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~チュートリアル?~
16ページ目…〖神の目〗の真実
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2階で硬貨を回収した僕は、3階に上がる薄暗い階段を、1歩、また1歩と踏みしめる様に登っていた。
『ズルッ…ゴンッ!』
「いって~~~~~ッ!!」
何かを踏んづけたと思ったら足を滑らせ、思い切り顎を階段に打ち付けた。
いかん…あまりの痛さに涙がポロポロと零れ落ちる。
ってか、この痛み、尋常じゃないぞ?その衝撃に思わずステータスを確認する。
HP:53/63
HPが10も減っている…つまり、今の攻撃(?)はクリティカルと言う事ですか?
ごめん…ちょっと立ち直るまで、あっちの方を向いててくれるかな?
数十秒後、自動回復…と言うか高速回復の特殊スキルによりHPも全快し痛みも無くなった…。
その為、ズッコケのショックからも無事に立ち直る事が出来た。
改めて、階段を登る…前に、先程、何を踏ん付けたのか確認をする。
また踏んで転けたらバカ丸出しだから…ね。
ちなみに、既に手遅れと言う意見は聞かないので、あしからず。
う~ん、コレは何かの皮かな?
よし、幾ら考えても分からないから、また謎の声さんに聞いてみよう。
先生、コレ、何ですか?
【今度は、何ッ!?】
あちゃ~、怒ってる…どうやら機嫌が悪いみたいだ。
どうしよう、聞いても答えてくれるか、怪しいな…。
【えっと…それは大口鼠《ビッグマウス》の皮ね。】
【って言うか~、それ位、自分で分かるでしょ?いちいち私に聞かないの!】
【こう見えても、私、忙しいんだからね?】
いやいやいや、分からないから聞いてるんじゃないですかッ!?
【イラッ!…そんな事も分からないなんてッ!!】
【特殊技能〖神の目〗…対象:その皮…さっさとする!】
こ、怖ッ!?何でヒステリックになってんのッ!?
まぁ、それはそれとして…。
あれ?〖神の目〗って…先生、コレ、マップを見るヤツじゃ無かったですか?
【だ・れ・が、〖神の目〗がマップ探査スキルと言いましたか?】
えぇ~?!先生、言いませんでしたか?
って言うか、マップ探索スキルなんて言うのもあるのか…。
【言ってませんよ?仮に言ってたとしても知りません!】
【貴方の気の所為です。】
ひ、酷ッ!?先生、その理屈は酷過ぎです!
【チッ!…教えて貰う癖に、貴方はずいぶん偉そうな態度を取るんですね~。】
ご、ごめんなさい…謝ります!
ってか、今、舌打ちまでされた様な気が…。
そ、それで…先生、改めて〖神の目〗の効果を教えていただけないでしょうか?
【まったく…最初から素直に言えば良いんです…そしたら、私も…グチグチ…】
あ、あの…反省してますから、続きを…。
【えっと…何の話でしたっけ?】
〖神の目〗です。
【あ~、はいはい、〖神の目〗ね。】
【〖神の目〗は、対象となる物の事象を見る事が出来る特殊技能です。】
【先ほど教えた様に、対象を自分にし『位置』を見た場合、今居る場所なども分かります。】
【それ以外を対象とする場合…例えば、道具を見るなら名前や簡易な説明が見えるし、人や魔物を見れば種族などが見れます。】
【また対象を自分の位置ではなく、個人の能力にすれば簡易的ではありますがステータスも見れます。】
【まぁ、これに関しては普通にステータスを確認した方が早いのですが、簡易で見た方が楽な場合もありますので、参考程度に覚えて置いて下さい。】
…〖神の目〗、めっちゃ良い物じゃんッ!?
予想以上の性能に、驚きを隠せない。
まぁ、別に隠す必要もないのだが…。
【そうですね、何せ〖神の目〗ですから。】
あれ?だとしたら…さっき倒した巨大な鼠も〖神の目〗で見たら、もっと楽に倒せたんじゃ…。
【う~ん…その事なんだけど、そんなに変わらないんじゃないかな?】
【所詮、見えると言っても、せいぜい…名前、HP、MP、SP…後は、使える技能スキルくらい?】
【もしかしたら、攻撃力とかも見えるかもしれないけど…そんなのいちいち確認してたら大変だしね~。】
あ~…なるほど…でも、それでも見えないよりは見えてる方が良い気がします。
【そう?だったら、ちゃんと使いこなせる様になりなさい?貴方のスキルなんだから。】
あ…はい…。
【返事が小さい!】
「は、はいっ!」
大きな声で返事をしたからか、先生は『フフフッ』と笑いながら、何処かに消えてしまった。
まぁ、姿は見えず、声しか聞けないんだけど…ね。
『ズルッ…ゴンッ!』
「いって~~~~~ッ!!」
何かを踏んづけたと思ったら足を滑らせ、思い切り顎を階段に打ち付けた。
いかん…あまりの痛さに涙がポロポロと零れ落ちる。
ってか、この痛み、尋常じゃないぞ?その衝撃に思わずステータスを確認する。
HP:53/63
HPが10も減っている…つまり、今の攻撃(?)はクリティカルと言う事ですか?
