4 / 421
~チュートリアル?~
4ページ目…スキル確認【2】
しおりを挟む
とりあえず、〖闘気剣〗と〖闘気弾〗は使う事だけは出来るのが確認が出来た。
そして、Lv10となってはいたが、使い物にならないと言う事も分かった…。
とは言え、普通で考えればLv10と言うのは結構高いレベルなのでは無いだろうか?
まぁ、ゲームとかでも聞いた事がない物だしクソスキルだったのかも?と言う疑問も捨てきれていない。
だが、この二つのスキルに関しては、ひとまず置いておこうと思う。
そう…何故なら、この僕にはまだ魔法と言う希望が残されてるからだ。
闘気系のスキルが戦闘系のスキルなのだろうが、クソみたいなスキルだったから、一抹の不安は残る物の残された魔法に期待する。
そう…誰が何と言おうと僕のステータス欄には、ちゃんと攻撃魔法や回復魔法のスキルもLv10と書いてあるからだ。
「気を取り直して…魔法を使ってみよう。」
と、僕は誰に言うでもなく呟いた。
とは言え…魔法を使うならMPが必要のはず、その為にもまずは…と、再びステータスを確認する事にした。
◆◇◆◇◆◇◆
名前:語部 夢幻
種族:人族
Lv:1
HP:21/21 MP:10/10 SP:12/12
攻撃力:4 防御力:3 魔法力:3 素早さ:3
◆◇◆◇◆◇◆
あれ?HPが21、SPが12…だと?
それに攻撃力が4…に上がってる?
原因は分からないが、予想は出来る。
何せ、この世界に来てから僕が起こした行動というのはステータスを確認し、〖投擲〗と闘気系のスキルを使っただけなのだから…。
さらに言うのなら、ステータスを見ていて、その原因らしき物を発見したからだ。
〖限界突破〗…か、みるからに怪しい。
【限界突破は、鍛えれば鍛えるほど強くなる特殊技能です。】
ここで、再び頭の中にメッセージが来た。
やはりご都合主義なのだろうか?
謎の声が正解だと言わんばかりに教えてくれる。
なるほど…と思う反面、それならそれで最初から教えて欲しいと思った。
とは言え、今のやりとりで分かった事がある
つまり、僕は鍛えれば鍛えるほど強くなれると言う事だ。
鍛えれば鍛えるほど強くなる…と言うのであれば、先ほどのクズスキルである闘気系のスキルも強くなるのでは?…若干、希望が出てきた。
そして、気を取り直して魔法を使ってみる事にする。
だけど、僕は魔法なんて知らない。
そりゃそうだ…僕の住んでた世界には魔法なんて無いんだから。
似た様な物と言うのであれば…せいぜい魔術と言うトリックを使った手品くらいだろうか?
さて、どうした物かと思ったが、ゲームで良くある魔法の名前を唱えてみる事にする。
「○ァイア!メ○!リ○バリー!ヒ○ル!」
ゲームで初級と言われてる攻撃魔法と回復魔法を言ってみた。
一応、もしかしたらと期待はしていたのだが、何も起きなった。
いや、正確に言うなら頭の中にメッセージが流れた。
【あなたは攻撃魔法を覚えていません。】
【あなたは回復魔法を覚えていません。】
え~と…つまり、攻撃魔法、回復魔法…共にLv10なのにも関わらず魔法を覚えていないって事だよね?どんなクソゲーですか?
