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~チュートリアル?~
20ページ目…初めての魔法【1】
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アレ(階段を踏み外して)から、どれだけ時間が経ったのだろうか?
やっと、左足の痛みが無くなり、僕は立ち上がる事が出来た。
って言うか…この世界に来て、まだ1日目なのに左腕、左足、右脚…既に3ヶ所の骨折である。
特殊技能の〖自己治癒〗が無かったら、もう1~2回は死んでる自信があるぞ、コレ…。
まぁ、不幸自慢はさておき、いつ敵にあっても良い様に装備を整える事にしよう。
すぐに無限庫から武器を取り出せるとは言え、武器を持たずに冒険に出掛けようと言うのは絶対に間違っていると思う。
まぁ、階段から転げ落ちた時、手に武器を持っていなかったから逆に致命傷を負わなかったって可能性もあるのだが…。
まぁ、反省はコレくらいにして、先ほど手に入れた『錆《さ》びた短剣』を右手に、『骸の魔銃』を左手に装備する。
余談ではあるが、左手に魔銃を持っているのは、左手の方が命中率が高い気がしたからである。
おそらく気の所為だと思うが…。
何はともあれ、コレなら他人が見ても少しは格好良く見えるだろう、と思うのだが、この『錆びた短剣』ってのが微妙だ。
って言うか、錆びてるだけに、斬り付けたら折れたりしないか心配である。
しかし、『錆びた短剣』か…コレが長剣だったら、もっと様になっていると思うのだが、長剣を持ってない今は無い物強請りだから仕方がないか…。
とりあえず、まぁ…ちゃんとした武器屋で買った訳じゃないし、何より拾い物なので文句は言えない。
そもそも、此処で言った所でも誰も聞いてないし…ね。
最悪、この『錆びた短剣』が折れたとしても、武器に関しては闘気剣があるから何とかなるだろう。
まぁ、持続時間が有限と言う欠点はあるが…。
何はともあれ、階段を踏み外して落ちてきたとは言え2階に到着だ。
って、アレ?少し離れた所に鼠がいる…もちろん3階にいた巨大鼠ではなく、2階にいた普通?の鼠だ。
僕は骸の魔銃を鼠に向け、引き金を引く…のを止め、まずは戦い方を考える。
選択肢として…『たたかう』『にげる』『アイテム』…あと何にしよう…。
あ、〖神の目〗で、ステータスチェックってのも良いな。
よし、ここは先生に教わった様に、対象を鼠にして神の目を起動する事から始めよう。
最初に敵のステータスをチェックしておけば、戦略の幅も増えるかもしれない。
そう思い、僕は〖神の目〗を使い鼠を見た。
◆◇◆◇◆◇◆
種族:灰鼠《グレーマウス》
Lv:2/5
HP:5/5 MP:3/3
攻撃:2 防御:2 魔法力:1 素早さ:5
技能スキル:〖魔法:灯火《とうか》〗
◆◇◆◇◆◇◆
ふむふむ…どうやら、この灯火って魔法が危険な気がするんだが…と、更に注意して見ているのと追加で説明文が現れた。
【灯火…小さな炎を作り出す魔法、火種としても使われる。】
へ~、火種ってのは便利そうだな…。
【特殊技能〖模倣《コピー》〗を起動しますか?】
【Yes/No】
ん?〖模倣《コピー》〗って…確か、初めて使うヤツだよな?
名前からして、そのままの意味でコピーだとすると、相手のスキルを覚えてるって事か?
とは言え、いつものパターンで、違う事になりそうだから期待はしない様にして、コピー発動させてみようと思う。
僕は、選択肢からYesを選ぶ。
すると、次の瞬間…。
【〖模倣〗の起動を確認。】
【〖模倣〗の効果により、〖魔法:灯火〗を覚えた。】
と、僕の頭の中に機械的な音声でシステムメッセージが流れるのだった…。
やっと、左足の痛みが無くなり、僕は立ち上がる事が出来た。
って言うか…この世界に来て、まだ1日目なのに左腕、左足、右脚…既に3ヶ所の骨折である。
特殊技能の〖自己治癒〗が無かったら、もう1~2回は死んでる自信があるぞ、コレ…。
まぁ、不幸自慢はさておき、いつ敵にあっても良い様に装備を整える事にしよう。
すぐに無限庫から武器を取り出せるとは言え、武器を持たずに冒険に出掛けようと言うのは絶対に間違っていると思う。
まぁ、階段から転げ落ちた時、手に武器を持っていなかったから逆に致命傷を負わなかったって可能性もあるのだが…。
まぁ、反省はコレくらいにして、先ほど手に入れた『錆《さ》びた短剣』を右手に、『骸の魔銃』を左手に装備する。
余談ではあるが、左手に魔銃を持っているのは、左手の方が命中率が高い気がしたからである。
おそらく気の所為だと思うが…。
何はともあれ、コレなら他人が見ても少しは格好良く見えるだろう、と思うのだが、この『錆びた短剣』ってのが微妙だ。
って言うか、錆びてるだけに、斬り付けたら折れたりしないか心配である。
しかし、『錆びた短剣』か…コレが長剣だったら、もっと様になっていると思うのだが、長剣を持ってない今は無い物強請りだから仕方がないか…。
とりあえず、まぁ…ちゃんとした武器屋で買った訳じゃないし、何より拾い物なので文句は言えない。
そもそも、此処で言った所でも誰も聞いてないし…ね。
最悪、この『錆びた短剣』が折れたとしても、武器に関しては闘気剣があるから何とかなるだろう。
まぁ、持続時間が有限と言う欠点はあるが…。
何はともあれ、階段を踏み外して落ちてきたとは言え2階に到着だ。
って、アレ?少し離れた所に鼠がいる…もちろん3階にいた巨大鼠ではなく、2階にいた普通?の鼠だ。
僕は骸の魔銃を鼠に向け、引き金を引く…のを止め、まずは戦い方を考える。
選択肢として…『たたかう』『にげる』『アイテム』…あと何にしよう…。
あ、〖神の目〗で、ステータスチェックってのも良いな。
よし、ここは先生に教わった様に、対象を鼠にして神の目を起動する事から始めよう。
最初に敵のステータスをチェックしておけば、戦略の幅も増えるかもしれない。
そう思い、僕は〖神の目〗を使い鼠を見た。
◆◇◆◇◆◇◆
種族:灰鼠《グレーマウス》
Lv:2/5
HP:5/5 MP:3/3
攻撃:2 防御:2 魔法力:1 素早さ:5
技能スキル:〖魔法:灯火《とうか》〗
◆◇◆◇◆◇◆
ふむふむ…どうやら、この灯火って魔法が危険な気がするんだが…と、更に注意して見ているのと追加で説明文が現れた。
【灯火…小さな炎を作り出す魔法、火種としても使われる。】
へ~、火種ってのは便利そうだな…。
【特殊技能〖模倣《コピー》〗を起動しますか?】
【Yes/No】
ん?〖模倣《コピー》〗って…確か、初めて使うヤツだよな?
名前からして、そのままの意味でコピーだとすると、相手のスキルを覚えてるって事か?
とは言え、いつものパターンで、違う事になりそうだから期待はしない様にして、コピー発動させてみようと思う。
僕は、選択肢からYesを選ぶ。
すると、次の瞬間…。
【〖模倣〗の起動を確認。】
【〖模倣〗の効果により、〖魔法:灯火〗を覚えた。】
と、僕の頭の中に機械的な音声でシステムメッセージが流れるのだった…。
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