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4. キスはNG

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【⚠注意!!】

 以降の文章には直接的な性行為描写(本番含む)があります。

 自己責任でお願いします。

 どうしても読まないと、以降のストーリーが理解できないとかありません。

 性行為描写は~⑩まで続きます。





 雪「サク…」

 おずおずと手を伸ばしてくる雪。
 対して、完全に待ちの姿勢の俺。

 ぶっちゃけ、テンパってて何をしていいかまるで見当がつかん。

 ただ、頭の片隅で『ガンガンに勃起したチンチンが何か収まり悪いな』と、何故かそんな事を考えていた。

ムニッ

サク「ふへっ?」

 雪に頬を摘まれる。
 予想外の1手に、間抜けな声を出してしまう。

 雪「サクのホッペ、プニプニのモチモチ。
   赤ちゃんみたい」

 その後も、俺の頬をムニムニと揉んで感触を楽しんでいる。

 思考停止して固まっていた俺だが、雪の1手に逆に光明を見出す。

サク「ゆ雪の方こそ」

 真似して雪の頬を摘み、プニプニ揉んでみる。

 き、気持ちー。
 ただホッペ揉んでるだけなのに、女の子の肌って何でこんな気持ちーの?

 雪はニッコニコ。
 しばらく2人でモニモニ揉み合っていたが、雪の手が首筋、肩と降りてきて、胸板に添えられる。

 手が俺の敏感な部分に触れる度、体がピクピクとケイレンする。

 雪「やっぱ、女の子の体とは全然違うね」

 そんな事を言いながらしばらくサスサスしていたが、やがて指先が服の上から乳首に触れ、ビクッと体を震わせる。

 雪「ここ、気持ちーの?」
サク「う、UNNN」

 厳密に言うと、くすぐったくてもどかしい感じ。

 しかしその甘美な刺激が、次第に思考を奪って行く。

 雪「サクもオッパイ、触る?」
サク「う、UNNN」

 何だそれ、そればっかかよ。
 でも、それはシャーない。

 胸はドキドキしっぱなしだし、顔は熱いし、チンチンはイライラするし、それらがゴチャ混ぜになって正直何が何だかワケがわからないよ。

 雪「ん…」

 おずおずと手を伸ばし、外側から包み込むように触れてみる。

 そう、雪のオッパイは俺が掌で包み込めるくらいの慎ましい大きさだ。
 多分、BとCの間を行ったり来たりしてるくらい。

 でも、それが良い。
 慎ましいオッパイ、サイコーです。

 しばらく服の上からお互いのオッパイ(男のオッパイ? 需要あんの?)をもみもみスリスリしていたが、正直服の上からだと布のゴワゴワが勝ってあんまり楽しくない。

 雪「そろそろ、生行っちゃう?」

 ちょっおまっ、そんな居酒屋でビール注文するみたいなノリで。

 これは、けしからんぞぅ。もっとやれ。

 服を脱ぐ雪の仕草をつぶさに観察…とキドって表現したが、ようはガン見である。

 雪「ちょっ、サク見すぎ。
   見てないで、サクも脱ぎなよ」
サク「お、おおぅ」

 雪は家で着替えてきたようだが、俺は制服のままである。
 震える指でボタンを外して行くが、どうにももどかしくて2つばかり外した所であきらめて中のシャツごと上着をスポッと脱ぎ捨てる。

 雪「サク、ブラ外してみる?」

 喜んでーっ!!

 女の子のブラを外すなんて、男の憧れのシチュエーションの1つじゃあーりませんか。

 雪「フック後ろだよ。わかる?」

 ここは男の夢の1つ『ブラ片手外し』に挑戦すべきだろう。

 俺はフックの構造を思い描きながら片手でモゾモゾしていたが、

 雪「これ1枚でいいお値段するんだから、乱暴にしちゃ駄目だよ」
サク「あ、はい。さーせん」

 悔しいやら恥ずかしいやらで泣きそうになりながらも、両手では何とか外す事に成功する。

 プルンとまろび出る、予想よりも意外と大きい雪のオッパイ。

『着やせ』と言うヤツだろう。
 想像よりも全然しっかり『オッパイ』だった。

 雪「あまり大っきくなくてゴメンね?」

 いやいやいや、全然全然。
 むしろ「あざーっす!!」て感じ。

 マジで名巧が作り出した陶磁器を彷彿させる、白くきめの細かい肌に視線が吸い寄せられる。
 中でも小ぶりな乳首からは何か『ヤベぇビーム』でも出てんじゃないか、て程目が離せない。

 雪「ちょっ、あんま見られると恥ずかしいんだけど」

 恥ずかしがって、胸を手で隠す仕草が可愛い。
 いや雪は普段から可愛いんだが、この仕草は特にクる。

 あー、これはいかん。
 これは雪さん殺(と)りに来てますよ。

サク「えと、さ触るね?」
 雪「はい」

 差し出されたオッパイに、おずおずと触れる。

ぷにゅっ

 こ、これはいけませぬ。いけませぬぞぅ。

 もう『柔らかい』と言葉にしてしまうのもおこがましいと言うか、手で押して行くと抵抗なんて感じるか感じないかくらい。
 それでいて、しっかり触感がある。

 き、気持ちー。
 オッパイめっちゃ気持ちー。

 オッパイは女の子の性感を高めるために、男が愛撫するモノだと思ってた。しかし違う。
 オッパイを愛撫するのは、男も気持ちーんだ。

 そうして性感を高め合う、それは何と尊いのだろう。

 要するに、この瞬間のために生まれてきた!!

 雪「んん…」
サク「うう…」

 お互いのオッパイをもみもみサスサス、乳首をくりくりプニプニ。

 気持ちくって、興奮は天井知らず。

 もぅ、この行為以外何も見えない、聞こえない。
 考えられない。

 やがて悪戯な笑顔で、雪は手に圧を加えて行く。

 さしたる抵抗もせずに、簡単にベッドに倒されてしまう。

 雪「へへへ、マウント取ったどぅ」
サク「あれ、俺押し倒されちゃった感じ?」

 雪は体を倒し、覆いかぶさってピッタリ肌をくっつける。

 雪「あーサクの肌、しっとりスベスベで気持ちー」

 そりゃ、俺のセリフだよ!!

 極上の感触に、体の前面が幸せすぎる。

 そうしてしばらくはトクトクと言うお互いの鼓動を確かめ合っていたが、やがて雪は体を起こすと半眼の状態でゆっくり顔を近づけてくる。



サク「ちょっオイ、キスは…」




~~多謝~~

 本作を見つけて頂き、目を通して頂きありがとうございます。気に入って頂ければ、感想などお願いします。

 誤字、脱字、日本語としておかしい、ストーリーに矛盾があるなどの指摘も歓迎。

 辛口の批評なども大歓迎!!

 書き上がったモノを投稿してます。
「酷評のストレスで…」とかヘタった事は言いません。

 ただ自分、メール打つのが遅いので、物理的に時間がなくて遅くなる事があるかも。

 でもなるべくサクッと全話上げるつもりなので、よろしくお願いします。
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