そもそも、スキルや魔法の横にLv10って書いてるが…最大Lvって幾つなんだよ…。
Lvは有っても使えないとか…僕は呆れてしまった。
【スキルLvの最大値はLv10です。】
つまり、Lv10でカンストと言う事、ならLvMAXの方が見やすいと思うんだけど…と考えていると再び声がした。
【スキルLv10をMAXと表示可能ですが、変更しますか?】
【Yes/No】
ご都合主義も、ここまで来ると呆れるのを通り越して感動してしまいそうだ。
僕は分かり易い方が良いと思い、迷わずYesを選択した。
【スキルLv最大時の表示を変更しました。】
再び声が聞こえた。
とりあえず、ちゃんと変更されたか確認をしてみる事にした。
◆◇◆◇◆◇◆
技能:〖闘気剣:LvMax〗〖闘気弾:LvMax〗〖投擲:LvMax〗
〖攻撃魔法:LvMax〗〖回復魔法:LvMax〗〖精霊魔法:LvMax〗〖無詠唱:LvMax〗〖多重詠唱LvMax〗
耐性:〖全属性耐性:LvMax〗〖毒無効〗〖麻痺無効〗〖幻惑無効〗
◆◇◆◇◆◇◆
どうやら問題なく変更された様だな。
しかし…この声、いったい誰の声なんだろう?
僕が疑問に思っていたら、再度声が聞こえた…しかも…。
【それは、ひ・み・つ・です♪】
いやいやいや、秘密なのは理解したよ?
うん、間違いなくなく理解した…誰が何と言おうと理解したのだが…。
確かに聞こえてくる声は僕の中では確かに可愛いと思う。
だが、何故に可愛く言う必要があるのだろうか?
【つまり、あなたは、脂ぎったむさ苦しいオッサンの声の方が良かったと言う事ですか?】
どうやら怒らせてしまった様だ。
「ご、ごめんなさい!」
流石に僕にはそんな趣味はない。
そもそも、オッサンの声で色々言われるより、可愛い女の子の声の方が絶対的に良いに決まっている。
僕は誰も見てないのに、慌てて直角に腰を曲げ謝った。
【もう、仕方がないな~今回だけ許してあげますね。】
何だろ、このツンデレ感…謎の声とのやりとりに、どっと疲れが出た僕はその場に座り込んだのだった…。
そして、Lv10となってはいたが、使い物にならないと言う事も分かった…。
とは言え、普通で考えればLv10と言うのは結構高いレベルなのでは無いだろうか?
まぁ、ゲームとかでも聞いた事がない物だしクソスキルだったのかも?と言う疑問も捨てきれていない。
だが、この二つのスキルに関しては、ひとまず置いておこうと思う。
そう…何故なら、この僕にはまだ魔法と言う希望が残されてるからだ。
闘気系のスキルが戦闘系のスキルなのだろうが、クソみたいなスキルだったから、一抹の不安は残る物の残された魔法に期待する。
そう…誰が何と言おうと僕のステータス欄には、ちゃんと攻撃魔法や回復魔法のスキルもLv10と書いてあるからだ。
「気を取り直して…魔法を使ってみよう。」
と、僕は誰に言うでもなく呟いた。
とは言え…魔法を使うならMPが必要のはず、その為にもまずは…と、再びステータスを確認する事にした。
◆◇◆◇◆◇◆
名前:語部 夢幻
種族:人族
Lv:1
HP:21/21 MP:10/10 SP:12/12
攻撃力:4 防御力:3 魔法力:3 素早さ:3
◆◇◆◇◆◇◆
あれ?HPが21、SPが12…だと?
それに攻撃力が4…に上がってる?
原因は分からないが、予想は出来る。
何せ、この世界に来てから僕が起こした行動というのはステータスを確認し、〖投擲〗と闘気系のスキルを使っただけなのだから…。
さらに言うのなら、ステータスを見ていて、その原因らしき物を発見したからだ。
〖限界突破〗…か、みるからに怪しい。
【限界突破は、鍛えれば鍛えるほど強くなる特殊技能です。】
ここで、再び頭の中にメッセージが来た。
やはりご都合主義なのだろうか?