ごめん…ちょっと立ち直るまで、あっちの方を向いててくれるかな?
数十秒後、自動回復…と言うか高速回復の特殊スキルによりHPも全快し痛みも無くなった…。
その為、ズッコケのショックからも無事に立ち直る事が出来た。
改めて、階段を登る…前に、先程、何を踏ん付けたのか確認をする。
また踏んで転けたらバカ丸出しだから…ね。
ちなみに、既に手遅れと言う意見は聞かないので、あしからず。
う~ん、コレは何かの皮かな?
よし、幾ら考えても分からないから、また謎の声さんに聞いてみよう。
先生、コレ、何ですか?
【今度は、何ッ!?】
あちゃ~、怒ってる…どうやら機嫌が悪いみたいだ。
どうしよう、聞いても答えてくれるか、怪しいな…。
【えっと…それは大口鼠《ビッグマウス》の皮ね。】
【って言うか~、それ位、自分で分かるでしょ?いちいち私に聞かないの!】
【こう見えても、私、忙しいんだからね?】
いやいやいや、分からないから聞いてるんじゃないですかッ!?
【イラッ!…そんな事も分からないなんてッ!!】
【特殊技能〖神の目〗…対象:その皮…さっさとする!】
こ、怖ッ!?何でヒステリックになってんのッ!?
まぁ、それはそれとして…。
あれ?〖神の目〗って…先生、コレ、マップを見るヤツじゃ無かったですか?
【だ・れ・が、〖神の目〗がマップ探査スキルと言いましたか?】
えぇ~?!先生、言いませんでしたか?
って言うか、マップ探索スキルなんて言うのもあるのか…。
【言ってませんよ?仮に言ってたとしても知りません!】
【貴方の気の所為です。】
ひ、酷ッ!?先生、その理屈は酷過ぎです!
【チッ!…教えて貰う癖に、貴方はずいぶん偉そうな態度を取るんですね~。】
ご、ごめんなさい…謝ります!
ってか、今、舌打ちまでされた様な気が…。
そ、それで…先生、改めて〖神の目〗の効果を教えていただけないでしょうか?
【まったく…最初から素直に言えば良いんです…そしたら、私も…グチグチ…】
あ、あの…反省してますから、続きを…。
【えっと…何の話でしたっけ?】
〖神の目〗です。
【あ~、はいはい、〖神の目〗ね。】
【〖神の目〗は、対象となる物の事象を見る事が出来る特殊技能です。】
【先ほど教えた様に、対象を自分にし『位置』を見た場合、今居る場所なども分かります。】
【それ以外を対象とする場合…例えば、道具を見るなら名前や簡易な説明が見えるし、人や魔物を見れば種族などが見れます。】
【また対象を自分の位置ではなく、個人の能力にすれば簡易的ではありますがステータスも見れます。】
【まぁ、これに関しては普通にステータスを確認した方が早いのですが、簡易で見た方が楽な場合もありますので、参考程度に覚えて置いて下さい。】
…〖神の目〗、めっちゃ良い物じゃんッ!?
予想以上の性能に、驚きを隠せない。
まぁ、別に隠す必要もないのだが…。
【そうですね、何せ〖神の目〗ですから。】
あれ?だとしたら…さっき倒した巨大な鼠も〖神の目〗で見たら、もっと楽に倒せたんじゃ…。
【う~ん…その事なんだけど、そんなに変わらないんじゃないかな?】
【所詮、見えると言っても、せいぜい…名前、HP、MP、SP…後は、使える技能スキルくらい?】
【もしかしたら、攻撃力とかも見えるかもしれないけど…そんなのいちいち確認してたら大変だしね~。】
あ~…なるほど…でも、それでも見えないよりは見えてる方が良い気がします。
【そう?だったら、ちゃんと使いこなせる様になりなさい?貴方のスキルなんだから。】
あ…はい…。
【返事が小さい!】
「は、はいっ!」
大きな声で返事をしたからか、先生は『フフフッ』と笑いながら、何処かに消えてしまった。
まぁ、姿は見えず、声しか聞けないんだけど…ね。
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