる間にも僅かではあるがMPの回復はしている。
それを全て魔弾に変えれば、倒しきる可能性が…。
だが…こんな最大のチャンスにも関わらず、愚かにも僕は動きを止めてしまった。
な、何だ…アレはッ!?
もぞもぞと動いたかと思ったら、スライムの周囲が金色に輝き出した。
そして…その光は中心に向かって圧縮されて…弾けたと思ったら、中からピンク色のスライムが出てきたのだった…。
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