謎の声が正解だと言わんばかりに教えてくれる。
なるほど…と思う反面、それならそれで最初から教えて欲しいと思った。
とは言え、今のやりとりで分かった事がある
つまり、僕は鍛えれば鍛えるほど強くなれると言う事だ。
鍛えれば鍛えるほど強くなる…と言うのであれば、先ほどのクズスキルである闘気系のスキルも強くなるのでは?…若干、希望が出てきた。
そして、気を取り直して魔法を使ってみる事にする。
だけど、僕は魔法なんて知らない。
そりゃそうだ…僕の住んでた世界には魔法なんて無いんだから。
似た様な物と言うのであれば…せいぜい魔術と言うトリックを使った手品くらいだろうか?
さて、どうした物かと思ったが、ゲームで良くある魔法の名前を唱えてみる事にする。
「○ァイア!メ○!リ○バリー!ヒ○ル!」
ゲームで初級と言われてる攻撃魔法と回復魔法を言ってみた。
一応、もしかしたらと期待はしていたのだが、何も起きなった。
いや、正確に言うなら頭の中にメッセージが流れた。
【あなたは攻撃魔法を覚えていません。】
【あなたは回復魔法を覚えていません。】
え~と…つまり、攻撃魔法、回復魔法…共にLv10なのにも関わらず魔法を覚えていないって事だよね?どんなクソゲーですか?
そもそも、スキルや魔法の横にLv10って書いてるが…最大Lvって幾つなんだよ…。
Lvは有っても使えないとか…僕は呆れてしまった。
【スキルLvの最大値はLv10です。】
つまり、Lv10でカンストと言う事、ならLvMAXの方が見やすいと思うんだけど…と考えていると再び声がした。
【スキルLv10をMAXと表示可能ですが、変更しますか?】
【Yes/No】
ご都合主義も、ここまで来ると呆れるのを通り越して感動してしまいそうだ。
僕は分かり易い方が良いと思い、迷わずYesを選択した。
【スキルLv最大時の表示を変更しました。】
再び声が聞こえた。
とりあえず、ちゃんと変更されたか確認をしてみる事にした。
◆◇◆◇◆◇◆
技能:〖闘気剣:LvMax〗〖闘気弾:LvMax〗〖投擲:LvMax〗
〖攻撃魔法:LvMax〗〖回復魔法:LvMax〗〖精霊魔法:LvMax〗〖無詠唱:LvMax〗〖多重詠唱LvMax〗
耐性:〖全属性耐性:LvMax〗〖毒無効〗〖麻痺無効〗〖幻惑無効〗
◆◇◆◇◆◇◆
どうやら問題なく変更された様だな。
しかし…この声、いったい誰の声なんだろう?
僕が疑問に思っていたら、再度声が聞こえた…しかも…。
【それは、ひ・み・つ・です♪】
いやいやいや、秘密なのは理解したよ?
うん、間違いなくなく理解した…誰が何と言おうと理解したのだが…。
確かに聞こえてくる声は僕の中では確かに可愛いと思う。
だが、何故に可愛く言う必要があるのだろうか?
【つまり、あなたは、脂ぎったむさ苦しいオッサンの声の方が良かったと言う事ですか?】
どうやら怒らせてしまった様だ。
「ご、ごめんなさい!」
流石に僕にはそんな趣味はない。
そもそも、オッサンの声で色々言われるより、可愛い女の子の声の方が絶対的に良いに決まっている。
僕は誰も見てないのに、慌てて直角に腰を曲げ謝った。
【もう、仕方がないな~今回だけ許してあげますね。】
何だろ、このツンデレ感…謎の声とのやりとりに、どっと疲れが出た僕はその場に座り込んだのだった…。
67
お気に入りに追加
429
あなたにおすすめの小説

無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。

不遇にも若くして病死した少年、転生先で英雄に
リョウ
ファンタジー
辺境貴族の次男レイ=イスラ=エルディア。 実は、病で一度死を経験した転生者だった。 思わぬ偶然によって導かれた転生先…。 転生した際に交わした約束を果たす為、15歳で家を出て旅に出る。 転生する際に与えられたチート能力を駆使して、彼は何を為して行くのか。 魔物あり、戦争あり、恋愛有りの異世界冒険英雄譚がここに幕を開ける!

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL

おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる