138 / 192
激動13
しおりを挟む
そろりは果心居士ではないか。その気持ちが日に日に増してくる。だが一月の間6か所の包囲網が切られ食糧庫が襲われ九鬼の船が5隻焼かれた。ついに昨夜は滝川の陣が襲われ滝川殿が鉄砲で撃たれ大混乱してる。順慶は慎重に包囲網を固守している。勝負は信長が来てからだ。
茉緒は何度か長島の一向衆の拠点にそろりの地図をあてに潜り込んでいる。そのうちここがだろうと目を付けたところがある。下忍を3人小舟に乗せ岩場に上陸する。そこから崖をよじ登る。やはり寺の白壁だった。
茉緒一人床に潜る。半島の先端なので織田軍からも攻撃がなく無警戒だ。ここはそろりも無印だ。
「食糧は?」
「後1月が限界です。しばらく織田の食糧庫を襲撃続けます」
節穴から僧侶の顔が見える。
「現在鉄砲は?」
「鉄砲衆の持つ1千艇に今回本願寺から5百艇が入っています。とくに忍者衆の働きが目覚ましく」
「誰が?」
「藤林の頭が50人を指揮されて」
慎吾が来てる。
「信長は?」
「武田に手を取られて」
「明日は予定通りにな」
翌日やはり織田の倉庫が同時に3か所が襲われた。
茉緒は何度か長島の一向衆の拠点にそろりの地図をあてに潜り込んでいる。そのうちここがだろうと目を付けたところがある。下忍を3人小舟に乗せ岩場に上陸する。そこから崖をよじ登る。やはり寺の白壁だった。
茉緒一人床に潜る。半島の先端なので織田軍からも攻撃がなく無警戒だ。ここはそろりも無印だ。
「食糧は?」
「後1月が限界です。しばらく織田の食糧庫を襲撃続けます」
節穴から僧侶の顔が見える。
「現在鉄砲は?」
「鉄砲衆の持つ1千艇に今回本願寺から5百艇が入っています。とくに忍者衆の働きが目覚ましく」
「誰が?」
「藤林の頭が50人を指揮されて」
慎吾が来てる。
「信長は?」
「武田に手を取られて」
「明日は予定通りにな」
翌日やはり織田の倉庫が同時に3か所が襲われた。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ヴィクトリアンメイドは夕陽に素肌を晒す
矢木羽研
歴史・時代
カメラが普及し始めたヴィクトリア朝のイギリスにて。
はじめて写真のモデルになるメイドが、主人の言葉で次第に脱がされていき……
メイドと主の織りなす官能の世界です。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【完結】風天の虎 ――車丹波、北の関ヶ原
糸冬
歴史・時代
車丹波守斯忠。「猛虎」の諱で知られる戦国武将である。
慶長五年(一六〇〇年)二月、徳川家康が上杉征伐に向けて策動する中、斯忠は反徳川派の急先鋒として、主君・佐竹義宣から追放の憂き目に遭う。
しかし一念発起した斯忠は、異母弟にして養子の車善七郎と共に数百の手勢を集めて会津に乗り込み、上杉家の筆頭家老・直江兼続が指揮する「組外衆」に加わり働くことになる。
目指すは徳川家康の首級ただ一つ。
しかし、その思いとは裏腹に、最初に与えられた役目は神指城の普請場での土運びであった……。
その名と生き様から、「国民的映画の主人公のモデル」とも噂される男が身を投じた、「もう一つの関ヶ原」の物語。
GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲
俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。
今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。
「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」
その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。
当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!?
姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。
共に
第8回歴史時代小説参加しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる